ジャック･スパロウ 執念の帰還

このまま春になりそうだなーと、そろそろスタッドレスタイヤを脱ごうかなと思っていたら、雪。
朝起きたら一面銀世界なんだもの。灯油も買い足したて、春が遠のいてしまった浅間山麓。
この冬は忙しくて、バラの剪定をまだやってないんだけど、今からでも間に合いそう、なんて思ってみたりする今日この頃、皆さん寒肥はあげました？

今日の記事はMacのことを知らない人にはワカランチンだと思うけど、話の種にご一読あれ。

2月に入ってから、メインのお仕事マシン（PowerMacG4QuickSilver）の調子がすこぶる悪かった。
起動中のハードディスクの音が妙にうるさかったり、お仕事の途中で突然寝てしまったり（システムダウン）、PRAMクリアをすると起動ディスクを見失ってしまったり。
買って4年以上経つマシンだから、買ったときについていたハードディスクはそろそろ寿命がやってくる。
えみぃのお仕事は、お高いフォントをたくさん使っている。さらに、いまだにOS9環境のため、こまごましたソフトをいっぱいインストールしなくちゃならない。ソフト間の相性もあり、インストールしてからも様子をみないと、システムが安定しないのだ。
だので、突然ハードディスクが死んでしまうと、大変なことになる。

しっかりもののえみぃは、もともとマシンについていたプライマリのハードディスク（80GB）（以下1号くんと呼ぶ）がお亡くなりになったときのために、セカンダリに120GBのハードディスク（以下2号くんと呼ぶ）を増設し、新しい環境を準備してあった。1号くんの調子が悪くなったのは、お亡くなりになる前ぶれと思い、２週間程2号くんでお仕事をすることにした。（Macはシステムが入っているディスクなら、どこからでも起動できるのだ）
しばらくお仕事してみて、問題なかったら、2号くんをプライマリにして、1号くんはフォーマットしようかなと思っていた。

2号くんはそこそこ快調だったんだけど、しばらくすると、システムダウンが頻発した。
お仕事の内容は今までと同じだし、ハードディスクは問題ないし、増設した周辺機器やアプリケーションもないし。なんでだろうー。さっぱりわからん。
そしてうっかりPRAMクリアをしてしまった。（PRAMクリアをすると、プライマリのディスクから起動してしまうのだ。）

すると、起動するはずのない1号くんが立ち上がった。1号くんの壁紙はジャック・スパロウ。（ちなみに、2号くんはSweetTenRingの写真）
船長の顔を見た瞬間に思った。

えみぃ「1号くんはまだ仕事したいんだね」

というわけで、メモリの増設とシステム用電池の交換をすることにした。
たしか1年程前、実家のｉＭａｃの電池交換をしたときは、ヤマダ電機に普通に売っていたし、メモリもあったはず、と思って行ってみた。

ヤマダ電機の店員さん「メモリも電池もお取り寄せで1週間かかります」

なんと、1年の間に、世の中はすっかり変わっていた。intelMacが出て久しいものね。無理もないわ。
だので、ネットで通販。
512MBのメモリと、6Vの電池を取り寄せた。

そして増設。
 
これがMacの中身よ。










この電池を交換したの。









そしてメモリも。
このMac、増設とかは楽チンなのよね。






ついでに、冷却ファンのまわりにすんごいホコリが溜まっていたので、Dysonで吸ってあげた。
思い起こしてみれば、ずいぶん長い間お掃除してあげてなかった。ごめんねー。

電池を交換してメモリを増設してお掃除をしてあげたら、1号くんはすこぶる元気になって、ゴキゲンでお仕事してくれてて、まだまだ現役で頑張ってくれそう。
こんなイケイケゴーゴーの1号くんをフォーマットしなくてよかった。これからもよろしくー。

というわけで、世の中の「Macはもう終わりじゃね？」っていう風潮を吹き飛ばすべく、えみぃとスパロウ船長は新たな船出をしたのだった！