皆様よろしくお願いします!
ってなわけで、この2年間の動きをフランクザッパと振り返ろうと思う。
2021年1月の晴れ着の会以降、所属していた異業種交流会を盛り上げようと粉骨砕身の日々を送っていた。
以前は毎月40名ほどが集まって実施していた「定例会」が、コロナの影響で集まりづらくなり。
この異業種交流会は、「中小企業が月一で集まって商談をし、仕事をバンバンする」が目的だったので、集まれないということは商売にならないわけで。
つまり、会員さんが減ってしまう。
というわけで、リアルで逢えないかわりにオンラインで交流しよう♬と、zoomを使った交流会を主催。
全国200を超える支部があったので、他県のオンライン交流会にも積極的に参加した。
他県の経営者と交流したからと言って、すぐに商談に結びつく可能性は低い。
だけど、環境の違う場所で商売をしている人の話が単純に楽しくて、経営者として尊敬できる人との出会いもあって、オンライン交流会への参加はとても意義のあるものだった。
そしてひょんなことから、3月中旬に三重県のリアル定例会に参加することになった。
オットが三重県生まれで、久しぶりに訪ねたいというので、プチ旅行もくっつけて。
伊賀上野城。
オットの幼少期(1歳ぐらい)の写真にこの建物が映っていて、どこだかわからずずっと探していたんだとか。
松尾芭蕉ゆかりの建物。
伊賀上野は奈良県との境。
例会場所は「津」だったのに、なぜ上野に行ったー?と不思議がられたっけ(爆)。
お伊勢さんにも行ったー。
生まれて初めての牡蠣小屋。おなか一杯食べたー♪
おいしかったし、うれしかった~~~。
そしてこの後、鳥羽からフェリーに乗って静岡にわたり、さわやかのハンバーグを食べて帰った。
津の人に「そんな帰り方があるのか?」と言われた、旅行マニアのオットが考えた旅程。
きつかったー。
そして翌月には、新しい会場を立ち上げるという友達のお祝いにでかけることに!
行き先は、なんと沖縄~。
この時沖縄はコロナ感染者がめちゃくちゃ増えていて、行けるかどうか微妙な感じだった。
けど、行けた!
飛行機代も宿泊費もめちゃくちゃ安かったし、人が少なくて快適な旅行だった。
行きたかったおいしい焼肉屋さんに連れて行ってもらったり。
久しぶりの美ら海水族館でのんびりしたり。
きれいな海を眺めたり。
やっぱりステーキに連れて行ってもらったり。
Pano舞さんで琉球絣をゲットしたり~。
めちゃくちゃ楽しい3泊4日の旅でござったー。
この沖縄旅行の後、コロナ感染者が爆発して主要都市に緊急事態宣言が発令され、ますます定例会がきびしくなり。
何をどうがんばっても人が集まらない、盛り上がらない。
年会費を支払って参加している会員さんのために何ができるのかを考えて、せいいっぱいできることをする、そんな日々だった。
そんな日々の中、「もうこれしかない」というアイデアが自分の中から生まれ、実現にむけて準備をし始めた。
たくさんの方と交流し、ベストを探す毎日。
初冬には関西の定例会に参加して、そのアイデアにたくさんの共感もいただき、自信を持った。
2022年の2月から、始動するはずだった。
が、2021年暮れに、まさかの大どんでん返し。
異業種交流会を去ることになった。
正直、当時はかなりショックを受けた。事務局を仰せつかって4年。
仕事より事務局の仕事を優先して、たくさんのものを犠牲にして務めてきたから。
また、新しいアイデア実現に向けて協力してくれたたくさんの方々に申し訳ないという気持ちに、押しつぶされそうだった。
けれど、小正月を過ぎるころには肩の力が抜けて、新しい道筋が見え始め。
関係各位への「ごめんなさい」行脚も終わり、新しく踏み出す気持ちになれた。
あたくし、執着がないので。
そして、立ち直りも早いので。
形はかわったけれど、予定どおり、2月に新しい一歩を踏み出した。
毎月一度、温泉旅館に集まって、好きな着物を着たり、体にいいこと体験したり、おいしいもの食べたり。もちろん温泉にも浸かれる会。
小さいけれど、気の合った仲間とのんびりじっくり話ができる場所ができた。
これまで9回実施したけれど、固定のメンバーもでき、毎回新しい方のご参加もあり、充実してきている。
この会のメンバーで、夏にはビッグイベントも実施。
結婚式場に40名の浴衣人が集まって、わいわい。
プロデューサー、司会、カメラマン、動画制作、そして着付けやヘアセット職人も仲間でそろうという、すばらしいイベントになった。
この時も、コロナの波は少し収まっていたとはいえ、油断するなよ!という状況。
でも、一人もキャンセルなく集まれた。そして何事もなく終わった。
信頼できる仲間を増やすことが、これから一番大切なことなんだと痛感した一夜だった。
というわけで、2021年末の大どんでん返しは、今となれば必然のできごとだったわけで、悲しみも苦しみも受け流せば明るい未来が待っているってことが腑に落ちたわけで、全てまるっとうんまくいったなーと思う、今日この頃なのだ。
で、お知らせ2つ。
Youtubeデビューとあいなった!
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JUNKAN暮らし ドンちゃんと仲良しの巻 - YouTube
ビッグイベント第二段!決まりました。
ぜひご参加ください!!
キモノ de クリスマス 開催します! - かふぇどうやのホームページです (douya.jp)
野良仕事とかちょこっとお出かけに便利じゃん!
キーボードは別売りをぽちっと。
どっちも明日届けてくれるんだってー。
密林はあまり使いたくないけど、やっぱり便利。。。悩ましい。
というわけで、デジタルの頭も投資もめいっぱいだった令和2年。
よくもまぁこんな調子で一年乗り越えたなって感じだけど、無事に年末を迎えることができて感無量。
来年も疾走の一年になりそうだけど、体をいたわりながら走り続けたいって思う、今日この頃なのだ!
皆さま、今年もお世話になりました。
良いお年をお迎えくださいーーーー!!!!
肥沃な土というと窒素、りん酸、カリなどが豊富というイメージを持つ人が多いと思うけれど、実は大切なのはカルシウム。
以下は赤峰さんが土の博士から教えてもらったという、なんでもよく育つ土の成分表。
(PH6.5~7 表土10cm/10aあたり)
植物は骨はないけれど、固い細胞壁によって形を保っている。その細胞壁を作るのに必要なのがカルシウム、足りないと細胞が壊れやすくなり、そこから病気になるのだ。
カルシウム不足には苦土石灰というのが現在の常識なのだが、苦土石灰は「ドロマイト」と呼ばれる岩石を使いやすいように粉状や粒状にした肥料。
岩石に含まれるカルシウムは水溶性じゃないので植物は直接吸えないと赤峰さんは言う。土壌検査をするとカルシウムがたっぷりあるのに植物の病気が止まらないという経験から導きだした答えだそうだが、慣行農法では「過剰施肥により根が弱って吸えない」という解釈もあり。
それもあるかもと思うけれど、苦土石灰は畑に石をどんどん入れているようなもので土が固くなるという話も聞いたので、えみぃは使っていない。
なので、お草様にカルシウムを入れてもらうのが一番。耕作放棄地は大好きさ!!
えみぃん家の具体的な手法は、以下のとおり。
・耕作放棄地を平らにする
・生えている草を見て作る作物を決める→肥沃な土が好きな作物とそうでない作物がある
・んこをまいて作物を作る
・輪作を守る
・化学合成物を入れない
化学合成物っていうのは、いわゆる農薬や化学肥料。これらを入れると菌や虫が死んでしまうので入れない。そのほか、EM菌やら微生物資材なども使わない。ここにはないものだから。
土が良い状態だと、初年度からなんでも作れる。
ちなみに、良い状態ってこんな感じ。
こちらは春先の写真。なずなやオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、カラスノエンドウなどがびっしり。こういう草は簡単に抜けるし、カラスノエンドウ以外はほうっておいても巨大化しないので作物の生育のじゃまをしない。
こちらはカルシウム欠乏の圃場。
上の写真と同じ時期に撮影したんだけれど、まるっきり様子が違う。スギナやイネ科の草がほとんど。このぐらいの時期に耕してしまえばどうってことないけれど、草丈が10センチを超えてしまうとやっかい。こういうところには無肥料でじゃがいもや大豆を植えている。
大豆やじゃがいもは肥沃な土だと木ばかり育って実がつかないから、肥沃じゃない畑も必要なのだ。全部肥沃になればいいってもんでもない。やっぱりバランスだね。
ちなみに、ジャーマンアイリスはカルシウムをものすごく吸ってしまうらしく、アイリスを作ったあとはたいていこの状態になる。
で、化学肥料や農薬を長年施した圃場を有機に切り替えて、満足に良い作物ができるまでどのぐらいかかるかというと、赤峰さんは最短で5年と言ったけど、えみぃの実感からすると7~8年はかかるなぁという感じ。
化学肥料というのは、施した年だけじゃなくて翌年以降も肥料分が出ているみたいで、作物はものすごくよく育つんだけど、、、、病気が出てしまう。
前年まで農協にカボチャを供出していたという畑を借り、アイリスを植えたとき。
秋に植え、ぐんぐん育って初夏にはたくさん花が咲いたのだけど、夏から秋にかけて球根が腐るものが続出した。
思い返してみると、春先に畑一面が真っ赤になったことがあった。その時は「気持ち悪いー」と思っただけだったけれど、後でその赤いものは塩類が土壌表面に現れている状態だとわかった。
ハウスなどで施肥過剰の土壌に出るものらしいけれど、特に肥料を入れずに作ったアイリス畑がそうなったのはよほど化学肥料がたくさん入っていたってことなのか、いまだに謎なんだが。
その畑は数年後に「返してほしい」と言われたのでお返しして、その後は耕作放棄地しか借りていない。
最後に田んぼの話。
実家の田んぼは広くて、専業の方に作っていただいてたんだけど、10年前からえみぃが作ることになった。
無農薬に切り替えた初年度、ホウネンエビが出てきた。
見えるかなー、透明でエビみたいな子。一応甲殻類らしい。
こっちの写真だとわかりやすいかな。
6月ごろわらわらーっと出てきて、7月にはいなくなってしまうんだけど、毎朝田んぼの中を探すのが楽しみなのだ。
ホウネンエビを皮切りに、オケラ、ヤゴ、コオイムシ、水カマキリ、ゲンゴロウなど、水中の生き物がどんどん増えてくる。周りの田んぼにはいないのに、うちの田んぼだけビオトープみたいになって、トンボがうちの田んぼの上を四角く飛ぶようになったのを見たときは、本当に感動したものだ。
これらの生き物はえみぃが持ち込んだものではなくて、川の水から来たのかなんなのかわからないけれど知らないうちに出てきていた。つまり、環境が整えば、失われた生き物たちはかえってくるってことなんじゃないかと。
田んぼは無肥料で、前年度の藁を全量入れるというやり方。初年度は前年の化成肥料が効いていたのか、反あたり7俵程度の収穫があった。
翌年以降、草を増やしてしまったこともあり、じりじりと終了が減って反5俵ぐらいまで落ち込んだ。面積が広かったので家族でいただくには十分の収量で特に気にしていなかったし、リョウコなんて「(採れすぎると)収穫も管理も大変だから、増やそうと思うな」って言っていたけど、やはり自然農ではこれぐらいの収量が限界なのかなーと思い始めていた。
それが、7年目ぐらいから急に良くなったのだ。草の生え方も変わったし、育ちもすくすく。
えみぃは特に変わったことはしていないのだけれど、あきらかに土が変わった感じがした。
昨年は苗作りに失敗して苗が足りない!というアクシデントに見舞われたけれど、反あたり8俵の収穫があった。
田んぼに生き物が戻って来たのと、収量が上がったことは無関係じゃないと思う。
つまり、生態系が戻り土の循環が始まったことで、稲の育ちも良くなったという理屈。
自然の循環が大事なんだなーと。逆に、菌が出た!虫が出た!病気が出た!!と、化学合成のクスリや肥料を使うことは自然の循環を阻害するということも痛感した。
で、実は今までの話は前置きで(前置きなげーよ)、今日のブログで書きたいことは人の体の自然治癒力についてなのだ。
土の循環をクスリや肥料が阻害することを知り、人の体もそうなんじゃないかなーと漠然と考えていたのだけれど、冷え取り健康法に出会って確信した。
冷え取りでは、鼻水や吹き出物や熱や痛みなど、いわゆる「症状」というものは体の中にため込んだ要らないものを出すためのものだと解釈している。人の体には要らないものを出す機能が備わっているけれど、正常に働けなかったり過剰に不要物があって出し切れなくなると、イレギュラーな出し方をするのだ。
「症状が出る=病気」ではなくて「症状が出る=要らないものを出してくれてる、さんきゅー」という感じ。
正常に働けなくなる原因として、血液の循環が悪くなる、体温が下がるなどがあり、過剰にため込む要因として採り方(食べる量など)と質(何を食べるか)などがある。
原因はさまざまで、改善方法もさまざまだけれど、どちらにおいても「下半身を温める」というのが有効だということを知った。そしてそれは、日本の家庭ならだれでも簡単にできる方法で、さほどお金もかからない。(半身浴をするとか、重ねて着るとか)
10年ほど冷え取り健康法を継続してきて、えみぃに起きた慢性疾患は半身浴で改善してしまい、お医者さんにかかる必要がなかった。
もちろん、西洋医学を全否定するものではない。腕をちょん切ってしまった、心臓が止まってしまったなど救急救命や重度の症状で苦しいという場合においては、西洋医学は必要なものだし。えみぃもいつかお世話になるかもしれない、とは思っている。
そして、畑にミネラルが不可欠なように、人体にもミネラルが重要な働きをするのだけれど、現代人はミネラル欠乏に陥りがちだ。
ミネラルの供給源は水、野菜、塩なんだけれども、今多くの人が口に入れているそれらには、ミネラルがあまり含まれていないのだ。それじゃぁサプリで補えばいいじゃん、という考えが浮かぶけれど、土にミネラルを供給するための苦土石灰があまり役に立たなかったように、化学合成のクスリでミネラルが供給できるとは思えないのだ。草で土を変えるように、人体は食べ物で変えるべきなんじゃないかと。
自然に作った酵素というようなものも、なるべく口にしないようにしている。酵素はもともと体が作り出すもので、外から入れると依存するんじゃないかと思うからだ。
その話を始めるとまた記事が長くなっちゃうからはしょるけれども、食生活を考えることも重要な要素。
そしてさらに住環境や暮らし方も考える必要がある。
冷え取り考案者の進藤義晴医師は「こころの冷えは物理的な冷えの1000倍になる」と言っている。こころの冷えをストレスに置き換えると、住まいの環境や人との関係など、日々の生活でストレスを感じる人はとても冷えてしまう。
住まい環境については、日本の四季を感じられるということが大切かなと思う。一年中室内の温度を保つとか外気を遮断するとか、家の中にいるときは良いけれど一歩外に出れば環境が激変するわけで、そこってストレスになる気がする。まぁそこは人それぞれだけど。
人との関係については、、、、あきらめることだと思う(爆)。例えば意見が合わない人がいて、話し合ったりなぐりあったりして遺恨を解消できるかっていうと、難しい。
その人にとって真実でも、自分にとってはそうでないことも往々にしてあるし、どちらが正しいということはない。というか、いろんな考えの人がいて成り立っている世の中なのだから、どっちの考えも必要なのだ。
合わないなと思ったら距離をおいて、必要最低限の接触にとどめればいいのだ。
不快に感じるところまで踏み込まない。相手を変えようと思わないというのが一番。
あとこれはここ数年感じていることだけど、人生設計をしないというのもストレス軽減にはかなり有効よ。
思い描いたとおりに進むなんてことはないから、目標を高く持てばもつほどストレスがたまる。
高みを目指す人には深い闇も挿す。これは陰陽の法則だから、避けられないのだ。
というわけで、えみぃはお金がいっぱい欲しいとか、有名になりたいとか、目立ちたいとか、目立ちたくないとか、人から好かれたいとか、今は一切考えていない。
なんにも考えてない、心配していない、ゆえにストレスフリー。
今日めいっぱいやりたいことをやって、夜においしいお酒を飲んでぐっすり眠れればそれでいいのだってわけで、飲みすぎて膝が痛かったことなんかすっかり忘れて、今夜も深酒をすること間違いなしだって思う、今日この頃なのだ!