自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、
2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に
綴ります。
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先週末の三連休は、音楽祭の会議があったり、病院にお見舞いにいったり、懐かしい仲間と逢ったり、えみぃん家で宴会があったりと、盛りだくさんだった。
最終日の25日には、四賀村で行われた「船越康弘講演会」に参加してきた。
船越さんは、岡山で、自然食/玄米食の民宿「百姓屋敷わら」を経営するかたわら、緑あふれる日本を後世に残すため日本全国を講演して歩いている人だ。
赤峰さんの松本講演会の実行委員に、船越さんの「重ね煮」という料理法を勉強している人たちがたくさんいるし、他の方面でもちらほら聞いてたんで、「野菜と塩を重ねて作る煮物を作る人」というイメージはあったんだけど、どんな風貌のいくつぐらいの人なのかまったく知らず、勝手に白髪頭の品のあるおじいさんを想像していた。
だけど、目の前に現れた船越さんはずっと若くて(50代前半)、落ち着きがなくて、コメディアンみたいに関西弁でしゃべりまくる人だった。
自分でも「こんなにしゃべる料理人はおらんでー」と言ってたけど、ほんとそうよ。
病弱でお勉強もあまりできなかった学生時代、同級生にからかわれて悔しい思いをしてて、将来ビッグになってやる!と大阪に行ったけどうまくいかず。そんな中「桜沢如一(さくらざわゆきかず・マクロビオティックを世界に広め、パリの名誉市民を受賞した人)」さんの本に出会い
「食べ物を変えれば人生が変わる」
「人は好きなことをやってやってやりぬいて、幸せになるために生まれてきた」
というメッセージに感動して、玄米を食べ始めたらいろいろな良いことがあって、今では人生がすべてイメージどおりに進むようになった。
というお話しだったんだけど、終始1人ボケ&ツッコミだったんでおもしろおかしくて、あっという間の3時間だった。収穫は多かったんだけど、重ね煮のお話しはちょろっとしか出なかったんで、レシピ集を買った。あと、盛りだくさんの内容でとても覚えきれなかったんで、復習するためにもう1冊の本を買った。
赤峰さんの「百姓赤峰勝人の野菜ごはん」に載っているお料理は、どれも簡単でおいしくて重宝しているんだけど、重ね煮もすごくおいしそうで経済的で環境にやさしいので、是非マスターしたいと思う今日この頃、みなさん、船越さんってご存知でした?
てなわけで、盛りだくさんの週末についてはさらっと流して、先々週末にやった「豆こなし」をメインに書こうと思う。
今年のテーマの一つ「味噌の自給」のため、夏に「大豆」「青バツ」「黒豆」の種を蒔いた。
「青バツ」っていうのは緑が強い大豆?で、枝豆として良く食べているもの。「黒豆」は煮物でおなじみのやつね。
リョウコがずーーっと前に人にもらったという種。芽が出るかイチカバチカだったけど、ちゃんと出た。
豆の種を蒔くときに注意しなくちゃいけないのは、鳩やカラスの存在。
いきなり間隔を開けて無防備に蒔くと、豆が発芽して頭をもたげたところでみんな食べられてしまう。
そこで、リョウコはいったんまとめて蒔いて上にカゴなどをかぶせ、ちゃんと葉っぱが広がってから移植する。
スーパーでもらう小さめのビニール袋1袋ずつの「大豆」「青バツ」「黒豆」をまいて、どれぐらい収穫できるのかは未知数。
だけど、豆類は肥料がいらないし、さらに根が酵素を出して肥料分を寄せてくれるので、荒地を農地にするにはもってこいの植物なのだ。
だので、何を植えても育たない、えみぃの家の庭にも、一面に植えてみた。
あとは普通に畑に植えた。
植えてから収穫までは、なーーーーんにもしなかった。
草が生えようが、虫が寄ろうがおかまいなしで待つこと数ヶ月。
途中で「えだまめ」として収穫されて食べられちゃった株もあったけど、なんとなくできてた。
10月下旬にいい感じになっているのは知ってたけど、稲刈りやなんやらで収穫できず、11月中旬にやっとこ収穫。自然にはじけてる豆も多数あって、もったいないことしちゃった。
豆の株を抜いて、ビニールシートの上にたててしばらく乾燥させるつもりが、抜いた直後から雨が多くて、なんだかなぁって感じ。
田んぼの引越しをやった日は、朝からすっごくよく晴れたので、なんとなく乾きは不十分だったけど「こなすか」ということになった。
「こなす」とは、殻から豆を取り出す作業のこと。
人は、角材や石に株をたたきつけるらしいけど、リョウコはこうやってた。
手にしているのは、金属バット。
ビニールシートを大きく広げて、豆の株を金属バットでたたく。
やっぱり殻の乾燥具合が甘かったらしく、バットに株をたたきつけても思うように出てきてくれなかったので、こうなった。
豆が殻からはじけて、あっちこっちに散らばる。なんとかシートの上にコロガってください~と祈るえみぃだったけど、リョウコはおかまいなしにガンガンたたく。
なぜかチビスカが「あたしも畑に行きたい~」と来ちゃった。そろそろ寒くなってきているし、いつもだったらおじゃま虫なんでお帰りいただくんだけど、今回は残ってもらうことにした。
「豆こなしには子供が役に立つ」と聞いていたから。
リョウコは持っていた金属バットを下におき、
リョウコ「チビスカ、やってみろ」
と豆の株を渡した。チビスカは金属バットを振り回せないから、下に置いてぶつける方法にチェンジしたらしい。
案外やさしいよね。
えみぃはというと、たたいて飛び出た豆を「手箕(てみ)」という道具で集める係り。
これきびしぃよー。
まずは拾うとこんな感じでしょ。
カラがいっぱい入ってる。
てみをざざっと揺らして、殻を上に集めて、手で広いだす。なんとも地道な作業。
ある程度大きなごみをとったら、ざるにあけて細かいゴミを取り除く。
大きなゴミを広い、ふるって細かい豆&ほこりを除いて、やっと豆だけになる。
リョウコとの作業に飽きたのか、チビスカが
「えみぃちゃんとお仕事したいー」
とくっついてくる。仕方なく「てみ」を渡すと、これがけっこう上手なのよね。
そして疲れるとまたリョウコのところへ。
あっちフラフラ、こっちフラフラしてたけど、確実に仕事をこなすチビスカ。ちょっと驚き。
3人でもくもくと作業すること3時間。甘く見てたんだけど、あっちゅーまに時が過ぎちゃって、全部終らないうちに日が暮れ始めた。最後のほうはゴミの除去も適当になったけど、なんとか全部の豆をこなした。
リョウコ「チビスカも役に立つなぁ。驚いた」
ほんとに、今日はあなたがいてくれてよかった。
ありがとう。
そして収穫はというと、、、スーパーの大きな買い物袋に3つほどだった。
あまり増えてない?枝豆食べ過ぎたか??
えみぃの庭の豆は、乾かしすぎて自然にはじけたのが多くて、ごはん茶碗1杯ぐらいしかなかった。残念。
でも、庭の土はきっと肥えたろうから、来年の庭作りが楽しみ。
収穫量はイマイチだったけど、ぷっくり太った良い豆ができたぞ。しかも無農薬。
おいしいお味噌を仕込むぞー!虫食い豆で手作り豆腐もチャレンジするぞーとやる気だけはマンマンなんだけど、目の前にある「豆の色分け」がめんどくさくて、なかなか手がつかなくて困っている今日この頃なのだ。
だれか、豆の分別のバイトしないかなー。
憧れの味噌作りは、次回!
最終日の25日には、四賀村で行われた「船越康弘講演会」に参加してきた。
船越さんは、岡山で、自然食/玄米食の民宿「百姓屋敷わら」を経営するかたわら、緑あふれる日本を後世に残すため日本全国を講演して歩いている人だ。
赤峰さんの松本講演会の実行委員に、船越さんの「重ね煮」という料理法を勉強している人たちがたくさんいるし、他の方面でもちらほら聞いてたんで、「野菜と塩を重ねて作る煮物を作る人」というイメージはあったんだけど、どんな風貌のいくつぐらいの人なのかまったく知らず、勝手に白髪頭の品のあるおじいさんを想像していた。
だけど、目の前に現れた船越さんはずっと若くて(50代前半)、落ち着きがなくて、コメディアンみたいに関西弁でしゃべりまくる人だった。
自分でも「こんなにしゃべる料理人はおらんでー」と言ってたけど、ほんとそうよ。
病弱でお勉強もあまりできなかった学生時代、同級生にからかわれて悔しい思いをしてて、将来ビッグになってやる!と大阪に行ったけどうまくいかず。そんな中「桜沢如一(さくらざわゆきかず・マクロビオティックを世界に広め、パリの名誉市民を受賞した人)」さんの本に出会い
「食べ物を変えれば人生が変わる」
「人は好きなことをやってやってやりぬいて、幸せになるために生まれてきた」
というメッセージに感動して、玄米を食べ始めたらいろいろな良いことがあって、今では人生がすべてイメージどおりに進むようになった。
というお話しだったんだけど、終始1人ボケ&ツッコミだったんでおもしろおかしくて、あっという間の3時間だった。収穫は多かったんだけど、重ね煮のお話しはちょろっとしか出なかったんで、レシピ集を買った。あと、盛りだくさんの内容でとても覚えきれなかったんで、復習するためにもう1冊の本を買った。
赤峰さんの「百姓赤峰勝人の野菜ごはん」に載っているお料理は、どれも簡単でおいしくて重宝しているんだけど、重ね煮もすごくおいしそうで経済的で環境にやさしいので、是非マスターしたいと思う今日この頃、みなさん、船越さんってご存知でした?
てなわけで、盛りだくさんの週末についてはさらっと流して、先々週末にやった「豆こなし」をメインに書こうと思う。
今年のテーマの一つ「味噌の自給」のため、夏に「大豆」「青バツ」「黒豆」の種を蒔いた。
「青バツ」っていうのは緑が強い大豆?で、枝豆として良く食べているもの。「黒豆」は煮物でおなじみのやつね。
リョウコがずーーっと前に人にもらったという種。芽が出るかイチカバチカだったけど、ちゃんと出た。
豆の種を蒔くときに注意しなくちゃいけないのは、鳩やカラスの存在。
いきなり間隔を開けて無防備に蒔くと、豆が発芽して頭をもたげたところでみんな食べられてしまう。
そこで、リョウコはいったんまとめて蒔いて上にカゴなどをかぶせ、ちゃんと葉っぱが広がってから移植する。
スーパーでもらう小さめのビニール袋1袋ずつの「大豆」「青バツ」「黒豆」をまいて、どれぐらい収穫できるのかは未知数。
だけど、豆類は肥料がいらないし、さらに根が酵素を出して肥料分を寄せてくれるので、荒地を農地にするにはもってこいの植物なのだ。
だので、何を植えても育たない、えみぃの家の庭にも、一面に植えてみた。
あとは普通に畑に植えた。
植えてから収穫までは、なーーーーんにもしなかった。
草が生えようが、虫が寄ろうがおかまいなしで待つこと数ヶ月。
途中で「えだまめ」として収穫されて食べられちゃった株もあったけど、なんとなくできてた。
10月下旬にいい感じになっているのは知ってたけど、稲刈りやなんやらで収穫できず、11月中旬にやっとこ収穫。自然にはじけてる豆も多数あって、もったいないことしちゃった。
豆の株を抜いて、ビニールシートの上にたててしばらく乾燥させるつもりが、抜いた直後から雨が多くて、なんだかなぁって感じ。
田んぼの引越しをやった日は、朝からすっごくよく晴れたので、なんとなく乾きは不十分だったけど「こなすか」ということになった。
「こなす」とは、殻から豆を取り出す作業のこと。
人は、角材や石に株をたたきつけるらしいけど、リョウコはこうやってた。
手にしているのは、金属バット。
ビニールシートを大きく広げて、豆の株を金属バットでたたく。
やっぱり殻の乾燥具合が甘かったらしく、バットに株をたたきつけても思うように出てきてくれなかったので、こうなった。
豆が殻からはじけて、あっちこっちに散らばる。なんとかシートの上にコロガってください~と祈るえみぃだったけど、リョウコはおかまいなしにガンガンたたく。
なぜかチビスカが「あたしも畑に行きたい~」と来ちゃった。そろそろ寒くなってきているし、いつもだったらおじゃま虫なんでお帰りいただくんだけど、今回は残ってもらうことにした。
「豆こなしには子供が役に立つ」と聞いていたから。
リョウコは持っていた金属バットを下におき、
リョウコ「チビスカ、やってみろ」
と豆の株を渡した。チビスカは金属バットを振り回せないから、下に置いてぶつける方法にチェンジしたらしい。
案外やさしいよね。
えみぃはというと、たたいて飛び出た豆を「手箕(てみ)」という道具で集める係り。
これきびしぃよー。
まずは拾うとこんな感じでしょ。
カラがいっぱい入ってる。
てみをざざっと揺らして、殻を上に集めて、手で広いだす。なんとも地道な作業。
ある程度大きなごみをとったら、ざるにあけて細かいゴミを取り除く。
大きなゴミを広い、ふるって細かい豆&ほこりを除いて、やっと豆だけになる。
リョウコとの作業に飽きたのか、チビスカが
「えみぃちゃんとお仕事したいー」
とくっついてくる。仕方なく「てみ」を渡すと、これがけっこう上手なのよね。
そして疲れるとまたリョウコのところへ。
あっちフラフラ、こっちフラフラしてたけど、確実に仕事をこなすチビスカ。ちょっと驚き。
3人でもくもくと作業すること3時間。甘く見てたんだけど、あっちゅーまに時が過ぎちゃって、全部終らないうちに日が暮れ始めた。最後のほうはゴミの除去も適当になったけど、なんとか全部の豆をこなした。
リョウコ「チビスカも役に立つなぁ。驚いた」
ほんとに、今日はあなたがいてくれてよかった。
ありがとう。
そして収穫はというと、、、スーパーの大きな買い物袋に3つほどだった。
あまり増えてない?枝豆食べ過ぎたか??
えみぃの庭の豆は、乾かしすぎて自然にはじけたのが多くて、ごはん茶碗1杯ぐらいしかなかった。残念。
でも、庭の土はきっと肥えたろうから、来年の庭作りが楽しみ。
収穫量はイマイチだったけど、ぷっくり太った良い豆ができたぞ。しかも無農薬。
おいしいお味噌を仕込むぞー!虫食い豆で手作り豆腐もチャレンジするぞーとやる気だけはマンマンなんだけど、目の前にある「豆の色分け」がめんどくさくて、なかなか手がつかなくて困っている今日この頃なのだ。
だれか、豆の分別のバイトしないかなー。
憧れの味噌作りは、次回!
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HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)
★寅子・・・・・メス(13歳没)
★みぃちゃん・・メス(11歳没)
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
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チャーリー・・オス(14歳)
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