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自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、 2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に 綴ります。
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暑いね~。
4月末まで、朝晩ストーブつけてたのに、GWが明けてみればこの暑さ。


昨年10月に長岡式酵素玄米を炊くようになり、塩素入りの水だとうまく炊けないことがわかってからというもの、弁天の清水で玄米を洗うようになった。

0509_7.jpg

昔はみんなここに集まって野菜やお米を洗っていたのだろうね。
茶碗や洗濯物もきっとしてたと思う。
ありがたやーと思いながら洗米して、炊いた玄米は最高においしいよっ!


湧き水なので年中温度が変わらない。
外気が寒いときは温かく感じ、暑くなると冷たく感じるという素晴らしい水。


ってなわけで、清水の水がだんだん冷たく感じられるようになった今日この頃。
みなさん、弁天の清水で水を汲んだことありますか?



さて、麹の出来が気になって仕方なかった読者の皆さま、お待たせしました。
続きでございます。


2日目の朝目が覚めると、麹室(座敷)からぷ~んと甘い香りがしてた。
前日の夜寝るときはぜんぜんだったのに、菌ってすげぇ~って感じ。

朝7時、毛布をとると、さらしはほんのり湿ってた。でも、さほど温度はない。
温度計は25度をさしている。

さらしをとって麹を広げると、中心部は35度!あたたかい。
そしてすごい麹臭。いや、いい香り。

でも、まだ花が咲くほどではない。

0509_1.jpg

ところどころくっついた米をばらしながら、暖かいところとそうでもないところを混ぜ、再び山にしてさらしでくるみ、毛布をかける。

この日は遠出の予定だったけど、行かれなくなって近場をうろうろ。
日中気温がぐんぐん上がってきて、心配になって家に戻る。
なななんと!麹たちがものすごい熱をもっている!!

レシピは夜まで山にしておくようにってことだったけど、納豆菌&乳酸菌が活発になりそうだったんで、広げておくことに。

夕方、大豆の準備。
30kgの大豆を持って弁天の清水へ。
ちゃちゃっと洗って、お釜に入れて、弁天の水をたっぷり入れて、セット完了。

夜、麹のチェック。
相変わらず温度は下がらなかったんで、広げたまま寝ることに。

麹の花がイマイチでこれでいいんかな~と不安に思いつつ、「お祝いだ~」とどんちゃん酒を飲み、勢いで就寝。


3日目の朝。いよいよ味噌仕込みの日。

麹室からはものすごい麹臭。
えみぃからも麹臭。ってばかっ!!
めずらしく二日酔いをしてしまった。自分が酒くさい~。

ぐったりしながら麹を広げる。
二日酔いには厳しい麹臭。一気に具合悪くなる。

しかし、ぐったりもしていられない。
朝6時、釜に火を入れる。
焚くものは、庭木の枝。

庭にはたくさんの木が植えられていて、前に住んでいたおじいさんが亡くなってから手入れをしていなかったんで、引っ越してきた当時は「森」みたいだった。
「藪蚊が出るから」とリョウコが枝をばっさばっさと切ってくれて、ずっところがしてあった。

1年干してすっかりボロボロになった枝たち。
手でバキバキ折って釜に入れ、そのへんの落ち葉で火をつけた。

小さいころ薪のお風呂の火をつけてたえみぃだから、火をつけるのはお手の物。
あっちゅーまにボーボーと燃える。

燃え始めるとやることがなくなり、切り株に腰をおろして火を眺めた。
この切り株、1月ほど前に伐採したばかりの松の木で、おしりにべっとり松ヤニが。
ついてないわー。
でも、先日手に入れた純白の麻パン(麻のふんどし)じゃなくてよかった。
不幸中の幸い。


0509_3.jpg


30分ほどで釜の中がグラグラになったんで火を弱めた。
この頃からバーっとアクが出てくるんで、こまめにすくう。

泡立てたクリームみたいでキレイなんだけど、触るとやけどするから要注意!
朝からギラギラと照りつけるお日さまを背に、左手に重いフタを持ち、右手にもったひしゃくでアクをすくう。
微妙にうつむきの姿勢で気持ち悪さが倍増。

気持ち悪い。

オットは他の準備でおおわらわで、代わってもらえず。
鍋の前でひたすら時間の経過を待った。


2時間ほどしてオットの手が空き、やっと交代。
横になれると思ったら大間違い。前夜やり残した仕事を思い出す。
お客さんが9時からチェックの予定だったんで、いやいやPCの前へ。
吐き気を飲み込みながら、なんとか作業。

そんなこんなしているうちにミニスカ登場。めずらしく子供抜き。
ありがたい(涙)。

鍋の世話をお願いして、ちょっとだけ横になる。
が、音&るんがにゃーにゃーまとわりつくんで、2人のごはんを作る。
ごはんが終わったら終わったで、遊んでくれ~とにゃーにゃー鳴くんで、あきらめて起き出す。

庭にコンパネを敷いて、ビニールシートを敷いて、会場づくり。
ビニールシートの上で直接味噌を仕込むんで、焼酎をしみこませた布きんでお清め。
またまたうっとなる。
飲みすぎた自分がうらめしい。

ビニールシートの上に麹を広げた。

0509_2.jpg

初めてのわりに、よくできたでしょ?ちょっとカンドー。


広げた麹に塩をすこしまぶしてよくまぜる作業を繰り返し、12kgの塩を投入。
「塩きり麹」が完成。

塩をまぜると麹の活動が止まるんで、山にして新聞紙をのせて放置。

釜の脇に座り、ときどき世話をしながら、ミニスカと井戸端会議。
いや、釜端会議か。
オットに入れてもらったコーヒーを飲み、少し復活。

そうこうしているうちに、リョウコとスカオット&ちび2人が登場。
にわかに賑やかになる庭を、音るんが網戸越しに凝視。出て来ないでよ~。

リョウコが煮物を作ってきたと言うんで、豆が煮えるまでお茶飲み。
野沢菜の炒め物&ふきの炒め煮&青大豆だ。
真夏のような暑さの中で野沢菜を食べるのは、生まれて初めて。
4月の冬のような寒さと、5月初旬にして真夏のような暑さによるものだろう。

豆がいい具合に煮えたんで、つぶす準備。
昨年は会長の家の機械をお借りしたんだけど、今年はナナナんと、えみぃん家にあるのだっ!
赤峰講演会知り合ったN女史のご主人のご実家に眠っていたとかで、いただいちゃったのだったらなのなのだ。
ちょーーーうれしい。

ほとんど汚れていなかったけど、分解して水で洗った。
洗い終わって組み立てようと思ったところで問題発生。
この部品はどっちむきでついてたっけ?って感じ。
 

あーだ、こーだ言いながらなんとか組み立て終了。
ちょうど切れがよかったんで、お昼を食べた。

ちょーっと長くなったんで、続きは後日。
 

 



 

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HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
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えみぃ・・・・オーナー
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