紅葉美しい豊橋へ

もう12月。今年も早かったー。
家の周りはすっかり冬景色。



白い浅間山と、樹氷で白く煙る遠くの木々がキレイだなー、、、
なんてのんきなこと言ってらんないわよっ。寒いわよっ。今年は。

上半身は、婆シャツ＋長袖Tシャツ＋綿のパーカー＋フリースの上着
下半身は、ズボン＋靴下2枚＋レッグウォーマー＋フリースの腰巻という重装備で暮らしてる。

お仕事部屋はほぼ1日中談話室をつけている。これが、予想以上にあたたかくてよろしい。
日中は20度以上になるし、ストーブを夜9時ごろ止めても、翌朝10度ぐらいある。
例年は廊下でヒヨコストーブのみのピーコ達も、今年はあたたかいお仕事部屋で冬越し予定。
（ちょいと賑やか過ぎて困りもの）

というわけで、お仕事部屋は快適なんだけど、
廊下とかお手洗いとかお風呂とか、時々しか行かないリビングとかマジで寒い。あ、あと寝室。寝るとき息が白いもの。
靴下の重ね履きで体を冷やさないようにして、今年は電気毛布とおさらばしようと思っていたけれど、、寝るときはあったまっても朝方寒くて限界！寝てらんないってわけで結局お世話になっている。

電気毛布は体によくないことはわかっているんで、寝室を暖房したほうが良いなぁと思いつつ、10畳もあって窓が3方向にあるという部屋なんで、かなり強力な暖房器具じゃないと無理っぽくて頭が痛い今日この頃。皆さんは電気毛布使ってますか？


てなわけで、浅間山麓はすっかり冬！だった12月2日。
えみぃは赤峰さんに逢いに豊科へプチ旅行。

同行メンバーは、佐久講演会の実行委員だったAくんとOさん。Aくんが車で連れて行ってくれるっていうんで、えみぃとOさんはお気楽極楽な旅。朝8時に佐久平の駅に集合した。
仕事の都合で参加できなくなったＫくんが、赤峰さんが大好きな焼酎「無敵」をわれわれに届けるため＆見送るため、わざわざ佐久平まで来てくれた。ご苦労さまです。

名残惜しそうなＫくんに別れを告げ、いざ出発！
とっても良いお天気、ドライブ日和だ。

運転するAくんにおかまいなしに、Oさんとえみぃはおしゃべりが止まらない。赤峰さんのことから身の上話から、生活のこまごましたことまで、切れ目なくベラベラとしゃべり続けた。

車が和田峠にさしかかると、周りの木々は樹氷で真っ白。道路も霜で白くなっていた。
周りの景色を見ながら、今年の紅葉はどうだっただの、今年は寒いだの、またまた話は止まらない。

「喉が渇いたからお茶飲もうか」とOさん。
プラスチックの買い物カゴみたいなバスケットに、お茶やら、玄米おにぎりやら、漬物やら、カキやら、果物ナイフからおてしょ（小皿）まで、いろんなものを詰め込んで持ってきてくれた。ちょっとしたピクニック気分だ。

Oさんが作ったイロイロ茶（カキの葉やその辺の草がミックスされている）やくだものをいただきながら、またもベチャクチャ。
駒ケ岳サービスエリアで車を止め、玄米おにぎりとお漬物で早めの昼食をとって再び出発。
ほどなくして、車は恵那山トンネルにさしかかった。
和田峠では樹氷を見て冬だなぁと思ったけど、このあたりは、紅葉まっさかり。
赤や黄色の鮮やかな木々が車窓に映る。

Oさん「同じ国と思えないほど、景色が違うねー」

あれは何の木？あの木がキレイだなどと、ワイのワイの言ってる間に、車は高速を降り、豊橋市内に入った。

会場は愛知大学のキャンパス内にある「記念館」とのこと。近くまで行けば、大学の看板とか立っててすんなり入れるだろうと思ったんだけど、、、キャンパスは見つけたものの、入り口がわからず外周をひとまわりした。
さらに、大学周辺はたくさんの車で混雑していて、もしかして講演会に間に合わないんじゃないかなんて、ちょっとドキドキ。

Aくんは実行委員のお知り合いに電話して、入り口を確認。後ろに座るえみぃ＆Oさんは何もできず、ただオロオロ。お役にたてずすんませーん。

なんとか入り口がわかって、講演会ちょっと前にたどり着くことができた。よかったー。

実行委員長のHくん（赤峰さんのお弟子さん）にごあいさつ。Aくんは赤峰さんの外弟子だからもちろんHくんのことはよく知ってるんだけど、えみぃとOさんは初対面。だけど、えみぃはmixiでＨくんをみつけて、何度かメールをしたことがあって、ブログを見てお顔も知っていたんで、なんか、へんな感じ。

Ｈくんは赤峰さんのもとで修行したあと、豊橋市のとなりの新城市というところで就業して、奥さんと2人で循環農法でがんばってる。若いけど、たくましい人だった。そして、ナナナんと、奥さんのお腹には赤ちゃんがいて、予定日は12月15日！講演会までは出てきちゃだめよーと毎日言い聞かせていたんだとか。生まれなくてよかったですね。

ちょっと話がダッフンしたので元にもどすと、楽屋の赤峰さんを訪ねてご挨拶をしてから、講演会のお手伝いをしようとに会場へ。Aくんはすっかり赤峰さんのマネージャーのようになってついて行ってしまった。
えみぃとOさんは何をどうしたら良いかわからないので、座っておとなしく講演を聴くことにした。



会場の一番後ろに座った。
えみぃの前は既に満席だったけど、後から後から人が来くるので、補助の椅子を出して脇や後ろにも人がたくさん座った。佐久講演会のときみたいに、ダンボール座布団までは出動しなかったけど、満員御礼ってとこね。

赤峰さんはいつもの調子で、淡々と話し始め、ときには涙を誘い、ときには笑いを取りながら、ぐんぐん聴衆を引きつける。
今回は客観的に講演会を観察して、1月20日の松本ハーフディセミナーに生かそうなんて思っていたのだけど、やっぱりお話しに入り込んじゃって、他のお客さんと一緒になって泣いたり笑ったり。
あっという間に4時間が過ぎてしまった。

もう何度もお話しを聞いているけど、メモすることがたくさんあって、赤峰さんって底が知れない人だわーと改めて思ったりして。

講演会が終わると、赤峰さんの本を求める人が長蛇の列に。
Aくんはさりげなく赤峰さんのサポートをしている。さすがだ。
私とOさんはなすすべもなく、ロビーでまたベチャクチャ。

サイン会が終わって、スタッフの方や赤峰さんもロビーにきた。お疲れ様でしたーと口々に挨拶をして、打ち上げ会場に移動。

打ち上げ会場は、車で20分ほどの「勤労者福祉センター」。
８畳間を２つ続けたような細長いお座敷に細長くテーブルが置かれ、みんな席についた。
赤峰さんのお弟子さんのHくんが作った野菜とお米を使ったスペシャル幕の内弁当が今日の肴。おいしそー。



えみぃは末席でもじもじしていたんだけど、お誕生日席に座った赤峰さんの手招きで、ナナナんと、赤峰さんのお隣に座らされてしまった。いえ、座らせていただきました。
なにもしていないのに、すみませんーーーー。

お酒はもちろん無敵！
そして、赤峰さんがもってきた、なずなの玄米おにぎりまでいただいちゃって、感無量。

おいしい食事とお酒をいただきながら、自己紹介をして、赤峰さんからお礼の言葉があって、その後はみんなでワイワイ。
それぞれに志を持って活動している人たちが集まるので、とても刺激になる上、みんな気持ちが良い人たちなので、すごく打ち解けられる。今日始めてあった人ばかりなのに、ずっと前からの知り合いみたいだ。

すっごく楽しいときは早く過ぎるもので、、、あっちゅーまに宴会はお開きになった。
赤峰さんや、主催のHくん夫妻、もう1人のお弟子さんのTくん夫妻、そしてえみぃ達は会場の宿泊施設にそのまま泊まることになっていたので、お部屋に荷物をおいて、お風呂に入ったり着替えたり。

お風呂のあとは赤峰さんのお部屋で2次会。無敵を飲みながらいろいろお話。
これまた素敵なひとときだった。

12時ごろお開きになって部屋に戻った。普段9時過ぎに寝るえみぃにとって、この時間まで起きていることは奇跡。興奮しちゃったらしく、眠れない。部屋に戻ってからもＯさんとボソボソ2時までしゃべっていた。

翌朝その話をＡくんにしたら、「車の中であれだけしゃべってたのに、まだ話すことあるの？」とびっくりされたけど、女って生き物は、しゃべってろって言われればいつまでもとりとめのないことをしゃべれるものなのよーなんて言いつつ、普段あまり人としゃべらないもんで、のどが微妙につぶれてイガイガしていたのだった。

珍道中はまだ続く。