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自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、 2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に 綴ります。
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えみぃです。
今シーズンはほんっとに寒いですね。

土間に設置した時計型ストーブのお釜の水が、毎朝凍ってる。
暖房していない、台所やトイレ、寝室は、白い息が出るし。
しかーし、寒さで縮こまるのも今日で終わり。

なななんと!えみぃん家に薪ストーブがやってきたのだっ!

4.jpg

大丸家具店さんで販売している「カラマツストーブ」。
このストーブを初めて見たのは、4年前の佐久アースディだった。

燃やすのが簡単(吸い込みが良い形のため)で針葉樹も燃やせて、しかも「カラモリ会」に入会すると薪を無料で分けてもらえる。
カラモリ会は間伐材を片づけるから、森が綺麗になって生き返る。
人にも動物にもやさしいストーブ。

入れるなら絶対これ!と心に決めたものの、導入の目途はまったくたたなかった。
3年前に今の家に越してきて、家そのものはえみぃの生活にマッチしてたけど、薪ストーブを設置するっていう雰囲気じゃなくて、なんとなく、家には来ないもんだとあきらめていた。

が、おととしからお手伝いをするようになった俊智さんのコンサートで、カラモリ会のえーこさんと知り合った。
そして俊智さん家にはカラマツストーブが入っていた。
コンサートの打ち上げ&反省会でお宅におじゃまして、初めて火が入っているストーブを見て感動。

すごくあたたかい!

数時間ストーブの近くに居ただけで体がぽかぽかになり、半身浴を2時間した後の同じ感触。
俊智さんのお家は御代田町のとてもさぶいところにあるんだけど、家の中がほんわりとあたたかくて、とっても居心地がよかった。
灯油のストーブとは全く違う暖房なんだなーと実感。
欲しい!っていう気持ちが再燃!!でも、「うちには無理だろうな」って思ってた。

そんな中、去年の12月24日、なんとなくオットと2人で大丸家具店に行くことになった。
本当は群馬の温泉に行くつもりだったけど、だらだらと過ごしていたら時間が遅くなってしまい、それじゃぁ近場をうろうろしようかって予定変更になったのだ。
「大丸家具店に火かき棒を見に行きたい」と言ったら、オットが「いいよ」っていうもんで、行くことになったのだ。
オサレな火かき棒があったら買いたいな~と思っただけで、下心はなかった。

大丸家具店は佐久市臼田にあって、車で約40分。
普段のお出かけエリアよりちょっと遠い感じ。
夕方5時ごろ「こんにちはー」と行くと、えーこさんが笑顔で迎えてくれた。

大丸の社長さんは、俊智さんのコンサートで何度かお見かけしてたけれど、お話したことはなかった。
「はじめまして」とあいさつしてから、えみぃは畑の循環、社長さんは山の循環を目指して活動しているということで意気投合!!話がはずんだ。
そしてストーブの導入事例や薪とり会のお話をたくさん聞いて、やっぱりいいなー、入れたいなーという気持ちになった。

オットはえーこさんからがっつりストーブの教習を受けていた。
えーこさんの熱のこもったお話を、真剣にうん、うんと聞くオット。少しは薪ストーブの魅力がわかったかな?っていう感じ。

ソファに座っておいしいお茶をいただきながら、ストーブの熱でぽかぽかとあったかくなった。
時間も遅くなったんで、「ありがとうございました」ってお店を後にした。
その帰りの車中で、オットの口から「うちも入れるか」という言葉が!

えぇぇぇー、まさか、当日に入れる気になっちゃうとは。
びっくり&超ウルトラスーパーうれしい!!!!

ってわけで、オットの気が変わらないうちにと、翌明朝一番で電話をした。
決めたならなるべく早くってことで、社長さんがすぐ来てくださって家の下見をし、翌日大工さんと来て工事の相談。
もしかして年内に入っちゃう?っていう期待もあったけど、部品が間に合わないっていうことで年明けに。
えみぃの仕事が7日まで忙しいので、工事は9日からってことになった。

本当は居間の真ん中にどーんと入れたかったけど、えみぃん家の屋根の都合により、居間の北西の端っこになった。
使わない時期のことを考えると、一番良い選択だったかも。

だけど、その場所にはえみぃのパソコン机が置いてあるし、ほかもびっしりパソコンやら食器棚やらが置いてあり、全体的にレイアウトを変更しないと設置できない。
ってわけで、忙しいお仕事の合間をぬって、でっかい家具を1人であっちこっちに動かし、年内になんとか場所を空けた。

そして9日から工事開始!
初日は、大工さんと左官屋さんがいらして、大工さんは屋根に穴を明けて煙突を通し、左官屋さんは煉瓦積み。

stobu.jpg

2日目は左官屋さんが煉瓦積みの仕上げをして終了。
3日目は煉瓦を落ち着かせるために休工。

そして今日はいよいよ仕上げ。
朝一番で大丸の社長さんがストーブを持ってきてくださり、大工さんが施工工事開始。

まず、壁に穴を明けた。

stobu2.jpg

穴をあけてわかったことなんだけど、えみぃん家は土の壁だった。
時間がかかるので最近はまずないそうだけど、貴重なんですってね。
ただし、天然の素材なので、ダニの巣になることもあるとか。
その辺は、ストーブを焚きだせば問題ないらしいけれど。

天井に穴をあけたときも、屋根裏にわりとしっかりした断熱材が入っていたってびっくりしてた。
古い家にはめずらしいんだって。
大工さんが丁寧に作った家だってことがわかり、ちょっとうれしかった。

穴にめがね石をはめ込んで、煙突をさして、めがね石にカバーをつけて、、完成!!
って書くとすんごく簡単に聞こえちゃうけど、壁の中がどうなっているかわからない状態での作業だったんで、ううってこともたくさんあったと思います。猫もちょろちょろしててお仕事しずらかったし。
大工さん、ありがとうございました。

施工前はどうなることかと思ったけど、おわってみればぴったり納まっちゃった。
かっくいー。

6.jpg

ごちゃごちゃと物が多いのはご愛嬌ってことで(笑)。


大工さんは、煙突のあちこちで温度チェック。
空気の抜け具合により、ストーブや煙突の温度が変わってくるんだって。
抜けが悪いと煙突内が高温になって、家事の恐れが出てくる。

煙突はまっすぐ上にあげるのが一番抜けが良いそうだ。
横にする場合は、その1.5倍から2倍上に上げないといけない。
そして、環境(風の向きや強さ)にも影響されるから、設置して燃やして確認するんだとか。

えみぃん家の場合、いろいろな都合により予定より横が長くなってしまい、若干縦の長さが足りないかもっていう感じだったけど、燃やしてみたら問題なかった。

5.jpg

煙突は壁を抜けてとなりの部屋を暖めてから、屋根の上へ伸びているのだ。

昔お風呂を薪で燃やしてたときは、風の通り道を作るように薪を組んで燃やしたけれど、このストーブはそんなこと必要ない。
手前で細かい木に火をつけていったん扉を閉める。
炎が上がったところで、太い薪をごろんごろんと載せるだけ。
扉を閉めた瞬間に、ごぉぉーーっと風が抜けて、うちわであおいでいるみたいに燃える。
そして、着火からわずかな時間でぐーっと温まる。

カラマツは燃えがよく熱が上がるけれど、燃焼時間が短いらしい。
逆に広葉樹は温度は上がらないけれど長く燃える。
ってことで、最初は針葉樹を燃やして炉の温度を上げて、あとは広葉樹をちょろんちょろんと入れておけば1日暖かいらしい。

ってわけで、えみぃの薪ストーブライフが今日スタートした。
これで、人生でほしい道具が全部そろっちゃった!!!うれしくてわくわくな、今日この頃なのだー。
みなさん、見に来てね。

大丸家具店さんのホームページはこちらです。
カラモリ会はこちらです。





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プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)

★寅子・・・・・メス(13歳没)
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