自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、
2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に
綴ります。
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えみぃです。
えみぃの本業は「財務会計関連ソフトのマニュアルのDTP」。
具体的には、改版作業(ライターさんの指示で既存バージョンのデータに修正を入れる)で、印刷用のPDFとお客様がパソコンで閲覧するためのPDF、ソフトの呼び出しで起動するオンラインヘルプを作る仕事です。
内容を考える必要はなくて形にするだけなので普段は気楽なんですが、昨年は消費税増税があり作業量が例年の1.5倍、作業時期が夏から秋に集中したのでその当時は2倍強もあり、農作業をあきらめてぎりぎりセーフ、という状況でした。
消費税の山が終わってやれやれと思っていたら、Win7のサポート終了問題が。
えみぃたちの作業環境はOSがWin7、編纂アプリがAdobeFrameMaker10+AdobeRoboHelp9。
このアプリは実に10年以上前にリリースされたものです。Adobeさんは2年に一度ぐらいのペースでアップグレードしてくださるんですが、バージョンが上がったら正常に動作しなくなったということが過去にあり、ずっと古いアプリを使ってきたのです。
ところが、今回OSをアップグレードしたらこれら古いアプリが正常に動かないということが判明。最新アプリにアップグレードしてもしかり。
どうせだめなら最新バージョンでやろうということが決まったのが、2月初旬(爆)。
htmlヘルプを作成するところでレイアウトが崩れる不具合が多発してしまい、Adobeさんに質問するも、なにしろそんな古いアプリから最新アプリへのアップグレードは開発元でも経験がないわけで、「新しくデータを作り直してください」で終了。
全システムのマニュアル総ページ数は10,000を超え、納期は3月19日。全データの再作成は考えられず、ヘルプ側のCSSを調整して新しいテンプレートを制定(すっごいぶざまなhtmlになるけど、片目で見て我慢。この作業に一月以上ついやしちまった)、全マニュアルに反映してさらに調整して納品物を作成(ここは手分けしたけれども)、確認。工数は、、、、通常の3倍?!
助っ人をお願いして分担で作業したけど、納品前一週間は徹夜も含めて本当に大変でした。
えみぃは某メーカーの某事業部の全マニュアルをまるっと引き受けていて、今回のような大きなテーマのときも全部好きなようにやらせていただいています。途中でやんや言われることも心配されることもなく、信頼関係が成り立っていて本当にありがたい。
始めた当初は30そこそこの小娘が背負えるような仕事ではなく、プレッシャーに押しつぶされそうになったり、「できない」と相談できなくてはったりかませたり(爆)。
ドキドキハラハラしたり、背中につーーーっと冷たいものが流れたり、頭がはげたり、いろんなことを経験しながら(遠い目)。
この20年、常に考えてきたのは「お客様が何を望んでいるか」であり、そこにむかって全力投球してきました。
具体的にいうと、えみぃは作業時間でお金をいただく契約でしたが、作業効率を上げる提案をどんどんしてきました。メーカーさんには「森尻さんの仕事がなくなっちゃうんじゃない?」と心配されましたが、マニュアルの仕事はとにかく納期がない&最後に修正が集中するので、作業時間を短縮することで納品物のレベルを上げることができると考えたのです。
納品物のレベルが上がるということは、ソフトを使うお客様が喜ぶことになるわけで、えみぃの雇い主はメーカーさんだけれど、本当のお客様は使う方だなと、常に考えて仕事をしてきました。
それに、空いた時間ができたおかげで趣味も生活も充実したし(笑)。
とまぁそういう訳で、2019年度は久しぶりにお仕事おてんこ盛り年度となり、頑張った報酬としてなななんと!あこがれの黄八丈(まるまなこ)をゲットして、有頂天の今日この頃。
みなさん、いかがお過ごしですか?
ってなわけで、忙しい2019年度の仕事が終わってほっとしたのもトコノマ、2020年度の農繁期がもう始まろうとしているんだけれども、毎月第三木曜の守成クラブの定例会が中止になり、成人学校も前の週で終了して空いていたしお仕事もない、こりゃぁもう行きたいとこ行って会いたい人にあうしかないっしょ!?と、糸の切れたタコのように一人旅にふらーっとでかけた。
守成クラブの燕三条会場に、友達のご子息がいらっしゃることがわかり、会いに行こうと。
それならついでに大好きなラーメン食べたり、着物の産地もまわってこようと。頭の中でふわーっと考えただけで出発。
10時半出発、小諸から高速に乗って妙高高原で降りた。行く先は食堂ニューミサ。
30年ぐらい前に海釣りにはまって、春から夏にかけて何度も直江津港に通ったんだけど、そのときに楽しみに食べていた味噌ラーメン。
にんにくが効いてて甘みもあって、えみぃがいっちばん好きなラーメンなのだったらなのなのだ!!
にんにくが効いていて甘みもあって、ちぢれの卵麺がよくからまって本当においしい。
最後の一滴までスープを飲むやつ。食べた後は車中がにんにく臭くなるけどそんなこたぁ気にしない。
若女将さんとFBでつながっていたので、持ち帰りラーメン(どんぶりつき)の予約も入れて。
お店が超混んでたのでお声かけしなかったのだけど、わざわざ声をかけてくださり。お話もできてうれしかったー。
しかし熱い!この日は気温が20度まで上がり、にんにく味噌により体温も急上昇。
梨本か?!ってぐらい汗かいちゃった。
国道18号沿い、関山駅のちかくにあるので、みなさん食べにいってちょ!
というわけで、おなかいっぱいガソリン満タンになって再び出発。
中郷I.C.から高速に乗ったんだけど、入り口でバーがあがってて?。
入れたからいいかーとそのままいっちゃったけど、後でトラブルに(爆)。
運転はもともと嫌いじゃなかったし、2019年度は毎週長野まで通ったので、長距離運転を楽しめるようになった。
もう田んぼが濡れてるなー、白菜の菜花出てるな―、さくらも開いてる??とよそ見をしながら、ドライブを楽しんでいた。
んがっ、高田のあたりからハンドルがぶれる。
こわいー?!とスピードをゆるめ、そこからはのろのろ&しっかり前を見て運転。
しかし米山のあたりでぱーっと海が見え始めると「海ー!?☆♨▽×」とよそ見、だけど「事故多し、よそ見厳禁」の看板がたってて再び慎重運転に。ナイス、看板。
海をじっくり見たいしタイヤも心配だったんで、米山パーキングに入った。
ピーカン&凪ですんばらしい景色!!!
はー、きれいだなー。入りたいなー。とため息をつきながらしばし散策。
海を見ていた観光客の皆さんだけど、猫の帯をまいたへんてこりんのおばちゃんに視線が集中。ちょっと恥ずかしかったー。
そうそう、この日の着物はこんなんだったのよ。
目立つー。
というわけで、車に戻ってタイヤをチェック。
大丈夫みたいだったんで、再び高速へ。
しかし、ハンドルがぶれるんで慎重に運転していると「横風注意」の看板。
なんだよぅー、もっと早く教えてくれよぉー、と独り言をぶつぶつ言ったけど、ちょっと安心。
米山パーキングでグーグル先生に道を尋ねたら「西山インターで降りて116号を行きなさい」と言われたもんで、西山インターを降りようとしたら「経路不明」でビーッビーッとエラー音がなりり響き小パニックに。
スピーカーから「係員がかけつけますのでそのままお待ちください」と聞こえたので待っていると、担当者が到着。
係員さん「どこからのりました?」
えみぃ「中郷です」
係員さん「エラー出ませんでした?」
えみぃ「出ませんでした、と思います」(どこから支払いが発生する?!とどきどきしたよ)
係員さん「それじゃ、清算してきますのでカードをお渡しください」
えぇっ!それでいいの?えみぃの言ったことを信じてくれるの?!とびっくり。
日本って良い国だー。
バーを上げてもらい、ちょっと出たところで待つこと5分。
カードと清算の紙をもらって終了。ほっとしてふたたびドライブへ。
116号は通行量も少なく信号もほとんどなくて、おまけに横風もなくなって超快適。
高速を降りて40分ほどで目的のMRオート国道店に到着。
今回お会いしたかった古い友人のお店だ。
えみぃが赤峰勝人さんの講演会のお手伝いをしていたときに講演会を見に来てくださり、循環農法に興味を持たれて米が食べたいと燕三条から東御市まで買いに来てくださった、前山さんご夫婦。
その後、講演会のお手伝いも何度も来てくださり、10年来のお付き合いだ。最近はお仕事が忙しくなられたということで、お会いしていなかった。
たまたま目にした守成クラブの会報にご夫婦の会社名を見つけて「もしや」とかすめたけれど確信はもてず。
でも、昨年台風で被災した須坂の車屋さんにお手伝いに来たとFBの投稿を読み、FBでたどってみたら息子さんだった!!というご縁。
その日のうちにお母さまからお電話をいただきなつかしくお話して、行きたいなーと思っていたのだ。
ご縁もさることながら、台風と今回のコロナ騒動のお蔭で会いに行けたのだから、ピンチはチャンスだと実感。
MRオートは三条市内に2店舗があり、国道店は販売店でお父様一人が担当、奥様とご子息は横町の工場にいらっしゃると聞いて、国道店を訪ねた。
久しぶりにお会いしたけれどお変わりなく。
お互いの近況を話し、楽しいひと時を過ごした。
それから横町の工場に移動して、奥様とおしゃべり。
奥様もお変わりなくて、講演会などでお行きあいしたのが昨日のことのように楽しかった。
それでも、当時17歳だったお嬢さんがご結婚されたと聞いて、年は取りたくなもんだなーと(笑)。
守成クラブ会員のご子息とは初対面、お忙しい中お時間をつくっていただいてちょこっとお話。
あなたのお蔭でここまで来れました!と心から感謝。
それから燕三条の経営者の方にお会いしたんだけれど、皆さん気さくに声をかけてくださり、会場のスタッフの方からも猫帯を絶賛されてほっくほく。
この日の全工程を終え、シュワシュワを買って燕三条駅ちかくのアパホテルへ。
ガラガラだろうと思ったけれど駐車場が満車でびっくり!近くのパーキングに車を停めた。
コロナ関係なし?
部屋にもどってちょこっと連絡の仕事を済ませ、一人宴会をして就寝。
しかし、暑くてよく寝れなかったー。
翌日は5時にパチッと目が開き、FBを見たらお友達の愛猫ちゃんの訃報が。
みにつまされてしくしくっとなった。しばし黙とう。
外は土砂降りの雨。というか嵐。
お天気よければでかけよう!なんだけどこの雨じゃ行くところもないし。
huluで「今日から俺は!」を見て時間つぶし。
あと一話、あと一話と続けてみちゃって、きがついたら9時!
ぎゃーーーーとあわてて支度をして出発。
雨はまだ降っていた。
かさがなくてずぶぬれでパーキングまで行き、車に乗ったら駐車券がない。
ふたたびぎゃーっとなって、管理会社に電話すると「ボタンを押せば出れますよ。高いけど」。
ふと、怒りくるうオットの絵が浮かび、もう一度探そうと思いなおす。
ドアを開けて外に出て、シートの周りをごそごそ、、、ない。
助手席側にまわってごそごそ、、、ない。
それでもと思ってドアポケットを探ったら、
あったー!?
濡れて壁にぴとっとくっついてた。ほっとしたけど、着物はぐっしょりぬれちゃった(涙)。
でもまぁ事なきを得たので気を取り直して出発。
国道8号線で小千谷へ。所要時間は40分ぐらい。
出発したときは土砂降りだったけれど、晴れ間が見えたり小降りになったり、へんなお天気。
交通量はあったけれどスムーズに到着、けど目的地を決めていなかった。
セブンイレブンの駐車場で「小千谷 ちぢみ」で検索したら「道の駅 ちぢみの里」がヒット。
検索地点から4分とのことで、行ってみた。
駐車場にまぁまぁ車が停まっていたので「意外に混んでるのね?」と思ったけれど、店内はガラガラだった。
入り口付近にお土産売り場があり、奥が食堂。
全部で畳20畳ぐらいの狭いスペース。フロントがあり靴を脱いであがると♨という施設だった。
とりあえず、おなかすいたしなーと食堂でへぎそば。
ちゅるっとしてほのかに海の香りもして、おいしゅうございました。
蕎麦湯もいただいておなかいっぱい。幸せ気分~。
お店の方に「ちぢみの展示はないのですか?」と尋ねると「市内のサンプラザに行かれたほうがいいですよ」とパンフレットをいただいた。
道の駅からサンプラザまでは車で5分。さっきおじゃましたセブンイレブンの近くじゃん!
なぜに検索で一番に出ない?
駐車場がわからなくてぐるぐるしたけど、なんとか見つけて入館。
レストラン街とちぢみの展示スペースがあるんだけど、展示スペースはがらがら。
一人悠々と見学した。
「小千谷縮・小千谷紬」は重要無形文化財に指定されている、日本が誇る織物だ。
もしろん伝統工芸品でもある。
「縮(ちぢみ)」とは、経糸に強く撚った糸(撚糸)を用いて、織った後によく練り(お湯でもむこと)、表面に細かい皺(シボという)を出す織物。洋服生地だとクレープと呼ばれる。
小千谷縮はカラムシ(苧麻:ラミー)という植物の茎の皮から繊維を作り、それをつないで糸にしたもので織られている。
これがカラムシの茎の皮をなからに分けた束。ここからさらに細い繊維に分けていき、一本ずつつないで長い糸を作るのだ。これ、すごい作業よ。
まぁそういう工程の説明なんかはネットでググると情報は出てくるんだけど、実際に並べられた道具と現物を見ると、文章だけではわからない行間が見えてくるのよね。
一人ほーほー言いながら、食い入るように見て回ったわ。
そして、一番知りたかった絣糸の作り方の展示を発見!
絣糸っていうのは、まだらに染めた糸のことで、それを織って柄を出す技法を「かすり」と呼ぶ。
十字や井桁などはまぁ一定の間隔でまだらにすればいいんでしょうねと想像するんだけど、花柄や更紗など、華やかで複雑な柄をよく目にするのよね。
どうやって染めるのかしらーと不思議だったのよ。
その答えがありましたわ。
これがそれを実現する道具。木羽定規(こばじょうぎ)という木板の道具。
幅3センチ✖反幅の大きさで5㎜ぐらいの木の板がじゃばらにつながっていて、写真は5㎜の面を重ねてぎゅっとしている図。
ここに絵を映してじゃばらを広げ、そこに束にした横糸を重ねて色付けって、肝心な写真を撮り忘れてるんだよねー、言葉だけだと伝わらないよねー、わかんないよねー。
でもいいの、自己満ブログだから(笑)。知りたい人はサンプラザへGO!
これが仕上がった絣糸。
機械仕事のように㎜単位で精密にというわけにはいかない。
柄をきれいに作るためには、織り人の高度なテクニックが必要なのだ。
このお人形さんが着ているお着物が欲しい!
居座機(いざりばた)という手織り機。日本や朝鮮半島で古くから使われてきた手織り機の一種で、現在は結城紬や小千谷縮、越後上布などわずかに使われるにすぎない、滅亡寸前の道具。
織物は経糸を上下に分けてその間に横糸を通して作るわけだけど、上下に分ける仕組みが現在使われている高機(たかばた)に比べて繊細で、しかも経糸の端が自分の体にまきつけてあるので引き具合も難しい。
横糸で柄を作っていくのは至難の業。大きく柄がくるってしまうと「B反」と呼ばれ値段が下がってしまう。
しかし、染めの微妙な誤差と織り方により、柄に出る「ゆらぎ」が、絵画のような図案に奥行きをもたせ、ふわっと軽い麻のさわりも相まってなんともやわらかい雰囲気を醸し出すのだ。
現代ではコンピュータやメカを使っていかようにも作れてしまうけれど、この道具を使って手作業で染められ、織られた布には迫力となんとも言えないやさしさがあるのだ。
しかし残念なことに、木羽定規を使って居座機で織る職人さんは減っていて、布も少ないんだとか。えみぃに時間があったら継承したいけれど、、、。
そのほかに小千谷縮の歴史も詳しく説明があったんだけど、読む時間がなかったので写真撮影して、コロナの影響で中止になっている機織り体験の場所を指をくわえて眺めて、駐車場の反対側にあった錦鯉の里を横目にちらっと見て、サンプラザを後にした。
オットと約束した帰宅時間まであと3時間を切り、少々あせり始めたえみぃ。
次の目的地、十日町のクロステンへ急いだ。
ここは4年ほど前に赤峰さんの講演会が行われ、訪れた場所。
その時も着物屋さんがあるのは見たけれど、さすがに物色はできずに断念。いつか行きたいと思っていたのだ。
入り口のお土産品には目もくれず、一直線に着物屋さんへ。
店先に1枚260円の端切れがいっぱーい。
買い物かごをワシっとつかみ、うっきゃーとなって次々放り込む。
店主さんがえみぃの猫帯を見て「まぁ!かわいい帯♪」と声をかけてくださった。
えみぃ「自分で作りました」
店主さん「まぁ、プリーツも素敵ね」
えみぃ「でかい尻を隠したかったので」→余計な情報
店主さん「お着物はよく着られるの?」
えみぃ「毎日です」
店主さん「プリーツがかわいいわね、(帯締め代わりのベルトを見て)あら、ベルトじゃないのー」
という風に話が盛り上がったところでほかのお客様が見え、店主さんは対応に。
一人になったえみぃは店内のお着物を物色。
とても状態の良いきれいなお着物がたくさん。お値段高いものもあるけれど、リーズナブルも多数(どうやよりは高いけど・爆)。
普段目にしない変わったお着物もたくさんあり、3300円コーナーから3枚発掘。
普段は1000円以上のお着物なんてそうそう買わないんだけど、旅先で気がゆるんじゃって。
それまでにも散財しちゃって厳禁足りないかも、だったけど、禁断のカード切っちゃうかなーと。
おまけに1000円着物コーナーからも1枚。
ささっと羽織って確認してレジへ。この間10分。
あまりの即決に驚いた店主さん「サイズは大丈夫?」と心配してくださったけど、大丈夫です!と鼻息あらく答えた。
コロナでお客さんが減っているタイミングだったらしく、「毎日着てるなら帯締めや衿もってってー」と、奥からごっぞり物をもって登場。
最初は選ぶふりをしていたんだけど、「捨てようとおもっていたものだから、良かったら全部もっていって」の一言で「遠慮なくいただきます!」と。
紙袋いっぱいいただいちゃった。おまけに端切れもサービスしてもらっちゃった。
わーい!
着物屋だって言い出せなかったけど、いただいたものはお客さんにサービスします。
お店も宣伝します(笑)。
みんな、お買い物に行ってね。そして「猫帯の人に教えてもらった」と付け加えるように。
ほっくほく&るんるんで帰路についた。
お土産品を買い忘れたことに気が付いて逆戻り(30分ロス)というアクシデントはあったものの、約束の時間になんとか間に合い、妻としての役目も全うできた。
というわけで、珍道中は無事に幕を下ろしたわけだけど、古い仲間にあって循環農法の初心を思い出し、たくさんの経営者とふれあい経営者たるものは、、、ということを深く考え、織物の里を訪れて先人の知恵と日本人の手仕事のすばらしさを目の当たりにし、いずれにしても人生はおごることなく精進あるのみ!を心に刻んだ、今日この頃なのだ。
おまけ
旅先でカードを使ったことをまだ言い出せず、なにかしらの付加価値をつけなければと頭を悩ましていたりする。。。
えみぃの本業は「財務会計関連ソフトのマニュアルのDTP」。
具体的には、改版作業(ライターさんの指示で既存バージョンのデータに修正を入れる)で、印刷用のPDFとお客様がパソコンで閲覧するためのPDF、ソフトの呼び出しで起動するオンラインヘルプを作る仕事です。
内容を考える必要はなくて形にするだけなので普段は気楽なんですが、昨年は消費税増税があり作業量が例年の1.5倍、作業時期が夏から秋に集中したのでその当時は2倍強もあり、農作業をあきらめてぎりぎりセーフ、という状況でした。
消費税の山が終わってやれやれと思っていたら、Win7のサポート終了問題が。
えみぃたちの作業環境はOSがWin7、編纂アプリがAdobeFrameMaker10+AdobeRoboHelp9。
このアプリは実に10年以上前にリリースされたものです。Adobeさんは2年に一度ぐらいのペースでアップグレードしてくださるんですが、バージョンが上がったら正常に動作しなくなったということが過去にあり、ずっと古いアプリを使ってきたのです。
ところが、今回OSをアップグレードしたらこれら古いアプリが正常に動かないということが判明。最新アプリにアップグレードしてもしかり。
どうせだめなら最新バージョンでやろうということが決まったのが、2月初旬(爆)。
htmlヘルプを作成するところでレイアウトが崩れる不具合が多発してしまい、Adobeさんに質問するも、なにしろそんな古いアプリから最新アプリへのアップグレードは開発元でも経験がないわけで、「新しくデータを作り直してください」で終了。
全システムのマニュアル総ページ数は10,000を超え、納期は3月19日。全データの再作成は考えられず、ヘルプ側のCSSを調整して新しいテンプレートを制定(すっごいぶざまなhtmlになるけど、片目で見て我慢。この作業に一月以上ついやしちまった)、全マニュアルに反映してさらに調整して納品物を作成(ここは手分けしたけれども)、確認。工数は、、、、通常の3倍?!
助っ人をお願いして分担で作業したけど、納品前一週間は徹夜も含めて本当に大変でした。
えみぃは某メーカーの某事業部の全マニュアルをまるっと引き受けていて、今回のような大きなテーマのときも全部好きなようにやらせていただいています。途中でやんや言われることも心配されることもなく、信頼関係が成り立っていて本当にありがたい。
始めた当初は30そこそこの小娘が背負えるような仕事ではなく、プレッシャーに押しつぶされそうになったり、「できない」と相談できなくてはったりかませたり(爆)。
ドキドキハラハラしたり、背中につーーーっと冷たいものが流れたり、頭がはげたり、いろんなことを経験しながら(遠い目)。
この20年、常に考えてきたのは「お客様が何を望んでいるか」であり、そこにむかって全力投球してきました。
具体的にいうと、えみぃは作業時間でお金をいただく契約でしたが、作業効率を上げる提案をどんどんしてきました。メーカーさんには「森尻さんの仕事がなくなっちゃうんじゃない?」と心配されましたが、マニュアルの仕事はとにかく納期がない&最後に修正が集中するので、作業時間を短縮することで納品物のレベルを上げることができると考えたのです。
納品物のレベルが上がるということは、ソフトを使うお客様が喜ぶことになるわけで、えみぃの雇い主はメーカーさんだけれど、本当のお客様は使う方だなと、常に考えて仕事をしてきました。
それに、空いた時間ができたおかげで趣味も生活も充実したし(笑)。
とまぁそういう訳で、2019年度は久しぶりにお仕事おてんこ盛り年度となり、頑張った報酬としてなななんと!あこがれの黄八丈(まるまなこ)をゲットして、有頂天の今日この頃。
みなさん、いかがお過ごしですか?
ってなわけで、忙しい2019年度の仕事が終わってほっとしたのもトコノマ、2020年度の農繁期がもう始まろうとしているんだけれども、毎月第三木曜の守成クラブの定例会が中止になり、成人学校も前の週で終了して空いていたしお仕事もない、こりゃぁもう行きたいとこ行って会いたい人にあうしかないっしょ!?と、糸の切れたタコのように一人旅にふらーっとでかけた。
守成クラブの燕三条会場に、友達のご子息がいらっしゃることがわかり、会いに行こうと。
それならついでに大好きなラーメン食べたり、着物の産地もまわってこようと。頭の中でふわーっと考えただけで出発。
10時半出発、小諸から高速に乗って妙高高原で降りた。行く先は食堂ニューミサ。
30年ぐらい前に海釣りにはまって、春から夏にかけて何度も直江津港に通ったんだけど、そのときに楽しみに食べていた味噌ラーメン。
にんにくが効いてて甘みもあって、えみぃがいっちばん好きなラーメンなのだったらなのなのだ!!
にんにくが効いていて甘みもあって、ちぢれの卵麺がよくからまって本当においしい。
最後の一滴までスープを飲むやつ。食べた後は車中がにんにく臭くなるけどそんなこたぁ気にしない。
若女将さんとFBでつながっていたので、持ち帰りラーメン(どんぶりつき)の予約も入れて。
お店が超混んでたのでお声かけしなかったのだけど、わざわざ声をかけてくださり。お話もできてうれしかったー。
しかし熱い!この日は気温が20度まで上がり、にんにく味噌により体温も急上昇。
梨本か?!ってぐらい汗かいちゃった。
国道18号沿い、関山駅のちかくにあるので、みなさん食べにいってちょ!
というわけで、おなかいっぱいガソリン満タンになって再び出発。
中郷I.C.から高速に乗ったんだけど、入り口でバーがあがってて?。
入れたからいいかーとそのままいっちゃったけど、後でトラブルに(爆)。
運転はもともと嫌いじゃなかったし、2019年度は毎週長野まで通ったので、長距離運転を楽しめるようになった。
もう田んぼが濡れてるなー、白菜の菜花出てるな―、さくらも開いてる??とよそ見をしながら、ドライブを楽しんでいた。
んがっ、高田のあたりからハンドルがぶれる。
こわいー?!とスピードをゆるめ、そこからはのろのろ&しっかり前を見て運転。
しかし米山のあたりでぱーっと海が見え始めると「海ー!?☆♨▽×」とよそ見、だけど「事故多し、よそ見厳禁」の看板がたってて再び慎重運転に。ナイス、看板。
海をじっくり見たいしタイヤも心配だったんで、米山パーキングに入った。
ピーカン&凪ですんばらしい景色!!!
はー、きれいだなー。入りたいなー。とため息をつきながらしばし散策。
海を見ていた観光客の皆さんだけど、猫の帯をまいたへんてこりんのおばちゃんに視線が集中。ちょっと恥ずかしかったー。
そうそう、この日の着物はこんなんだったのよ。
目立つー。
というわけで、車に戻ってタイヤをチェック。
大丈夫みたいだったんで、再び高速へ。
しかし、ハンドルがぶれるんで慎重に運転していると「横風注意」の看板。
なんだよぅー、もっと早く教えてくれよぉー、と独り言をぶつぶつ言ったけど、ちょっと安心。
米山パーキングでグーグル先生に道を尋ねたら「西山インターで降りて116号を行きなさい」と言われたもんで、西山インターを降りようとしたら「経路不明」でビーッビーッとエラー音がなりり響き小パニックに。
スピーカーから「係員がかけつけますのでそのままお待ちください」と聞こえたので待っていると、担当者が到着。
係員さん「どこからのりました?」
えみぃ「中郷です」
係員さん「エラー出ませんでした?」
えみぃ「出ませんでした、と思います」(どこから支払いが発生する?!とどきどきしたよ)
係員さん「それじゃ、清算してきますのでカードをお渡しください」
えぇっ!それでいいの?えみぃの言ったことを信じてくれるの?!とびっくり。
日本って良い国だー。
バーを上げてもらい、ちょっと出たところで待つこと5分。
カードと清算の紙をもらって終了。ほっとしてふたたびドライブへ。
116号は通行量も少なく信号もほとんどなくて、おまけに横風もなくなって超快適。
高速を降りて40分ほどで目的のMRオート国道店に到着。
今回お会いしたかった古い友人のお店だ。
えみぃが赤峰勝人さんの講演会のお手伝いをしていたときに講演会を見に来てくださり、循環農法に興味を持たれて米が食べたいと燕三条から東御市まで買いに来てくださった、前山さんご夫婦。
その後、講演会のお手伝いも何度も来てくださり、10年来のお付き合いだ。最近はお仕事が忙しくなられたということで、お会いしていなかった。
たまたま目にした守成クラブの会報にご夫婦の会社名を見つけて「もしや」とかすめたけれど確信はもてず。
でも、昨年台風で被災した須坂の車屋さんにお手伝いに来たとFBの投稿を読み、FBでたどってみたら息子さんだった!!というご縁。
その日のうちにお母さまからお電話をいただきなつかしくお話して、行きたいなーと思っていたのだ。
ご縁もさることながら、台風と今回のコロナ騒動のお蔭で会いに行けたのだから、ピンチはチャンスだと実感。
MRオートは三条市内に2店舗があり、国道店は販売店でお父様一人が担当、奥様とご子息は横町の工場にいらっしゃると聞いて、国道店を訪ねた。
久しぶりにお会いしたけれどお変わりなく。
お互いの近況を話し、楽しいひと時を過ごした。
それから横町の工場に移動して、奥様とおしゃべり。
奥様もお変わりなくて、講演会などでお行きあいしたのが昨日のことのように楽しかった。
それでも、当時17歳だったお嬢さんがご結婚されたと聞いて、年は取りたくなもんだなーと(笑)。
守成クラブ会員のご子息とは初対面、お忙しい中お時間をつくっていただいてちょこっとお話。
あなたのお蔭でここまで来れました!と心から感謝。
それから燕三条の経営者の方にお会いしたんだけれど、皆さん気さくに声をかけてくださり、会場のスタッフの方からも猫帯を絶賛されてほっくほく。
この日の全工程を終え、シュワシュワを買って燕三条駅ちかくのアパホテルへ。
ガラガラだろうと思ったけれど駐車場が満車でびっくり!近くのパーキングに車を停めた。
コロナ関係なし?
部屋にもどってちょこっと連絡の仕事を済ませ、一人宴会をして就寝。
しかし、暑くてよく寝れなかったー。
翌日は5時にパチッと目が開き、FBを見たらお友達の愛猫ちゃんの訃報が。
みにつまされてしくしくっとなった。しばし黙とう。
外は土砂降りの雨。というか嵐。
お天気よければでかけよう!なんだけどこの雨じゃ行くところもないし。
huluで「今日から俺は!」を見て時間つぶし。
あと一話、あと一話と続けてみちゃって、きがついたら9時!
ぎゃーーーーとあわてて支度をして出発。
雨はまだ降っていた。
かさがなくてずぶぬれでパーキングまで行き、車に乗ったら駐車券がない。
ふたたびぎゃーっとなって、管理会社に電話すると「ボタンを押せば出れますよ。高いけど」。
ふと、怒りくるうオットの絵が浮かび、もう一度探そうと思いなおす。
ドアを開けて外に出て、シートの周りをごそごそ、、、ない。
助手席側にまわってごそごそ、、、ない。
それでもと思ってドアポケットを探ったら、
あったー!?
濡れて壁にぴとっとくっついてた。ほっとしたけど、着物はぐっしょりぬれちゃった(涙)。
でもまぁ事なきを得たので気を取り直して出発。
国道8号線で小千谷へ。所要時間は40分ぐらい。
出発したときは土砂降りだったけれど、晴れ間が見えたり小降りになったり、へんなお天気。
交通量はあったけれどスムーズに到着、けど目的地を決めていなかった。
セブンイレブンの駐車場で「小千谷 ちぢみ」で検索したら「道の駅 ちぢみの里」がヒット。
検索地点から4分とのことで、行ってみた。
駐車場にまぁまぁ車が停まっていたので「意外に混んでるのね?」と思ったけれど、店内はガラガラだった。
入り口付近にお土産売り場があり、奥が食堂。
全部で畳20畳ぐらいの狭いスペース。フロントがあり靴を脱いであがると♨という施設だった。
とりあえず、おなかすいたしなーと食堂でへぎそば。
ちゅるっとしてほのかに海の香りもして、おいしゅうございました。
蕎麦湯もいただいておなかいっぱい。幸せ気分~。
お店の方に「ちぢみの展示はないのですか?」と尋ねると「市内のサンプラザに行かれたほうがいいですよ」とパンフレットをいただいた。
道の駅からサンプラザまでは車で5分。さっきおじゃましたセブンイレブンの近くじゃん!
なぜに検索で一番に出ない?
駐車場がわからなくてぐるぐるしたけど、なんとか見つけて入館。
レストラン街とちぢみの展示スペースがあるんだけど、展示スペースはがらがら。
一人悠々と見学した。
「小千谷縮・小千谷紬」は重要無形文化財に指定されている、日本が誇る織物だ。
もしろん伝統工芸品でもある。
「縮(ちぢみ)」とは、経糸に強く撚った糸(撚糸)を用いて、織った後によく練り(お湯でもむこと)、表面に細かい皺(シボという)を出す織物。洋服生地だとクレープと呼ばれる。
小千谷縮はカラムシ(苧麻:ラミー)という植物の茎の皮から繊維を作り、それをつないで糸にしたもので織られている。
これがカラムシの茎の皮をなからに分けた束。ここからさらに細い繊維に分けていき、一本ずつつないで長い糸を作るのだ。これ、すごい作業よ。
まぁそういう工程の説明なんかはネットでググると情報は出てくるんだけど、実際に並べられた道具と現物を見ると、文章だけではわからない行間が見えてくるのよね。
一人ほーほー言いながら、食い入るように見て回ったわ。
そして、一番知りたかった絣糸の作り方の展示を発見!
絣糸っていうのは、まだらに染めた糸のことで、それを織って柄を出す技法を「かすり」と呼ぶ。
十字や井桁などはまぁ一定の間隔でまだらにすればいいんでしょうねと想像するんだけど、花柄や更紗など、華やかで複雑な柄をよく目にするのよね。
どうやって染めるのかしらーと不思議だったのよ。
その答えがありましたわ。
これがそれを実現する道具。木羽定規(こばじょうぎ)という木板の道具。
幅3センチ✖反幅の大きさで5㎜ぐらいの木の板がじゃばらにつながっていて、写真は5㎜の面を重ねてぎゅっとしている図。
ここに絵を映してじゃばらを広げ、そこに束にした横糸を重ねて色付けって、肝心な写真を撮り忘れてるんだよねー、言葉だけだと伝わらないよねー、わかんないよねー。
でもいいの、自己満ブログだから(笑)。知りたい人はサンプラザへGO!
これが仕上がった絣糸。
機械仕事のように㎜単位で精密にというわけにはいかない。
柄をきれいに作るためには、織り人の高度なテクニックが必要なのだ。
このお人形さんが着ているお着物が欲しい!
居座機(いざりばた)という手織り機。日本や朝鮮半島で古くから使われてきた手織り機の一種で、現在は結城紬や小千谷縮、越後上布などわずかに使われるにすぎない、滅亡寸前の道具。
織物は経糸を上下に分けてその間に横糸を通して作るわけだけど、上下に分ける仕組みが現在使われている高機(たかばた)に比べて繊細で、しかも経糸の端が自分の体にまきつけてあるので引き具合も難しい。
横糸で柄を作っていくのは至難の業。大きく柄がくるってしまうと「B反」と呼ばれ値段が下がってしまう。
しかし、染めの微妙な誤差と織り方により、柄に出る「ゆらぎ」が、絵画のような図案に奥行きをもたせ、ふわっと軽い麻のさわりも相まってなんともやわらかい雰囲気を醸し出すのだ。
現代ではコンピュータやメカを使っていかようにも作れてしまうけれど、この道具を使って手作業で染められ、織られた布には迫力となんとも言えないやさしさがあるのだ。
しかし残念なことに、木羽定規を使って居座機で織る職人さんは減っていて、布も少ないんだとか。えみぃに時間があったら継承したいけれど、、、。
そのほかに小千谷縮の歴史も詳しく説明があったんだけど、読む時間がなかったので写真撮影して、コロナの影響で中止になっている機織り体験の場所を指をくわえて眺めて、駐車場の反対側にあった錦鯉の里を横目にちらっと見て、サンプラザを後にした。
オットと約束した帰宅時間まであと3時間を切り、少々あせり始めたえみぃ。
次の目的地、十日町のクロステンへ急いだ。
ここは4年ほど前に赤峰さんの講演会が行われ、訪れた場所。
その時も着物屋さんがあるのは見たけれど、さすがに物色はできずに断念。いつか行きたいと思っていたのだ。
入り口のお土産品には目もくれず、一直線に着物屋さんへ。
店先に1枚260円の端切れがいっぱーい。
買い物かごをワシっとつかみ、うっきゃーとなって次々放り込む。
店主さんがえみぃの猫帯を見て「まぁ!かわいい帯♪」と声をかけてくださった。
えみぃ「自分で作りました」
店主さん「まぁ、プリーツも素敵ね」
えみぃ「でかい尻を隠したかったので」→余計な情報
店主さん「お着物はよく着られるの?」
えみぃ「毎日です」
店主さん「プリーツがかわいいわね、(帯締め代わりのベルトを見て)あら、ベルトじゃないのー」
という風に話が盛り上がったところでほかのお客様が見え、店主さんは対応に。
一人になったえみぃは店内のお着物を物色。
とても状態の良いきれいなお着物がたくさん。お値段高いものもあるけれど、リーズナブルも多数(どうやよりは高いけど・爆)。
普段目にしない変わったお着物もたくさんあり、3300円コーナーから3枚発掘。
普段は1000円以上のお着物なんてそうそう買わないんだけど、旅先で気がゆるんじゃって。
それまでにも散財しちゃって厳禁足りないかも、だったけど、禁断のカード切っちゃうかなーと。
おまけに1000円着物コーナーからも1枚。
ささっと羽織って確認してレジへ。この間10分。
あまりの即決に驚いた店主さん「サイズは大丈夫?」と心配してくださったけど、大丈夫です!と鼻息あらく答えた。
コロナでお客さんが減っているタイミングだったらしく、「毎日着てるなら帯締めや衿もってってー」と、奥からごっぞり物をもって登場。
最初は選ぶふりをしていたんだけど、「捨てようとおもっていたものだから、良かったら全部もっていって」の一言で「遠慮なくいただきます!」と。
紙袋いっぱいいただいちゃった。おまけに端切れもサービスしてもらっちゃった。
わーい!
着物屋だって言い出せなかったけど、いただいたものはお客さんにサービスします。
お店も宣伝します(笑)。
みんな、お買い物に行ってね。そして「猫帯の人に教えてもらった」と付け加えるように。
ほっくほく&るんるんで帰路についた。
お土産品を買い忘れたことに気が付いて逆戻り(30分ロス)というアクシデントはあったものの、約束の時間になんとか間に合い、妻としての役目も全うできた。
というわけで、珍道中は無事に幕を下ろしたわけだけど、古い仲間にあって循環農法の初心を思い出し、たくさんの経営者とふれあい経営者たるものは、、、ということを深く考え、織物の里を訪れて先人の知恵と日本人の手仕事のすばらしさを目の当たりにし、いずれにしても人生はおごることなく精進あるのみ!を心に刻んだ、今日この頃なのだ。
おまけ
旅先でカードを使ったことをまだ言い出せず、なにかしらの付加価値をつけなければと頭を悩ましていたりする。。。
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えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
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自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
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