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自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、 2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に 綴ります。
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この週末はたーーーっぷり農作業をした。
リョウコに「じゃがいも植えるところ、耕しといてくれや」と言われたんだけど、オットはアイリス畑の作業がものすごく忙しいもんで、1人で頑張った。

去年の夏から草ボーボーにして、秋に倒しておいたので、こんな状態。

hatake.jpg

写真ではわかりずらいかもしれないけど、50センチぐらいの草の枯れたやつが一面に倒れている。
大きなトラクターでもあれば、この状態のまますきこめる(土に混ぜる)んだけど、耕運機ではとても無理。
この前体験した「草堆肥」を作ってみたいこともあり、とりあえず一箇所に集めておくことにした。

大きな熊手でひたすら集める。干からびているので軽いんだけど、とにかく場所が広いので骨が折れる。
2時間ぐらいでやっとこ半分。腕と腰がパンパンになっちゃったんで、どけたところだけ耕運機で耕すことにした。

えみぃん家には3台の耕運機がある。
輸入アイリス用の畑には、おととし中古で買った「ぽち」が居る。極めて状態が良い「新古」だったんで、動きが素晴らしい。

そして、メインのアイリス畑には、リョウコの愛機(まだ名前なし)が居る。この子は5年ほどまえ、知人から譲りうけたものなんだけど、新車で買ったきりほとんど使っていなかったというこれまた美品。ぽちより小型なので馬力はそれほどでもないけど、小回りも効くし、なかなか働く子だ。

そして、じゃがいもの畑には、リョウコが十数年前に中古で買ったお局様が居る。実は、お局様がそろそろ動かなくなるのでは?ということでぽちを購入したんだけど、なんとなく動くし、畑の数が増えたのでまだ使っているという感じ。

というわけで、1年ぶりのお局様との対面。
実はお局様のエンジンを1人でかけたことがないえみぃ。耕運機のエンジンは、紐を強く引っ張ってかけるんだけど、えみぃが何度引っ張ってもエンジンがかかってくれず、いつもオットやリョウコにやってもらっていた。

でも、今日はえみぃ1人。ガソリンをたっぷり入れて、心を込めて「お局様、よろしくね」とご挨拶をして、紐を引っ張った。

すると、ナナナント3回でぶるるんとなった!うれしー。
心が通じた気がした。よぉし、頑張るぞ。

お局様は、ときどき「バフッ」といいながら黒い煙を吐いたけど、なんとなく動いてくれた。
借り倒した草はよけたけど、株と根っこが残っているから、刃に絡まる。ときどき取り除きながら、耕した。

2時間ぐらい耕して半分終わったところで、「ブルルン」と言ってエンジンが止まってしまった。ガス欠みたいだ。
他の2台に比べると、お局様は燃費が悪いのよねー。

ちょうどお昼だったんで、一休み。

お昼休み後、またお局様と耕運作業。
こころなしか「バフッ」っていう回数が増えた気がしたけど、なんとなく動いてくれてた。

だけど、あともう一息!というところで「ブルルン」と止まってしまった。ガソリンはまだあるし、どうしたのかなー。
よく見てみると、刃にものすごくたくさん草がからまっていた。

「ごめんねー」と声をかけながら丁寧に草を取り除き「あとちょっとだから頑張ろうね」と声をかけた。
お局様は力を振り絞るように動いてくれて、なんとか最後まで耕せた。

hatake2.jpg

本当は草堆肥も仕込みたかったけど、時間がなくて断念。来週しよう。

「ありがとうー、お疲れ様」

と、お局様を小屋に戻し、フキノトウ、セリ、ほうれん草などを収穫。

shukaku.jpg

オットの作業を少し手伝ったけど、雨が降ってきたんで作業を終了し、岐路についた。

帰る途中、自分が耕した畑を改めて見て「あの程度を耕すのに、半日かかっちゃうんだなー」と実感。
今年は田んぼも3倍、畑もどんどん広くなっているし、週末百姓だと全部手がまわらないんじゃないかという心配がよぎる。

実はこの日の朝、友人Kくんの勧めで「農機フェア」に行ってトラクターを見たのだった。
そろそろトラクターがほしいなぁという話をしたら、とりあえず見てみればといわれ、オットと2人でおじゃましたのだ。

予算がないと常々言っていたので、Kくんが勧めてくれたのは「ガーデントラクター」の中古で、価格は5万円。写真を撮り忘れちゃったんだけど、耕運機の大きいやつって感じ。
でも、馬力があるから、シロカキもちゃんとできる。問題は、かなり重たいのでえみぃには使えないかもってことと、ちょいと危険ということ。

ぽちと同じように、前タイヤで前進しながら、後ろについている回転する刃で土を耕す。そして人はその後ろを歩くんだけど、うっかりすると、足を切断しちゃうかもっていう危険があるのだ。ぽちより力があって刃が大きいからだ。
切断は大げさかもしれないけど、かなりの痛手になりそう。オットはその話を聞いて、かなり引き気味。

次に勧めてくれたのが、乗るタイプのトラクターでお値段は40万円ぐらい。予算もオーバーだけど、それよりも「古いっ」っていうのが正直な感想。これって動くの?っていう感じ。そしてデカイ。
軽トラックじゃ運べない大きさ。

Kくんの話によると、トラクターの中古自体が少ないし、みんな10年以上使って出すから、どれも同じ程度とのこと。

ちなみに新車はどうなの?っていう興味が沸いたので、ぜったい変えないけど見てみることにした。
すると、ナナナント、100万円越え!車が買えちゃうね。

だけど、さっき見た中古に比べると、ピカピカ光って見えるし、カッコイイ!
さらに、すごい営業トークが炸裂。

「正直言って中古ってあたり外れがあるんですよ、40万円出して買っても、来年はもう動かないかもしれない。100万円出して新車を買って10年使ったほうがいいと思うなぁ」

このトークには正直納得。うんうん。そうよねって思っちゃった。
だけど、100万円のトラクターは買えないなぁ。だって、ちゃんとした車庫だって必要だし。

ってわけで、「また検討します」って言って退散したんだけど、今日の作業をもしトラクターでやったら、たぶん数十分、慣れれば数分で終わるんだろうなーってちょろっと考えると、その分他の作業がすごくできるなーと思ってしまった。

ちょっとダッフンするけど、会場で見た他の機械たち。

果樹に農薬をかける機械。200万円~

果樹園の下草を刈る、カートみたいな機械。50万円~
四駆なんつーのがあって、それは100万円以上。

トラクターも、えみぃが見てたのは一番小型の安いやつで、一番大きいのは300万円近くする。
近所の人が使っている、さらに大型のやつは、800万円ぐらいするらしい。

農業ってお金がかかるんだなぁと、オットとただただびっくり。
農薬かける機械や下草刈るカートはいらないけど、トラクターは欲しいなぁ。


ってわけで、トラクターをゲットすると作業がはかどって、いよいよ本百姓に向けて加速するのかって希望と、だけど今より石油に頼っちゃうんだよなーっていう不安と、複雑な気持ちが入り混じってまだ結論は出ないけど、なんとなくターニングポイントにさしかかっている気がした、今日この頃なのだ。


ぽちを買ったときのエピソードはこちら
えみぃが見た、新品トラクターのページはこちら

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プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
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るん・・・・・メス(16歳)
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