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自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、 2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に 綴ります。
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最近、えみぃん家は朝食抜きとなった。
今まで毎朝おてんこもりのご飯を食べていたのに、オットのダイエットがきっかけで、あっさりなくなった。

朝食を抜くと健康に悪いと思っている人が多いかもしれないけど、前日に使い切れなくて残った血中のイロイロが浄化されて、血液がきれいになっていいみたいよ。

最近は朝のコーヒーもがまんして、かわりに「梅醤番茶」をいただいてる。
カップに梅干し1個と醤油小さじ1を入れて、熱い三年番茶を注いで、梅干しを溶かしたもの。

umesho.jpg


実はマクロビを始めた頃、市販の梅干しで試したときは、微妙な味がどうもなじめなくて×だったんだけど、豊橋講演会の翌日、弟子のTくんが持参した梅醤(梅干しペーストと醤油をまぜたもの)をお番茶に入れていただいたらすっごくおいしくて、自宅に戻って自分の梅干しで作ってみたら、すごくおいしかったのだ。

それからハマってしまい、毎朝たっぷりのお番茶を作って、1杯目は上記のレシピによる梅醤番茶をいただいて、2枚目は梅干しの種にお番茶を注いでわずかに残る酸味を楽しみながらいただいて、それからもお昼まで延々とお番茶を飲んでる。

朝のお通じもすごくよくなったし、お肌ツルツル、体のむくみも少なくなって、超健康な今日この頃、みなさん、朝食はがっつりいただくほうですか?


てなわけで、豊橋での長い夜が明け、翌朝は7時ごろ朝食をいただいた。
普段はみんな朝食は食べない人達なんだけど、前日のお料理を作ってくださった「さでぃんかん」さんが、おにぎりとお味噌汁を作ってくださるというので、いただいたのだ。
Hくんがお店まで取りに行ってくれた。ありがとうございます。

赤峰さんは持参のお塩と梅干を、Tくんは梅醤を出してくれて、みんなでいただいた。
赤峰さんがTくんの梅醤をお茶に入れているのをみて、えみぃもまねしてみたら、すごくうまかった!
おにぎりは焼いてあって、ほんのり香ばしくてとてもおいしかった。

食事が終ると、Hくんから今日のスケジュールが発表された。
赤峰さんは、豊橋駅1時過ぎ発の電車で空港に向かうんだけど、その前にHくんの畑を見に行くことになっている。Tくん夫妻は出荷があるとかで、Hくんの畑に行く途中でさよならになるとのこと。

豊橋からHくんの畑までは片道40分。ってことはあまり時間がないねーと、みんなあわててチェックアウトの支度をして集まった。

みんなすっかり準備ができたんだけど、赤峰さんが出てこない。Hくんが様子を見に行くと、浴衣姿で読書をされていたそうだ。朝、夕は活字を読まないと落ち着かないんだって。

赤峰さん「あとちょっとで終るけん」

ゆっくり読んでいただきたい気持ちはあるんだけど、何しろ過密スケジュールなもんで。

チェックアウトをして、Hくん夫妻とTくん夫妻はHくんの車に、赤峰さんとOさんとえみぃはAくんの車に乗り込んで、Hくんの畑に向かった。

途中の駅で、Tくん夫妻とはお別れ。
元気でねー、松本に来てねー。

車中では、赤峰さんと雑談。
赤峰さんは赤い巾着をバッグから取り出した。ん?なんかみたことある巾着だと思っていたら、

赤峰さん「これはえみぃちゃんにもらった巾着なんじゃよ。カメラ入れに使っとる」

なんとー、えみぃがお見送りの際に自家製の梅干しを入れて差し上げた袋だった!うれすぃ~。
他の人からいただいたものもぜんぶ、赤峰さんは大切にお持ちなのだ。
なんてSweet!

というわけで、楽しく雑談しているうちに、Hくんの畑に着いた。
えみぃん家の畑なんて、青いものはほうれん草ぐらいで、もう茶色く凍みているけど、Hくんの畑には大きく立派な白菜とか、ニンジンとか、大根とか、カブとか、たくさんの野菜が青々としていた。
3反の畑の周りには、ぐるーっとお茶の垣根!なんと新茶が飲めちゃうんだって。うらやましー。
暖かい地方はいいなーと思った。

Hくんがおもむろにニンジンを引きついたので、あわててパチリ。

kouen4.jpg

赤峰さんは、一つ一つの作物を見ながら、Hくんに質問したりアドヴァイスしたり。
えみぃ達も、話しを聞きながら後をついて歩いた。

畑を見ながらのお話しは、目で見るもの、足や手で触れる感覚も一緒に入ってくるので、よりわかりやすい。うまく口では説明できないけど、確かに感じるものがあった。

赤峰さんが口をすっぱくして言う「草はそこに不足するミネラルを補うために生えてくるから、抜いてはいけない」ってあたり、ボウボウに草が生えた中でどうやったら野菜を育てることができるの?テクニックがあるんじゃないの??という疑問が浮かぶよね。具体的にどうやったらいいのか、えみぃはずっと疑問に思っていたし、いったいどんな状態が正解?と思い悩んでいたのだ。

だけど、Hくんの畑を赤峰さんと一緒に回っていて、なんとなくわかった。
とにかく、「循環の輪」を完成させることが第一目標で、収穫は二の次。生えてくる草はそのままでいいんだってこと。

最終目標は立派な野菜やお米を作ることなんだけど、現状からそこへの近道なんてないんだなぁと。今は、草を大事に育てて土に返して、なんとなく野菜もできたらいいなぐらいで、草がボーボーになっても気にしないでいればいい。むしろ、草も育てなきゃいけないんだっ!

Hくんの田畑をひととおり見せていただいた後、お家でデラックス「うどんすき」をいただいた。
Hくんが作った、大根、白菜、ネギ、サトイモ、ニンジン、その他いろんなお野菜と、Aくんの循環うどんのコラボレーション。

kouen6.jpg

お出汁と塩だけの味付けみたいだったけど、お野菜から出た甘みと循環うどんの甘みがあいまって、すーーーーーーーっごいおいしかった。体がものすごく温まったしね。そして、食材を作った人とお料理する人の「氣」も入ってるから、すごいモリモリ元氣が出るんだよね。

赤峰さんも、「おいしぃなぁ、エネルギーが入るなぁ」と大喜びでいただいてた。

Hくんのブログにも、「こういう食べ物が、どこでも食べられるようになったらいい」って書いてあったけど、本当にそう思った。

うどんを食べ終わると、お別れの時間。
赤峰さんはHくんの車で豊橋駅へ。えみぃ達はHくん家の前でお見送り。車が見えなくなるまで手を振った。

えみぃ達は、豊川I.C.から高速に乗った。
車窓に映る紅葉を目でながら、昨日1日のことを話しながら、わいわいとおしゃべりは続いた。

長野に入った頃からだんだん車窓に色がなくなって、佐久の近くまで来ると完全に冬景色になった。
あー、戻ってきちゃったなぁと。ちょっとさみしくなった。

日常を忘れて、赤峰さんや仲間からたくさん元気をもらった2日間。幸せだったー。
だけど、そんな夢みたいな時間は長く続かないわけで、翌日から超ウルトラ・スーパー・ハードな毎日になるのは目に見えてて、前夜興奮してあまり寝ていないことも急に思い出して、ぐったりしたえみぃなのだった。







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HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
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えみぃ・・・・オーナー
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