開拓、再び。

3月8日にブログを書いてから、もう2ヵ月たっちゃった。
日本を揺るがす大きなことから、個人的なちっちゃいことまで、ブログに書きたいことがたっくさんあったけど、例によってお仕事が超忙しくて、なにも書けなかった。。。残念。

えみぃ的には激動の2ヵ月だったけど、この人たちは相変わらず仲良くのんびり昼寝。



地震の日、おんぼろなえみぃん家はがっさがっさと大揺れ。
つぶれるか？って心配になるほど。
さすがに2匹ともビビっちゃって、えみぃから離れなかったよ。

えみぃはＴＶの映像を見て、しばらくショックが続いたけど、2匹は翌日にはケロっとしてた。


そして畑には、例年どおりヒバリちゃんの巣が。



雛が2羽。見えるかな～。

動物たちってたくましいなーと思う、今日この頃。
皆さんはどんな春をむかえましたか？


さてさて、お仕事も忙しい上に、田んぼや畑が始まりちょっぴりてんてこまいなえみぃだけど、目の前にあることに全力投球！でなんとか乗り切りたいと思ってる。

この春、ご縁ができたさわちゃん（女性）のお陰で、なななんと、小諸市内に田んぼと畑をすることになった。

さわちゃんは「土を耕したい」という思いだけで、北海道から小諸市に飛び込んで来ちゃったっつー、すごい人。
住まいも仕事も決まっていなかったけど、えみぃん家の御近所の「KAJI HOUSE」に滞在しつつ、KAJIさんにいろんな人を紹介してもらったり、市役所やハローワークに行って住まいと職場を探したり。
精力的に動いた結果、2週間という短期間で、すんばらしいお家と、お家から徒歩5分のところにお仕事も決まってしまった。

平屋のお家は、1人で済むには十分な広さ。そしてとってもキレイでおしゃれ。
小諸中心部にも近い。
そして家以上に素晴らしいのは、勝手口を開けるとすぐ広がる大きな畑。
さらに、休耕田が3反もあるのだったらなのなのだ！

いいなー、えみぃ達が住みたいぐらいだなーっていう、すんばらしい条件。
勇気を持って飛び込んで来ると、ご褒美があるんだなってホントに感じた。

休耕田を田んぼにすればお米も取れるねー！
えみぃ的にも、イセヒカリを標高の低いところで育てて見たかったので、すんごくうれしい。


っつーわけで、開墾作業の始まり！始まり！！
休耕田は全部で4枚。
一番上の田んぼは、昨年微妙に使われたとかで、比較的状態は良い。
と言ってもこんな感じ。



さとこさん（上田在住の看護師さん）、さわちゃん、オット、えみぃの4人でいざっ！作業。
オットがビーバーで草を刈り、えみぃとさとこさんで草を寄せて、さわちゃんがポチで耕す作戦。

萱やブタ草がほとんどなんだけど、ときどき太い豆のつる＆根っこがある。
つるといっても直径1センチぐらいあるし、硬くてなかなか切れない。
えみぃがシャベルで掘って、さとこさんが鍬の先でちょんぎる。
これはえらいわー。

草をどけていくと、ぼろぼろのビニールシートで覆われた山をを発見。
ビニールシートをめくってみると、角材や丸太が束ねられて山に積まれてる。

どうやら薪を作っていたみたいだ。
長いこと積みっぱなしだったようで、半分ぐらいぼろぼろに朽ちて土になってる。
これは良い堆肥になりそうーとほじくっていたら、

なななんと！ネズミの父ちゃんが顔を出した！！
体長8センチほどのネズミがあわてて逃げていく。
その後を5センチぐらいの母ちゃんも追って行った。
ねぐらだったのかしら。ごめんなさーい。
さらにゲジゲジやぶっといミミズやクワガタなどなど、いろんな生き物が次々出てきておもしろかったー。

さわちゃんは、ごみや草をどけたところをポチで耕してる。
さほど根っこは張っていないみたいで、非力なポチでも耕すことができた。

途中でえみぃに交代し、耕運すること3時間。
なんということでしょう。荒れ地が田んぼに変身！！



4人いると、作業が早いよねー。
素晴らしい。

オットは2枚目の草まで刈った。



平らにはなったけど、この田んぼは豆の根っこがすごくて、ポチでは無理っぽい。
えみぃん家の田んぼからは遠いけど、トラクターを移動して耕したいな。

このほかにまだ2枚ある。
大変だけど、なんとか今年使いたいな―。

ってわけで、午前でさくっと仕事を終えて、午後はえみぃん家の田んぼのアゼ塗りをしてもらおうと思ったんだけど、、、田んぼから出る道の途中で、えみぃが車のタイヤを落としてしまい（しかも前後2輪）、、、、。

ご近所の皆さんやミニスカ一家のご協力により、なんとか車は助かったものの、なんとなく気持ちが沈んでしまってあぜ塗りは中途半端になってしまった。

さらにー、夕方さわちゃん家の庭で前のバンパーを石にこすってしまい（へこみ～）、、、。
こんなときもあるさ～。キャンセルキャンセル～と、腰に手を当てて踊ってみる、今日この頃なのだ。

たぶん、疲れているのよね。
ゆっくり休もう。