冬の休日

えみぃです。

なんだか今年は暖かくて、まだ野沢菜を漬ける気がしない。
我が家（というかリョウコ）のポリシーは
「一度雪をかぶってやわらかくなったお菜じゃないとおいしくない」だので、今年はまだまだ漬けられそうにない今日この頃。
みなさん、お菜漬け終わりましたか？

ってなわけで、このブログを書くのは久しぶりだけど、元気にやってますのでご心配なく。
御嶽山の噴火や地震など最近長野県の災害が続いていて、県外のお友達から電話をいただくことも多いけど、浅間山麓から遠く離れた地ですので、こちらは大丈夫です。
被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

例年よりは暖かいけれど、週明けからぐっと寒くなると聞いたので、昨日はあわてて根菜類を収穫した。

まずはニンジン。
こちらは自家採取の種をまいたもの。ちょっと蒔く時期が遅くなった&間引きが十分にできなかったのでちびっこだけど、自家用だからいいのだー。



野口の種で去年買った黒田五寸。
袋には「発芽率が悪いので厚まきに」とあったので、自家採取の種も厚めにまいた。
そしたらすんばらしい発芽率でびっしり芽が出ちゃって、うれしいやらこまったやら。
ニンジンの間引きって、ちょっと難しい。
来春はもうちょっと薄めに蒔こう。

それから大根たち、シュンギク、高菜をさくっと収穫。



えみぃはもともとシュンギクが大好き！だけど、オットはあまり好きではなかった。
だけど、循環のシュンギクは甘くて生でも食べれちゃうおいしさ。
オットも大好きになった。

お鍋にはもちろん、サラダでもいただいちゃう。
食べてみたい人は、宴会に参加してねー。

白菜たちはもうちょっと。



間に合うのかなー。あはは。
無農薬でも虫食いなし。循環の白菜はきれいだな。

というわけで、午前中にちゃちゃっと収穫を済ませて、着物に着替えて午後は公民館の行事へ。
3時半に終了後、着物の上から水屋袴を履いて野菜を洗いに弁天の泉へ。

休みの日は水汲みの人で混雑しているけど、夕方だったので誰もいなくてらっきぃ。
野菜洗いには最高の場所。



しゃがんで高菜を洗っていると、水汲みに着た方に「かっこ良い支度ですね」と声をかけられた。
見て見ぬふりで通り過ぎる方が多いので、声かけてもらえるとうれしいなー。
お夕飯にいただく大根、ニンジンなんかもちゃちゃっと洗って、次は芝刈りに。

昔話では芝刈りはおじいさんが行くんだけど（笑）、うちではえみぃの仕事。
裏の山へ行って、焚きつけを拾うのだ。



たっくさん落ちている&ライバルが居ないので拾い放題！
これさえあれば、ストーブの着火が本当に楽ちんなのだ。

前は一度にたくさん拾ったけど、最近はこの木箱一杯分だけ。
２~３日で終わるけど、終わったらまた拾えばいいんだからと欲をかかなくなった。

家に戻ってからは薪割り。
チェーンソーで刻んであった丸太を割って、定位置へ運ぶ。
薪割りもちょこっとずつ毎日のくせがついてきて、重労働って感じはしなくなってきた。

日が傾き始めたので、洗濯物を取り込んでトイレ掃除。
本当は居間の掃除もしたかったけど、こたつの周りで猫たちが気持ちよさそうにしていたので断念。

袴を脱いで道中着を羽織って夕食のおつかいへ。
棚卸しで混雑する店内を、着物を着たえみぃが走る。
みんな振り返るよー。でも、気にしないよー。

家に戻って夕食の支度。
昨夜のメニューは、、、、

 

スーパーでブリのあらを見つけたので、聖護院大根と煮た。とろっとやわらかくて甘くて最高です！

野沢菜と聖護院の葉っぱとニンジンの炒め物。菜種油でいろいろ節をじゅわっと炒め、ニンジンを入れてよーく炒め、葉っぱを入れてさらに炒め、野菜がしんなりしたところで油揚げを入れて、塩と醤油で味付け。
ニンジンの甘味が葉っぱを包んで、ふっくらおいしい味になる。

紅芯大根の鰹節サラダ。大根が甘いから、酢醤油だけでシャキシャキおいしいのだ。

ニンジンスティック。甘くてジューシーで柿みたいな味。
赤峰さんのニンジンに負けない（？）おいしさ。

とまぁ、よく働いた日曜日。
身体は疲れるけど、気分はすっごく良い。
半身欲で疲れを癒し&あたたまり、床についた。
床には喪服から作った絹のシーツが敷かれていて、寝心地最高。

ずっと夢見ていた、手作りの豊かな休日に満足している今日この頃なのだー。