自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、
2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に
綴ります。
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えみぃです。
実は、友達と外食が苦手です。
偏食がものすごく激しく、和洋中どのジャンルでも食べられないものがあるので、そのことを良く知っている家人となら良いのですが。
一番だめなのは乳製品。牛乳、チーズ、ヨーグルトなど全部だめです。
バターを使ったソテーはもちろん、ちょっと隠し味程度に入っているのもNG。
パスタにぱらっとかけられたパルメザンもだめ、シチューなどの仕上げのサワークリームもだめ、シーザードレッシングもだめです。
市販の調理パンも、食べられないものがほとんど。
和食なら大丈夫じゃない?と思いきや、実は魚のお刺身が食べられません。
甲殻類や魚卵は大丈夫なんですが、生の魚と半生がだめなんです。
マクロビレストランならいいかもね、って思うでしょ?
でも、豆乳が苦手なんです。お豆腐を加工したものもちょっと苦手(グラタンとか)
クリーミーな感じがだめなんです。アボガドもだめ。
アレルギーがあるわけじゃないんですが、口に入れると背筋がぞぞぞーっとなって飲み込めません。
というわけで、えみぃの偏食をあまりご存知ない方と食事に行くと、(食べられないものが多くて)ものすごく心配されてしまうので、心苦しくなってしまいのんびり食事ができないのです。
好きな物はごはんとお漬物。
家でごはんが一番落ち着きます。
オットはえみぃと結婚したせいで、食べられなくなったものがたくさんあります。
ドリアとかグラタンとか、チーズフォンデュとか。
気の毒だなーと思いますが、食べなくても大丈夫なものばかりなので健康のためにはいいでしょ?と思うことにしている今日この頃。
みなさん、いかがお過ごしですか?
ってなわけで、農作業が本格化する前に、どうしてもやっておきたかったことがある。
綿着物のお直しだ。
野良着や作業着として、綿着物を愛用してるんだけど、古い綿着物って身幅や裄が足りないものが多い。
着物のサイズのことがまったくわからん、という人のためにちょろっと説明すると。
着物のサイズってのはすごく細かくあるんだけど、リサイクル着物選びでえみぃがチェックするのは「着丈」「裄」「前幅」の3つ。
「着丈」っていうのは着物全体の長さにあたる。ここは直しようがないものが多いので、自分サイズを選んで買うことにしている。
おはしょりを出して着るには153~163cmだけど、対丈(おはしょりなし)の場合は143cmぐらいまでOK。
それから裄(ゆき)。
これにより、着たときに袖がうでのどの辺までくるかが決まる。
えみぃの場合、フォーマルだと68cmは必要だけど、家で着るには64cmぐらいまでは普通に着れる。んが、62cmとかになるとちょっときびしい。
ちなみに、リサイクル着物の場合64cmまでが多い。
そして身幅について。
これは、おくみ幅、前幅、後幅って3つに分かれていて、それぞれにベストな数字があるんだけれど、チェックするのは前幅。
25cmは欲しいところで23cmぐらいまでならなんとか着るって感じ。
つまり、身丈が足りないとつんつるてん、裄が足りないと腕がにょきっと出る、身幅が足りないと前がはだけるというわけ。
というわけで、木綿の着物は裄と身幅が小さいものが多く、腕がにょっきりはまぁよいとしても前がはだけるのはいただけない。
もんぺを履かないと、着られないものが多い。
なので、農作業が本格化する前に身幅出しをやってみることにしたのだ。
方法は、袖を外し、脇縫いの位置を上図の点線のように広げ、袖を付け直す。
袖を取るついでに幅も少し大きくして裄も出しちゃえ。
着物を作る布は「着尺」と呼ばれ、幅が34cm(現在のものは37~38cm)×12mぐらい。
衿(えり)と衽(おくみ)以外の部位は、この幅のまま使われている。
上図の青い点線のように、不要な分を折り返してあるのだ。
なので、サイズアップしたいときは、折り返してある分を出せば良い。
着物って本当によくできてる。
というわけで、手順は以下のとおり。
①袖を外す
②袖の耳ぐけを外し、幅を変える
③脇の耳ぐけを外し、裾も脇のまわりだけ少し解く
④今ある脇縫いの横に、新しく脇縫いをする(ミシン)
⑤元の脇縫いをほどく
⑥アイロンで脇のキセをつける
⑦縫い代を広げ、耳ぐけする
⑧裾の始末をする
⑨袖を身頃に縫い付け(ミシン)、布の端を耳ぐけする
袖を外す前に、身頃と袖に袖つけ位置の印をつけ、いざ出陣!
①~③までは写真を撮り忘れちゃったのでさくっと割愛。
④の脇縫いをミシンで。
左側に見える手縫いの線がもともとの脇縫い線。
今回は前と後ろで3cm出すので、1.5cm横をぬう。
へたっぴえみぃでもまっすく縫えるのは、ミシン様のお蔭。
ありがたやー。
⑤⑥は写真を撮ってないので割愛。
⑦の耳ぐけ。
ずっと前、ちょこっと和裁教室に通って練習した。
本当は続けるつもりで始めたんだけど、なかなか時間が取れないのと、裁断して着物を縫うのはえみぃには無理とわかったので、基本だけ教えてもらったところで辞めてしまった。
これをきれいに縫うには、かなりの訓練が必要。
リョウコはものすごい上手に縫うけれど、えみぃはまだまだ。
表側に出す糸目は1mmが理想。
出した針を指先にあてて長さを確認するんだけど、間違えて刺してしまうことが多々ある。
左手のひとさし指には刺し傷がいっぱいついた。(血が出るほどじゃないけど)
ここまでくるのに3回やり直した。
途中「もうやだー!」ってなって休憩して、気を取り直しての4回目。
いっくらやり直しても綺麗にならないので、作業着だしこれで良しとしようとあきらめた縫い目だ。
⑧裾の三つ折りぐけ。
耳ぐけよりはこっちのほうがやりやすく、ささっと終了。
最後は⑨の袖つけ。
身頃にひっくり返した袖を重ね、まちばりで止めてミシンで。
スムーズに縫えた。
余った布を袖側に倒し、耳ぐけ。
これでやっと片方が終了!
ここまで4時間もかかってしまった。恐ろしい。
反対側は2時間ほどで終了。やったー!!!
着てみたら、いい感じ。
直す前の写真を撮り忘れちゃったんで比較のしようがないと思うけど(爆)。
途中大変なところもあったけど、完成すると大変さより嬉しさのほうが大きいね。
他にも直したい着物がたくさんあるから、半身浴しながらじゃんじゃん直したいって思う、今日この頃なのだ。
次は袷にもチャレンジしたいなー!
実は、友達と外食が苦手です。
偏食がものすごく激しく、和洋中どのジャンルでも食べられないものがあるので、そのことを良く知っている家人となら良いのですが。
一番だめなのは乳製品。牛乳、チーズ、ヨーグルトなど全部だめです。
バターを使ったソテーはもちろん、ちょっと隠し味程度に入っているのもNG。
パスタにぱらっとかけられたパルメザンもだめ、シチューなどの仕上げのサワークリームもだめ、シーザードレッシングもだめです。
市販の調理パンも、食べられないものがほとんど。
和食なら大丈夫じゃない?と思いきや、実は魚のお刺身が食べられません。
甲殻類や魚卵は大丈夫なんですが、生の魚と半生がだめなんです。
マクロビレストランならいいかもね、って思うでしょ?
でも、豆乳が苦手なんです。お豆腐を加工したものもちょっと苦手(グラタンとか)
クリーミーな感じがだめなんです。アボガドもだめ。
アレルギーがあるわけじゃないんですが、口に入れると背筋がぞぞぞーっとなって飲み込めません。
というわけで、えみぃの偏食をあまりご存知ない方と食事に行くと、(食べられないものが多くて)ものすごく心配されてしまうので、心苦しくなってしまいのんびり食事ができないのです。
好きな物はごはんとお漬物。
家でごはんが一番落ち着きます。
オットはえみぃと結婚したせいで、食べられなくなったものがたくさんあります。
ドリアとかグラタンとか、チーズフォンデュとか。
気の毒だなーと思いますが、食べなくても大丈夫なものばかりなので健康のためにはいいでしょ?と思うことにしている今日この頃。
みなさん、いかがお過ごしですか?
ってなわけで、農作業が本格化する前に、どうしてもやっておきたかったことがある。
綿着物のお直しだ。
野良着や作業着として、綿着物を愛用してるんだけど、古い綿着物って身幅や裄が足りないものが多い。
着物のサイズのことがまったくわからん、という人のためにちょろっと説明すると。
着物のサイズってのはすごく細かくあるんだけど、リサイクル着物選びでえみぃがチェックするのは「着丈」「裄」「前幅」の3つ。
「着丈」っていうのは着物全体の長さにあたる。ここは直しようがないものが多いので、自分サイズを選んで買うことにしている。
おはしょりを出して着るには153~163cmだけど、対丈(おはしょりなし)の場合は143cmぐらいまでOK。
それから裄(ゆき)。
これにより、着たときに袖がうでのどの辺までくるかが決まる。
えみぃの場合、フォーマルだと68cmは必要だけど、家で着るには64cmぐらいまでは普通に着れる。んが、62cmとかになるとちょっときびしい。
ちなみに、リサイクル着物の場合64cmまでが多い。
そして身幅について。
これは、おくみ幅、前幅、後幅って3つに分かれていて、それぞれにベストな数字があるんだけれど、チェックするのは前幅。
25cmは欲しいところで23cmぐらいまでならなんとか着るって感じ。
つまり、身丈が足りないとつんつるてん、裄が足りないと腕がにょきっと出る、身幅が足りないと前がはだけるというわけ。
というわけで、木綿の着物は裄と身幅が小さいものが多く、腕がにょっきりはまぁよいとしても前がはだけるのはいただけない。
もんぺを履かないと、着られないものが多い。
なので、農作業が本格化する前に身幅出しをやってみることにしたのだ。
方法は、袖を外し、脇縫いの位置を上図の点線のように広げ、袖を付け直す。
袖を取るついでに幅も少し大きくして裄も出しちゃえ。
着物を作る布は「着尺」と呼ばれ、幅が34cm(現在のものは37~38cm)×12mぐらい。
衿(えり)と衽(おくみ)以外の部位は、この幅のまま使われている。
上図の青い点線のように、不要な分を折り返してあるのだ。
なので、サイズアップしたいときは、折り返してある分を出せば良い。
着物って本当によくできてる。
というわけで、手順は以下のとおり。
①袖を外す
②袖の耳ぐけを外し、幅を変える
③脇の耳ぐけを外し、裾も脇のまわりだけ少し解く
④今ある脇縫いの横に、新しく脇縫いをする(ミシン)
⑤元の脇縫いをほどく
⑥アイロンで脇のキセをつける
⑦縫い代を広げ、耳ぐけする
⑧裾の始末をする
⑨袖を身頃に縫い付け(ミシン)、布の端を耳ぐけする
袖を外す前に、身頃と袖に袖つけ位置の印をつけ、いざ出陣!
①~③までは写真を撮り忘れちゃったのでさくっと割愛。
④の脇縫いをミシンで。
左側に見える手縫いの線がもともとの脇縫い線。
今回は前と後ろで3cm出すので、1.5cm横をぬう。
へたっぴえみぃでもまっすく縫えるのは、ミシン様のお蔭。
ありがたやー。
⑤⑥は写真を撮ってないので割愛。
⑦の耳ぐけ。
ずっと前、ちょこっと和裁教室に通って練習した。
本当は続けるつもりで始めたんだけど、なかなか時間が取れないのと、裁断して着物を縫うのはえみぃには無理とわかったので、基本だけ教えてもらったところで辞めてしまった。
これをきれいに縫うには、かなりの訓練が必要。
リョウコはものすごい上手に縫うけれど、えみぃはまだまだ。
表側に出す糸目は1mmが理想。
出した針を指先にあてて長さを確認するんだけど、間違えて刺してしまうことが多々ある。
左手のひとさし指には刺し傷がいっぱいついた。(血が出るほどじゃないけど)
ここまでくるのに3回やり直した。
途中「もうやだー!」ってなって休憩して、気を取り直しての4回目。
いっくらやり直しても綺麗にならないので、作業着だしこれで良しとしようとあきらめた縫い目だ。
⑧裾の三つ折りぐけ。
耳ぐけよりはこっちのほうがやりやすく、ささっと終了。
最後は⑨の袖つけ。
身頃にひっくり返した袖を重ね、まちばりで止めてミシンで。
スムーズに縫えた。
余った布を袖側に倒し、耳ぐけ。
これでやっと片方が終了!
ここまで4時間もかかってしまった。恐ろしい。
反対側は2時間ほどで終了。やったー!!!
着てみたら、いい感じ。
直す前の写真を撮り忘れちゃったんで比較のしようがないと思うけど(爆)。
途中大変なところもあったけど、完成すると大変さより嬉しさのほうが大きいね。
他にも直したい着物がたくさんあるから、半身浴しながらじゃんじゃん直したいって思う、今日この頃なのだ。
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プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)
★寅子・・・・・メス(13歳没)
★みぃちゃん・・メス(11歳没)
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
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杏・・・・・・メス(9か月)
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