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自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、 2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に 綴ります。
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えみぃです。

久しぶりに、開墾作業をしています。


 
自宅の近くで二反弱の田んぼ。
何年も耕作されていなかった粘土の圃場、ヨモギや萱が隙間なく生えていて、固まった土とからみあった草の根でカッチカチやで~。

10馬力の耕運機の「どんちゃん」で、縦横十字に耕してもこんな感じ。

 

土の塊と草の根がゴロゴロしています。
それでもあきらめずに耕しているとふわっとした土が出てきて、「良い畑になりそう!」な予感がしてきます。

最初は(土が硬くて)跳ねる耕運機を押しつけながらで力の要る作業だし、何度も行ったり来たり時間と根気が要る大変な作業だけど、こうやって開墾した畑は素晴らしいアイリスが育つ経験を何度もしているので、気長にうきうき作業ができます。

何事も経験だなぁとしみじみと感じる今日この頃。
皆さん、いかがお過ごしですか?
  
   
ってなわけで、いよいよ今度の土曜日に迫ったビッグイベント「キモノマルシェ2019in上田」。
昨年はお客として参加したのだが、今年はなななんと!フリマに出店!?することに。

長野県で一番大きな着物イベントだし歴史もあるし、えみぃなんかが出させていただいて良いのかしらーと。
今までひっそりこっそり、口コミで営業してきたかふぇどうや。つい最近まで自分のことを「着物屋」と認識していなかった、というか自信がなかった。
ただ毎日着物を着ているってだけで、着物の世界で働いた経験があるわけでもないし、着付けのお免状も持ってないし。自分が好きで集めた着物をおすそ分けしてるっていう気分だった。

だけど守成クラブに入会して、毎月の例会でとっかえひっかえいろんな着物姿を披露していただけで周りの人が「着物屋」として扱ってくださるようになり。
最近は「着物を着たいから見繕って欲しい」とか「訪問着の着付けをして欲しい」というご依頼をいただけるようになりお答えしているうちに、自分ができることを精一杯してお客様が喜んでくださればそれでいいんじゃないかって、「着物屋って言ってもいいかも」って感じになってきていて。
そのタイミングでキモノフリマ出店のオファーだったので、出てみよう!と思ったのだ。

とまぁそんなわけで、今日はえみぃが着物屋になるまでを振り返ってみようと思う。
懐かしい写真を放出するよー!!

まずは青春(?)時代。

 

高校の卒業式。
お着物と袴はレンタルで、美容室で着つけていただいた。
編み上げブーツと長いつけ毛ではいからさんスタイルに。



こちらは初めての振袖姿。21歳。
えみぃの生まれ育った東御市は成人式が夏だったので、振袖は着なかった。
中島オール時代に先輩のお婚礼の受付をすることになり、さが美さんであつらえた振袖。
本当はキラキラお嬢さんな振袖を作りたかったけれど、そういう振袖は着用期間が短いからと、留袖用の反物で作っていただいた。
白生地だったので好きな色に染めますよと言われ、赤かピンクがいい!とお願いしたけど、似合うと言われたのは深緑だった。。。とちょっと納得は行かなかった一枚。
帯はリョウコさんのを借りて。

こちらはずいぶん後になってからの着姿。



帯は着付け学院であつらえたもの、帯が変わると雰囲気がずいぶん変わる。
ちなみにこの時は結婚後だったけれど、まだ20代だしいいよねーと振袖を着たのだけれど、婚礼会場で親戚のおじさんにばったり会って「お前、離婚したのか?」と言われたっけ(笑)。

ちょっとそれたのでもとに戻すけれど。
振袖をちょこちょこ着たことで着付けに興味を持ったけど、えみぃん家は母(リョウコ)もばあちゃんも全然着物を着ない人だったので教えてもらうことはできず、上田市の着付け学院に通った。

学院時代の写真はこちら。

 

ポリ絽の着物と博多帯で、夏のイベントに参加したときの写真。25歳ぐらいかな?
当時は今より痩せていたけど、鳩胸ぺちゃぱいで腰のくびれがないえみぃの体、補正なしでも衿がキレイにキマル!「スーパーボディ」と呼ばれた。
「着物を着るために生まれてきた」と言われ、ちょっぴり着物を身近に感じたっけ。
半年通って自装に自信がついたので、学院は辞めてしまった。着付け師になるつもりはなかったし、着物を次々に買わないといけなそうな雰囲気が怖かったから。

お次は新婚時代。



こちらはエプソンコーワ(現エプソンアヴァシス)時代。
結婚したばかりで、人生で一番痩せていた、たぶん27歳。
ゆたかやさんであつらえた浴衣を着て、納涼祭。

同僚の婚礼とか会社のイベントとか、機会があればちょくちょく着物を着ていた。



こちらはリョウコさん惟一のお着物。京友禅の飛び柄の小紋。地は浜ちりめんで、リョウコさんが保険外交員の頃京都であつらえてきたもの。
長野市のまるためさんでスワトウの帯を買って合わせた。
そうそう、この帯を買いに行ったとき、「素敵なオーストリッチのカバンがあるのよ」と勧められ、ちら見した値段の桁を間違え(10万円を1万円と認識した)、帯よりも高いバッグを持ち帰るという大失態をしたっけ。

この後会社員を辞めてフリーランスになってからは、婚礼に呼ばれることがめっきりと減ってしまい、着物に縁のない月日が流れたんだけど、久々に妹(なっちゃん)の婚礼で留袖を着た。



お着物生活を始める1年前。夏の婚礼だったので絽の留袖を一式レンタルして、会場で自分で着た。
今見ると難がいっぱいでぎょえーって感じ(笑)。
貫禄が出てきた頃で、なっちゃんの友達がリョウコと間違えて挨拶していったっけ。
リョウコが最後のあいさつで「本日はくそ暑い中・・・」と言ってしまって恥ずかしかったり、気持ちが上がったり下がったり大変な一日だったけど、久しぶりにお着物着れてうれしかった。

そして1年後、衝動的に着物生活を始めた。

 

冷え取り生活3年目、猛暑の夏にズボン下2枚+靴下8枚という足元を隠すため、浴衣を着てみたのだった。
最初はシャレのつもりだったけど意外と調子が良くて、秋には洋服や靴を全部捨てて着物で過ごす決意をした。

  

こちらは初めてネットで買った、唐草模様のお召。500円だった。
シミだらけだよーと書いてあったけれど、着用に全く遜色がない状態。
これからネットでの着物購入にはまり、毎月段ボール2つ3つ分ぐらい買うようになった。
毎日いろんな着物をとっかえひっかえ、普段着物は相当いろいろ着たよね。



こちらは超お気に入りの紋錦紗のお着物。
不用意に店に置いておいたら常連さんに持って行かれちゃったんだけど、戻ってきた(笑)。
また着たい。



日本髪を結ってコスプレしたり(笑)。好き放題。

一昨年守成クラブに入会してからは、フォーマルもたくさん着るようになった。



2017年の10月、長野みらい会場の記念例会に参加したときの訪問着。
帰りに天下一品でラーメン食べて衿ににんにくを飛ばしたため、リョウコさんのズボンになっちゃった(爆)。訪問着でラーメンはだめだね。



相良刺繍の豪華な訪問着。このお着物はとっても評判が良かった。



豪華に総絞り!



そして振袖まで(笑)。


とまぁそんなわけで、好き勝手にいろんな着物を着ているうちに、織や染めなどの技法から産地、コーディネイトやTPOの知識、自装も多装も技術と自信がついて着物屋になったえみぃ。
これからもますます着物ライフを楽しんで、皆様にも喜んでいただけるよう精進したいと思う、今日この頃なのだ!

キモノマルシェ、ぜひお着物を着ておでかけください!!
海野町に着物女子&男子があふれかえることでしょう。
えみぃは海野町会館かふれあいサロンのマルシェにいます。

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プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)

★寅子・・・・・メス(13歳没)
★みぃちゃん・・メス(11歳没)
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