てしごとどうや、発進！

えみぃです。

金曜日の夜から、お城マニアの友人が来訪。
土曜日は朝一で出発して、小田原城&一夜城&山中城という強行スケジュールをこなし、日曜日は坂城町のマルシェに出店という、あわただしい週末だった。

土曜日放置された猫たちは、朝一でえみぃの膝の上を狙って寄ってくる。
まず絶好の位置に座るのはるん。

しかし、チャーリー＆寅子もさる者。
すかさず隙間をみつけて侵入。



そしてバトル勃発。

 

で、最後はなんとなくうんまいこと納まる。




というわけで、猫たちに好かれてうれしいような困ったようなーな今日このごろ。
みなさんいかがお過ごしですか？


ってなわけで、「自分で履くズボン下や肌着を作りたい」からスタートしたてしごと。
縫い子さんが現れてからは、人に履いてもらえるズボンを～、トップスを～ってなってきて、昨年夏ごろからぼちぼちマルシェに出店してきた。

えみぃは口を動かし、縫い子さんは手をうごかすって感じでスタートしたんだけど、マルシェが続いて縫い子さんはいっぱいいっぱいになっちゃって、「着物を解いて洗う」っていう時間が確保できなくなった。

んで、リョウコにその工程をお願いすることにした。
最初は「糸がみえねぇー」と文句を言ってたんだけど、そのうち着物を解く作業がおもしろくなっちゃったらしく、次から次へとバンバン解く解く～。
今では1枚1時間をめざしているぐらい、達人の域に達した。

すると、「なんだかおれも作りたくなってきた」とのたまい、勝手にいろいろ作るようになった。



本人が「ワンタッチ着物」と呼んでいるもの。
おはしょりを作るように着物をたくしあげて縫っただけ。かけ衿を外して紐を作ってつけてあり、道中着のように着ることができる。

毎日とっかえひっかえ着物を着るえみぃを羨み、自分も着たい～という発想から考えたらしい。
できあがりを見たときは正直、「そんなん着て町へ出るのか？」って思ったけど、本人が気に入って着ているせいか、どこに行っても褒められる。
リサイクル着物屋さんのご主人とか、えみぃの知り合いとか、いろんな人から「欲しい」とおだてられて、いろんな着物で作るようになった。

それが意外と好評で、日曜日のマルシェでは、なななんと！若い男の子にお買い上げいただいた！！



いやー、お似合いで驚いちゃったー。
「これ、いいっす。気持ちもいいっすよ！」と笑顔でお帰りになりました。ちょっと感動。

わんたっち着物をいくつも作るうち、縫い目も上手になってきて、マスクを作るようになった。
 
 
 
これも意外と好評で、びっくりするわー。
とにかく、毎日寝る間を惜しんで、洗ったりアイロンかけたり縫ったり。
じゃんじゃん生産をしてくれちゃって、期待してなかったんだけど貴重な戦力になりつつある。

んで、弟にはつまみ細工を作ってもらってる。
 
  
 
 
こちらもだんだん上手になってきて、あんなものやこんなものも作りたい！と夢が膨らんでいるところ。そのうち、受注生産もしちゃおうかなと。

そして、てしごとどうやの縫い子さんのまきぴんは、試行錯誤しながら次々と塗ってくれてる。



トップスは男性用の丹前生地（絹）から作ったブラウス。ふんわりスタンドカラーがオサレなのだ。
そして、ズボンは「てしごとどうや」の鉄板アイテム、ワイドパンツ。
見て履いた人は、ほとんどお買い求めいただいてます。そしてリピーターも！
写真のはウールだけど、紬や綿などいろいろな素材で作っていく予定。
そしてスカーフは、縮緬着物の衿から作ったもの。
いやー、なかなかスタイリッシュじゃん。

というわけで、日曜日のマルシェの様子はこんなん。

 

自分で作った売り物を着て、コーヒーを飲むリョウコ。
お客さんをつかまえては「自分家にある着物で作ってみればいいだよ」「とにかく絹は気持ちいいから」とガンガンしゃべりまくり、売りまくる。
いやー、恐れ入りまする。

まきぴんの写真がなくって、ごめんねー。
まきぴんも、貴重なお休みを割いて参加してくれて、さりげなくリョウコのフォローをしてくれて感謝。
送り迎えをしてくださるご家族の皆さんにも心から感謝。

というわけで、いつの間にか役割分担が決まり、怖いぐらいどんどんと夢が広がる今日この頃。
4月にはショップもオープン予定。

の前に、今週末松本市のマルシェに出店します。
みなさま、お暇なら来てよね。