ドウヤ的、GWのすごし方 前編

ちっちゃいアイリスが咲き始めた！
いよいよシーズン到来！で、ドキドキ＆ソワソワな毎日を過ごしている今日この頃、みなさんの初夏の楽しみって何ですか？


てなわけで、今日は前置きも短く本編開始っ！

えみぃのお仕事は、毎年「GW後に納品」っていうのがあったので、ここ10年ぐらいGWをまともにお休みしたことがなかった。んがしかしっ！今年は国会のガソリン税のスッタモンダのせいで、納期が5月末にずれた。
これ、ほんとなの。ガソリン税のスッタモンダをニュースでボヤーっと見てたけど、まさか自分の仕事に影響が出るとは思ってもみなかった。まさに、風が吹くと桶屋がもうかる状態？

なんてことはどうでもいいんだけど、3日から6日まで4連休が降って沸いた。やっほっほーい。あれね、普段お休みしてないと、4連休でもウッキウキになるのね。自分のウキウキぶりに驚いた。

思い切ってどっか出かけよう！ってことになったけど、お宿は絶望的。だって、納期がずれるってわかったのは4月の末だったんだもの。ショボン。

でもまぁ、ステップ号があるから、いつもの野宿コースで行こうってことになった。行き先については、えみぃの希望をリサーチして、旅行取扱主任者の資格を持つオットがコーディネイト。

そして3日の朝、8時に家を出発！足利へ向かってGO！！
いつもなら、国道18号で横川まで行って、松井田妙義ICから高速を使うんだけど、軽井沢のアウトレットに向かう車の渋滞が始まっていたので、裏道を通って軽井沢ICへ。ここから高速に乗るの、初めてだわー。とりあえず、上信越自動車道を東へ。

朝ごはんはしっかり食べて出発したけど、なんとなく小腹がすいたので、甘楽のパーキングで「舞茸天そば」をいただく。でっかい舞茸の天ぷらがのってて、お蕎麦もおいしくて大満足。

その後、北関東自動車道に入って、太田桐生ICで高速を降りて、足利フラワーパークへ。
えみぃはぜんぜん知らなかったけど、藤の花で有名なところなんだって。

10時30分に着いたんだけど、会場の周りは車でいっぱい。入っていく車も多いけど、出てくる車も多い。見るところ少ないの？と少々不安になった。

混雑はしていたものの、わりとスムーズに駐車できた。でも、入り口がごったがえしている。なんとなく気が進まないえみぃ。さらに、入場料金を見てびっくり。

大人1人1300円。

えみぃ達は入場料を払って入るところなんてめったに行かない。というか、2人とも混雑がキライなので、どこに行くにもオフシーズン。入場料金も安くなっているし、人が少ないのだ。

話が少しダッフンしたけど、そんなこんなで入場した。そして、最初の大藤を見て息をのんだ。



1本の藤の枝が900㎡も広がって、天上みたいになってる！シャンデリアみたいな藤の花が一面に下がってて、すごくキレイ。そして、すごく良い香りがしている。

広い園内のあちこちに、八重藤の棚や、白藤や黄色い藤のトンネルなんかがある。きれいにお手入れされた園内には、つつじやシャクナゲなんかも咲いてて、極楽のような美しさ。



おーっ！すげーっなんて言いながら、園内を散策すること1時間ちょっと。人ごみに疲れたので退散した。
でも、良いものが見られて満足。


まだ午前中だったんで、出るのも割とスムーズだった。だけど、園内に向かう車はすごい混雑。早めに行ってよかったねー。

それから、某ジャーマンアイリス園にむかった。4年前初めて行ったんだけど、素敵なお花がそろっているのと、ノスタルジックな園内とキュートなおじいちゃんがグーなので、お気に入りの場所なのだ。
おじいちゃん、元気かな？

お花のピークは5月中旬なので、園内は早咲き種がポツポツ咲いている感じ。



それでも、ウチの大きいアイリス達は5月中旬過ぎないと見られないから、2週間も得した気分。
ここは、お花の時期は屋根をかぶせているので、お花がキレイなの。ウチも屋根をかぶせたいけど、無理。

だけど、屋根があるので、園内はものすごく暑い。オットと汗をダラダラ流しながらアイリスを鑑賞していると、遠くからおじいちゃんの声が。

あ、いらっしゃったわ。ごあいさつしなくちゃぁ。

えみぃ「こんにちはー。お邪魔してます」

おじいちゃん「まだあまり咲いてねぇんだー。来週が良かったのになぁ。どっから来なさった？」

えみぃ「長野県です」

おじいちゃん「ほー、遠くから。青木村知ってっか？」

えみぃ「はい、よく知ってます」

と、この後のお話は、おじいちゃんは合うたびしてくれる。私達のこと、覚えてないのね。
ぐすん。
でもおじいちゃん、お元気そうでなにより。来年もまた来ますー。

てなわけで、アイリスのお花を愛でて大満足の2人は、益子へ向かった。
つい最近、いい旅夢気分で服部まこさんと田島令子さんが旅してるのを見て、絵付けがしてみたかったのだ。

益子の街は陶器市の真っ最中。オットがネットで調べたところ、街からちょっと離れた駅に車を停めて、歩いていったほうが良いとのことだった。

益子の駅に車を止め、街に向かおうとすると、駅に人だかりができていた。
行ってみると、もうすぐSLが来るとのことっ！なにー、それは見なくちゃ。

というわけで、人垣に混じってSLを待った。えみぃもオットも走っているSLを見るのは初めてでドキドキ。
ほどなく、ポーっと警笛が鳴り、シュポシュポと音がしてきた。いよいよ来るぞー。





来たー！



ここのSLはちょっと小さいみたい。でも、モクモクと上がる煙と、シュポーっと下から出る水蒸気はすごい迫力。偶然の出会いに超コーフーン。

SLが行ってしまうと、一気にテンションが下がり、街までの長い道のり（おばちゃんは１ｋｍって言ったけど、ぜったい２ｋｍはあった）をダラダラと歩いた。

久しぶりにお太陽様の下に出たせいか、ずっとめがねをかけていたせいか、えみぃは頭が痛くなってきた。とにかくどこかに入って休みたい。お腹も空いたし。


えみぃ「あのお蕎麦屋に入りたい」

オット「えー、あの店はイヤだ」

えみぃ「プンプン」


具合が悪いとさらにダラダラするえみぃ、オットに引っ張られて益子の街へ。

なだらかな坂の両脇に陶器のお店が並んでいた。歩道には露店もたくさん出ていて、「フランクフルト食べるか？」「ジェラート食べるか？？」とえみぃのゴキゲンを取ろうとするオットだが、えみぃのテンションは上がらない。

とにかく暑くて、人が多くて、頭が痛くて、えぇーんって感じだったのだ。（お子ちゃまかっ）

露店は無理と判断したオット、あきらめて通りのお蕎麦屋さんに入ってくれた。たぶん、入りたくなかったんだろうけど、すまないねぇ。

お座敷に座ってざる蕎麦をいただいた。オットはイマイチって言ったけど、えみぃはとてもおいしかった。それに、少しゆっくりできて、頭が痛いのもやわらいだ。

それから、ちょっと元気になって益子の街を散策。



暑かったんでカキ氷を買ってもらってチューチューしながら歩いた。
素敵な焼き物がたくさん並んでいた。これいいねぇと手に取って見るんだけど、お値段も素敵すぎて買うに至らず。

絵付けコーナーを見つけたので、体験することにした。
以前、九州に旅行したとき、有田で絵付けしたお皿がお気に入りなので、さらにここでも素敵なお皿を作るぞっとやる気マンマン。

えみぃの中では、自画像をモチーフにデザインが出来上がっていた。デザインに合いそうな丸いお皿を選ぶと、

オット「丸い皿はたくさんあるから、魚用にしよう」

と、楕円のお皿を選んだ。うーんたしかに、ウチには丸い皿がたくさんある。お魚を焼いたときに乗せるお皿がなくて困っていたのよね。

じゃぁと楕円のお皿を選んだ。係りの人に手渡すと、ひび割れがないかチェックしてくれた。
それから絵筆などの説明を聞いて、いざ、絵付け。

だけど、ずっと丸いお皿をイメージしていたのに、急に楕円になってしまったもんだから、えみぃの頭は真っ白に。筆が進まない。
オットはさっき偶然SLに遭遇した感動を、さらさらと書いていた。

楕円の皿に自画像は合わないなーと、苦し紛れに書いたのは、ジャーマンアイリス。それも大失敗。



はぁー、すごく楽しみにしていたのに、とんだ駄作になりそう。今度はお皿の形も含めてデザインしておこう。


疲れたので、お店をみながら車に向かった。
せっかく来たんだから、なにか買おうよってことで、かわいらしいコーヒーカップとドレッシングボウルをゲット。お値段もそこそこで満足した。

それから、おいしそうなホットドックのお店があったので、ホットドックとチリドックを購入。なんだか食べてばっかだわ。

来るときすごく歩いたんで、帰りも覚悟してたんだけど、わりとすんなり車まで戻れた。車内で早速ドック達をいただき、最終予定地の日帰りの湯へ。


前に銚子からいわきへ旅したことがあるんだけど、そのときに立ち寄ってすごく気に入った「湯楽の里日立店」。スーパー銭湯だから温泉じゃないけど、海が見える露天風呂がすごく気持ちイイのだ。

その前に夕食をと、立ち寄ったのは「coco一番屋カレーハウス」。なぜ日立に来てココイチ？という感じだったけど、GWでどこも混んでいるし、翌日はおいしい海の幸が食べれられるとわかっていたので、えみぃも我慢。


お腹いっぱいになって、お風呂に入り、常磐自動車道へ。パーキングが今日のお宿なのだ。

パーキングに車を止め、ビールをいただいて、ステップの後ろにお布団を敷いてお休みなさい～。
あっちゅーまに眠りについた。

というわけで、前編はおわり。続きはまた明日。


足利フラワーパーク

湯楽（ゆら）の里