自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、
2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に
綴ります。
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えみぃです。
8月ももう終わり。
洋服より着物の季節は厳格なので、9月からは単衣、10月からは袷と衣替えをする。
しっちゃかめっちゃかの衣裳部屋を整頓して、無事に衣替えができるだろうか。
大量に保有する袷着物を、全部広げることができるだろうか。
と、なんとも贅沢な悩みに頭を悩ませる今日この頃。
皆さん、いかがお過ごしですか?
ってなわけで、えみぃの肩書は「DTPオペレーター兼農婦」なんだけど、ここに「クチュリエ」を増やそうと修行を始めた。
きっかけは着物生活。
毎日天然繊維に包まれることの心地良さや、先人が築いた和服文化の素晴らしさを知り、このことをたくさんの人と分かち合いたいなーと思うようになった。
例えば着物の縫い方。
37センチ幅(反幅:たんはば)の布を、なるべくはさみを入れずに使っている。
幅を狭めたいときはたたんだり折り返したり、余分な布も断ち落とさず、きれいにたたんでしまいこむ。
着物1枚をほどくと、10メートル分ぐらいは反幅で取れる。
これは親から子、孫へと着物を引き継いぐために考えられたこと。
たとえば親より子供のほうが体が大きいなんて場合、ほどいて縫い直すことでサイズを大きくできるのだ。
洋服は型で裁断してしまうので、サイズアップなんて考えられないものね。
羽織の襟(約6センチ)から反幅の布が出てきたときは、本当に感動したわー。
それからバラエティに富んだ素材。
着物と言えば「絹」というイメージを持つ人が多いんでしょうが、暑い夏は紗や絽や綿、麻などを使い、冬には縮緬や綸子、紬、ウールなどを使ってた。
絹織物のことはさっぱりわからん、という方のためにザックばらんに説明すると、
紗・・・目の粗い絹織物
絽・・・紗と似ているが、横(縦)に隙間がある
縮緬・・・表面に細かいしぼがある絹織物
綸子・・・地紋を織り出した絹織物で、ぴかーっとまばゆい
紬・・・くず繭を紡いだ、太くて節のある「紬糸」で織られた絹織物
上記のほかにも、「銘仙:めいせん」(NHKの花子とアンの衣裳として脚光を浴びている鮮やかな模様が特徴)「お召:おめし」「上布:じょうふ」「縮:ちぢみ」「羽二重:はぶたえ」など、たっくさんの種類がある。
春夏秋冬、さまざまな素材の着物を使い分けて快適に過ごすとともに、素材が持つ風合いを楽しんでいたんだろうなー。
こんな素晴らしい着物だけど、いまでは着る人が少なく箪笥の肥やしになっているものがほとんど。
晴れの日でさえも着物着ない昨今、普段着物なんて着るときないもんね。
もったいない話。
みんな着物着ようよ~って声たからかに誘ってみても、なかなか難しい。
だので、着物をほどいて洋服を作ってみようと思いつき、まずは冷え取り生活に欠かせないズボン下を長襦袢の生地で作ってみることにしたのだったらなのなのだ!
これが襦袢ズボン下だ!!
反幅のまま作ってあるので、かなりワイド。
伸縮性のない生地なので、これぐらい大きいほうが動きやすいのだ。
股上もたっぷり長さを取って、おなかもすっぽりカバーできる大きさ。
えみぃは最近、これの股われタイプを履いてるけど、すごく具合良し。
肌と適度な距離があるんで、風が通って涼しいのだ。
冬はちょっと寒いかもしれないんで、この下に履くさるまたを今作ってるところ。
この形でモスリン(薄いウール)のズボン下も制作中。絹の上に重ねたらあったかいよー。
冬になってもへっちゃらだね。
さらに、この上に絹のズボン履けたら最高よね!
ってわけで、作ってみた。
細かいさくらんぼ模様が描かれている縮緬で作ったズボン。
てろってろで履き心地は抜群!
ミシンで縫ってあるので、お洗濯も可能。
ってわけで、じつはこの二つは縫い子さんにお願いして作ったもの。
えみぃは裁縫(とくに裁断&ミシン)が苦手なもんで、アイデアを出しただけだ。
だけど、なんだかものすごく自分でも作ってみたくなっちゃって、やってみた。
リョウコが欲しいって言った、黒い絹のモンペ。
綸子の喪服の生地を使って、まっすぐ縫いしかない簡単な縫い方で作った。
生地に表情があるから、へたっぴでも素敵に見えちゃって、いい気になった。
そして、初めて気合を入れて縫ったのがこのスカート。
真っ赤な羽織用の反物から作った。
ウエストはゴムだけど、リボンをつけて隠してあるんで、ちょっと素敵でしょ?
オットも「いい!素敵!!」と言ってくれた。わーい。
トップスはお召の羽織を解いて作った、ドレープブラウス。
こちらは細かい仕上げが未でシルエットがちょっとおかしいんだけど、ボディさんに着せるものがなかったので羽織らせた。
着物を解いて、洗って、干して、アイロンかけて~と結構手間なんだけど、一つ一つの作業がすごく楽しくて、あっちゅー間に時間が過ぎてしまう。
野良と仕事と家事と洋裁、全部をちゃんとやろうとすると全然時間が足りなくて、結局家事の手を抜きまくっている今日この頃なのだー。
近々ネットショップをオープンするので、こうご期待!!
8月ももう終わり。
洋服より着物の季節は厳格なので、9月からは単衣、10月からは袷と衣替えをする。
しっちゃかめっちゃかの衣裳部屋を整頓して、無事に衣替えができるだろうか。
大量に保有する袷着物を、全部広げることができるだろうか。
と、なんとも贅沢な悩みに頭を悩ませる今日この頃。
皆さん、いかがお過ごしですか?
ってなわけで、えみぃの肩書は「DTPオペレーター兼農婦」なんだけど、ここに「クチュリエ」を増やそうと修行を始めた。
きっかけは着物生活。
毎日天然繊維に包まれることの心地良さや、先人が築いた和服文化の素晴らしさを知り、このことをたくさんの人と分かち合いたいなーと思うようになった。
例えば着物の縫い方。
37センチ幅(反幅:たんはば)の布を、なるべくはさみを入れずに使っている。
幅を狭めたいときはたたんだり折り返したり、余分な布も断ち落とさず、きれいにたたんでしまいこむ。
着物1枚をほどくと、10メートル分ぐらいは反幅で取れる。
これは親から子、孫へと着物を引き継いぐために考えられたこと。
たとえば親より子供のほうが体が大きいなんて場合、ほどいて縫い直すことでサイズを大きくできるのだ。
洋服は型で裁断してしまうので、サイズアップなんて考えられないものね。
羽織の襟(約6センチ)から反幅の布が出てきたときは、本当に感動したわー。
それからバラエティに富んだ素材。
着物と言えば「絹」というイメージを持つ人が多いんでしょうが、暑い夏は紗や絽や綿、麻などを使い、冬には縮緬や綸子、紬、ウールなどを使ってた。
絹織物のことはさっぱりわからん、という方のためにザックばらんに説明すると、
紗・・・目の粗い絹織物
絽・・・紗と似ているが、横(縦)に隙間がある
縮緬・・・表面に細かいしぼがある絹織物
綸子・・・地紋を織り出した絹織物で、ぴかーっとまばゆい
紬・・・くず繭を紡いだ、太くて節のある「紬糸」で織られた絹織物
上記のほかにも、「銘仙:めいせん」(NHKの花子とアンの衣裳として脚光を浴びている鮮やかな模様が特徴)「お召:おめし」「上布:じょうふ」「縮:ちぢみ」「羽二重:はぶたえ」など、たっくさんの種類がある。
春夏秋冬、さまざまな素材の着物を使い分けて快適に過ごすとともに、素材が持つ風合いを楽しんでいたんだろうなー。
こんな素晴らしい着物だけど、いまでは着る人が少なく箪笥の肥やしになっているものがほとんど。
晴れの日でさえも着物着ない昨今、普段着物なんて着るときないもんね。
もったいない話。
みんな着物着ようよ~って声たからかに誘ってみても、なかなか難しい。
だので、着物をほどいて洋服を作ってみようと思いつき、まずは冷え取り生活に欠かせないズボン下を長襦袢の生地で作ってみることにしたのだったらなのなのだ!
これが襦袢ズボン下だ!!
反幅のまま作ってあるので、かなりワイド。
伸縮性のない生地なので、これぐらい大きいほうが動きやすいのだ。
股上もたっぷり長さを取って、おなかもすっぽりカバーできる大きさ。
えみぃは最近、これの股われタイプを履いてるけど、すごく具合良し。
肌と適度な距離があるんで、風が通って涼しいのだ。
冬はちょっと寒いかもしれないんで、この下に履くさるまたを今作ってるところ。
この形でモスリン(薄いウール)のズボン下も制作中。絹の上に重ねたらあったかいよー。
冬になってもへっちゃらだね。
さらに、この上に絹のズボン履けたら最高よね!
ってわけで、作ってみた。
細かいさくらんぼ模様が描かれている縮緬で作ったズボン。
てろってろで履き心地は抜群!
ミシンで縫ってあるので、お洗濯も可能。
ってわけで、じつはこの二つは縫い子さんにお願いして作ったもの。
えみぃは裁縫(とくに裁断&ミシン)が苦手なもんで、アイデアを出しただけだ。
だけど、なんだかものすごく自分でも作ってみたくなっちゃって、やってみた。
リョウコが欲しいって言った、黒い絹のモンペ。
綸子の喪服の生地を使って、まっすぐ縫いしかない簡単な縫い方で作った。
生地に表情があるから、へたっぴでも素敵に見えちゃって、いい気になった。
そして、初めて気合を入れて縫ったのがこのスカート。
真っ赤な羽織用の反物から作った。
ウエストはゴムだけど、リボンをつけて隠してあるんで、ちょっと素敵でしょ?
オットも「いい!素敵!!」と言ってくれた。わーい。
トップスはお召の羽織を解いて作った、ドレープブラウス。
こちらは細かい仕上げが未でシルエットがちょっとおかしいんだけど、ボディさんに着せるものがなかったので羽織らせた。
着物を解いて、洗って、干して、アイロンかけて~と結構手間なんだけど、一つ一つの作業がすごく楽しくて、あっちゅー間に時間が過ぎてしまう。
野良と仕事と家事と洋裁、全部をちゃんとやろうとすると全然時間が足りなくて、結局家事の手を抜きまくっている今日この頃なのだー。
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カテゴリー
プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)
★寅子・・・・・メス(13歳没)
★みぃちゃん・・メス(11歳没)
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)
★寅子・・・・・メス(13歳没)
★みぃちゃん・・メス(11歳没)
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