食の秋、収穫の秋、イベントの秋

えみぃです。
 
今朝は今季初めて、薪ストーブを焚きました。
今年は残暑が長くてつい先日まで窓全開で過ごしていたのですが、いよいよ朝晩は気温が下がるようになってきて、蚕さんにはきびしいかなと。



いろいろぜんぜん準備できておらず、ストーブ周りのお掃除が未でほこりだらけだし、煙突掃除もしていないし。
だけど、あっちゅー間に火がついてこの燃焼。
カラマツストーブって本当に素晴らしいです。 

今年こそは夏から薪を集めようと思っていたけれど、いろいろ忙しくて結局ギリギリになり、昨日貯木場で木をもらってきました。
我が家のストーブは木の種類を選ばないので、貯木場にある木は全部使えます。
（炉内が高温になる針葉樹は燃やせないストーブが多いのです）
すぐ燃やせる乾燥した木ばかり選んでトラック一杯いただいてきました。
選ばなければいくらでも薪はある、長野って素晴らしい～、有り難い～。

というわけで、しばらくは朝と晩に少し焚く程度ですが、短い時間でも煮物作ったりお湯沸かしたりできて便利だし、ここんところの雨でジメジメした家の中は乾くし、パチパチ燃える火を見つめるのも楽しいし。
えみぃの大好きなシーズンがやってきて、歌い出したい気分の今日この頃。
みなさん、いかがお過ごしですか？


ってなわけで、長雨で「いつ刈れるかな～」と心配した稲刈りも、10月2日、3日でさくっと終わり、今週中の脱穀を待っているところ。

畑ではハヤトウリの収穫が始まり、初霜までに樽いっぱいの粕漬けを漬けたい。
初霜までにと言えば、里芋とサツマイモ、地豆の収穫を済ませたいし、10月中には玉ねぎを移植して、11月には藁切りと麦まきと大豆の収穫を済ませたい。
まさに収穫の秋で、てんてこまい。

そして10月末には500匹のお蚕さんの上族を控え、さらに11月初旬の納品ラッシュにむけてパソコン仕事も忙しいし、イベントもおてんこ盛りでのんびり読書をしていられないえみぃの秋。
とにかく一日一日を大切に、今日できることを精一杯で乗り切りたいと思う。

今年は例年のマルシェ参加の他に、新しい試みもいくつかあるのでご紹介しちゃう。

まずは、もう済んでしまったのだけれど、10月10日は佐久市に新しくできた「うすだ健康館」で行われた「つながるポノポノマルシェ」に出店。

このイベントはお友達で「てしごとどうや」製品のヘビーユーザーでもある、はるみんちゃん主催の「人・自然・つながり」をテーマにしたマルシェ。
今年で3回目になる。
ご来場のお客様はもちろん、出店者同士のつながりを大切にしている、あったかいマルシェだ。



今回は「うすだ健康館」のオープニングであり、「より見知（よりみち）探検ウォーク」というウォーキングイベントと同時開催だったので、ウォーキングに参加された地元の皆さんとも交流があった。

てしごとどうやの製品は、「こだわり素材だけれど手に取り易い価格」がモットーなので、「安いわー、ほんとに絹？」っていうリアクションが多くてうっぴっぴ。
会場が少し寒かったこともあり、はじめましてのお客様にはネックウォーマーやスヌードが人気だった。

そして、リピーターの皆さんは全員「ふんどしパンティ」をお買い求め。
ありがとうございます。

はるみんちゃんの人となりがにじみ出る、あったかくて居心地の良いマルシェでした。
ありがとねー。

というわけで、今季初のマルシェが終わりほっとしたのもトコノマ、次々と出展予定がある。

次は今週末、15日と16日に行われる「古民家の集い」。
いつもリメイク素材となる着物をたくさん持ってきてくださる、和裁士の飯島さん主催のイベント。

たんすに寝ているおじいちゃんやおばあちゃんが普段着ていた着物たち。
絣模様の紬や綿など、地味な色合いでサイズが小さくて、そのまま着るのはもちろん、一般的なリメイクやちりめん細工の方にも使い道がない。
もちろんリサイクル屋さんでも買い取らない。
そんな素材が、じつはえみぃ達は大好物。解いて洗うと、まるで洋服地のような顔になるのだ。
強度がないものも多いので、何にするかは考えないといけないんだけど。

というわけで、飯島さんにとっては処分したい着物を、えみぃ達は大喜びでいただくという、需要と供給がマッチした関係なのだ。
話がそれたのでもとに戻すけれど、今は住む人が居ない古民家を「女性が生き生きウキウキするような催しで活用してほしい」というオーナーさんの意を汲み、今回飯島さんの発案で初めて催されることになった。
どうやにもお声かけいただいたので、商品といつもかふぇでふるまっているお茶請けを持参して参加させていただくこととなった。

   
（クリックで拡大するよん）
 
先日会場を見せていただいたけれど、太い梁や細かな細工の建具が素晴らしく重厚な建物＆水回りはリフォームされていてキレイ＆窓から見えるお庭や遠くの山も風情があって、素敵な空間だった。
こんな場所でお茶飲むだけでもウキウキものなのに、当日はエステ体験あり（要予約＆体験料は実費）、優雅な友禅着物の展示もあるという。
スペースが広いので、希望する方があれば、普段着物の着方や半幅帯の変わり結びなど、ポイントレッスンも無料で行いますよ～。
お時間がある方はぜひ遊びに来てください～。


そして次は10月22日（土）、佐久の市民交流広場（佐久ジャスコ前）に100店舗が集まるビッグイベント「ここから。マルシェ」。

詳しくは紹介ページを見て頂戴ね。
ここから。マルシェ

県内外の飲食、クラフト、ヒーリングなどのお店が集まり、合唱や太鼓、音楽ライブなどのステージもあるビッグイベント。
もともとは「森の紡ぎ市」「リラクオーレマルシェ」と別々に開催されていた催しが一つになって、昨年「ここから。マルシェ」となった。えみぃが参加する中では一番規模が大きいイベントだ。

長野県内ではクラフト市があちこちで盛んにおこなわれていて、購買人口も多いんじゃないかなーと。
場所がジャスコに近いこともあり、老若男女たくさんの方が集まるんだけど、広々した場所なのでさほどの混乱はなかった。
今年も約100店舗のお店が並ぶので、みなさんぜひ寄っておくんなはれ。

ちなみに、クラフトっていうのは手芸品や民芸品、工芸品など工作物の総称で、てしごとどうやもクラフトに分類される。
もひとつちなみに、イベントは23日もあるけど、えみぃは22日のみの参加でござる。


そして次は、新たな試み。
11月3日（祝）～6日（日）までの長丁場、長野市のショッピングプラザアゲインの特設会場で行われる「みんなの手仕事展」に参加。

いつも着物を買いに行っている「きもの工房まつやたんす屋長野店」さんが主催で、今回初めて催されることになったんだけど、着物素材を使ったリメイクを楽しんでいる方が集まって、品物を展示＆販売するイベントだ。

実は他の出展者さんと面識はないのだけれど、セールなどで一緒になっている方々だと思うので、イベント中は素材談義やリサイクル着物あるあるなどで盛りあがれるのではないか？と楽しみにしている。



期間中は13時30分～16時30分までえみぃも売り子として店頭に立つ予定なんだけど、どんなコスプレをするかはまだ秘密。
毎日テーマを決めて、おてんこ盛り盛りコーディネイトで行く予定なので、こうご期待！
手仕事品だけじゃなくて、たんす屋さんのリサイクル着物や小物なんかも一緒に物色しますんで、この機会にぜひお出かけください～。


そして最後は11月20日(日)に行われる「クリスマスクラフトフェア」だ。
佐久市創造館（駒場講演内）で行われるマルシェで、てしごとどうやは初参加。
ポノポノマルシェでお隣のブースだったなないろさんに声をかけていただき、参加することになった。

佐久、御代田界隈のクラフト作家さんたちがここ何年か続けてこられたマルシェ。
今回も40店舗が参加だそう。
どんなマルシェになるか、ちょっと楽しみ～。



ってわけで、最後にマルシェの日時などをさくっとまとめておく。

『古民家の集い』at 姫子沢
日時：10月15日(土)、16日(日)　9：00～16：00
場所：東御市祢津2929

『ここから。マルシェ』
日時：10月22日(土)　　10：00～16：00
場所：佐久市民交流ひろば

『みんなの手仕事展』
日時：11月3日(祝)～6日(日)　
場所：ショッピングプラザアゲイン　４F特設会場
　　　（長野市北石堂町1429-1）
主催：きもの工房まつや　たんす屋長野店
えみぃは13：30～16：30におります。

『クリスマスクラフトフェア　はんどめいど通り』
日時：11月20日(日)　11：00～15：00
　　　13：30～　抽選会があります！
場所：佐久市創造館（佐久市猿久保55番地）


お誘いを受けたらなるべく断らずにと思っていたら、こんねんまく（意：こんなにいっぱい）イベント入っちまって大丈夫かなーって感じ（笑）。
でも、時の流れに身をまかせて行けばきっと良いことあるはず！ってわけで、一つ一つ頑張ろうと思う、今日この頃なのだ。

皆さん、お暇なら来てよね～、私待ってるわ～。ｂｙさつきみどり（古っ）