自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、
2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に
綴ります。
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えみぃです。
7月始めに蚕さんをお迎えしてからは、蚕さんのお世話に夢中なえみぃ。
そして梅雨明けからずっと雨ということもあり、種まきが遅れまくっております。
田んぼの水見もオットまかせの毎日でしたが、アキタコマチの穂が出そろいました。
ここまで来ると、ほっと一息。
これから台風シーズンになりますが、循環の稲たちはどんな強風にさらせれても倒れないので安心なのです。
あとは稲さんたちが気持ちよく過ごせるよう、草を刈り水を満たして収穫を待つのみ。
気持ちを切り替えて、種まきに勤しもうと思う今日この頃。
皆さん、いかがお過ごしですか?
今日も結構な昆虫画像(蛹、蝶々)が出てきますので、虫が苦手な方は読まないでくださいませ。
ってなわけで、この夏の養蚕はいよいよクライマックスを迎えている。
小石丸、金色松本、日本錦の3種の蚕それぞれの卵と、ミックスの卵も採りたい。
繭から蛹を取り出し、品種ごと、雄雌ごとに分けて保管する。
写真は小石丸の女の子たち。
一頭羽化している。
そうそう、脱皮直後の蛹は綺麗なレモン色をしていて、だんだん全体が茶色くなる→目が黒くなる→触覚が黒くなる、と変化していく。
写真左が脱皮直後、真ん中は脱皮から5~7日後、右が羽化直前(10日前後)の蛹。
ちなみに、黄色い蛹は潰れやすいので、集繭して冷凍庫へ入れるのは繭が完成して一週間後を目安にしている。
話がダッフンしたのでもとに戻すけど、最初は小石丸のボーイズが3頭羽化。
一日遅れて女の子が羽化して、やっと一組目のカップルが誕生。
真っ白でかわいい、小石丸カップル。
この日が来たかーと嬉しい反面、ちょっとさみしくもある。
1時間ぐらい交尾を見守ったら、男女を離して女の子だけ紙箱に戻すと、1時間~半日後から真っ黄色のぴかぴかした卵を産み始める。
小さい頃、ばあちゃんがみすず飴の空き箱に蚕さんを入れてくれて、産卵する様子をじっと眺めていたのを鮮明に思い出す。
これを見たくて蚕さんを飼ったと言っても過言ではないかも。
うんしょ、うんしょとお尻を動かし、ぽつんぽつんと卵をおとしていく姿は、とっても愛らしいのだ。
ってなわけで、産卵をじっくり楽しむ間もなく翌日までにボーイズがどんどん羽化。
いきなり7頭も。
この時点で女の子は3頭。なかなか数が合わないもんだ。
女の子は翅が乾くと、お尻から突起を出してフェロモンを振りまく。
この臭いにつられて男の子が発情するんだけど、なんとこのフェロモンは4㎞先まで届くと言われている。
なので、男の子が一斉に羽ばたきはじめる。
交尾ができた子はいいけど、できない子は女の子を探してずっと羽ばたき続ける。
パタパタっていう羽音が結構なボリュームで、「女の子はどこや~」と叫んでいるように聞こえて、早く女の子が出てきますようにと祈るような気持ちになってくる。
女の子がなかなか出てこないと、男の子は体力と鱗粉を消耗し、見た目もなんだかかわいそうなことになってくる。
そんなタイミングで今度は小石丸の女の子が大量に羽化。
若干元氣がなくなった男の子とお見合いさせると、すんなり交尾ができなかったりして。
羽化のシーズンは男の子と女の子の数が合わずにやきもきする時間がとっても長くて、気持ちが休まらない。
とはいえ、羽化ラッシュを迎えると、男の子も女の子もどんどん出てきて、夢中でカップリングしているうちにこんなことに。
こんねんまく卵採ってどうする?って感じなんだけど、生まれてくるものはしょうがない。
そうそう、卵の色が黄色→飴色→グレーと変化した場合は、休眠卵と言って越冬してから孵化する。
グレーになった卵は12月ぐらいまで室温で、その後は冷蔵庫で乾かさないように保管する。
黄色いまま変色しない卵は、受精できていないか、非休眠卵かのどちらか。
非休眠卵は一週間後に黄色い中に青い点ができ(点青期という)、3~4日に孵化しちまうので注意が必要。
ってなわけで、小石丸さん達のピークが終わった頃、金色さんと日本錦さんの男の子が羽化し始めた。
やっぱり女の子がなかなか出て来なくて、ひとまず小石丸の女の子と交尾させてミックスの種をゲット。
小石丸さんと同じく、なかなか男女の比率が揃わずにやきもきしたけど、なんとか純血ちゃんもゲットできた。
全部の蝶々が出そろったところで、それぞれ特徴があることもわかった。
前出の小石丸は真っ白で翅の模様も薄いけれど、金色松本は全体的に黄色みがかっていて翅模様も濃い。翅もちょっと大きい気がする。
小石丸ちゃんは「かわいい」って感じだけど、この子は「華やか」って感じ。
日本錦は全体的にグレーっぽくて、翅の模様が濃い。
翅の大きさは金色と同じぐらい。この子は「たくましい」って感じ。
今は茶の間の机の上いっぱいに紙箱が並び、交尾中の子たちや産卵中の子がいっぱい。
羽化待ちの蛹ちゃんは20頭ぐらいになり、えみぃは暇さえあれば覗きこんでいる。
なにもかも放り出して蚕さんに夢中なえみぃにオットから一言。
「オレと蚕とどっちが大切?」
今はもちろん、蚕>猫>オットでござるよ。
すまぬ、オット。
と、話がそれたんで元にもどすけど、これだけ特徴があると、ミックスの子供たちがどんな蝶々になるか楽しみ~。
だけど、子供たちに逢えるのは来春以降なわけで、それまで乾燥させずに卵を補完するのもまた気を使うわけで、まだまだ気が抜けない、今日この頃なのだ。
7月始めに蚕さんをお迎えしてからは、蚕さんのお世話に夢中なえみぃ。
そして梅雨明けからずっと雨ということもあり、種まきが遅れまくっております。
田んぼの水見もオットまかせの毎日でしたが、アキタコマチの穂が出そろいました。
ここまで来ると、ほっと一息。
これから台風シーズンになりますが、循環の稲たちはどんな強風にさらせれても倒れないので安心なのです。
あとは稲さんたちが気持ちよく過ごせるよう、草を刈り水を満たして収穫を待つのみ。
気持ちを切り替えて、種まきに勤しもうと思う今日この頃。
皆さん、いかがお過ごしですか?
今日も結構な昆虫画像(蛹、蝶々)が出てきますので、虫が苦手な方は読まないでくださいませ。
ってなわけで、この夏の養蚕はいよいよクライマックスを迎えている。
小石丸、金色松本、日本錦の3種の蚕それぞれの卵と、ミックスの卵も採りたい。
繭から蛹を取り出し、品種ごと、雄雌ごとに分けて保管する。
写真は小石丸の女の子たち。
一頭羽化している。
そうそう、脱皮直後の蛹は綺麗なレモン色をしていて、だんだん全体が茶色くなる→目が黒くなる→触覚が黒くなる、と変化していく。
写真左が脱皮直後、真ん中は脱皮から5~7日後、右が羽化直前(10日前後)の蛹。
ちなみに、黄色い蛹は潰れやすいので、集繭して冷凍庫へ入れるのは繭が完成して一週間後を目安にしている。
話がダッフンしたのでもとに戻すけど、最初は小石丸のボーイズが3頭羽化。
一日遅れて女の子が羽化して、やっと一組目のカップルが誕生。
真っ白でかわいい、小石丸カップル。
この日が来たかーと嬉しい反面、ちょっとさみしくもある。
1時間ぐらい交尾を見守ったら、男女を離して女の子だけ紙箱に戻すと、1時間~半日後から真っ黄色のぴかぴかした卵を産み始める。
小さい頃、ばあちゃんがみすず飴の空き箱に蚕さんを入れてくれて、産卵する様子をじっと眺めていたのを鮮明に思い出す。
これを見たくて蚕さんを飼ったと言っても過言ではないかも。
うんしょ、うんしょとお尻を動かし、ぽつんぽつんと卵をおとしていく姿は、とっても愛らしいのだ。
ってなわけで、産卵をじっくり楽しむ間もなく翌日までにボーイズがどんどん羽化。
いきなり7頭も。
この時点で女の子は3頭。なかなか数が合わないもんだ。
女の子は翅が乾くと、お尻から突起を出してフェロモンを振りまく。
この臭いにつられて男の子が発情するんだけど、なんとこのフェロモンは4㎞先まで届くと言われている。
なので、男の子が一斉に羽ばたきはじめる。
交尾ができた子はいいけど、できない子は女の子を探してずっと羽ばたき続ける。
パタパタっていう羽音が結構なボリュームで、「女の子はどこや~」と叫んでいるように聞こえて、早く女の子が出てきますようにと祈るような気持ちになってくる。
女の子がなかなか出てこないと、男の子は体力と鱗粉を消耗し、見た目もなんだかかわいそうなことになってくる。
そんなタイミングで今度は小石丸の女の子が大量に羽化。
若干元氣がなくなった男の子とお見合いさせると、すんなり交尾ができなかったりして。
羽化のシーズンは男の子と女の子の数が合わずにやきもきする時間がとっても長くて、気持ちが休まらない。
とはいえ、羽化ラッシュを迎えると、男の子も女の子もどんどん出てきて、夢中でカップリングしているうちにこんなことに。
こんねんまく卵採ってどうする?って感じなんだけど、生まれてくるものはしょうがない。
そうそう、卵の色が黄色→飴色→グレーと変化した場合は、休眠卵と言って越冬してから孵化する。
グレーになった卵は12月ぐらいまで室温で、その後は冷蔵庫で乾かさないように保管する。
黄色いまま変色しない卵は、受精できていないか、非休眠卵かのどちらか。
非休眠卵は一週間後に黄色い中に青い点ができ(点青期という)、3~4日に孵化しちまうので注意が必要。
ってなわけで、小石丸さん達のピークが終わった頃、金色さんと日本錦さんの男の子が羽化し始めた。
やっぱり女の子がなかなか出て来なくて、ひとまず小石丸の女の子と交尾させてミックスの種をゲット。
小石丸さんと同じく、なかなか男女の比率が揃わずにやきもきしたけど、なんとか純血ちゃんもゲットできた。
全部の蝶々が出そろったところで、それぞれ特徴があることもわかった。
前出の小石丸は真っ白で翅の模様も薄いけれど、金色松本は全体的に黄色みがかっていて翅模様も濃い。翅もちょっと大きい気がする。
小石丸ちゃんは「かわいい」って感じだけど、この子は「華やか」って感じ。
日本錦は全体的にグレーっぽくて、翅の模様が濃い。
翅の大きさは金色と同じぐらい。この子は「たくましい」って感じ。
今は茶の間の机の上いっぱいに紙箱が並び、交尾中の子たちや産卵中の子がいっぱい。
羽化待ちの蛹ちゃんは20頭ぐらいになり、えみぃは暇さえあれば覗きこんでいる。
なにもかも放り出して蚕さんに夢中なえみぃにオットから一言。
「オレと蚕とどっちが大切?」
今はもちろん、蚕>猫>オットでござるよ。
すまぬ、オット。
と、話がそれたんで元にもどすけど、これだけ特徴があると、ミックスの子供たちがどんな蝶々になるか楽しみ~。
だけど、子供たちに逢えるのは来春以降なわけで、それまで乾燥させずに卵を補完するのもまた気を使うわけで、まだまだ気が抜けない、今日この頃なのだ。
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[01/16 野山あを]
[04/05 えみぃ]
カテゴリー
プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)
★寅子・・・・・メス(13歳没)
★みぃちゃん・・メス(11歳没)
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)
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