頑張れ！循環の稲たち

ここんところお仕事が忙しくてお疲れ気味だったんで、夕方佐久のジャスコに出かけて気分転換をした。
たまには甘いものでもいただこうかしらとコージー・コーナーを覗いたら、見慣れない果物のゼリーが並んでた。桃のゼリーととろけるプリンを買った。やっほー。

家に戻って早速プリンをいただいた、けどえみぃの苦手な味だった。えみぃはクリーム全般が苦手。ならプリンなんて買うなよって、いつもオットに言われるんだけど、たまに食べれられるのもあるのよね。

「食べれられる」はおかしいよーって突っ込まれるかもしれないので解説しとくと、これはドウヤ語。えみぃは「食べられる、食べられない」を「食べれられる、食べれられない」と言う。なんとなく、勢いがつくから使っているだけで、深い意味はない。

プリンは残念ながらだめだったけど、ゼリーなら大丈夫。さぁていただこうと思って薄いビニールのフタを開けたらまたフタだった。なぜ？なぜ？
よく見たら、2枚目のフタには直径１ｃｍの穴があいていて、箱の中にストローが入ってた。どうやらドリンクゼリーだったらしい（買う前によく見ろよ）。
ゆるいゼリーに、歯ごたえのある細かいゼリーが入ってる。程よい甘みだし、歯ごたえもよくておいしくて、一気に飲んでしまった。

飲み終わった容器を流しにおいておいたら（片付けろよっ！）オットが

オット「これいくらだった？」

えみぃ「知らない（買い物するとき値段見たことない人）」

オット「あんたってそういう人だよ」

てなわけで、えみぃは買い物するとき、ブツをよく確認しないし、値段も見ないし、食べ終わった容器も片付けないダメダメ主婦だってことが判明した（既にバレバレ？）わけだけど、それもこれもお仕事が忙しくて意識がもうろうとしているせいだと思って欲しい今日この頃。皆さん、雑誌を買うときは上から2冊目が基本ですか？（えみぃはもちろん一番上をがばっと買うけど）

久しぶりだけど、循環の田んぼの様子をば。

循環の稲たちはどうなったかっていうと、、、



こうなりました。
先日の台風9号もなんのその。周りの田んぼでは、稲が倒れちゃってるところもあるけど、しっかり立ってますよ。そして真っ青でしょ？

真っ青ってのは「青田（育ちが悪くて穂が出ない）」って意味じゃなくて、光合成がしっかりできてるってこと。
左奥にちょこっと見えるお隣さん家は黄緑色。同じ品種なのにね。

この田んぼは今年、化学肥料を一切いれてない。春先に、藁と畦に生えた草と、牛糞をすこーし入れただけだ。田植え後の長雨続きでちょっと分決はさみしいけど、まぁまぁなんじゃないかと思う。
お米って、ミネラルたっぷりの山の水と、お太陽さまの光だけで大きくなるってことがよくわかった。

そして、今年は除草剤も入れてないので、コナギとオモダカが怖いぐらい生えた。田植えから１ヶ月、リョウコと必死で草を抜いたけど、抜ききれなくて残ったところはこうなった。



根元にびっしり草が生えているの、わかるかな？
このあたりだけ稲が少し黄緑っぽい。草があるんで、水があまりよくまわらなくて、ミネラル欠乏になっているのではないかと推測している。

改めて循環農法の本を読んでみると「コナギは田んぼにとってとても良い肥料になる。コナギがたくさん生えたら喜びなさい。それで少しぐらい収穫が減ったっていいじゃないか」というようなことが書いてあった。

リョウコ的には、そこだけ草を抜けなくて稲の育ちが悪いのが気に入らないみたいだけど、えみぃは気にしないことにした。来年はきっと、コナギたちが田んぼを豊にしてくれるはず。

去年も穂が出たときはうれしかったけど、今年は種を蒔いて苗を育てたから、何倍もうれしい。稲刈りのときは涙がでちゃうかもしれない。って考えただけで、うるっときちゃうわ。

だって、最初はこんなんだったんよ。



それが今じゃぁ、こんなんだもん。



すごいよねー。
一升のお米が、田んぼいっぱいに育って何俵にもなっちゃうんだから。


この前大分の赤峰さんの田畑を見にに行ってきた人が、

「稲が青いのと、赤峰さんの田んぼの上だけトンボがたくさん飛んでいるのが印象的だった」

って言ってた。
やだー、えみぃん家も同じじゃんーーーーー！！！
いや、同じだなんておこがましいけど、少しは循環の田んぼに近づいているってことよね。

と、喜んだところで気がついてしまった。来年はこの田んぼじゃないんだっけ。
この田んぼはよそ様から借りている田んぼで、来年はえみぃん家の大きな田んぼになるんだった。
こんなに手をかけて良くなったのに、来年からはまた化学肥料＆除草剤に逆戻りしちゃうのかしら。
なんだか残念ーーー。誰か、この田んぼやってくれる人、いないかな。

稲刈りは10月7日あたりにしようと思って調整中。ことしはあっちからもこっちからもお手伝いの人が来てくれそうだけど、手はいくらあってもいいので、参加したい人はぜひ連絡して欲しいと思う、今日この頃なのだ！