自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、
2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に
綴ります。
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やっと春らしくなってきたー。
梅やすいせんのつぼみがふくらんで、わくわくどきどき。
味噌仕込みが無事終了。
今年はいろんなチャレンジをしたから、去年よりグレードアップすること間違いなし。
ブログでも紹介したように、麹室で米麹を作ったでしょ。
ものすごくすばらしい米麹ができたよ。
米麹に塩をまぜる作業を塩きりと言います。
写真はみんなで塩きりしているところ。
それから、例年は豆を煮てつぶして、その日のうちに麹と混ぜてたんだけど、今年はつぶした豆を玉にして一週間寝かせた。えみぃが小さいころはそうやっていたのだ。
一週間寝かせた玉は、表面がパリパリに乾いてカビが生えたりするんだけど、これによって風味の良い味噌になるんだそうだ。
リョウコとチビスカが玉をお湯で軽く洗い、えみぃ&スカオットが潰してから麹とまぜるという連携プレー。
この作業、意外と力が必要で大変なのよ。
あれ?Jr.が居ない??と思ったら。
コタツにもぐりこんでゲーム中。。。
小学2年生にもなると、こちらの思うように動いてくれないねー。
だけど、コネコネしながら、うさぎやいぬの形を作ったり、丸めた玉を投げたりワイワイやってたら混ざってきて、最後は一生懸命コネコネしてくれました。
よーくこねたら、空気が入らないように樽に投げ入れて、平らにならして塩をふって完成!
ちらかりまくった土間の段ボールやいらないものを片づけ、去年仕込んだ味噌樽を引っ張り出し、一番奥の暗いところに今年仕込んだ味噌樽を設置。ほー、やっと落ち着いた。
も、しぼっていない醤油を発見!
早くしぼらなきゃ。
そして今週末は醤油麹&豆麹作り、野菜苗作り、田んぼの苗代作りと、やることがてんこもりで気ばかり焦るけど、一つ一つ丁寧な仕事をしようと思っている今日この頃。
みなさんはどんな春をお過ごしですか。
ってわけで、今日はちょっと難しい(?)話をするよ。
「自給自足を目指すわけ」でもちょこっと触れたけど、具合が悪くなっても病院には行かない。
脱サラしてもう10年以上だけど、一度も検診受けてないし、お医者さんにかかったのも数回。
周りの人(主に身内)には、「検診受けないとだめだよー」とよく言われるけど(笑)。
でもね、行かないの。
「クスリ」で病気は治らないってことがよくわかったから。
田畑を耕すようになって7年ぐらいだろうか。
えみぃは大分の赤峰勝人さんが提唱してる「循環農法」に取り組んでいる。
これは、完全無化学肥料、無農薬で野菜や米を作るっていうもの。
循環農法を超ウルトラスーパー簡単に説明すると、畑に生える草、存在する菌、出て来る虫を殺さずに、彼らの力を借りて土を育てるというもの。
化学肥料や農薬は、彼らを殺してしまうから、絶対に入れない。
最初は半信半疑だったけれど、だんだんわかってきた。
人が科学や化学で考えることは、悲しいかないつでも不完全なんだけど、自然は完全、調和が取れているってことを。
たとえば、スギナの話。
カルシウムが減って酸性化した土壌には、自然とスギナがはえてくる。
スギナにはケイ酸カルシウムがたっぷり含まれているので、スギナを堆肥にして土に入れていくと、そのうち生えなくなる。
カルシウムのないところで生えて、どうしてカルシウムたっぷりになるか、不思議よね。
フランスのルイ・ケルブラン博士は「植物は原子転換によってミネラルを作りだす」と言ってる。
「原子転換」は学会では承認されていないけれど、指示している人はたくさんいる。
この部分を説明し始めると何ページ書いても足りないからはしょっちゃうけど、畑で草とむきあっているとそうなんだろうなって思えてくる。
ちょっと話はダッフンするけど、カルシウムが欠乏すると病気が出る。
それは、カルシウムが細胞壁を作るのに重要な要素だから。骨がない植物にとって、硬い細胞壁はとても重要。
やわらかいとつぶれて、そこが病気になってしまう。
とても大切なカルシウム、近代農法では石灰や硝酸カルシウムなどで供給するんだけど、石から加工するこれらのカルシウムを植物は吸収できない。
畑の中のカルシウム含有量は増えるけれど、病気はちっともなくならないという結果になるのだ。
えみぃ達は草でカルシウムを供給する。たとえばスギナの体内には、たっぷりの「ケイ酸カルシウム」が含まれているから、スギナを堆肥化して畑に入れると植物は大喜び。病気が出ないのだ。
つまり、カルシウムが足りなくなるとスギナが生えてくる。スギナを虫や菌が分解し、カルシウムを供給してくれる。
自然に。
石灰をまいたり、高いお薬買ったりする必要がないということ。
循環農法で田畑を耕していくと、他にもたくさん自然の調和を目にする。
たとえば田んぼに農薬を入れないとウン蚊っていう虫が出て来るけど、それを食べてくれる蜘蛛がたくさんいるし、畑にアブラムシが出て来ても、それを食べてくれるてんとう虫がたくさんいるから、害は出ない。
自然にまかせておけば調和が取れて、作物をちゃんといただけるのだ。
じゃぁ人はなにをするかと言えば、作物が草で埋もれてしまわないように周りの草を取ったり、野菜がすくすく育ってたくさん実をつけてくれるように脇芽を取ったり、水をやったり、自然の循環を尊重しつつ、作物のお世話をする。
まわりの農家の方はと言うと、高い化学肥料や農薬をたくさん使って、土の力がなくなってしまう。
無機の肥料を与えるから作物は取れるけれど、病気が出やすくなる。
そしてまた薬を使うという、悪循環にはまり、お金がどんどんかかる。
こうしてできた作物には、ミネラルがない。それを食べて、体の治癒能力も低下していく。
実は、自然の循環にまかせたほうが良いのは、人の体も同じだってことがわかってきた。
2年程前から、「官足法」っていう足もみと「冷え取り健康法」に取り組んでいる。
両方とも、東洋医学の「血と氣のめぐりを良くする」というところに注目しているんだけど、それを改善する手段が違う(直接足のうらをもむor下半身を温める)。
人の体は60兆の細胞からできていて、その一つ一つが元気に働いてくれると健康でいられるのだ。
逆に言うと、それらに元気がなくなると、病気になる。
細胞が働くためには酸素と栄養が必要で、それを運ぶのが血の役目。
あたたかい血が心臓から流れ出し、体の隅々まで酸素と栄養を運び、帰りは老廃物などを受け取って腎臓へ。
腎臓で不要なものを濾過された血液は、肝臓で栄養を受取り、再び心臓から流れ出すという循環。
これさえうまく行けば、健康でいられるのだ。
だけど、人は二本の足で立ってしまったことで、足からの血の戻りが悪くなってしまった。
血のめぐりが悪くなると、臓器の動きが弱まる、血管が硬くなるなどいろいろ悪いことが起こる。
さらに、足の裏に老廃物が溜まって体外に出にくくなってしまう。
「冷え取り健康法」では、足を温めることで全身の血のめぐりを良くし、体の中に老廃物が溜まらないようにしている。
「官足法」では、足のうらに溜まって硬くなった老廃物をもみつぶし、血行を良くして体外に出すということをする。
ものすごい単純に説明すると、こういうことなのだ。
「冷え取り健康法」についてはブログでも何度も書いてきたけど、おさらい。
まず、半身浴(下半身だけぬるいお湯につけて1時間以上入る)で下半身を温めて、熱を逃がさないように靴下を5枚はく。
あたたかい血は、あたたかいところと高いところが好き。
冷たい血は、寒いところと低いところが好き。
なので、頭寒足熱(頭が冷えていて足があたたかい)にしてあげると、ぐるぐる廻る。
だけど、頭が熱くて足がつめたくなると、あたたかい血は頭に昇りっぱなし、冷たい血が足に下がりっぱなしという状況になり、血のめぐりが悪くなってしまう。
現代人はほとんどがこうなっていて、これが病気の原因になっている。
本来はおしっこやうんちで排出されるはずの老廃物が体のあちこちに溜まり、いろいろなきっかけで体外に出て来る。
花粉がきっかけで鼻水や涙が出ると、花粉症と診断される。
ウィルスがきっかけで高熱が出ると、インフルエンザと診断される。
合成物質を体内に取り入れることなどがきっかけで湿疹が出ると、アトピー性皮膚炎と診断される。
病院に行くといろいろな病名がついてくるけど、体の毒を外に出したいだけなのだ。
こういうときは、全部出し切るのがいい。
鼻水や涙、熱、湿疹が出るのはつらいけど、毒を出し終わればケロっと良くなる。クスリでこれらの症状をおさえると、毒が体内に戻り、、、違う病気を引き起こすのだ。
熱が出るということを例にとってみる。
風邪やインフルエンザなどのウィルスの侵入を受けると、これらを退治するためにいろいろなことが起こる。
その中の一つが発熱。これはウィルスが侵入された体にとっては発熱したほうが有利だからだ。
その根拠として、病原菌の増殖が抑制される(かぜなどのウィルスは低温のほうが繁殖しやすい)、白血球の機能が促進される、免疫反応が促進されるなどがある。
つまり、ウィルスが侵入して熱が出るのは、体の自然治癒の機能。解熱する必要はない、っていうか、しちゃいけないのだ。
どうしたらいいかっていうと、おでこ(や頭のてっぺん)を冷やして、足元に湯たんぽを入れる。
湯たんぽはできれば2つ用意して、仰向けに寝た状態でくるぶしの間に一つ、ひざの間に一つ入れてあげる。
部屋は暖房しちゃだめだよ。
こうすることで足元からあたたかい血がもどるから、血のめぐりがよくなり、白血球が大活躍!
ウィルスを撃退し終わると、自然に熱は下がって行く。
こうしてウィルスを撃退した体は、免疫力が上がる。
だから、風邪やインフルエンザにかかりにくくなる。
同じように生活していても、インフルエンザにかかる人とかからない人がいるのは、こういう理由だ。
特に小さい子供さんの場合、毎年風邪やインフルエンザにかかりながら免疫力を上げて行くことが大切。
看病するのは骨が折れるけれど、丈夫な体を作るためには必要なこと。
最近ではインフルエンザだけじゃなくて、はしかや水ぼうそうなんかも予防接種をする人が増えているけれど、免疫力を上げる貴重な体験を省いてしまう危険な行為なのだ。
時間割りで生活する現代人にとっては「今熱を出されたら困る」という都合があることは事実で、やむを得ない場合もあると思う。
だけど、熱を出したいときに出させてあげられるように、環境を作る努力をすることが大切なんじゃないかなと思う。
ってわけで、畑も人の体も循環が大切っていうお話でした。
もっと詳しく知りたーい。という人は、下記の文献を見てちょ。
『自然の中の原子転換』 ルイ ケルブラン著 ⇒amazonで1万円もしてるっ!図書館で探せっ!!
『循環農法』 赤峰勝人著 ⇒読んでみたい人はえみぃにご連絡を
『これが本当の「冷え取り」の手引書』 進藤義晴、幸恵著 ⇒amazon、普通の本屋さんにも売ってます
梅やすいせんのつぼみがふくらんで、わくわくどきどき。
味噌仕込みが無事終了。
今年はいろんなチャレンジをしたから、去年よりグレードアップすること間違いなし。
ブログでも紹介したように、麹室で米麹を作ったでしょ。
ものすごくすばらしい米麹ができたよ。
米麹に塩をまぜる作業を塩きりと言います。
写真はみんなで塩きりしているところ。
それから、例年は豆を煮てつぶして、その日のうちに麹と混ぜてたんだけど、今年はつぶした豆を玉にして一週間寝かせた。えみぃが小さいころはそうやっていたのだ。
一週間寝かせた玉は、表面がパリパリに乾いてカビが生えたりするんだけど、これによって風味の良い味噌になるんだそうだ。
リョウコとチビスカが玉をお湯で軽く洗い、えみぃ&スカオットが潰してから麹とまぜるという連携プレー。
この作業、意外と力が必要で大変なのよ。
あれ?Jr.が居ない??と思ったら。
コタツにもぐりこんでゲーム中。。。
小学2年生にもなると、こちらの思うように動いてくれないねー。
だけど、コネコネしながら、うさぎやいぬの形を作ったり、丸めた玉を投げたりワイワイやってたら混ざってきて、最後は一生懸命コネコネしてくれました。
よーくこねたら、空気が入らないように樽に投げ入れて、平らにならして塩をふって完成!
ちらかりまくった土間の段ボールやいらないものを片づけ、去年仕込んだ味噌樽を引っ張り出し、一番奥の暗いところに今年仕込んだ味噌樽を設置。ほー、やっと落ち着いた。
も、しぼっていない醤油を発見!
早くしぼらなきゃ。
そして今週末は醤油麹&豆麹作り、野菜苗作り、田んぼの苗代作りと、やることがてんこもりで気ばかり焦るけど、一つ一つ丁寧な仕事をしようと思っている今日この頃。
みなさんはどんな春をお過ごしですか。
ってわけで、今日はちょっと難しい(?)話をするよ。
「自給自足を目指すわけ」でもちょこっと触れたけど、具合が悪くなっても病院には行かない。
脱サラしてもう10年以上だけど、一度も検診受けてないし、お医者さんにかかったのも数回。
周りの人(主に身内)には、「検診受けないとだめだよー」とよく言われるけど(笑)。
でもね、行かないの。
「クスリ」で病気は治らないってことがよくわかったから。
田畑を耕すようになって7年ぐらいだろうか。
えみぃは大分の赤峰勝人さんが提唱してる「循環農法」に取り組んでいる。
これは、完全無化学肥料、無農薬で野菜や米を作るっていうもの。
循環農法を超ウルトラスーパー簡単に説明すると、畑に生える草、存在する菌、出て来る虫を殺さずに、彼らの力を借りて土を育てるというもの。
化学肥料や農薬は、彼らを殺してしまうから、絶対に入れない。
最初は半信半疑だったけれど、だんだんわかってきた。
人が科学や化学で考えることは、悲しいかないつでも不完全なんだけど、自然は完全、調和が取れているってことを。
たとえば、スギナの話。
カルシウムが減って酸性化した土壌には、自然とスギナがはえてくる。
スギナにはケイ酸カルシウムがたっぷり含まれているので、スギナを堆肥にして土に入れていくと、そのうち生えなくなる。
カルシウムのないところで生えて、どうしてカルシウムたっぷりになるか、不思議よね。
フランスのルイ・ケルブラン博士は「植物は原子転換によってミネラルを作りだす」と言ってる。
「原子転換」は学会では承認されていないけれど、指示している人はたくさんいる。
この部分を説明し始めると何ページ書いても足りないからはしょっちゃうけど、畑で草とむきあっているとそうなんだろうなって思えてくる。
ちょっと話はダッフンするけど、カルシウムが欠乏すると病気が出る。
それは、カルシウムが細胞壁を作るのに重要な要素だから。骨がない植物にとって、硬い細胞壁はとても重要。
やわらかいとつぶれて、そこが病気になってしまう。
とても大切なカルシウム、近代農法では石灰や硝酸カルシウムなどで供給するんだけど、石から加工するこれらのカルシウムを植物は吸収できない。
畑の中のカルシウム含有量は増えるけれど、病気はちっともなくならないという結果になるのだ。
えみぃ達は草でカルシウムを供給する。たとえばスギナの体内には、たっぷりの「ケイ酸カルシウム」が含まれているから、スギナを堆肥化して畑に入れると植物は大喜び。病気が出ないのだ。
つまり、カルシウムが足りなくなるとスギナが生えてくる。スギナを虫や菌が分解し、カルシウムを供給してくれる。
自然に。
石灰をまいたり、高いお薬買ったりする必要がないということ。
循環農法で田畑を耕していくと、他にもたくさん自然の調和を目にする。
たとえば田んぼに農薬を入れないとウン蚊っていう虫が出て来るけど、それを食べてくれる蜘蛛がたくさんいるし、畑にアブラムシが出て来ても、それを食べてくれるてんとう虫がたくさんいるから、害は出ない。
自然にまかせておけば調和が取れて、作物をちゃんといただけるのだ。
じゃぁ人はなにをするかと言えば、作物が草で埋もれてしまわないように周りの草を取ったり、野菜がすくすく育ってたくさん実をつけてくれるように脇芽を取ったり、水をやったり、自然の循環を尊重しつつ、作物のお世話をする。
まわりの農家の方はと言うと、高い化学肥料や農薬をたくさん使って、土の力がなくなってしまう。
無機の肥料を与えるから作物は取れるけれど、病気が出やすくなる。
そしてまた薬を使うという、悪循環にはまり、お金がどんどんかかる。
こうしてできた作物には、ミネラルがない。それを食べて、体の治癒能力も低下していく。
実は、自然の循環にまかせたほうが良いのは、人の体も同じだってことがわかってきた。
2年程前から、「官足法」っていう足もみと「冷え取り健康法」に取り組んでいる。
両方とも、東洋医学の「血と氣のめぐりを良くする」というところに注目しているんだけど、それを改善する手段が違う(直接足のうらをもむor下半身を温める)。
人の体は60兆の細胞からできていて、その一つ一つが元気に働いてくれると健康でいられるのだ。
逆に言うと、それらに元気がなくなると、病気になる。
細胞が働くためには酸素と栄養が必要で、それを運ぶのが血の役目。
あたたかい血が心臓から流れ出し、体の隅々まで酸素と栄養を運び、帰りは老廃物などを受け取って腎臓へ。
腎臓で不要なものを濾過された血液は、肝臓で栄養を受取り、再び心臓から流れ出すという循環。
これさえうまく行けば、健康でいられるのだ。
だけど、人は二本の足で立ってしまったことで、足からの血の戻りが悪くなってしまった。
血のめぐりが悪くなると、臓器の動きが弱まる、血管が硬くなるなどいろいろ悪いことが起こる。
さらに、足の裏に老廃物が溜まって体外に出にくくなってしまう。
「冷え取り健康法」では、足を温めることで全身の血のめぐりを良くし、体の中に老廃物が溜まらないようにしている。
「官足法」では、足のうらに溜まって硬くなった老廃物をもみつぶし、血行を良くして体外に出すということをする。
ものすごい単純に説明すると、こういうことなのだ。
「冷え取り健康法」についてはブログでも何度も書いてきたけど、おさらい。
まず、半身浴(下半身だけぬるいお湯につけて1時間以上入る)で下半身を温めて、熱を逃がさないように靴下を5枚はく。
あたたかい血は、あたたかいところと高いところが好き。
冷たい血は、寒いところと低いところが好き。
なので、頭寒足熱(頭が冷えていて足があたたかい)にしてあげると、ぐるぐる廻る。
だけど、頭が熱くて足がつめたくなると、あたたかい血は頭に昇りっぱなし、冷たい血が足に下がりっぱなしという状況になり、血のめぐりが悪くなってしまう。
現代人はほとんどがこうなっていて、これが病気の原因になっている。
本来はおしっこやうんちで排出されるはずの老廃物が体のあちこちに溜まり、いろいろなきっかけで体外に出て来る。
花粉がきっかけで鼻水や涙が出ると、花粉症と診断される。
ウィルスがきっかけで高熱が出ると、インフルエンザと診断される。
合成物質を体内に取り入れることなどがきっかけで湿疹が出ると、アトピー性皮膚炎と診断される。
病院に行くといろいろな病名がついてくるけど、体の毒を外に出したいだけなのだ。
こういうときは、全部出し切るのがいい。
鼻水や涙、熱、湿疹が出るのはつらいけど、毒を出し終わればケロっと良くなる。クスリでこれらの症状をおさえると、毒が体内に戻り、、、違う病気を引き起こすのだ。
熱が出るということを例にとってみる。
風邪やインフルエンザなどのウィルスの侵入を受けると、これらを退治するためにいろいろなことが起こる。
その中の一つが発熱。これはウィルスが侵入された体にとっては発熱したほうが有利だからだ。
その根拠として、病原菌の増殖が抑制される(かぜなどのウィルスは低温のほうが繁殖しやすい)、白血球の機能が促進される、免疫反応が促進されるなどがある。
つまり、ウィルスが侵入して熱が出るのは、体の自然治癒の機能。解熱する必要はない、っていうか、しちゃいけないのだ。
どうしたらいいかっていうと、おでこ(や頭のてっぺん)を冷やして、足元に湯たんぽを入れる。
湯たんぽはできれば2つ用意して、仰向けに寝た状態でくるぶしの間に一つ、ひざの間に一つ入れてあげる。
部屋は暖房しちゃだめだよ。
こうすることで足元からあたたかい血がもどるから、血のめぐりがよくなり、白血球が大活躍!
ウィルスを撃退し終わると、自然に熱は下がって行く。
こうしてウィルスを撃退した体は、免疫力が上がる。
だから、風邪やインフルエンザにかかりにくくなる。
同じように生活していても、インフルエンザにかかる人とかからない人がいるのは、こういう理由だ。
特に小さい子供さんの場合、毎年風邪やインフルエンザにかかりながら免疫力を上げて行くことが大切。
看病するのは骨が折れるけれど、丈夫な体を作るためには必要なこと。
最近ではインフルエンザだけじゃなくて、はしかや水ぼうそうなんかも予防接種をする人が増えているけれど、免疫力を上げる貴重な体験を省いてしまう危険な行為なのだ。
時間割りで生活する現代人にとっては「今熱を出されたら困る」という都合があることは事実で、やむを得ない場合もあると思う。
だけど、熱を出したいときに出させてあげられるように、環境を作る努力をすることが大切なんじゃないかなと思う。
ってわけで、畑も人の体も循環が大切っていうお話でした。
もっと詳しく知りたーい。という人は、下記の文献を見てちょ。
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プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)
★寅子・・・・・メス(13歳没)
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オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
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杏・・・・・・メス(9か月)
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