忍者ブログ
自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、 2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に 綴ります。
[198]  [197]  [196]  [194]  [193]  [192]  [190]  [189]  [187]  [186]  [185
えみぃです。

相変わらず暖かくなったり冷え込んだりを繰り返してるけど、庭のヒヤシンスや水仙がかわいらしい花を見せてくれるようになり、いよいよ春本番!の今日このごろ。
あれもやりたい、これもやりたいと欲をかいて結局どれも満足にできず、気持ちだけがそわそわする飼い主えみぃに対し、相変わらずのんびりと暖かいところを探してくつろぐニャンズ。

1a8f33b1.jpeg

ここでお腹あっためるのが最高なのよね。

俺はお外に出たい。

ってなわけで、そわそわ落ち着かない今日この頃。
みなさんいかがお過ごしですか。

この時期降霊、じゃなくて高齢、でもなくて恒例の味噌仕込みが始まった。

まずは米麹仕込み。
ずっと座敷で仕込んでいたんだけど、去年は実家近くの麹室を使わせてもらった。
詳しくは過去のブログにあるから、読んでね。長いよー。
米麹ラプソディ前半
米麹ラプソディ後半

ものすごく良い麹ができてうれしかったんで、今年も使わせてもらうことに。

麹室があるのは、地区の「作業所」と呼ばれる建物。
主に地区の寄合い(打ち合わせ)に使われている建物で、簡単な炊事施設とトイレ、畳の部屋があり、麹室がついている。
室は2つあり、両方を使うと一度に10斗の麹が出せる。(一斗=10升≒15kgだから、150kgの麹が一度に出せるってことね)
えみぃが子供の頃はどこの家も味噌を作っていて、3月半ばから4月半ばまで休みなく室を使っていたそうだ。
現在は4件ほどになってしまい、片方の室はもう何年も使っていないとか。
もったいない話だ。

去年は初めてだったんで、近所のおばちゃん2人と一緒に一斗仕込み、友達と二人でさらに一斗、合計二斗(30kg)の麹を出した。
これに大豆30kg、塩12kgで仕込むと、できあがりの味噌は100kgになるよ。
これをえみぃん家、実家、ミニスカん家の3件で分けてる。

今年は23日から友達と二斗ずつ、合計四斗仕込む予定だったけど、友達の都合が悪くなりえみぃん家だけになった。
近所の堀江さんが10kg(0.75斗)仕込みたいと一緒にすることになったけど、それでもまだ室に余裕がある。

だので、なんとなく三斗(45kg)やってみようかなーと思っちゃった。
味噌に使わない残りの一斗は塩麹や甘酒を作るのにしようかなと。
思いついたら吉日のえみぃ、さっそく精米にGO!

ミニスカん家で余った古米を3袋(約90kg)引き取っていたので、それを持ってコイン精米へ。
標準で精米すると、もみの重さのだいたい6~7割になるから、もみ70kgを摺れば約50kgになるはず。
えみぃん家に正確な計りがないので、コイン精米にある体重計で重さを測る予定だったけどなんと故障中。
だので、3袋全部すっちゃった(笑)。
総重量は約60kg。つまり一俵。
漬物用ビニール袋3つに分けて入れたけど、1つが約20kgはあると思う。ものすごく重い。

えっちらおっちら軽トラックの荷台に運んだら、汗がどばーっと吹き出しちゃった。
はー、しんど。

家に帰ると、まず米を蒸すための道具を準備。
例年はガスでやってたけど、今年は多いので薪でやろうと、薪、かまど、釜、せいろを準備。
せいろに使う布やさらしと、蒸した米を冷ましたり麹種をまぶすのに使う箱も洗って干した。
段取りが悪いって言われるえみぃだけど、さすがにこのあたりの準備に手抜かりがなくなってきた。いいぞ。

そしていよいよ洗米開始!
目分量で15kgをとりわけ、45kgを準備。
庭の水道で、ボウルとザルを重ねて水と米を入れ、ざざざーっと洗う。
洗い終わった米は漬物桶に入れ、水に浸す。
直径30センチのわりかし大きめのザルを使うんだけど、一度に洗えるのは5~6合程度。
作業にとりかかってから「もしかしてこれってものすごい作業?」っていうことが頭をかすめる。

去年は合計二斗やったけど、2回に分けての作業だったんで一度に洗ったのは一斗分。
冷静に考えれば今年は3倍なんだから、半端じゃなかったのだ。

だけど今更後にはひけない。鼻歌を歌いながらルンルン気分を演出してもくもくと洗った。
でも、次第に腰は痛いわ腕はしびれるわで、こんな量を1人で洗うのは無謀だったことに気が付く(おせーよ)。

最初は丁寧にごみや草の種を取っていたけれど、最後は余裕がなくなりざぶざぶ~っと洗うだけになった。
蒸す前にすすげばいいさ、と自分に言い聞かせながら、とにかく終わらせることを目標に。

夢中で洗うこと2時間。やっと終了。
実に漬物桶40リットル3つ分あった。はぁー、腰が痛い。
おばあちゃんみたいに腰を曲げてえっちらおっちら。
作業会場であるミニスカの家へ、道具と米を運んでこの日は終了。

翌日は6時から、ミニスカん家の畑で米蒸し。
去年は朝8時から初めて10時ごろには終わったから、1斗で2時間。
今年は3斗で6時間と考えて、だいたい12時には終わるよね。と甘く考えていた。

でも、実は作業は3倍以上だった。

ガスで蒸す場合、火力が一定だから決まった時間蒸せばOK。
ちゃんちゃんちゃんとできる。
が、今年はカマド&薪だので時間どうりにはいかなかったのだ!

カマドに水を入れた釜をセットして薪をくべ、ぐらぐらーっと沸騰したところで、セイロに米をセットして重ねる。
アキタコマチの古米は固いそうで、1時間は蒸したほうが良いとのこと。6時から始めたけど、最初の蒸しあがりは8時になりそう。
堀江さん一家が8時に合流するから、ちょうどいいじゃん、順調、順調。とそのときは余裕に構えてしまった。
が、冷静に考えればこの時点ですごく遅れてしまっていたのだ!!

セイロに入れるのは2.5升分ずつ。三斗は30升だから、えみぃん家だけでセイロ12回分米を蒸さないといけない。
堀江さん家分は3回だから、なななんと15回。
6時間で15回を単純計算すると40分に1つになり、開始から2時間経った時点では3つは蒸し終わっていなければいけなかったのだ!!
ということで、すでに2つ分遅れていた。

だけどこの時点では順調だと思ってしまっていたえみぃ。これが失敗だった。。。

堀江さん一家が合流して、一つ目のセイロに種麹をまぶす作業。
あっちっちの蒸し米をしゃもじで広げ、手が入る温度に下がったら1合分程度ボールに分けて、そこに粉末の種麹をよく混ぜる。

種麹をまぜた米とまざっていない米をよく混ぜて、室に入れる箱に山盛りにする。
濡らしたふきんを二重にかぶせて、セット完了。これが4つたまったところで、室に運ぶ。

お天気が良いから外でいいかーと、ミニスカん家のベランダで始めたけど、強風であっちゅー間に米の温度が下がる&水分が飛んでしまった。2つ目以降は室内でやることに。

この日のメンバーは、スカオット(火の番)、チビスカ、Jr.、堀江さん一家(大人2人子供2人)、えみぃ。
実はえみぃ以外は麹仕込みは初めてだった。
段取りを軽く説明し、種麹まぶしは堀江さんにお願いしちゃって、えみぃは釜を見に行ったり室に箱を運んだり、ばたばた。

室への入れ終わりるのが12時の予定だったんだけど、それまでに室の温度を20度ぐらいまでには上げたい。
硬炭をおこして温度を上げるんだけど、これが去年もうまくいかなかった。
薪でおこした炭を火鉢で運んで室の中へ。
火鉢で炭の管理を勉強したからばっちり!と思いきや、思うように火がたたない。
でもまぁ、まだ時間があるからいっかと楽観視していた。

3つのセイロをまぶし終わり、一息つきますかとお茶を飲んだのが10時ごろ。そう、この時点でまだ3つしか蒸せてないのに、のんびりお茶を飲んだのがさらに失敗。
どんどん作業が遅れちゃったー。

4つ目のセイロが蒸しあがったのが11時近く。この時に、かなりの遅れを実感し焦るえみぃ。
でも、時既に遅し。。。
結局、2時まで堀江さんにお手伝いいただいちゃいました。次のご予定もあったでしょうに。すみませんー。

Jr.は4時半から千曲市でサッカーの試合があると言うんで、3時半にJr.とスカオットが出かけてしまった。
この時点でまだセイロ4つ分が残っていたけど、チビスカが「手伝ってあげる」と言うんで、2人で頑張ることに。

堀江さんたちの分は10kgで、あとはほとんどえみぃん家のなのに、えみぃが欲をかいた&段取りが悪くて時間がかかってしまったのに、お昼過ぎ2時まで手伝っていただいて、あとセイロ4個分まで終わった。
本当にありがとうございました。

3時半に、Jr.とスカオットが戦線離脱(Jr.のサッカー教室のため)。
本当はミニスカも行く予定だったみたいだけど「えみぃちゃん手伝ってあげる」と残ってくれた。
ありがたやー。

ってわけで、チビスカと2人で励まし合いながら、残りの4セイロを終えたのが4時半。
チビスカが天使に見えたわ。

muro.jpg

満員の室の中はこんな感じ。箱4枚で一斗だ。
この時点で、炭が起きて室内は20度になっているはずが、ちんやりしちゃってた。がーん。

5時に戻ってきたミニスカと少し話をして、あわてて家に戻って炭起こし。
カラマツストーブの中で備長炭に火をつけて、火鉢に入れて室へ。

それから3時間おきに室に行って炭の様子をチェック。
本当は夜までに30度に上げたかったけど、夜9時の時点で20度までしか上がらなかった。

去年おばちゃん達とやった時は、昼の12時には入れ終わって、それからガンガン炭に火をつけて、夕方6時には30度になっていた。
そのあと友達とやったときは、12時までに入れたものの、炭がうんまく起きなくて温度が上がらなかった。
炭の起こし方がポイントだなと思っていたのに、また同じことをしてしまう。。。

おばちゃんたちに「夜はおっかねぇから、(炭は)灰かぶせてな」と言われていたんで、初日は温度を上げるのをあきらめた。

2日目、朝6時に行くと、18度だった。
室の中の炭の火が消えそうだったんで、炭を少し持ち帰ってストーブで火をつけて運んだ。
真っ赤に燃えた炭の上に黒い炭を置いて、火が回ってくれることを祈る。
炭の上の鍋に水を補充したり、麻布に水を含ませたり、3時間おきにチェックしてお世話。

午前中あまり温度が上がらなかったけど、午後は気温も上がるしと楽観視していて、炭の火が消えそうに。
午後2時、再び炭を起こして投入。

午後4時(入れてから24時間後)、ミニスカとスカオットと3人で手入れ。
米の表面にプツプツと白い粉がふき始めたら手入れと言われていて、まだ白い粉はふいていなかったんだけど、あまりにも出てこないんで種麹を少し追加しようと手入れを決めた。

固まっている米をよくほぐし、種麹をまぶして再びまぜ、3つ山をつくるように筋を入れる。
ふきんを濡らし、二重にかぶせて再び室へ。
約1時間ほどで終了。

どーもえみぃのやり方だと炭がおきないので、スカオットにやってもらうことに。
彼はバーベQの達人(?)で炭には慣れているのだ。
オキの上に新しい炭を山盛りに組んでもらい、あーこれで一安心と家に戻った。

それから3時間後、ひさしぶりに安心してお夕飯を食べて、るんるん気分で室に行ってみると炭が消えそうになっていた。
ここでやっと気が付いた。
「炭が湿っているんだー!!!」

去年買った炭、封を開けたまま放置してあったので、湿って火がつきにくくなっていたようだ。
炭を多めに持って家に戻り、カラマツストーブで火をつけて運んだ。
真っ赤なオキをたくさん室に入れて、そのうえに黒い炭を乗せた。

それから3時間後、室に行ってみると、真っ赤に火がたっていた(ちょっと感動)。
温度は25度ぐらいだったけど、まずまずだ。
この日は深夜2時までお世話して、灰をかぶせた。

3日目6時、灰をどかして黒炭を補充。まだオキがたくさんあって一安心。
そしてほのかに麹の香りが出てきて、米の表面が白くなっていた。

よかったー!!!今年はもう失敗かと思っちゃったよ。。。
夕方4時、念のためもう一度手入れをすることに。

堀江さんにも来ていただいて、今度は大人2人子供2人で手入れ。
小学校1年生の息子さんと、3歳のおじょうちゃんも一緒にまぜまぜ。
こういう作業って、老若男女誰とでもできるんだなーと実感。
箱の数が多かったんでちょっと時間がかかり、最後のほうは子供たちも飽きちゃったみたいだけど、よくお手伝いしてくれました。ありがとねー。

かなり良い感じに麹が出ているものと、さっぱりなものもあった。
室の上のほうが出やすいので、さっぱりなものを上に入れ替えて、作業終了。
ここからは室温は上げなくていいので、炭の補充はなしにした。

これから麹を出す予定のおばちゃん2人も来てくれて、麹の具合を見てもらった。
「明日の朝、出るわな」
とお墨付きをいただいて一安心。
翌朝10時に出すことを堀江さんと約束し、帰路についた。

とはいえ、この時点で良く出ているものは翌朝出すぎてしまう場合もあるので、それからも3時間おきに室に行き「明日の朝10時までがんばってね~」と声をかけた。

そして翌朝10時、室に行くとぷーんと良い香りが部屋いっぱいに漂っていた。
よかったー。ほっと一安心。

ff2454c9.jpeg

味噌仕込み会場である実家に二斗、残りの一斗をえみぃん家に置くことに。
箱を運び、しゃもじで20cm×10cmぐらいの大きさに切り分けて、麹を取り出す。
取り出した麹の塊を、新聞紙の上に立てて並べ、重なって蒸れないようにして、しばらく水気を飛ばす。
これを「枯らし」と呼び、これによってさらに甘さが出てくるのだ。

去年はこのまま一週間置いて、味噌に仕込んだ。今年もそんな予定なので、新聞紙をかぶせておくことに。

んがーーーー、こんなに苦労して作った麹から、数日後、真っ青にカビが生えてしまう。
カビが生えたのは、実家に運んだ二斗分。
リョウコから電話で「かびが生えてる」と連絡をもらい、あわてて飛んで行った。

表面だけならなんとか使えると思ったけど、残念ながら真ん中まで回ってしまっていた。
麹が出たことで安心して、毎日様子を見に行くのをさぼったことが原因。あと、置いた場所がしけっていたこともいけなかったみたい。

初めて目にしたときは、ショックで言葉が出なかった。
一生懸命手伝ってくれたミニスカ一家や堀江さんに申し訳なくて、切なくて。。。
とうぶん立ち直れないかもって思ったよ。

こんな状態では予定していた味噌仕込みができないので、ミニスカにメールで伝えたところ「そんなにへコマないで~。また手伝うからさ」って返事が来て、そうだ、またやればいいじゃんってちょっと元気が出た。

それからしばらくして、カビが出てしまった麹は、田んぼの藁とまぜて堆肥にしようと思いつく。
田んぼの藁は秋のうちにカットして、堆肥に積む予定だったんだけど、去年の秋から今まで仕事が忙しくて手つかずだった。
これからカットして積んで田植えに間に合うのか?と心配していたのだった。

麹を入れて積めば発酵が早いかもしれない。
お味噌にできなくてごめんね、という気持ちもあるけれど、麹さん堆肥になって田んぼを肥やしてね~と堆肥に積んでみた。

細かく刻んだ藁に麹をばらばらとまぶして、う○こをまぜて、水をかけて踏み込んで、山に積んでいく。
踏み込んでいるうちに、体がぽかぽかしてきて、心もぽかぽかしてきた。

そして、味噌仕込みを予定していた今日は雨。
予定どおりだったら、作業がとても大変になるところだった。
全て必然なんだなーと感じたりして。

今回の失敗の原因は、一度にたくさんよくばり過ぎたこと。たくさん麹があることで安心してしまい、大切に管理する心をどこかに置き忘れてしまった。
ありがたいという気持ちも薄れちゃっていたかも。
たくさん作れば良いってもんじゃないなと。
それと、麹を出すまでだけじゃなくて、味噌に仕込むまで気持ちを引き締めてやらないといけないってこと。
当たり前のことで、味噌を作り始めたころはそうやっていたのに、いつのまにか慣れてしまいそういう気持ちが薄れていた。
初心に戻らないといけないなーとしみじみ思った。

えみぃん家に持ち帰った一斗分は無事。
塩麹とどぶろくを仕込む予定。

というわけで、味噌用麹は4月に再トライして、4月中には仕込みを終えたいなーと思っている、今日この頃なのだ。






PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
09 2018/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
最新CM
[05/14 すみえもん]
[02/19 えみぃ]
[02/19 すみえもん]
[12/27 えみぃ]
[12/27 すみえもん]
プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(8歳)
るん・・・・・メス(8歳)
チャーリー・・オス(6歳)
寅子・・・・・メス(6歳)
みぃちゃん・・メス(4歳)
ブログ内検索
バーコード
アーカイブ
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]