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自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、 2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に 綴ります。
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えみぃです。

今日は姪っ子(チビスカ)の高校入試結果発表の日。
ドキドキして連絡を待っていたら「さくら咲いた~」と、チビスカの笑顔の写真とともにLINEが来ました。
よかったー。

えみぃが就農当時小学生だったチビスカ。
その子が高校生になるっつーんだから、えみぃも年を取るわけです。
ちなみに、まだおむつしていたJr.も小学校を卒業して、来年から中学生。

苗取りや田植えはもちろん、バインダーやハーベスターを操作したり(もちろん大人と一緒にだけど)、おばちゃん的にはかなりの英才教育を施したつもり。
今は思春期(?)で農作業から離れているけれど、そのうち戦力として戻ってくれるはず、と期待している今日この頃。
みなさん、いかがお過ごしですか?


ってなわけで、毎回とっかえひっかえ違う着物を着て楽しんでいるえみぃ。
収納はどうなってるの?っていう声を常々いただいていたけれど、お着物部屋は恐ろしくちらかり、披露することは憚られる状態が続いていた。

んが、今年に入って「着物部屋を片付けるぞ!マル秘作戦」を決行。
牛歩ではあったけれど片付けが進み、やっとこお見せできる状態になったので、少し紹介しようと思う。

まず、えみぃのお着物部屋は6畳の和室。
客間として空けておかなければいけないスペースなんだけれども、ここしか置き場がないので使わせていただいている。
今後はお客さんはかふぇに泊ってもらえばいいやーと、
「箪笥の隙間でもいいよ」という方は宿泊可能だけど(笑)。

まず、床(とこ)にはえみぃの嫁入り道具の和箪笥とニトリで買ったスチール棚が設置してある。
床は「ハレの空間である客間の一角に造られ、床柱、床框などで構成されている。掛け軸や活けた花などを飾る場所である。by Wikipedia」なんだけれども、そんなことはおかまいなしだ。

このスペースには、季節外れの着物や帯が収納されていて、普段は開くことはない。
ちなみに、ここだけで全て入り切らず、寝室に置いた小さい和箪笥とプラケースにもしこたま入っている。

さらに、素敵な張りにはカーテンレールが取り付けられ、オンシーズンの長襦袢や羽織なんかがぶら下がっている。



選びやすいし、脱いだらすぐまたかけられてグーなのだ。
もはやここが床だとわかる人は居まい、という感じ。

そして部屋の中には、大きい和箪笥3棹と小さい和箪笥1棹、下着類を入れた小さい箪笥が両側にずらっと並び、日光を遮っているので昼間でもどんより暗い。
まだ片付けが全て終わっていないので全体写真は撮影できないのだけれど、とにかく圧迫感はそうとうなもの。
この間で寝る人は、地震のときは素早く逃げなければいけないよ。
というわけで、生活空間としてはよろしくないけれど、露出したお着物が焼ける心配が少なくていいのだ!
 
床から一番近いところにあるのは、サンタの倉庫で5000円ぐらいだった古い桐箪笥。

 

一番上の引き戸のところにはバッグや草履などが入っている。
小さい引き出しは、一番左には「三分紐&帯留め」、真ん中と右には「ふだん使いの小物」が入っている。



写真は三分紐&帯留めの引き出し。

そして観音開きの引き出しと、その下の2段には帯がぐっちゃり入っている。



観音開きの引き出しには、ちょっとお気に入りの一軍名古屋帯。
その下の段には半幅帯、一番下の段には二軍名古屋帯が入っている。
くるくるとコンパクトに畳んで立ててあるので、選びやすいし取り出しやすい。
小さく畳んでいるけれど、重ねてないからへんな折り皺も付きにくい気がしている。

結構な量だけれど、締めるのは三割ぐらいかなー。
しかも、ここに入りきらなかった帯多数はプラスチックケースに入れられ、目に触れることもない。
出番のない帯を放出してしまいたい気もするけれど、まだ一度も締めていないのものが多くて、着物みたいに「サイズが合わない」ということもないので踏ん切りがつかず。
ちょっとずつ整理して行こうと思っているところ。

そして、垂れモノを入れている箪笥。



立派な総桐の箪笥は、娘さんの嫁入り用に買ったけれど「要らない」と言われたという方から買い取りしたもの。
こんな箪笥を用意してくれるお母さまがいるなんて、うらやましいー。
そして「要らない」って言っちゃえるあたり。もったいないお化けが出るよ。
まぁお蔭で、えみぃんところに来たんだからいいけど。

軽いし、金具もゴージャスでお気に入り。
えみぃにしては高価なお買いものだったけれど、素敵なブルーグレーの極鮫小紋もいただいたし、とても良い箪笥だったし、とてもありがたいお話だった。

観音開きの引き出しには訪問着や袋帯、道行などのよそ行き系のものを、畳紙(たたみがみ、たとうし)に入れてしまってある。
小さい3つの引き出しには、小物を収納。



左は普段使いの帯締め、まん中はフォーマルにも使える帯締め、右には白い半襟や足袋を入れてある。
帯締めは1本ずつ区切って収納するのがベストなんだけど、えみぃには無理。
せめて房カバーをつけよう!と思っていたのだけれど、今月の七緒に載っていた「結んでしまう」やり方をやってみた。



房の部分をくるむように結んでおくのだー。これだと房が傷まないし、ぐちゃぐちゃ入れておいても取り出しやすくてとても良い!!
結び方をマスターするまで、ちょっと???だったけど。

その下の引き出し5段には普段着用の垂れモノ、本畳みしてから三つ折りして、一つの引き出しに6枚~9枚ずつ入れてある。
まだ着ていない着物と気に入った着物が入っているんだけど、新しい着物を足す場合は、着たことがある着物から「これは要らないなー」というものを選んで出すことにしている。
垂れモノは着用頻度が少ないので、割とあっさりと手放すことができ、いちおうこの中に納まっている。
 
 

本畳みのまま重ねる場合は、畳紙に入れておかないと取り出しにくんだけど、そうすると収納できる枚数が減ってしまう。そして、紙の中に何が入っているかわかりづらい。
三つ折りにするとコンパクトに固まってくれるので、下の着物を引っ張り出しても上の着物が崩れなくていいし、選び安くて良いのだ。
 
 
次は紬やお召を入れている箪笥。



昭和レトロなこの箪笥は、野良関係でお世話になっている元農業委員のおばちゃんからいただいたもの。
引き出しは桐だけど、表面は違くて重たい、しっかりした箪笥だ。

観音開きの引き出しには、ちょっと良い紬やそれに合わせる帯が、三つ折りで入っている。
小さい引き出しには、帯揚げと半襟を収納。
(横向きに入っているのが帯揚げ、縦向きが半襟)



引き出しの中を段ボールで区切って、帯揚げは幅を1/3に折ってからくるくる~と丸めて、半襟はテキトウに折って入れた。
これ、ずっとやってみたかったのだ。

今まではぐちゃぐちゃに入っていたので、どんな色をどのぐらい保有しているかわからず、いつも同じものばかり使っていた。
整頓してみて、青系が少ないことがわかったので、これから増やそうと思う。
半襟は長じゅばんにつけっぱなし&使い捨てちゃってるケースが多いので、数は少な目。

そしてその下の引き出し5段には、本畳みして三つ折りにした紬がいっぱい入っている。
そしてやはりあふれた分があり、プラスチックケースにも。
紬が大好きな上に、産地や着用頻度により手触りが様々、織もさまざまで、なかなか手放すことができない。
プラスチックケースも含め、要るものと要らないものを早急に仕分けしたいと思っているけど、もうすぐ農繁期だからなー。

そして、最後のは太物箪笥。
太物っていうのは綿や麻を差す言葉なんだけど、ここには綿とウールが入っている。
 


こちらもいただきもの。
深くて大きな引き出しで、一段に9枚ぐらい入れてある。
ウールは虫さんに食べられやすいので、本当はプラケースに入れたほうがいいんだけど、引き出しはかさばる&見た目がよろしくないし、蓋式のものは取り出しにくいので。
虫さんにかじられたら、リメイクすればいいやーと。

ってなわけで、片付いたようで実はまだあふれた着物が床に転がっているえみぃの着物(汚)部屋。
すっきりと片付く日は来るのかなーと、我ながら興味深々な、今日この頃なのだ!!

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プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)

★寅子・・・・・メス(13歳没)
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