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自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、 2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に 綴ります。
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えみぃです。
すっかりご無沙汰してました。

先週末はひさびさに畑に行って堆肥を積みましたが、この週末はお天気が悪くて家でウズウズ。
でも、そろそろ味噌仕込みしなくちゃだし、夏野菜の種まきもしなきゃーと気ばかり焦るも体が重くて動かない今日この頃。
みなさん、春の準備できてますか?

ってなわけで、春に向けていろいろ想いをめぐらせていたら、去年の3月11日のことを思い出した。
言葉にできない程の衝撃を受けて、悲しみでいっぱいになった春。
親しい友達の安否がわからず不安になったり、被災地から離れたこのあたりでも灯油やガソリンなどの物資が不足したり。

あの大きなできごとを通して、本気で自給自足を目指そうと心に誓った。
今までも漠然と思ってはいたけれど、これしかないって強く思った。

今のえみぃの生活を見て見ると、食べ物はかなり自給率が上がってきたけど、エネルギーや生活雑貨、着る物などはまだまだ。
自給自足には程遠い。

でも、一歩ずつ進んでいきたいと思っている。
プランは次のとおり。

1.薪ストーブ(あるいはカマド)導入
この辺りの山には、たっくさんの薪が眠っている。
最近の薪ストーブブームで薪が足りないなんつーことを聞くけど、それは間違い。
外国製の鋳物のストーブは、マツヤカラマツなどの木は使えない。
この辺りはカラマツが多いから、カラマツが焼けるストーブなら薪はいくらでも調達できる。
それと、梅や柿などの木があれば、剪定の枝もたくさん手に入るのだ。
えみぃん家は梅畑を作っているし、借りた畑に柿の木がたくさん。燃やせるものはいくらでもある。

2.鶏さんを飼いたい
これはずっと前から言っていて、まだ実現していないのだけど、今年こそ!と思っている。
藁や落ち葉などを厚めに敷きつめて、その上で鶏さんを飼えばウンチの臭いも気にならないらしい。
餌も自給したいから、モチモロコシをいっぱい作るよ~。
自給の卵はおいしいだろうな。
そして、卵を産まなくなってしまった鶏さんは、、、有難くいただくのだ。
鶏肉も自給できて、ニャンズも喜びそう。

3.養蚕に挑戦したい
えみぃが小さい頃、ばあちゃんが蚕を飼っていた。
家の二階は蚕スペースで、たくさんの棚に蚕さんがいっぱい。
朝に夕に桑の枝をとってきてあげたっけ。
繭ができると、共同の作業所の大きな釜でゆでて、さなぎを取り出した繭を出荷。
おぼろげながら覚えている。
そして、近所のKAJIさん家にお蚕育成道具がいっぱいある!桑の木もあちこちにある!!
とりあえず一カゴ分、チャレンジしてみようと密かに計画中。
真綿作って、ちっこいざぶとんぐらいになるだろうか。

4.バイオガスを作りたい
我が家はボットントイレで、出したものを寝かして下肥堆肥を作っているけど、実はそこからガスが作れるのだ。
その話をしたら「ガスぐらい買えばいいじゃん」って鼻で笑われちゃったけど、えみぃは真剣。
実際にそうやって作ったガスで煮炊きをしている先輩もいるのだったらなのなのだ。
庭に浅く広いプールを作って(もちろん屋根つき)、そこに流す。
発行、じゃなくて発光、でもなくて発酵の過程でガスが出るから、それを貯める場所(でっかいビニール袋で良いみたい)を作れば良い。
けっこうな土木作業になりそうだけど、やってみたいなー。

近々やってみたいのはこの4つ。
その先は、綿花を作ってみたいとか、羊を飼って羊毛を作りたいとか、なたね油作りたいとか、考えてると楽しくなってくるよね。
夢はいっぱい。

今はお金さえあればわりとなんでもできるけど、お金はただの道具。
交換する物に価値があるわけで、お金そのものに価値はない。
交換できなくなったら、、、だたの紙になってしまう。

紙幣がどのようにできたか、皆さんご存知だろうか。
ものすごく簡単に説明すると、「金」の交換の道具としてできたのが紙幣なのだ。

昔々のヨーロッパでは、金など貴重な金属でできた延べ棒やコインを発行し、取引をしていた。
たとえばAさんがBさんから小麦を買う場合、小麦代としてコインをBさんに支払うという具合だ。
だけど、価値の高い金は盗まれたり、柔らかくすり減る恐れがあるので、金庫を持った金庫番(両替商など)に預け、証明のため「預かり証」を受け取り、取引に使うようになった。
Aさんは小麦代をコインではなく、預かり証で支払うことができるようになるのだ。

金は両替商にあずけたまま、預かり証が人々の間を行き来するようになる。
あるとき両替商は、金を引き取りに来る人がほとんどないことに気づき、金を預けない人にも利子をつけて預かり証を発行するようになる。
これが銀行の始まり。

ってわけで、現在の紙幣は金がなくても出ているものだから、価値が下がるとただの紙になってしまうのだ。

交換する道具だから、貯めたらだめなのだ。
働いてもらったお金は、そのとき生活に必要なものと交換することが大事。
たとえば将来したいことのために、コツコツお金を貯めるという考え方もあるけれど、突然お金の価値がなくなったり、昨年のように災害に襲われると、叶わぬ夢で終わってしまうかもしれない。
だから今、幸せを感じるために、有効に使うのがいいと思う。

ちょっと話がダッフンしたけど、そのただの紙のために、体を壊してまで働いたり、悲しいけど人をだましたり、殺めたりする人もいる。
よくよく考えると(考えなくても)、ばかばかしいことなのだ。
お金って、たくさん持っていても安心できないでしょ?
もっともっと、欲しくなる。
それはどうしてかっていうと、ただの道具だから。
みんな潜在的に気がついているのだと思う。

だから、お金がなくても生活できるようになりたいと思った。

会社員時代、たくさんボーナスをもらっても、年収がアップしても不安だった。
老後のためにいくら貯金したらいいんだろう。
病気になった時のために、どのぐらいの保険に入ればいいんだろう。

でも、初めて稲作にチャレンジして1年分のお米を収穫したとき、味噌を仕込んだとき、梅干しを作ったとき、なんとも言えない満足感と安心感につつまれた。
冷え取りと半身浴を知って、お風呂で病気が治せるってわかった今、生命保険を解約しようと思う。
田畑を耕すことに定年はないし、病院にも行かないから、老後のための貯金も生命保険もいらない。
一人で年金問題を解決しちゃった(笑)。
もちろん、健康保険と国民年金は払っているけれど、もらえると思っていない。
年金をもらわなくても生活できるように、必要なものは自分で調達できるように、準備しておこうと思う。

わかっていても自給自足なんて無理ーという人が多いと思う。
でも、えみぃだって10年前までは普通に会社勤めしてたし、数年前までは大量消費の生活だった。
考えを変えて、できることからちょっとずつ生活を変えて行けば、近づくことはできる。
1人ではできなくても、仲間をつくっていく方法もある。

1人1人はちょっとの変化でも、日本全体で見たらものすごく大きな変化になる。
震災の復興のパワーにもなると信じている。
ってわけで、キャンプ気分で自給自足にチャレンジ!な毎日を過ごしている、今日この頃なのだ。


ものすごい取り組みをしている地域の話。(友人のHAPPY BIRTH CAFEさんのブログより)
食料危機に備えている人々

そうそう、ひっそり別ブログも始めました。
えみぃの生活グッズを紹介。
えみぃのイイモノセレクション
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プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)

★寅子・・・・・メス(13歳没)
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