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自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、 2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に 綴ります。
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今朝はすごく冷えた~。
我が家の台所の水道には、凍結防止ヒーターがついてないらしい(怖)。

家の外に露出してれば自分で巻けるけど、残念ながら壁の中。
壁って言ってもトタン1枚だし。。。

だので、明日は寒くなるぞーっていう日は水道をちょろ~んと出して寝る今日この頃、みなさんのお宅は凍結防止ヒーターついてますよね?もちろん。


ってなわけで、恋の季節からずい分間があき、我が家には平和が訪れているのでもういいかと思っていたけれど、気になっている方がいらっしゃるかもしれないので、顛末を紹介。

音の玉取りを決意した日、かかりつけの病院に電話した。

えみぃ「実は音が発情しまして、るんと相性が悪いみたいなので、去勢手術をお願いしたいのですが」

スタッフの方「承知しました。12月5日はいかがですか?」

えみぃ「事前に健康診断とか、必要ないですか?」

スタッフの方「ちょっと先生に確認してきます」


ネットで見ると、みなさん事前に健康診断に行ってから手術を決めているようだったので、聞いてみた。
ちょっと仕事が忙しく、平日の受診は難しいなぁと思っていると、、。

スタッフの方「事前は必要ないそうですよ。当日11時に来て下さい。具合が悪そうだったら
        検診します。前日の午後5時移行は、食べさせないでくださいね。
        お水は飲んでいいです」

えみぃ「わかりました。よろしくお願いします」


ってなわけで、超健康優良児の音は事前の健康診断はいらないということになった。



そして運命の12月4日。

食欲旺盛な音は、夕方5時の食事もぺろりんちょ。るんが残した分も食べた。
いつもなら途中で取り上げるけど、いいよ、今日は~と優しく見守る。

これが最後の食事で翌朝は抜きだってことも、玉を取られるってことも知らず、元気よく遊ぶ音。

1218-1.jpg

なんだかかわいそう。
明日バックレちゃうかな~なんて思いがよぎる。


そして夜。恋の季節真っ最中の2人は、相手を求めて鳴き続ける。
やっぱり手術しようと決心する。


朝7時、「メシ~、メシ~」という音声で目を覚ます。
でも、今朝はあげられないのだ。ごめんよ。

食に執着がないるんは、特にご飯を欲しがらず。
ってことで、音と一緒に断食させることにした。

家を出る10時30分まで、音の頭の中から「メシ」を消さなければいけない!と緊張してたんだけど、遊んだり抱っこしてるうちに忘れたみたいだ。
特に大騒ぎもなく、出発時間をむかえた。

キャリーを出して、音を入れる。嫌がらずにすんなり入る。
前に入ったときは予防接種のとき。るんと一緒に入って、中で遊んでたっけ。


それが、今は音1人でいっぱいいっぱい。反対向くのも一苦労。
成長したわね~。

車に乗ってエンジンをブルンとかけたら、音が鳴き始める。
車嫌いだからね~。
すぐ着くからね~となだめながら、10分で病院に到着。

受付を済ませ、ソファに座って先生を待った。
音はまだキャリーの中。

えみぃが行ってる病院は、ホメオパシーとかマクロビオティック的食事療法とか波動療法とかで、動物の自然治癒能力を高めるっていうお医者さん。
だので、普通の動物病院とは雰囲気がちと違う。

なんちゅぅか、スピリチュアルな雰囲気が漂ってて、音楽もそんな感じ。
初めて入ったオットはちょっとびっくりして固まってた。
音も、予防接種を思い出したのか、ニャーニャー鳴き続けてる。
えみぃもちょっと緊張。

診察室のドアが開いて、先生が「どうぞ」と顔を出した。
えみぃがキャリーを持って診察室へ。当然オットも入ってくるものと思いドアを半開きにしたけど、オットはソファに座ったまま。

入んないのかよっ!

半開きのドアにちょっと目をやりながら、「特に問題ないよね?音!おっきくなったなー」と先生。

えみぃ「はい、特に問題ありません」

と言ってキャリーから出そうとすると

先生「あぁいいよ、出さなくて。このまま連れていくから。じゃ、明日の11時30分ごろむかえに来てね」


と、キャリーを持って奥へ言ってしまった。
音に「がんばれ」と声をかけたかったのに、お別れをしたかったのに。。。
今夜は音が居ないんだなぁと、急に寂しくなったえみぃだった。

家に帰るとさすがに「メシ!」っていう顔をしたるんが待っていた。
もうお昼だもんね、ごめんねーとごはんを出した。
ペロりとたいらげ、タワーに上って昼寝を始めた。

音が居ないの、なんとも思わないの?って感じ。
えみぃなんて、何をしてても音のことが気になって、心ここにあらずなのにー。
手術、始まったかな?麻酔切れていたがってるかな?お夕飯食べたかな?
ゲージの中でさみしがってないかな、などなど、そりゃぁもう、チクチク胸が痛かったわよ。


夜はさすがにるんも寂しがるだろうと思ったけど、全くそんなことはなく。
平常心で眠りについたみたい。薄情な女だわ。
と言いつつ、えみぃもお酒をたらふく飲んで夢の中へ。


いよいよ対面の日曜日。
ネットで見ると、男の子でもエリザベスカラー(傷口をなめないように首のまわりにパラボラアンテナみたいなのをまくのだ)をつけて戻ってきたり、半日ぐらいぐったりしてるなんて書いてあったから、さすがの音も元気がないだろうと心配していた。

病院に着き、お会計を済ませ、ソファに座って先生を待っていると、

スタッフの方「これは取ったものです。」

と言って、ガーゼの塊をえみぃに渡した。広げてみようとすると

スタッフの方「見なくても大丈夫です。病院では処理できないので、お宅のお庭にでも埋めてください」

えぇぇー、そうなの?返されちゃうの?
広げて見たい気持ちもあったけど、オットが倒れそうだったので、持っていたビニール袋でくるんで鞄へ入れた。

先生に呼ばれて診察室に入ると、キャリーに入れられ、音登場。

えみぃ「暴れたりしませんでしたか?」

スタッフの方「いえいえ、とてもおとなしくて、先生も『たいしたもんだ』とほめてましたよ」

キャリーの中の音と目があったけど、キョトンとしていて無反応。
スタッフの方がキャリーから出そうとすると、なぜか出たがらず。


先生「いいよ、出さなくても。
    手術は終わりました。あとは傷口がくっつけばOK。飲み薬も塗り薬も
    抜糸もいりませんから。お大事に!」


抜糸がいらないって、どういうことなんだろうと思いながら、キャリーを受け取った。
そして病院を後にした。
帰りの車中も、音は静かだった。


家に着いてキャリーを開けると、のっそりと出てきた。
初めて家に来たときと同じ、落ち着いている。
黙ってごはんを食べる場所に行く。当然ごはんはない。

えみぃは、そこがどうなっているか興味深々。
抱き上げて見てみると、毛がきれいに剃られていて、5mmほどの小さな傷口があるだけだった。
接着剤のようなものでくっついているらしく、糸はなかった。

音は普通に動き回り、ときどき座って傷口をなめていた。
音に気付いて寄ってきたるんにも、普通に接していた。
ほっとしたー。

しばらくうろついていたけど、さすがに疲れたのか、眠ってしまった。

1218-5.jpg


ぐっすり寝たあと、お夕飯を食べたら元気はつらつ!
るんと仲良く遊んでいた。


1218-6.jpg



先生の手術が上手なのか、音がすごい奴なのか、定かではないけれど、無事に玉を取り終わってほっと一息の今日この頃なのだー。


追伸
玉がビニール袋に入ったまま放置されている。大丈夫なんだろうか。









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プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)

★寅子・・・・・メス(13歳没)
★みぃちゃん・・メス(11歳没)
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