自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、
2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に
綴ります。
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えみぃです。
実は9月後半から仕事やらイベントやら稲刈りやら、綱渡りスケジュールでした。
ぎりぎりなんとか渡り切り、おとつい脱穀も無事済ませて一安心。
そんな忙しい中でも蚕さんのお世話は続いていて、部屋は片付く暇がありませんでした。
と言っているかどうかはわかりませんが、あきれられているような気がする。
そしてこれから11月中旬まで、またまた殺人スケジュールなのであります。
まだ刈っていない1反半(モチヒカリ、イセヒカリ)の収穫をしつつ、10月29日は古民家の集い、11月2日~5日は長野市ショッピングプラザアゲインで手仕事展に参加、11月4日は大賀ホールで俊智さんのコンサート、そしてそして、11月10日~12日は大分の赤峰農場に行きます。
おまけにこの時期はパソコンのお仕事も忙しいという。
果たして元氣に乗り切れるか!とにかく体調管理に気を付けねば!!とふんどしの紐を締めなおしている今日この頃。
皆さん、いかがお過ごしですか?
ってなわけで、8月末に孵化した蚕さんたちのお世話も終盤となり、F1種の特徴がはっきりしてきたのでまとめておこうと思う。
今日の生地は幼虫あんど蛾の画像満載!なので、虫が苦手な方は見ないでいただきたい。
育ちが早かったのは、小石丸父×日本錦母の子ら。
写真左が小石丸。
なんと奈良時代から飼育されている品種で、オーソドックスな見た目だけど体も繭も小さい。
一つの繭から取れる糸は約400mほどで、現在主流の養蚕品種に比べると1/3程度しかない。
繭の形はピーナツ型で白。
産卵数が少なく、病気に弱いなど飼育が難しいことから、養蚕品種から消えていたのだけれど、美智子妃殿下が飼育した小石丸の糸が正倉院の古代布の修復に使われたことがきっかけとなり、全国に飼育が広がっているという品種。
右は日本錦(やまとにしき)。
こちらは資料は少なくよくわからなかったんだけど、名前が気に入ってお迎えした。
育ててみると体も繭も小石丸より一回り大きかった。
体に黒く細かい斑が出るのと、蛾の翅にも黒い斑があったけど、そのほかは小石丸とあまり差はなかった。
というわけで、その子供はこんな感じ。
ちなみに写真はずう(熟蚕・じゅくさん)と呼ばれる、糸を吐き始めた子らで、ちょっと縮んでいる。
F1石錦(いしにしき)と名付けた。
見た目は父さん似だけど、体の大きさは母さん譲りでまぁまぁ大きい。
繭も両親より気持ち大きかった。
育ちのスピードも揃っているような。。。
F1は両親の良いとこ取りになる&育ちも揃うって聞いていたけれど、そんな気がする。
晩秋の飼育で心配したけれど、病気もまったくでなかった。
(去年のF2は出まくりだったから)
そして出てきた蚕蛾さんはこんな感じ。
両親の特徴をミックスした姿に感動。
ちなみに両親はこんなんだった。
小石丸は翅の模様が薄く白に近いのに対し、日本錦はくっきりと模様があり体全体が黒みがかっていた。
F1石錦は白いけれど模様がある。
次に育ちが早かったのは、金色松本(きんしょくまつもと)父×日本錦母から生まれた子。
金色松本はその名のとおり、金色の繭をまく種類だ。
蚕さんの体には模様がなく真っ白で、足が黄色い。
他の二種とはまったく違う見た目。
体の大きさは小石丸と同じく小ぶりだったのと、繭をまくのがへたくそだった。
さんざん歩き回りながら糸をはいて、最後は繭をまくことなく蛹になった子が多数。
で、その子供がこんな感じ。
F1松錦(まつにしき)と名付けた。
F1石錦と身体の大きさや模様は同じだけれど、足が黄色い。
体も全体的に黄ばんでいて、ぱっと見で判別が可能。
金色松本より薄い黄色い繭をまいた。
白い繭がF1石錦、黄色いのがF1松錦。
そして出てきた蛾はこちら。
赤い矢印が差しているのが、松錦の男の子。
金色松本の色と日本錦の模様が見事にミックスされている。
両親はこんなん。
金色松本の雄は翅が大きくて胴体と同じぐらいあるけど、日本錦は小さい。
F1松錦の雄は日本錦と同じく翅は小さいけれど、金色松本の色が出ている。
興味深いわー。
そして、金色松本父×小石丸母から生まれた子。
F1石松と名付けた。
わかりやすい写真がなかった(涙)。
F1松錦と見た目はとても似ているんだけど、良心ともこぶりのせいか体が小さくて細い。
そして驚いたのは繭の色。
レモン色だった!
そして蛾はこんなん。
これまた両親の特徴を受け継いだ容姿。
芋虫のときはF1松錦と区別がつけにくかったけど、蛾になってからは違いは歴然だった。
面白い。
というわけで、F1種の芋虫→繭→蛾までの観察が終わり、今はF1及びF2の種取りをしつつ、集繭をして冷凍庫へ格納する日々。
思い返してみると、固定種に比べてF1種は育ちも揃っていたし、繭もちょっとは大きかった。
とにかく固定種たちの繭は小さくて、養蚕にむいていない季節に育てたからという可能性も否めないけれど、衝撃的だったから。
そして来年は、春蚕に挑戦してみたい!という気持ちがむくむくと湧き上がっている。
苗代作りや田植えなど、一年で一番の農繁期に蚕さんのお世話ができるのかどうか。
不安はあるけれど、チャレンジしたい。
それよりなにより、この後の種の管理が重要。
来年ちゃんと蚕さんが孵化するかどうか~。こうご期待!!
やっと終わったかという安堵感ともう終わっちゃうと言う喪失感が入り混じって複雑な心境の今日この頃なのだ。
実は9月後半から仕事やらイベントやら稲刈りやら、綱渡りスケジュールでした。
ぎりぎりなんとか渡り切り、おとつい脱穀も無事済ませて一安心。
そんな忙しい中でも蚕さんのお世話は続いていて、部屋は片付く暇がありませんでした。
と言っているかどうかはわかりませんが、あきれられているような気がする。
そしてこれから11月中旬まで、またまた殺人スケジュールなのであります。
まだ刈っていない1反半(モチヒカリ、イセヒカリ)の収穫をしつつ、10月29日は古民家の集い、11月2日~5日は長野市ショッピングプラザアゲインで手仕事展に参加、11月4日は大賀ホールで俊智さんのコンサート、そしてそして、11月10日~12日は大分の赤峰農場に行きます。
おまけにこの時期はパソコンのお仕事も忙しいという。
果たして元氣に乗り切れるか!とにかく体調管理に気を付けねば!!とふんどしの紐を締めなおしている今日この頃。
皆さん、いかがお過ごしですか?
ってなわけで、8月末に孵化した蚕さんたちのお世話も終盤となり、F1種の特徴がはっきりしてきたのでまとめておこうと思う。
今日の生地は幼虫あんど蛾の画像満載!なので、虫が苦手な方は見ないでいただきたい。
育ちが早かったのは、小石丸父×日本錦母の子ら。
写真左が小石丸。
なんと奈良時代から飼育されている品種で、オーソドックスな見た目だけど体も繭も小さい。
一つの繭から取れる糸は約400mほどで、現在主流の養蚕品種に比べると1/3程度しかない。
繭の形はピーナツ型で白。
産卵数が少なく、病気に弱いなど飼育が難しいことから、養蚕品種から消えていたのだけれど、美智子妃殿下が飼育した小石丸の糸が正倉院の古代布の修復に使われたことがきっかけとなり、全国に飼育が広がっているという品種。
右は日本錦(やまとにしき)。
こちらは資料は少なくよくわからなかったんだけど、名前が気に入ってお迎えした。
育ててみると体も繭も小石丸より一回り大きかった。
体に黒く細かい斑が出るのと、蛾の翅にも黒い斑があったけど、そのほかは小石丸とあまり差はなかった。
というわけで、その子供はこんな感じ。
ちなみに写真はずう(熟蚕・じゅくさん)と呼ばれる、糸を吐き始めた子らで、ちょっと縮んでいる。
F1石錦(いしにしき)と名付けた。
見た目は父さん似だけど、体の大きさは母さん譲りでまぁまぁ大きい。
繭も両親より気持ち大きかった。
育ちのスピードも揃っているような。。。
F1は両親の良いとこ取りになる&育ちも揃うって聞いていたけれど、そんな気がする。
晩秋の飼育で心配したけれど、病気もまったくでなかった。
(去年のF2は出まくりだったから)
そして出てきた蚕蛾さんはこんな感じ。
両親の特徴をミックスした姿に感動。
ちなみに両親はこんなんだった。
小石丸は翅の模様が薄く白に近いのに対し、日本錦はくっきりと模様があり体全体が黒みがかっていた。
F1石錦は白いけれど模様がある。
次に育ちが早かったのは、金色松本(きんしょくまつもと)父×日本錦母から生まれた子。
金色松本はその名のとおり、金色の繭をまく種類だ。
蚕さんの体には模様がなく真っ白で、足が黄色い。
他の二種とはまったく違う見た目。
体の大きさは小石丸と同じく小ぶりだったのと、繭をまくのがへたくそだった。
さんざん歩き回りながら糸をはいて、最後は繭をまくことなく蛹になった子が多数。
で、その子供がこんな感じ。
F1松錦(まつにしき)と名付けた。
F1石錦と身体の大きさや模様は同じだけれど、足が黄色い。
体も全体的に黄ばんでいて、ぱっと見で判別が可能。
金色松本より薄い黄色い繭をまいた。
白い繭がF1石錦、黄色いのがF1松錦。
そして出てきた蛾はこちら。
赤い矢印が差しているのが、松錦の男の子。
金色松本の色と日本錦の模様が見事にミックスされている。
両親はこんなん。
金色松本の雄は翅が大きくて胴体と同じぐらいあるけど、日本錦は小さい。
F1松錦の雄は日本錦と同じく翅は小さいけれど、金色松本の色が出ている。
興味深いわー。
そして、金色松本父×小石丸母から生まれた子。
F1石松と名付けた。
わかりやすい写真がなかった(涙)。
F1松錦と見た目はとても似ているんだけど、良心ともこぶりのせいか体が小さくて細い。
そして驚いたのは繭の色。
レモン色だった!
そして蛾はこんなん。
これまた両親の特徴を受け継いだ容姿。
芋虫のときはF1松錦と区別がつけにくかったけど、蛾になってからは違いは歴然だった。
面白い。
というわけで、F1種の芋虫→繭→蛾までの観察が終わり、今はF1及びF2の種取りをしつつ、集繭をして冷凍庫へ格納する日々。
思い返してみると、固定種に比べてF1種は育ちも揃っていたし、繭もちょっとは大きかった。
とにかく固定種たちの繭は小さくて、養蚕にむいていない季節に育てたからという可能性も否めないけれど、衝撃的だったから。
そして来年は、春蚕に挑戦してみたい!という気持ちがむくむくと湧き上がっている。
苗代作りや田植えなど、一年で一番の農繁期に蚕さんのお世話ができるのかどうか。
不安はあるけれど、チャレンジしたい。
それよりなにより、この後の種の管理が重要。
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プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)
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オット・・・・えみぃのオット
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