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えみぃです。
21日は、ご近所のKAJI HOUSEで行われた、夏至祭に参加しました。
KAJIさん、くりすたり庵の牧野さん、坂口ゆっこさんのお三方による、クリスタルボウル&ギター&ピアノ&歌のスーパーセッションで心も体もリフレッシュ!
写真左で大きなクリスタルボウルを持っているのがKAJIさん、ピアノの前に座っているのがゆっこさん、右側で柱の陰に隠れちゃってるけれど小さ目のクリスタルボウルを持っているのが牧野さん。
ペルー音楽からボサノヴァ、なんと美空ひばりさんのりんご追分まで飛び出す、軽快で重厚で濃密で、えみぃのつたない文章ではお伝えしきれないけれど、素晴らしいライブでした。
ご近所でこんな素晴らしいライブが見られるなんて!贅沢なことです。
実は、かふぇどうやでお作りしたKAJIさんのステージ衣装を見るのも、楽しみの一つでした。
長身でスタイルのよろしいKAJIさんは、何を着ても絵になっちゃうんですが、アンティークの麻着物を解いて作ったロングチュニック(グレーのもの)、ものすごくお似合いでした!
皆さんからの評判もなかなかだったようで、一安心です。
ステージ後の持ち寄り宴会では、KAJI HOUSEのおいしい玄米やおつまみ、牧野さんのお土産の熱海のおいしい干物を炭火で焼いたのを始め、みなさんが持ち寄ったおいしいお酒を呑んで食べての大宴会!
楽しすぎてはしゃぎすぎて最後はちょいと脱線してしまい、ご迷惑をおかけしちゃってすみませんーーー(><)な側面もあったえみぃの夏至でしたが、みなさんはどんな夜をお過ごしでしたか?
ってなわけで、前回のブログに引き続き、今年のえみぃのテーマを書いておこうと思う。
昔から稲作をする人の間に、こんな言葉がある。
上農は 草を見ずして 草を取る
中農は 草を見てから 草を取る
下農は 草を見ても 草取らず
田んぼはこんな感じ。
この程度なら上農レベルかな。
だけど、
こうなっちゃうと中農だね。
しかし、今年導入した美善の田車は優秀で、このぐらいの草なら楽々除草できちゃう!
今年の草取りは楽しいわ~。
と、話がダッフンしたのでもとに戻すけれど、前出の言葉は読んで字のごとくの内容で、上中下という表現はいかがなものかという気もするけれど、何年か百姓をやってきて思うのは、草ぼーぼーにすると大変!ってことだ。
循環農法では、草は土づくりに大切な役目を持っているから敵視しないとなっている。
最初の頃は「そうか、草も育てないといけないんだ」と勘違いをして、あっちもこっちも草ぼーぼーにしていた。
近所のおばちゃんに「あれじゃぁ作物がそだたねぇで」とアドヴァイスをいただいても、「いーのいーの。草も大事なんだから」と放っておいた。
そしてどうなったかというと、じゃがいもは草に埋もれて収穫時に「どれがじゃがいもだか草だか訳わかめー」となり、ネギは土寄せができずに白いところがちょびっとになり、ナスやトマトを収穫を草が邪魔して取り切れずってな具合で、作物は育つけれども収穫やその他の作業がいちいち大変になるってことが身に染みたのだ。
循環農法は、自然の営みを阻害せず最大限に利用させていただくという考えの農法だけれど、作物のお世話はきちんとして、作業効率を上げ収量も確保するものなんだということを、ここ数年改めて感じている。
というわけで、田んぼだけじゃなくて畑のほうも、今年はしっかりとお世話をしようと心に誓ったのだった。
具体定期には、とにかく中耕と土寄せをタイミング良くするってこと。
こちらはモチモロコシ。
発芽して2週間ぐらい。
細かい草がぽつぽつと出始めている。このタイミングなら、畝間を耕運機で耕して土寄せをするとあっちゅー間に草を一掃できる。
作業が終わったあと。モロコシたちもすっきり、嬉しそうだ。
土寄せにはいろんなメリットがある。
株元に土を寄せることで作物が倒れるのを防ぐとか、根の露出を防げるとか、除草ができるなど。
ジャガイモたちの場合は、土寄せによりイモができるスペースが増えるという利点もある。
土寄せして数日で、またこんなふうに細かい草がぽつぽつと出てくる。
えみぃはこんな感じで草を見たら、畝間を耕うんして土寄せをする。
とにかく草が小さいうちに、こまめに土の中に入れてしまうことが重要なのだ。
草の種類にもよるけれど、葉の先から根の先まで10センチを超えてしまうと、かき回すだけではだめで、雨が降ればまた起き上がってくるからだ。
サツマイモたち。
サツマイモは特に根付くまで湿度が必要なので、例年は黒マルチを使っていた。
だけど、マルチの片付けが下手なので、今年は藁でマルチをした。
植えつけた後雨がなくてひやひやしたけれど、なんとか根付いて一安心。
黒マルチがないと畝にびっしり草が生えるので、こちらもこまめに土寄せをしている。
ネギの場合、茎を土に入れていくことで軟化させる、白い部分を長くできるというメリットもある。
ネギの土寄せをするときは、分けつしている部分を土に入れないように注意が必要。
中耕も土寄せも、このぐらいのタイミングですればあっちゅー間で手間もガソリンもかからないけれど、数センチの草がびっしりという状態になるとそうはいかない。
クワで土と草を掘り返して、草だけを取り出すっていう作業をしてからじゃないと、できないからだ。
土寄せができないと、ジャガイモは収量が少なくなるし、ネギは青いところが長くなる。
それでも安全でおいしいからいいんだけど、やっぱりどうせ作るならちゃんとお世話してたくさんいただきたいもんね。
というわけで、全体的に良い感じでお世話ができているんだけど、そうじゃない畑も。
ここは春に一度耕うんしただけで、毎年じゃがいもが勝手に出てくる場所。
「勝手にじゃがいも畑」と名前をつけているところだ。
ジャガイモって奴は、取り残したイモからも花後につく実からも、良く芽を出す。
だから、一度ジャガイモを作った場所からは、毎年実生のジャガイモがうじゃうじゃと出てくる。
この畑は3年ほど前にジャガイモを作ってその後ほったらかしにしている。
連作ができないとか、実生にはイモがつかないとか言われているけれど、けっこうな量をいただいているので、だらだらと毎年じゃがいも畑にしている。
草もジャガイモも同時に芽を出すから、除草が大変。
去年は途中であきらめて放置したので、半分ぐらいしか収穫できなかった。
なので、今年は去年以上にイモがウジャウジャ生えてしまっている。
というわけで、優先順位は低いけれど、手が空いたときにちょこちょこと除草をしている。
と、じゃがいもだけじゃなく、赤シソとニンジンの実生も発見。
ジャガイモと赤シソとニンジンを避けながらの除草は、ちょっと大変だけどお宝さがしみたいで楽しかったりもするんだけど、楽しいって思えるのは他の畑の管理が今のところできているからだ。
あっちもこっちも草だらけ状態になっちゃうと、やってもやっても終わらない除草に嫌気がさして自暴自棄になる。
そして、そんな畑に行くのもだんだんいやになってきて、収穫だけちょこっと行くってことになる。
だけど、草だらけの畑での収穫は効率が悪くて、「もういいや」ってなってほったらかし~ということに。
というわけで、今年はそうならないように、早め早めの除草で気持ち良く野良仕事をやっていきたいって思う、今日この頃なのだー。
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オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)
★寅子・・・・・メス(13歳没)
★みぃちゃん・・メス(11歳没)