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自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、 2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に 綴ります。
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えみぃです。

あと10日ほどで11月も終わり。
11月15日には御代田町あつもりホールで俊智さんのコンサートがあり、前後は準備やら気が騒ぐやらであっちゅー間だった。

コンサートのお手伝いは今年で3回目。
毎年「変化」しながらグレードアップしていく内容に感動しつつ、そんな素晴らしい方のお手伝いができることをありがたいなーとしみじみ。

今年は調子に乗って、派手派手着物で参加。
途中の休憩時間には、ニューアルバムなどを売り歩くというパフォーマンスに挑戦。



aduちゃんが撮ってくれた写真。
持っているのは、アルバム購入の方にプレゼントしたカレンダー。

このお着物は「紋錦紗(もんきんしゃ)」って言って、縮緬の一種なんだけども、普通の縮緬よりしぼが細かくてろ~っとしてるしすんごく軽い。
お袖が長くて、真っ赤な八掛がついてて超らぶりぃ~でえみぃ好みだけど、派手だからイベントの時とかお正月しか着られないかな~って感じ。
だけど、会場の皆さんからたっくさんお褒めのお言葉をいただいて、うれしかったわ~。

売り子もことのほかうんまいこと行って、やっぱ着物の力ってすごいなーと思った今日この頃。
皆様、街角で着物姿の人みかけたら、声かけます??


ってなわけで、7月末からのお着物生活は、グレードアップしつつ進行中。

なにがグレードアップかっていうと、まずは着物の数。
はっきり数えたわけじゃないけど、50枚は軽く突破したと思う。
10月から袷の着物を着始めてすでに50日経ってるけど、同じ着物を2回着たってことがほとんどないし、まだ袖を通していない着物もあるくらいだから。

いただいたものが20枚ぐらいとあとはリサイクル屋さんで購入した物。
えみぃが買うのはほとんど数百円のものばかり。2000円ぐらいのを買うこともあるけど、高いって気がしちゃうもの。着物に失礼な気もするけれど、安いものばかり見ているとそうなる。

着物リサイクルのすごいのは、お値段が安いからと言って決して安物ではないところ。
たぶんえみぃが買っているのは戦前のものが多いと思うんだけど、生地が厚くてしっかりしてるし、裏地まで全部絹だし(最近の着物は裏地がポリエステルっていうのが多いよ)、縫製もちゃんとしてるから、着心地が最高よ。
時々裏地がやぶれていたり、ほつれがあるものもあるけど、繕うのも慣れてきたからへっちゃら。っていうか、そういう時間も楽しかったりする。

収納場所からあふれてワラワラしつつあるけど、なんとか納める方法をみつけたので、近いうちにすっきりする予定。
そして、新しいお着物をゲットするのを、少し休もうと思う。

そして、グレードアップその2は着物の知識。
着物の生地について、縮緬、紬、綸子、ポリエステルぐらいしか知らなかったけど、錦紗縮緬、お召、銘仙、ウール、上布など、たっくさんの種類があることを知った。
そしてそれらを順次ゲットすることで、手触りや着心地についてもわかってきた。
 
最初のころは、ネットの説明書きを見て注文するも、「あれ?こんな生地??」って思うことがいっぱいあったけど、最近はだいたい思った通りのものが来るようになった。
さらに、その生地が生み出された背景や歴史なんかも、どんどん頭に入ってきてる。
好きなことってすーっと覚えられるもんね。

そして、どんなときにどの着物を着たらいいかってのがわかってきた。
これは一般的に言う「格」とかの話じゃなくて、着心地や動きやすさなど、体験して身についたものだ。

たとえば家でバリバリ家事をする日は、ウールがいい。



絹の着物は水がはねただけでシミになるし、がさつに動くと生地が傷みそうだし。
 ウールは汚れたら自分で洗えちゃうから。

ちょっとお出かけのときは、お召がいい。



これは結婚記念日に松茸を食べに行ったときのお召。
(顔が黒い~~~)

お召っていうのは糸を先に染めて織ったもので紬に近い(生地が強い)感じだけど、見た目や手触りは後染めの着物に近いものがある。体にぴとっと沿ってくれてすっきり痩せてみえる(爆)。

ここで着物に造形がない方のためにちょろりんと説明すると、「織のきもの」と「染のきもの」っていう大きな分類がある。
前者は糸に色を入れてから織るもので代表者は紬、素朴さや温かみが感じられるごわごわ系。
後者は白生地を織ってから染めるもので代表者は縮緬や綸子など、なめらかでたれものとも呼ばれる。

ってわけで、お召は「織のきもの」に入るんだけど、「染めのきもの」みたいに着られる(見える)から、ちょっとお出かけにはいいのだ。
しぼ(凹凸)がついてる分伸びちぢみもしてくれるから、運転しても着崩れない感じ。

雨の日には大島紬がいい。



しぼがついてる着物は、水分を含むとちぢんじゃうからNGなのだ。
紬、なかでも大島紬は水に強い気がする。だから、雨の日でも着ちゃうのだ。
洗濯もできちゃうから(ふつうはあまりしないと思うけど)、水で塗れたり泥はねも心配なし。
同じ紬でも、手織りの真綿紬はふんわりゆるゆるので、縮みそうで洗えない。着心地も全然違うし、別ものよね。



と、最近は色合いや柄とかだけじゃなくて、その日のお天気や動きに合わせて着物を選んでる。

そして、グレードアップその3は着付け。
寸胴で補正要らず!と着付け教室で太鼓判を押されたえみぃだから、抵抗なく着物生活に突入して、なんとなく毎日着てた。

着つけたときはけっこうばっちりなんだけど、1日着てるとどうしても崩れてくる。
最初のころは、崩れると着なおしたりしてたけど、最近着崩れない着方ができるようになってきた。
家に居ることが多いから、紐はなるべく減らして楽ちんに~をモットーにしてるけど、締めるべきところは締めて、必要な紐は使うようになったのだ。

着付け教室で「ゴムの腰ひも」を勧められ、それからはずっと使っていたけれど、最近はモスリンの腰ひもを使うようになった。
腰の位置でぎゅっと強く締めると、1日ずれない。ゴムのときは、上がってきて上前がずれたりしてたけど。
着付け時間もどんどん短くなって、最近は10~15分かな。


ってわけで、いろんなことがどんどんグレードアップして、お着物生活が板についてきたえみぃだけど、色合わせや柄合わせだけはイマイチ上達してない。
もともとセンスがないってこともあるけど、お茶や日舞などの習い事をしていないので、着物姿の人を見る機会が少ないからだと思う。
これからは人の姿をどんどん見て、そっちのほうも磨いていきたいと思う。

ご近所さんを巻き込んで、一緒に着物を選んだり着つけたりっていう会も始めようと思う。みんなであーだこーだ言いながら、センスを磨いていきたいと思う今日この頃なのだー。

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プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)

★寅子・・・・・メス(13歳没)
★みぃちゃん・・メス(11歳没)
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