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さぶいっ!今年は半端じゃないっす。
あまりに寒いんで、とうとう水道を凍みらかしました。
いえいえ、えみぃが悪いわけでも、オットが悪いわけでもないんです。
お台所と洗濯機の排水管に不備があり、水がずーーーっと漏れていたみたいなんです。
そして漏れた箇所には、運悪くお台所の水道管をあたためていた器具のコンセントがあり、ずっと水浸しになっていたおかげで器具が壊れ、それで凍結しちゃったらしいのです。
まぁ、水道管の破裂!っていう大事故には至らなかったんでよかったんだけど、排水管の修理代が2万5千円。とほほだよ。
気持ちよくお支払いしましたよ。ま、寒いときはいろいろありますわね。
と、苦い話はこれぐらいにして、楽しい話をば。
26日、今お手伝いしている音楽祭の関係で、コンサートに招待していただいた。
中澤ホールっていう、上田市内にある小さなホールで、上田市出身のヴァイオリニスト中澤きみ子さんによるニューイヤーコンサートで、ヴァイオリンとピアノのシンプルなステージ。
中澤きみ子さんはNAGANO国際音楽祭の講師として毎年イヴェントに参加されている。えみぃも昨年の夏はイヴェントに参加したんだけど、きみ子先生にお会いする機会がなかった。庶民には想像もつかないようなお値段の「ストラディヴァリウス」のステキな音色を聞けなかったのがとーーーっても残念に思っていたので、ニューイヤーコンサートは願ったり叶ったり。
クラシックコンサートだし、ニューイヤーでおめでたいんで、やっぱ着物でしょう!
久々に縞の着物を着てみた。
紫にエンジの縞が入った渋い着物なんだけど、うさぎちゃんがかわいい白い名古屋帯と、ピンクの帯揚げ&帯締めを合わせて若々しくコーディネイトしてみた。半襟もピンクでかわいいのだ。
こころなしか顔がこわばっているのは、寒いのと、帯結びにちょっと手間取って疲れたのが原因。
今回は初めて「角出し」にチャレンジ!オットにもちょっと手伝ってもらったんだけど、帯の長さがちょいと足りなくて(あたしが太りすぎているのがいけないんだけど)苦労しちゃった。
でもまぁ、初めてにしてはうまくいったんじゃない?
颯爽とジェロミに乗り込み、ドライブすること1時間で上田に着いた。
友達のすーさんの家におじゃまして、おいしい豆腐ステーキで早めのお夕飯をペロリいただいて、いざ会場へ。
会場には駐車場がないので、ちょっと離れた有料Pに車を止めて、夜の街を歩いた。
ホールに到着すると、既に何組かのお客さまが座っていた。だけど受付には誰もいない。
事務所に顔を出してみると、なんだかみなさんバタバタしていらっしゃる。
ニューイヤーコンサートなので、スタッフの皆さんも着物を着ると聞いていたのだけど、みんなお洋服のままだった。どうかしたのかしら?
えみぃは初めての参加なんで、勝手がわからずぼーっと座るのみ。お役に立てなくてごめんなさぁい。
すーさんと座って話をしてたら、汗が出てきた。ちょっと歩いただけなのに、、代謝が良すぎるっつーの。
脂肪が多いからっていう噂もあるけど。
そうこうしているうちに、お客さまがどんどんやってきて、あっという間に満席に。
年配のご婦人が多かったけど、中には小学生や中学生も。音楽を習っているのかしらん?
そして、いよいよ音楽家の登場!きみ子先生は黒いタートルニットの上から、黒いチュニック風のロングワンピースを着てた。ピアノの深沢さんは、きれいなオレンジ色のオーガンジーのロングドレス。上半身にはキラキラスパンコールがついてて、すごくステキ!
お2人は一礼されたあと、深沢さんはピアノの前に座り、きみ子先生は楽譜スタンドの前に立たれた。
信州は寒いですねーというお話から入って、これから演奏するブラームスについてお話をされた。
なんでもブラームスの曲は甘く切なくて、ヴァイオリンとピアノの奏者が男女だったら、演奏後恋に落ちてしまうのだとか。クラシックのことは全くしらないえみぃにとっては10へぇぐらいの話。
そして、いよいよ演奏が始まった。
楽器のこととか、クラシックのことはよくわからないんだけど、きみ子先生のヴァイオリンの音色は、なんとも艶やかで、軽やかで、そして深い。胸のあたりがビリビリしびれる感じ。
深沢さんのピアノは、これまた軽やかで華やかで、きみ子先生のヴァイオリンを引き立てている。
そしてブラームスさんの音楽は、楽譜どうなってる?っていうぐらい、音が忙しいのね。
きみ子先生は、リズムに合わせて体を揺らし、表情もすごく豊かで、まさに全身で演奏してるって感じ。
ブラームスさんが終わると、次はナナナんと中山晋平さん!
信州が生んだ偉大な作曲家だけど、甘く切ないブラームスさんの後に「しゃぼん玉」ってのはどうなのでしょう。
きみ子先生ご自身も、どうやってつなごうか悩まれたらしい。でも、最近ファンの方に「外国の音楽も良いけど、日本の音楽も演奏して欲しい」とFAXをいただいて、改めて見直してみると、音符の背景にある日本の心というもののすばらしさに気がつかれたとか。
ブラームスさんの激しい旋律に比べると、晋平さんの音楽はとてもシンプルで音符も少ないけど、その分音符の向こう側にあるものを想像する楽しみがあるってことだろうか。
きみ子先生の「一緒に歌ってくださいね」というお言葉により、しゃぼん玉、肩たたき、雨降りお月さん、雨ふりなどをみんなで合唱。
カラオケならぬ、ぜいたくな生オケで気持ちよく歌った。
休憩をはさみ、再びブラームスさん。
20分あまり、ノンストップで演奏された。全身にビリビリと響く音にうっとり。
そして、アンコール2曲でコンサートは終了。
コンサート後はおいしそうなワインとオードブルが振舞われ、演奏家とお客様が一緒になっていただいた。
えみぃはきみ子先生にご挨拶したいような、だけどちょっぴり恥ずかしいようなでモジモジしてたんだけど、すーさんに促されてやっとこご挨拶。
えみぃ「NKOなどのお手伝いをさせていただいています、えみぃです。」
きみ子先生「あら、そうなの。よろしくお願いします」
まっすぐえみぃの顔を見て、丁寧におじぎしてくださった。とてもやさしそうな方だわー。
こちらこそ今後ともよろしくおねがいします。
ってなわけで、帰りの車中はきみ子先生のモーツァルトを聞いて、さっき聴いた生音を思い出しながら、ルンルンで家に戻った。
家に戻ると、その辺に着物を脱ぎ散らかし、ビールを飲んですぐ寝てしまった。
翌日、脱いだ着物を片付けたり、足袋を洗ったり、あぁ着物って着るときは楽しいけど、後が大変でめんどくさっ!と思った今日この頃なのだ。
そうそう、後で聞いたんだけど、会場となった中澤ホールも、コンサート当日あちこち水道が凍結してしまって大変だったらしい。冬はみなさん、気をつけてくださいよっ!
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オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)
★寅子・・・・・メス(13歳没)
★みぃちゃん・・メス(11歳没)