ドウヤ的年末年始の過ごし方：後編

今日からお客様も仕事が始まるので、ドウヤも本格稼動。
そして、1月20日の赤峰さんの講演会に向けて、忙しくなるぞー。

4日からなんとなくお仕事を始めちゃって、仕事したり途中遊んだりだらだらしてたんで、なんとなくピリっとしない今日この頃、みなさんは休みボケ取れてますか？

ってなわけで、年末年始の後半も振り返っちゃう。

◆1日
オットの実家から戻り、ピーコちゃんを定位置に戻し、一安心して軽く一服。

リョウコが31日に夜勤だったんで、えみぃの実家は1日夜にお年取りディナーをすることになっていて、えみぃも参加予定。

「1日にえみぃちゃんが来るよ」と聞いたチビスカは、昼過ぎ、麻雀中のえみぃに電話をしてきて、

チビスカ「えみぃちゃん、何時に来るの？」

えみぃ「（麻雀中なんで）夜になったら行くよ」

チビスカ「えぇぇぇーなんで夜？やだ！やだやだ！！」

とかなりご立腹だった。一刻も早く行かなければっ、と思いつつ、重い尻が災いしてだらだら準備。
ここんとこバタバタしてて、チビスカ＆Jr.のお年玉用ポチ袋も準備していないことに気がついて、あわててネットでダウンロードして印刷して作成。
6時にやっとこ家を出た。

実家に着くと、首が伸びすぎたチビスカ＆Jr.はお昼寝中だった。
えみぃのガサゴソに気がついて目をさましたチビスカだけど、えみぃと目を合わせない。
あら、ご機嫌悪いみたい。怒ってる？？

チビスカ＆Jr.に（遅いけど）クリスマスプレゼントを持参したえみぃ。
チビスカにはデニム地でフリルがついたかわいらしいスカート＆シナモンのスノトレを用意。

えみぃ「（スカートを広げて）見てみて～、これ誰のかなぁ？」

チビスカ「・・・・」

えみぃ「こっちはシナモンのブーツだよぉ！」

チビスカ「・・・・・」

シナモンは好きじゃなかったか？

えみぃが不機嫌なチビスカと格闘していると、Jr.が起きた。

Jr.「あー、えみぃちゃん、おあよ（おはようと言っている）」

100万ドルの笑顔で挨拶された。嬉しーーー。
Jr.には、ブルーのフリースのトレーナーと、ゲキレンジャーのスノトレをプレゼント。

Jr.「あっおいい？（かっこいいのつもり）」

気に入ってもらえたみたい。ご機嫌だ。
その様子を見ていたチビスカも擦り寄ってきた。

チビスカ「ゲームがしたい」

ミニスカは「子供がゲーム脳になっちゃうから」という理由で、普段はゲームを絶対させない。
子供達はえみぃん家に来たときだけ、あるいはえみぃが実家に居るときだけ限定でゲームができる。
最近えみぃん家で「ドラクエ８」を見て以来、魅力に取り付かれたチビスカは、ゲームをしたくて仕方ないらしい。朝からえみぃとゲームができるつもりで待っていたのに、なかなかえみぃが来ないんでイライラしたらしい。

えみぃ「ゲームはごはんが終ってからしようよ。えみぃは明日も居るから、いっぱいできるよ。」

となんとかなだめて、ディナーが始まった。

えみぃん家の実家のあたりでは、お年取りには「サケ」と「ブリ」両方をいただく。そして、食べ方が独特。

１）サケ、ブリをお湯で茹でる。
２）茹で汁で板粕を溶いて、固めの粕ペーストを作る。
３）魚に粕ペーストをかけて、お醤油をかけていただく。

えみぃは昔から慣れ親しんでいて大好きなんだけど、スカオットはこの辺の生まれではないので、この料理が信じられないと言う。だので、最近はスカオットにあわせて、ブリは照り焼きになった。だけど、えみぃはやっぱり粕ペーストをトッピングしちゃう。おいしいんだよー。
この料理を見ないと、お年取りって感じがしない。

ほかには、えみぃが煮た黒豆（もちろん自家製）がどどーんと真ん中に入ったお節とか、



長野の山の中なのに、北海の魚たちも！



この甘エビ、大きくて甘くてプリプリで超おいしかった。
大きなタラバガニもいらっしゃったんだけど、撮影し忘れたわ。

1人さみしいお正月を過ごすオットに、TV電話でごあいさつ。（つい最近、えみぃの携帯で出来ること知った！すごいね）
チビスカはモジモジしてたけど、Jr.はオット大好き！でうれしそう。えへへ、えへへと笑ってた。

それから、チビスカがまりぞうさんとお話ししたいと言うので、まりぞうさんにも電話。
だけどやっぱりモジモジしてる。Jr.は相変わらず、えへへ、えへへと笑ってる。
酔っているのか？

エビ好きのJr.は、つるんつるんと、うどんでも食べるようにエビを食べている。
チビスカは、よほどゲームがしたいのか、ちょっと調子が悪いのか、大好きなカニに目もくれずにふて寝してしまった。
大人たちはおいしい肴に舌鼓をうちながら、えみぃ持参の梅酒をガンガン飲んで、いい気分になった。

そして、ゲームをしないウチに夜がふけて、えみぃはすっかりできあがってしまい、ゲームは明朝に繰り越された。ブーブー怒ったチビスカだけど、カメラを向ければこの通り。



なんとか寝ていただいた。
連日宵っ張りのえみぃ、少々疲れが溜まってきたぞ。


◆2日
早起きのえみぃ、6時30分ごろ目が覚めるも、さすがに体が動かなかった。
寝たり起きたりを繰り返して7時30分、スカオットが起きてきた。続いてミニスカも起きてきた。
ミニスカは風邪のせいか、夕べの生もののせいか、胃が痛いと言う。かなり調子が悪そうだ。
リョウコは既に出かけてしまった。どこに行ったか誰も知らない。
もしかしたら、初売りに並んでるのかもよーなんてのんきなことを言いながら、3人でだらだら。

9時、子供たちが遅めの起床。夕べ遅かったからね。
起きるなりチビスカが「ゲームは？」というので、朝ごはんを食べたらね、となだめて朝食をいただいた。
野菜たっぷり＆うどん入りのお雑煮。実はお餅があまり得意ではないえみぃ（びろーんと伸びる感触がだめ）だったけど、ねばりが少なめのお餅だったんで1枚食べれられた。
スカオットのお雑煮だけいやに黒いなーと思ったら、最初のお餅を焼きすぎたらしい。真っ黒になった餅を見たチビスカが「そんな黒いのいらない」と言ったらしく、こげたものはすべてスカオットのお椀に入った。かわいそう。

チビスカはお雑煮より甘いお餅が好きらしく、1人で安倍川。
Jr.はモチが喉に詰まって危ない（食いしん坊で加減せずに飲み込むため）ので、うどんのみ。

具合悪い中、皆さんの好みを加味してお雑煮を作ったミニスカに対し、Jr.は「ごはんがない（怒）」とご立腹。
Jr.は「三食納豆ごはん」でもOKっていうか、おかずを食べない超ごはん好き。
んまー、好き嫌いがいっぱいあって、ミニスカは大変だね。お疲れ。

とまぁ、すったもんだでなんとか朝食が終わり、チビスカ待望のゲームがスタート。

ドラクエ８を知らない人のためにちょっと紹介すると、魔法で馬にされてしまったある国のお姫様を元の姿に戻し、魔法をかけた悪魔を倒すため、主人公（城勤めの男の子）、ヤンガス（元荒くれモノ）、ククール（騎士）、ゼシカ（ボインな町娘）の4人で冒険するという、ロールプレイングゲームなのだ。
昔は平面地図の上を、2頭身のキャラクターがピコピコ動くだけだったんだけど、最近のはテレビアニメみたいなアニメーションで、とにかくすごい。

えみぃん家でチビスカが見たのは、物語のかなり後半なんで、敵を倒す技がすごい派手。ボインのゼシカちゃんが腰をくねらせながら出す「セクシービーム」とか、ヤンガスの「おっさーーーん！」という叫び声で町中のおじさんが集まってくる「おっさん呼び」とか、ククールの「ニヒルな笑い」とか、わけのわからん業もいっぱいで、絵が派手だから、子供達は見ているだけで楽しいみたい。

それなのに、あぁそれなのに、それなのに。えみぃったら、ROMを忘れちゃった。
ROMっていうのは、ゲームのデータが入っているもので、データがないとえみぃん家の続きはできないのだ。
もしかして最初から？と思ってぞっとしたんだけど（最初はかなりめんどくさい）、幸い、昔スカオットがこっそりやっていたデータが残っていたので、それを使うことにした。

チビスカは「おっさん呼び」が大好きで、「やってー」と言うのだけど、まだその技は使えない。
本来望んでいたものを見ることができずがっかりのチビスカ。ちょっとかわいそうになったので、物語を進めることにした。

ドラクエをやったことのない人にはわからないかもしれないけど、各ステージで謎解きが用意されていて、町の人に聞いたり地図を探したりしながら、解決すると次のステージに進むのだ。

普段歩いたり走ったりするときは、主人公が映し出されているのが普通なんだけど、絵的につまらないのでゼシカちゃんにした。
ゼシカちゃんが歩くたびに、ボインが揺れる。それを見ていたJr.が、ゼシカちゃんを指差して

「このこ、かあいー（かわいいと言っている）」

とハートの目をしていた。ミニスカによると、最近ボインなお姉さんが大好きで、カレンダー売り場でもグラビアアイドルに釘付けだとか。
いつもなら、「でんしゃでGO、みたい！」とけんかになるんだけど、おとなしく見てくれてる。
チビスカも見入っている。いいぞ。

と、そんなこんなしているうちに、えみぃが謎解きにハマッてしまった。1年前にクリアしたときのことを思い出しながら、ステージを勧めていく。

お昼ごはんを食べるのも忘れゲームに没頭。あたしがハマってどうするねんっ！と自分にツッコミを入れながらも、延々とゲームは続いた。
子供達がゲームに夢中になっている間に、スカオットとミニスカはお昼寝。ほどなくJr.も寝てしまった。

ふと気がつくと、あたりが薄暗くなってきた。
そろそろ帰らないといけない時間だ。だけど、ゲームは謎解きのクライマックスを迎えていた。
チビスカは身を乗り出して見てる。困ったなー。


そんなとき、リョウコが戻ってきた。
どうやら、リョウコの実家のおばば（当年８４歳）の様子を見に行っていたらしい。最近調子が悪くなって、大変だったのだ。
忘れ物を取りに来て、またすぐ行くというので、そのドサクサに乗じてえみぃも退散。

怒りと悲しみでプルプル震えるチビスカ、バイバイも言ってくれなかった。悲しい。


ってなわけで、ドウヤの行く年来る年は終わり。
姪＆甥サービスの三が日って感じだったけど、楽しいこといっぱいで、リフレッシュできた。
新年早々長文になっちゃって失礼。
今年もドウヤの日々をダラダラと綴っていきますので、よろしくお願いします。