忍者ブログ
自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、 2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に 綴ります。
[243]  [244]  [245]  [246]  [247]  [248]  [249]  [250]  [251]  [252]  [253
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

初夏!アイリスは満開!!一年で一番うれしい季節。

23541fd5.jpeg


毎朝早朝アイリス畑に行って、素敵な音楽を聴きながら鑑賞。
週末は田植えの準備と、夏野菜の植え付け。今週中に一度代掻きを終えて、来週の田植えに備える。



はずだった。
でも、予想外にお仕事が忙しくなってしまって畑にあまり行かれないし、週末になると雨が降って予定通り農作業が進まなくてイライラ。

えみぃのイライラが伝わったのか、ここんところの低温が響いているのか、稲苗達の伸びもイマイチで、不安てんこもり。

はー、やっぱ週末百姓じゃだめだよーとサジを投げたくなる気持ちをぐっとこらえ、できることからコツコツとりょうこと弟とオットとえみぃで進めた結果、牛歩ではあったけど夏野菜の植え付けが終わり、田んぼの畦塗りも終わりそう。

0606_2.jpg

写真は、まっすぐに塗られた畦(あぜ)
去年はスカオットという職人が登場して助けてもらったけど、今年は元どかちゃんの弟がコテまで使ってまっすぐキレイに塗ってくれた。お蔭様でえみぃもオットも手を汚さず、畦塗りがおわりそうだわ。
そのまま代掻きもお願いします。

あとは稲たちが伸びるよう、毎日「がんばれよー、伸びてねー」と声をかけ、新鮮なお水をたっぷりまわして、天に祈るばかりの今日この頃、皆さんは初夏を満喫していますか?



てなわけで、時間を戻して、先週の土曜日のうれしかったことを書こうと思う。

5月31日、土曜日。
アイリスシーズンで一番お花が見れる週末!というわけで、すごく楽しみにしていた。

それなのに、あぁそれなのに、それなのに、、、、雨。
どうして?私がなにか悪いことでも??と問いたくなります。こんな日は。

それでも雨の中、オットとリョウコと3人で、道の駅で販売用のアイリスの準備。
カッパを着たオットとリョウコが株を堀り、えみぃが新聞に包む。
1時間ほどで20株近く準備。


朝8時、道の駅に行ってみると、いつもと違う空気。
駐車場の半分が使えないように、コーンが置いてある。


あ、もしかしてこれって、、、、。

そうなの。これは「ジーロ・デ・軽井沢」という、クラシックカーレースがあることを意味しているのだ。
毎年行われるラリー?レース??なんだけど、朝軽井沢を出発したクラシックカー(約100台)のご一行様が、チェックポイントとして雷電くるみの里をお使いになるのです。

このラリーはスピードを競うものではなく、いかに決められたペースで走るかを競うものらしく、エントリーした車はゼッケン番号順に並んで走ってくる。
チェックポイントで通過時刻を記録し、お休憩をとったりする。

軽井沢を9時に出発したご一行様が到着するのが9時30分ごろ。全員が通過するまでそれから1時間、つまり午前中はほとんど、駐車場の半分はラリー関係者が使われるので、一般車両は入れない。

つまり、このレースの日の午前中は、商売あがったりなのだ。


はー、気合を入れてきたのに、今日は商売あがったりだわーと朝からテンションが下がりまくるえみぃ。
どんどん落ちていくテンションを上げるべく、Madonnaのニューアルバムを聞きながら、開店準備。

駅長さんはじめ、道の駅のスタッフは、ラリーのお手伝いのためカッパを着て外へ。
ラリー関係者と追っかけのみなさんが続々と到着して、雨の中準備が始まった。


8時30分に開店準備は終わったけど、雨だし、駐車場は半分つぶれているから、お客様はほとんど来ない。
座ってコーヒーを飲みながら、ラリー準備の様子を見ていた。

9時を過ぎるころ、雨が少し止んだ。にわかにギャラリーが増えて、騒然とする道の駅。
毎年たくさんのクラシックカーファンと、参加する芸能人のおっかけが来るのよね。

9時30分過ぎ、最初の車が到着した。
お店も暇だし、ちょっと見に行ってみた。

ルパン三世が乗っているような、いかにもって感じのクラシックカーに、赤いジャンパーを着た男性と女性が乗ってる。
屋根はあるけど、ドア部分が開いている車だったから、雨が降ったら大変なんじゃないかなぁと見ていたら、近くの人たちが「木内さん、木内さん」と言ってる。
どこの木内さんかな?と思って女性の顔をよく見たら、木内みどりさんでした。


へぇー、今年は木内みどりさんが参加していらっしゃるのね、と思っていたら、どうやら唐沢寿明さんと高岡早紀さんも参加しているということが判明!

なんですってーーー!!白い巨塔も利家とまつも見ていたえみぃは、唐沢さんは大好きよー。
一気にテンションが上がる。

唐沢さんはゼッケン81番。木内さんは3番だったから、まだ当分来ない。
いったんお店に戻った。


食堂の奥様達にもその情報は流れていて、入れ替わり立ち代り出てきては「今何番?」ってソワソワ。
えみぃもなんだかソワソワ。


ゼッケンが40番台に入ったところで、アイリス屋さんに初めてのお客さんが見えた。
しかも、遠く茨城県からっ!

えみぃのつたないブログをいつも読んでくださっているご夫婦で、去年も来て下さったのだけど、今年は連絡がなかったからいらっしゃらないのかなぁと思っていたのに、雨の中会いに来て下さった。

突然の来訪、再会で、さらにテンションが上がったえみぃだけど、オットは家に戻ってしまったし、こんな雨の中申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

それでも「長靴を持ってきたので、畑を見せていただきます」とおっしゃって、雨の中畑へ向かわれた。
遠くから来て下さったのに、なにもできないわー。どうしようかしらと1人あせるえみぃ。


お客様を送り出してしばらくして、ゼッケン81番が近づいて来た。
出発地点で唐沢さんを見たという方が「クリーム色の車だった」と言ってたんだけど、それっぽい車が道の駅の入り口に入ってきた。
遠くてゼッケンは確認できないけど、たぶんそうだって言うんで、近くまで行ってみた。


唐沢さんだったー!!
雨が降っていたので、窓が閉まっていたんだけど、ぬれたガラス越しに端正なマスクが光ってた。


えみぃ「かっちょいーーー!!」

持っていたカメラで撮影。
だけど、奥ゆかしいえみぃは唐沢さんの視線の先にカメラを出せず、、、。

9f53c303.jpeg

左側で運転しているのが唐沢さん。
わっかんないよねー。でもいいの。
えみぃの心のファインダーにしっかり刻んだもんね。


胸がいっぱいになって店に戻った。
お店の周りには、食堂の奥様達が集まって、唐沢さんが近くを通るのを今か今かと待っていた。
えみぃも奥様にまじって、もう一度唐沢さんにエールを送ることにした。


しばらくして、チェックが終わった唐沢さんの車が近づいて来た。
思わずみんなて手を振った。

女性たち「唐沢さーーーーん!」


すると、唐沢さんは車の窓をあけ、にっこり微笑んで手を振り替えしてくれた!!!
すっごく素敵な笑顔と、ジェントルな唐沢さんにもうメロメロ。
しばらく幸せな気分に包まれて過ごした。


唐沢さんの後20台の車が通り過ぎ、11時過ぎに撤収が始まった。
そのころ、畑を見に行っていたお客さんが戻ってきた。

「早咲きも遅咲きも一度に見られて、満開でとてもきれいでした」

そんな風に言っていただけて、とてもうれしかったし、ほっとした。
だって遠くから来てくださったのにあいにくのお天気で、本当に申し訳ないと思っていたから。
それからしばらく、畑のことやアイリスのことをお話した。アイリス屋をしてよかったなぁと思うのはこの瞬間。
お客様とアイリス談義をするときだ。ついつい熱くなってしまう。

お土産にと、立派なメロンを4個と、ご自分で作られたというエンドウ豆とイチゴをダンボール箱いっぱいいただいた。
私達のために収穫してくださったエンドウ豆とイチゴを見て、感動してちょっとウルっとしてしまった。
本当にありがとうございます。

遠くからおいでいただくだけでもうれしいので、来年は手ぶらで来てください!


それからも1日雨は上がることなく降り続けた。
アイリス屋はさみしい状態だったけど、夕方愛知県からのお客様が来てくださり、またアイリス談義。


てなわけで、あいにくの雨だったけれど、うれしい再会と、思いもよらぬ遭遇があり、終わってみれば幸せな1日だったなぁと思った、今日この頃なのだ。




PR
<< 前のページ 次のページ >>
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新CM
[04/23 Kirbytug]
[01/17 野山あを]
[01/17 えみぃ]
[01/16 野山あを]
[04/05 えみぃ]
プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)

★寅子・・・・・メス(13歳没)
★みぃちゃん・・メス(11歳没)
ブログ内検索
バーコード
アーカイブ
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]