猫たちとの暮らし方

えみぃです。

外は雪景色だし、今日は真冬日で最高気温が－2℃。
ここんところ寒い日が続いています。

今は農閑期でパソコンのお仕事も落ち着いているので、朝は9時近くまで寝てます。
早く起きてもすることないし、起きればストーブ焚かないといけない。
今季は薪のストックがあまりないので、焚く時間は短いほうが良いのです。

夜は遅くまで起きているのか？っていうとそうでもなくて、夕食をいただいて9時ごろにはこたつでコロンと寝ちゃいます。
12時ごろむくっと起き出して、半身浴を3時間ぐらい。
それからお布団に入って9時まで寝るっていう生活です。

9時に起きてパソコンのお仕事をして、終わったら薪を運んだり便槽のお世話したり。
夕方まではわりと動いて過ごすので、暖房しなくても体があたたまって一石二鳥。
夏とはちがってのんびり、オフライフを楽しんでいる今日この頃。
皆さん、いかがお過ごしですか？
 
 
ってなわけで、るん&音が2009年に、チャーリー&寅子が2011年に、みぃちゃんが2015年にやってきて、現在5匹の猫と暮らすえみぃ達。

「たくさん居ると、病気とか心配よね」とか「外での事故とか、心配じゃない？」って良く聞かれるけれど、わりと心配しないで生活している。
心配はしていないけれど、気を付けていることはたくさんある。

まずはフードについて。
るんが子猫の頃は病弱だったので手作りでごはんを作っていたけれど、頭数が増えてからはふつうにカリカリフードになってしまった。
後から来た子らが、手作りを好まないもんで。

具体的には近所のカインズホームで purina one っていうのを買っている。

 
 
プレミアムキャットフードと一般的なフードの中間のフード。
選んだポイントは、主原料が肉なことと（これ大事）、ユーザーが多いらしく店内で比較的良く回転しているということ。

猫は肉食なので、魚より肉のほうがベター。そして、体の大きい牛や豚や羊さんよりも、鶏肉のほうがさらに良いのだ。
purina oneシリーズは、鶏、七面鳥、サーモンなどが主原料だけれど、えみぃは鶏と七面鳥のを買っている。
 
カリカリを始めた頃は、プレミアムフードをネットで取り寄せていたけれど、ネット通販の場合は賞味期限が確認できない。
どんなに良いフードでも長期保管をすると酸化してしまうので、賞味期限ぎりぎりのプレミアムフードよりは、新鮮な安いフードのほうが良いと思う。
 purina one は500gずつ小分けされているので、さらに良いと思っている。

ちなみに、我が家の猫たちはこの一袋をだいたい一週間で食べる。
１頭あたりの摂取量は１日100グラム程度。
かなり少ないと思うけれど、がりがりに痩せているわけじゃないし、運動量もそこそこなので気にしていない。
たぶん、みんな外で適当におやつを食べているんだろう、とおおらかに考えている。


次は環境について。
気を付けているのは、臭いと居場所。

猫の嗅覚は犬ほどじゃないけれど、かなり高い。
なので、猫が嫌がる臭いがするものを家の中に置かないようにしている。

猫が嫌う臭いは、酸っぱい臭いや合成香料の臭いなど。
野生の猫たちは生肉を主食としていたので、腐敗した肉を食べることがないよう嗅覚が進化したため、酸っぱい臭いを嫌うらしい。
なるほど、猫たちに食べ物を与えるとよーーーく臭いを嗅いで確認してから食べるし、鼻が詰まると食べなくなるもんね。

合成の香りは人体にも良くないので、我が家では合成洗剤は使わないし、合成の化粧品や整髪料なども使わないようにしている。
トイレも、最近は新聞紙だけで済ませている。
猫砂って臭いが強いものが多いから。。。

なので、たまに合成の香りをまとった人が来ると、その人の周りをかく（用を足した後、すなをかけるときの）仕草をしたり、その人が着てきた上着におしっこをかけたりする。
そうしていやな臭いを消そうとするみたい。

それから、高いところに居場所を作ってあげることだ。
キャットタワーを設置したり、棚のてっぺんに座布団を置いたり、キャットウォークも作ってある。
5匹居るので、それぞれが落ち着けるようにたくさん場所を作ってある。



ちょっとこの写真はわかりづらいと思うけれど、寅子が入っているのは高さ1m70cmぐらいの棚に置いた箱。
この棚はもともとお仕事関連のものを置いていたのだけれど、上から２段は猫用になった。
置き場所も、猫が飛び移りやすい場所になっていて、人は使いにくい（笑）。

そして寅子の向こうに見えるのが、キャットウォーク。
実はサーバーを置くために作った棚なんだけど、今ではすっかり猫の道になっていて、のんびりくつろいだり追いかけっこしたり。
引っ越して来たときに神棚が祭ってあった場所も、今ではすっかり猫の遊び場になっている。
とまぁ、茶の間は全てお猫様優先と行っても過言ではない。

最後は接し方。
多頭飼いは、実は猫のためには良ろしくない。
もともと一匹で行動する性質なので、一つの縄張りに一頭が好ましいのだ。
兄弟でないと相性が悪い場合もある。
我が家は音次郎とチャーリーの相性があまり良くない。

なので、猫たちがストレスを感じないように、それぞれの言い分を聞いてあげるようにしている。

例えば、外へ出たい～、お家に入りたい～という声には、なるべく応える。
とくに音次郎の要求が激しい。
夏なんかは夜中の2時に帰宅して、ご飯食べて1時間ぐらいまったりしてまた外へ、なんつーペース。

外から帰って来ると網戸でバリバリ爪を研ぎ、家から出たいときは「出たい～」と鳴く。
そのたび寝床から起き出して、サッシの開け閉めをするえみぃ。
授乳期のお母さんか？って感じ。

音と言えば、半身浴中のフタの上が大好き。

 

えみぃん家の猫たちの生活スペースは、茶の間と廊下だけ。
台所やお風呂場、寝室には入れない。
半身浴中に外から戻った音を浴室に入れたことがきっかけで、あたたかくて他の猫に邪魔されないお風呂場が大好きになってしまった。
えみぃやオットがお風呂にむかうと、わかるんだよねー。
ニャオニャオ鳴くので、一緒に入ってあげるのだ。

話がダッフンしたのでもとに戻すけれど、冬になって音の出入りが落ち着いたと思ったら今度はチャーリー。
１日中、出たり入ったりしてる。

 

特にひどいのが夕食時、えみぃ達が食事している間に２度も３度も出入りをするんで、オットと交代でサッシを開け閉め。
めんどくさいけど、健康で暮らしてもらうためと思ってお世話してる。

それから「抱っこして～」と言われた時は、仕事中でも家事をしているときでも、中断して抱っこしてあげる。
しばらく抱っこしてなでなでしてあげれば、気が済むらしいからだ。
食事も自分たちよりもまず猫たち、朝起きたら一番でトイレ掃除、というように、人の世話よりも猫の世話を優先している。

そして、唐紙や畳や帯で爪を研ごうが、あっちこっちでゲロゲロ～って戻そうが、どろんこで帰宅しようが目くじらをたてない。
猫と暮らしているんだからと、あきらめることにしている。
あ、これはえみぃだけでオットは気にしているかもしれないけど（笑）。

それからこれは接し方とはちょっと違うかもしれないけれど、えみぃ達がいつでも健康でニコニコしていられるように、気を付けている。
これ、結構重要。
動物は同居している人の病気や不幸を引き受ける場合があるって思うからだ。

小さいころばあちゃんたちが話しているのを聞いたり、近所のおばあちゃんの飼い猫が亡くなった変わりにおばあちゃんが元氣になるのを見たり。
子供の頃から飼っていた猫たちも、そんな風にして亡くなったんじゃないかって思うことがあったから、漠然とそう信じている。

なので、冷え取りをしっかりして、細かいことでイライラしたりケンカしたりしないようにと思っている。
お蔭様で、今のところ二人とも元氣だし、仲もよろしい（とえみぃは思っている）。

なんだか文字が続いたんで、猫たちの写真をアップしちゃう。

キャットウォークの上で、仲良くおねんね。左がるんで右が音次郎。

 

廊下に設置してあるキャットタワーでくつろぐ寅子と、隣の棚で寝る音次郎。



薪ストーブが大好き♡。火が入ると必ずあたりに来るみぃちゃん。



こたつでくつろぐ、チャーリーと寅子。
おっさんみたいな顔してるくせに、一番甘えん坊なチャーリー。
かわゆい。



とまぁ、お猫さまたちのゴキゲンを損ねないよう気をつける毎日なんだけど、結果的にえみぃたちにもメリットがあるように思う。
「あきらめる」というのが板につき、おおらかに暮らせるようになったからだ。

猫たちを自分の思うように動かすことなんてまず無理だし、目の前で起きるいろんなことをただただ受け止めるしかない。
これがとても良い訓練になっていて、謙虚な気持ちを持ち続けることができるのだったらなのなのだ。
猫を飼うとガンにならないなんつー調査結果があるとかないとか。

いずれにしても、猫たちもえみぃたちも命に限りがあるので、いつかはお別れするときが来るってのはわかっている。
だけど、それがいつかって心配するより、今日一日精一杯愛を注いで、笑いころげながら暮らして行きたいって思う、今日この頃なのだー。