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自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、 2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に 綴ります。
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えみぃです。

先日上田城にお花見に行ってきました。
タイミング良く満開!でそれはもう美しい景色だったわけですが、ものすごい人でした。

混雑した城内で友人たちと待ち合わせだったので、派手な羽織を着ていきました。

 

桜の花をかすめてしまうほどのショッキングピンク!パー子さんも真っ青ですわ。
おまけに派手な支度をすると、みなさん着物に目が行ってしまうせいか顔を見ないのね。
「上田城で(着物を)見たけど、森尻さんだと気が付かなかった」と。

仲間も遠くから気が付いてくれると思いきや、至近距離で声をかけて「あぁ!」という感じでした。

昨年10月の着物マルシェでは、真っ赤の中にでかネコ!というインパクト大のコーデで行きましたが、この時もすごく目立ったのに知人に認識されず。



この帯は本当に大好きさー!

というわけで、派手ないでたちだと顔を見られないということを学習し、これからお忍びで出かけるときは思い切って派手に行こうと思っている今日この頃。
皆さん、いかがお過ごしですか?



ってなわけで、相変わらずお着物生活満喫中のえみぃ。
毎日とっかえひっかえいろんな着物を着ているうちに着物の知識がどんどん深まり、コーデや着付けのスキルもアップしている実感もあり、着物屋として商売になっていくかも?という予感にホクホクしてるんだけれども、ぬあんとリメイクの腕を磨くチャンスがやってきた。

2年前からおじゃましている異業種交流会「守成クラブ」で知り合った、須坂の縫製会社の社長さんのご紹介で、長野市の成人学校で「着物リフォーム講座」の講師をさせていただくことになったのだったらなのなのだ!

成人学校っていうのはいわゆる市が主催するカルチャースクールのようなものなんだけれど、その歴史は古いし、講座の数も多いし、カリキュラムも多岐に渡っていてすごい。
今年は城山公民館を始め市内17か所の公民館で142講座が実施されているという。
城山公民館は成人学校発祥の地で、講座数はもっとも多く29講座、およそ400名が通ってくるんだとか。
すげー。

とまぁそんなわけで、その29講座の中に「着物リフォーム講座」というものがあるんだけれども、昨年までの講師の方がご高齢のためおやめになり、後を継ぐ方が市内に見つからずに困っていたところ、須坂縫製の社長さんにお話しがまわっていき、えみぃに白羽の矢がたった。
お話をいただいた時は「遠くて通うのも大変なので、断ってもらっていいですが、本当にお困りのようなので話を聞いて思い当たる人を紹介いただければ」とのことだった。

公民館長さんは「思い当たる人はいるけれど、(遠くの方なので)受けてもらえるかどうかはわかりませんよ」と言われていたらしいけれど、藁をもすがる思いでえみぃに電話をかけたそうだ。

電話をいただいたのは1月末。ちょうど予定が空いていたので翌日すっとんで行ってお話を聞いた。

えみぃ的には、長野市は以前住んでいたので土地勘もあるし、たんす屋さんにもしょっちゅう行くし、お友達も多いので通うことに関しては全く不都合はなかったんだけど、ドウヤの邪道リメイクが経験豊富な方に受け入れられるのか、講義としてご満足いただけるのかってことが懸案だった。

公民館長さんとの面談では、とにかく講座数を減らしたくないということと、昨年までの内容が難しくてついていかれなかった方がいらっしゃるので簡単で良いということだった。
製図を起こし、さらにジャストサイズに修正して仕立てるというお教室だったとか。

そういうことならぜひやってみたい!と思ってしまった。
人にお伝えするってことは、自分がやっていることのおさらいをすることにもなるし、要望をいただいて勉強するのもスキルアップにつながるし、頼まれて講師をするなんて貴重な経験めったにできないよ。
なにより、えみぃよりリフォーム歴の長い先輩に教えていただけることがいっぱいあるに違いないと思ったのだ。
講師を引き受ける本人が勉強するつもりでどうする?って感じだけれど。
 
ただ、「もしかして経験者の方から「製図を起こして作りたい」という要望が出た時は、対処していただけますか?」とも聞かれた。
「はい、大丈夫です」と即答したえみぃだけど、実はまったく経験なし(爆)。あはは。
 
自分のスキルを上回る要望でも、なんとなくできると思ってしまう。
やってみたいというほうが正しいかな?
小さいころからずっとそうで、そうやって今のえみぃはできあがってきたような気がする。

というわけで、ものすごいはったりをかませて公民館の皆さまにご納得いただき、めでたく就任とあいなった。
昨年までと講座の内容が違うよ!ということをアピールするため「かんたんリフォーム講座」という名前にしましょうとなり、数日のうちに通年のカリキュラムを考えて欲しい、作品の写真を送って欲しいと言われたので、メールで送った。これが2月中旬。

講座が始まるまで2カ月あるし、講座の内容考えたり製図の勉強する時間はたっぷりと思っていた。なんなら、製図起こしてジャケット縫ってみるか?ぐらいの気持ちだった。
それなのに、赤峰講演会の準備や蚕さんの世話、毎月の古民家の集いの開催、かふぇ営業と毎日があわただしく過ぎ、あっちゅー間に4月になってしまった!

講師が変わると生徒さんががくっと減るため、もしかしたら講座が成り立たないかもしれないと言われていたけれど、募集初日に17名を超えたと連絡がありまずは一安心。
しかーし、はじめましてさんは2名で15名は昨年から継続の方だと言われて、ちょっと青くなった。大丈夫かなーと。

そしてむかえた初日4月11日は、ぬあんと雪!
地蔵峠の山頂は、冬?と見まごう景色で、道路はシャビシャビだった。
まさに暗雲が立ち込むという感じ。



そして長野市内の道路が渋滞。
10時5分前になんとか着いて、滑り込みセーフ。

2階のお教室に荷物を置いて、開講式とやらが行われる会場へ行くと、100人ちかい生徒さんたちが中学校時代に講堂で行われた朝礼みたいに、講座ごとに並んでいた。
「先生は前へお座りください」と促され、中央に置かれた演台わきに並んだパイプ椅子に座った。この日は3つの講座が行われており、合同の入校式。他の講師の先生はもちろんえみぃより年上。

っていうか、えみぃが一番若いんじゃないか?なのに、生徒さんは立っていて若輩もののえみぃが座っている。
ものすごい違和感を感じとまどうえみぃをよそに、式が始まった。

公民館長からお話があった後、「あなたに講師を委任します」という書類をいただいた。
なんか、本当の学校みたいだ。

開講式を終えて教室に戻り、いよいよ講座開始。
久しぶりに心臓がドッキンドッキン、飛び出しそうだった。そして顔は真っ赤だったにちがいない。

上がった息をおさえつつ、やっとこ自己紹介。
リメイクを始めた経緯と生活スタイルについて、ちょろっと説明した。
そして、生徒さんの要望を聞いてみようと、自己紹介していただくことに。

トップバッターをお願いしたのは、手仕事展でお世話になっていてよく知っているお母さん。
講座初参加とのことだったけど、無茶ブリでおねがいした。

リメイクを始めるきっかけや和服とのいきさつなど、とても良いお話をしてくださり、場が和んだ。ほっとしたー。
続いて次々と自己紹介をしていただくと、皆さん家にたくさんのお着物があって処分に困ってリメイク講座に来ていることがわかった。
そして、昨年まで難しくてついて行かれず、「かんたん」という言葉に惹かれて来ましたという方が多かった。

それを聞いて安心して、それからはえみぃ節がさく裂!
ドウヤの邪道リメイクの品々を広げ、皆さんに見てもらいながら説明すると、かふぇに着てくださるお客様と同じように、興味を示してくださった。
そして、「エプロンを作りたい」「野良帽子、いいね」などなど、喜んでくださって一安心。
肩の荷がおりたー。
帰りに一人で回転寿司に寄ってお祝い。
好きなお皿をたくさん食べた。

そして2回目は4月18日だったんだけど、ぬあんとこの日は守成クラブの例会の日。
実はリフォーム講座は基本毎週木曜日の午前10時から12時なんだけど、守成クラブうえだの月に一度の定例会は第三木曜日。
年間を通じて重なっていることが多いのだ。

えみぃは守成クラブうえだの事務局をおおせつかっているため、例会の前日から当日にかけてお仕事が多い。
例会当日の午前に長野へ行って、準備が間に合うのかってのが懸案だった。
それでもまぁやるしかないってことで、例会の準備を前日の夜にできるだけ終わらせて、長野へ出かけた。

夜の仕事に疲れて峠を越える元氣がなく、高速を使ったら1時間ちょいでついちゃった。
城山公園の桜が満開だったので、一人お花見。

 

御天気もよくて、とてもキレイだった。



こちらが城山公民館の建物。
古いけれど中はキレイ。
駐車場は少ないけれど、入口付近に講師用の駐車場が確保されているので、停めさせていただく。



リフォーム講座のお教室は207号室。
業務用ミシンやロックミシン、製図台、ものさし、アイロン、洋裁用のアイロン台、ボディさんなどが揃っていて、いたれりつくせり。
何がどうなっているかちんぷんかんぷんなので、生徒さんに頼り切り。



2日目のこの日は、どうや流の着物の解き方をお伝えするとともに、どうやのリメイク品の作り方も公開した。
黒板にチョークって懐かしいー。楽しいー。

楽しく2時間の講座を終え、地蔵峠経由で1時間半で帰宅。
例会準備もつつがなく終え、例会も無事終了してほっとした。なんとかなりそう。
 
とまぁそんなわけで、えみぃの講師生活が始まった。
受講されている皆さんに比べたら、人生経験もリフォーム経験もひよっこのえみぃをあたたかく迎えてくださり、様子がわからずとまどっているとやさしく教えてくださるだけじゃなく、
「(講師を)引き受けてくださってありがとう」「遠くから通ってくれてありがとう」とお礼まで言われちゃって、もー恐縮です!

その上「先生」と呼ばれると、恐縮を通り越して申し訳なくなっちゃうので、どうか先生と呼ばないでください!とお願いしたんだけども「先生」「先生」と呼ばれてまいっちんぐ!!な今日この頃なのだ。


告知!どうやの邪道リメイクが見られる「みんなの手仕事展」が開催されます!!

日時:2019年4月26日(金)~29日(月)10時半~19時半
場所:長野市ショッピングプラザagein4F たんす屋長野店さんの特設会場

着物からのリメイク洋服、小物から、お着物周りの小物まで。
たくさんの作家さんの作品が展示&即売されます。
えみぃは26日と29日の10時半から15時ぐらいまで会場におります。
みなさん、いらしてね!

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無題
すごーい!!!えみぃ先生!!!
すみえもん 2019/04/23(Tue)20:45:28 編集
すごくはないです。
先生って呼ばれるのも、嬉しくはないし。
でも、講座はお着物好きリメイク好きな方が集まっていらして、楽しいです♪
えみぃ 2019/04/24(Wed)11:19:32 編集
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プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
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