自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、
2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に
綴ります。
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えみぃです。
みぃちゃんのお転婆ぶりが加速中。
蚕ちゃんにあげる桑を切っていたら、猛スピードで登ってきて。
彼女の場合ちょっとどんくさいところがあって、危なっかしいのですよ。
大丈夫かなぁと見つめていると。
と言われた気がして、邪魔しちゃ悪いからと立去ることにしたのですが、そうするとミーミー大声を出すんです。
降りれなくなったのかなー。
えみぃが背伸びをしても届かない高さなので、わざわざ脚立を立てて抱き寄せようとすると、シャっと手を引っ掻きやがる。
一緒に遊べってことらしい。この忙しいのに。まったく。
申し訳ないけど遊んでる暇はないので、首根っこをつかんで強制的に木から下ろしました。
すると、えみぃと玄関の間を猛ダッシュで往復して、今度は梅の木を駆け上がり、セミに向かってジャンプ(届かなかったけど)。
つきあい切れないので無視して家の中に入ると、外でミーミーギャーギャー。
かわいそうになって家に入れると、えみぃと蚕さんの間に座ってしまった。
おんなじようにかわいがっているつもりなんだけど、やっぱり今は蚕さんにぞっこんLOVEなのがバレバレで、やきもちを焼いている猫たちに手を焼く今日この頃。
皆さん、いかがお過ごしですか?
今日の生地、じゃなくて雉、でもなくて記事はけっこうな幼虫画像が満載なので、虫が苦手な方は見ないでくださいませ。
ってなわけで、ギリギリ綱渡りスケジュールの合間をぬって、やっとこ山梨へ。
循環農法の仲間の秋山さん宅で発掘された回転マブシをいただいてきた。
これが夢にまで見た回転マブシだ!
木の枠にセルトレイみたいなマスをセットする。
木の枠が20本とそれに使うセルトレイをまるまるいただいてきた。やったー。
1枚のトレイに180枠あり、木枠には10個のトレイがセットできるので、木枠1つで1800頭を収容できる。
それが20本あるんだから、3万6000頭分のマブシは確保できたことになる。
そして、それだけの蚕さんを飼育するスペースとマブシをセットするスペースのイメージもできた。
あとは蚕室と桑畑を準備できれば、3万頭の飼育も夢じゃなくなってきた!やったー。
目下の悩み「2000頭分のまぶしをどうする?」問題も、この1本をセットすれば解消する。
良かったー。
ごったく置き場と化している奥の小部屋にセットし、さっそく蚕さんたちを移してみた。
熟蚕(糸を吐きはじめた蚕)をちょっと拾っただけで、この有様。
ざっと200頭ぐらいいらっしゃる。
熟蚕さんは、体が黄色っぽく透けてきて、飼育箱のすみっこでこんな恰好をしている。
すでに足場を固めちゃってる子も多数いたけれど、ひっぺがしてマブシに移動した。
この作業を「お蚕上げ」とか「上族(じょうぞく)」って言うんだけど、日本の養蚕農家は万頭を一度にやっちゃう。その飼育技術は世界一なんだって。
自分で育ててみて、成育を揃えるむずかしさを痛感したので、すごい技術だなぁと思う。
いつかは技術を会得したいと思っているけれど今はまだ無理。
養蚕農家の人は、だいたい熟蚕になったところを見計らってざざーっとマブシに蚕さんを落とすらしいけど、えみぃは1匹ずつ拾ってマスに置いていく。
これがちまちま、大変な作業なのだ。
そんな手間をかけてマブシに移動しても、マスからはみ出してぐるぐる歩きまわる子が多数。
置いたマスですっと繭をまく子と歩き回る子の違いは何だろうとネットで調べてみると、飼育途中にかかったストレスの違いとか、桑の葉の質だとかいろいろ書いてあるけど、はっきりはわからない。
とにかく「早くお気に入りの場所を探してね」と祈って待つのみ。
と、家事をしていたら「ドサー!」っと大きな嫌な音が。
見ると木枠ごと床に落ちていた。
えみぃの適当な設置がわざわいして落ちてしまい、残念ながら1頭がお亡くなりに。。。
今度は落ちないように、しっかりと設置しなおした。
翌日のマブシはこんな感じになった。
だいぶ繭を巻いてるけど、まだ歩いている子が多数。
もしや?と桑の葉を与えてみたら、食べる食べる。
ごめん、まだ食べたかったんだねー。
熟蚕の見極めも難しいな。
ここに来て、品種による違いもくっきり。
こちらは小石丸。
去年飼育した「錦秋鐘和」に近い見た目だけど、一回り体は小さくて熟蚕が5~6センチ。
繭も一回り小さくて、真ん中がくびれてピーナッツみたいな形になる。
こんなに小さくて綿が引けるのか?っていう不安がよぎらなくもないけど、錦秋鐘和とは糸の質が全然違うらしいから、そこに期待。
小石丸が一番数が多くて、たぶん1500頭ぐらいだと思われる。
今現在700頭ぐらいが繭になり、残りは5齢になりたて~もうすぐ熟蚕までさまざま。
それでも、3品種の中では一番成育スピードが速かった。
こちらは日本錦(やまとにしき)。
小石丸と見た目は似てるけど、矢印で差した▼の色が濃い(日本錦は濃いグレー、小石丸は薄いグレー)のと、天使の羽からシッポにかけて、黒い細かいまだら模様があるという違いがある。
手前が小石丸、奥が日本錦。
そして、ここに来てわかったんだけど、体が一回り大きい。
なかなか熟蚕が出て来ず、小石丸から4日遅れてやっとこ出てきた。
小石丸が早すぎたのかもしれないけど、この子のがゆっくり育つ感じ。
日本錦は推定300頭。
大きな繭を巻いてくれますように。
そして金色・松本(きんしょく・まつもと)。
この子は顔も天使の羽もない、真っ白な蚕さん。
そして足が黄色い。
こちらは脱皮直後の5齢さん。足が黄色いのがおわかりいただけるだろうか。
姿はかわいくて良いんだけど、繭を巻くのが下手?らしい。
マブシではなかなか繭にならず、動き回っているうちに縮んでお亡くなりになった子が既に4頭。
セルのマブシよりテトラマブシのほうが好きらしい。
新聞紙で作るテトラマブシ。
1000以上だと気が遠くなるけど、200頭ぐらいだからなんとかなるかな。
というわけで、なんとかマブシの目途がたち、今回の飼育の終わりが見えた感がある。
だけどよくよく考えると、この後それぞれの品種の純潔さんと混血さんの卵を採るという大仕事が待っているわけで、超適当でずぼらなえみぃがちゃんとできる保証はないわけで、まだまだ安心はできない今日この頃なのだー。
しかも、この後去年採った卵(錦秋鐘和のF2っ子)からの飼育も予定している。
オットにはまだちゃんと言ってないけど。
みぃちゃんのお転婆ぶりが加速中。
蚕ちゃんにあげる桑を切っていたら、猛スピードで登ってきて。
彼女の場合ちょっとどんくさいところがあって、危なっかしいのですよ。
大丈夫かなぁと見つめていると。
と言われた気がして、邪魔しちゃ悪いからと立去ることにしたのですが、そうするとミーミー大声を出すんです。
降りれなくなったのかなー。
えみぃが背伸びをしても届かない高さなので、わざわざ脚立を立てて抱き寄せようとすると、シャっと手を引っ掻きやがる。
一緒に遊べってことらしい。この忙しいのに。まったく。
申し訳ないけど遊んでる暇はないので、首根っこをつかんで強制的に木から下ろしました。
すると、えみぃと玄関の間を猛ダッシュで往復して、今度は梅の木を駆け上がり、セミに向かってジャンプ(届かなかったけど)。
つきあい切れないので無視して家の中に入ると、外でミーミーギャーギャー。
かわいそうになって家に入れると、えみぃと蚕さんの間に座ってしまった。
おんなじようにかわいがっているつもりなんだけど、やっぱり今は蚕さんにぞっこんLOVEなのがバレバレで、やきもちを焼いている猫たちに手を焼く今日この頃。
皆さん、いかがお過ごしですか?
今日の生地、じゃなくて雉、でもなくて記事はけっこうな幼虫画像が満載なので、虫が苦手な方は見ないでくださいませ。
ってなわけで、ギリギリ綱渡りスケジュールの合間をぬって、やっとこ山梨へ。
循環農法の仲間の秋山さん宅で発掘された回転マブシをいただいてきた。
これが夢にまで見た回転マブシだ!
木の枠にセルトレイみたいなマスをセットする。
木の枠が20本とそれに使うセルトレイをまるまるいただいてきた。やったー。
1枚のトレイに180枠あり、木枠には10個のトレイがセットできるので、木枠1つで1800頭を収容できる。
それが20本あるんだから、3万6000頭分のマブシは確保できたことになる。
そして、それだけの蚕さんを飼育するスペースとマブシをセットするスペースのイメージもできた。
あとは蚕室と桑畑を準備できれば、3万頭の飼育も夢じゃなくなってきた!やったー。
目下の悩み「2000頭分のまぶしをどうする?」問題も、この1本をセットすれば解消する。
良かったー。
ごったく置き場と化している奥の小部屋にセットし、さっそく蚕さんたちを移してみた。
熟蚕(糸を吐きはじめた蚕)をちょっと拾っただけで、この有様。
ざっと200頭ぐらいいらっしゃる。
熟蚕さんは、体が黄色っぽく透けてきて、飼育箱のすみっこでこんな恰好をしている。
すでに足場を固めちゃってる子も多数いたけれど、ひっぺがしてマブシに移動した。
この作業を「お蚕上げ」とか「上族(じょうぞく)」って言うんだけど、日本の養蚕農家は万頭を一度にやっちゃう。その飼育技術は世界一なんだって。
自分で育ててみて、成育を揃えるむずかしさを痛感したので、すごい技術だなぁと思う。
いつかは技術を会得したいと思っているけれど今はまだ無理。
養蚕農家の人は、だいたい熟蚕になったところを見計らってざざーっとマブシに蚕さんを落とすらしいけど、えみぃは1匹ずつ拾ってマスに置いていく。
これがちまちま、大変な作業なのだ。
そんな手間をかけてマブシに移動しても、マスからはみ出してぐるぐる歩きまわる子が多数。
置いたマスですっと繭をまく子と歩き回る子の違いは何だろうとネットで調べてみると、飼育途中にかかったストレスの違いとか、桑の葉の質だとかいろいろ書いてあるけど、はっきりはわからない。
とにかく「早くお気に入りの場所を探してね」と祈って待つのみ。
と、家事をしていたら「ドサー!」っと大きな嫌な音が。
見ると木枠ごと床に落ちていた。
えみぃの適当な設置がわざわいして落ちてしまい、残念ながら1頭がお亡くなりに。。。
今度は落ちないように、しっかりと設置しなおした。
翌日のマブシはこんな感じになった。
だいぶ繭を巻いてるけど、まだ歩いている子が多数。
もしや?と桑の葉を与えてみたら、食べる食べる。
ごめん、まだ食べたかったんだねー。
熟蚕の見極めも難しいな。
ここに来て、品種による違いもくっきり。
こちらは小石丸。
去年飼育した「錦秋鐘和」に近い見た目だけど、一回り体は小さくて熟蚕が5~6センチ。
繭も一回り小さくて、真ん中がくびれてピーナッツみたいな形になる。
こんなに小さくて綿が引けるのか?っていう不安がよぎらなくもないけど、錦秋鐘和とは糸の質が全然違うらしいから、そこに期待。
小石丸が一番数が多くて、たぶん1500頭ぐらいだと思われる。
今現在700頭ぐらいが繭になり、残りは5齢になりたて~もうすぐ熟蚕までさまざま。
それでも、3品種の中では一番成育スピードが速かった。
こちらは日本錦(やまとにしき)。
小石丸と見た目は似てるけど、矢印で差した▼の色が濃い(日本錦は濃いグレー、小石丸は薄いグレー)のと、天使の羽からシッポにかけて、黒い細かいまだら模様があるという違いがある。
手前が小石丸、奥が日本錦。
そして、ここに来てわかったんだけど、体が一回り大きい。
なかなか熟蚕が出て来ず、小石丸から4日遅れてやっとこ出てきた。
小石丸が早すぎたのかもしれないけど、この子のがゆっくり育つ感じ。
日本錦は推定300頭。
大きな繭を巻いてくれますように。
そして金色・松本(きんしょく・まつもと)。
この子は顔も天使の羽もない、真っ白な蚕さん。
そして足が黄色い。
こちらは脱皮直後の5齢さん。足が黄色いのがおわかりいただけるだろうか。
姿はかわいくて良いんだけど、繭を巻くのが下手?らしい。
マブシではなかなか繭にならず、動き回っているうちに縮んでお亡くなりになった子が既に4頭。
セルのマブシよりテトラマブシのほうが好きらしい。
新聞紙で作るテトラマブシ。
1000以上だと気が遠くなるけど、200頭ぐらいだからなんとかなるかな。
というわけで、なんとかマブシの目途がたち、今回の飼育の終わりが見えた感がある。
だけどよくよく考えると、この後それぞれの品種の純潔さんと混血さんの卵を採るという大仕事が待っているわけで、超適当でずぼらなえみぃがちゃんとできる保証はないわけで、まだまだ安心はできない今日この頃なのだー。
しかも、この後去年採った卵(錦秋鐘和のF2っ子)からの飼育も予定している。
オットにはまだちゃんと言ってないけど。
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プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)
★寅子・・・・・メス(13歳没)
★みぃちゃん・・メス(11歳没)
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)
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