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稲刈りの記事をまだ読んでいない人は、是非先に読んでほしい。
そうしないと、この記事の感動が薄くなっちゃうから。
13日、稲刈りが思いのほか早く終了したので、いつも手伝いに来てくれる助さんに野菜のおみやげをーと、あちらこちらの畑を回った。
まずはえみぃとオットの畑にある、唐辛子類。ハラペーニョ、韓国唐辛子、タカの爪が大豊作だ。
タカの爪はまだ赤くなっていないから、ハラペーニョと韓国唐辛子をたくさん収穫した。
辛いものが大好きな助さんは「ちょっとかじってみたい衝動にかられてるんですけど」だって。
やめたほうが身のためですー。ここでハラペーニョをかじったら、たぶん喉が焼けます。
となだめて、次は胡桃の木のある畑へ。
リョウコが「さつまいもがいい感じ」だと言うので、みんなでイモ掘り。
「採ったどー」と、おっきなイモを持ち上げるチビスカ。
なにげに豊作みたい。
かぼちゃを拾ったり、おばけズッキーニを収穫したり。
そして、胡桃の木へ。TVで見てから、生の胡桃を食べるのが夢だったんだってー。
生の胡桃は、流通過程でカビが発生しやすいため、市販されることはほとんどない。
道の駅「雷電くるみの里」で一時販売したそうだけど、TV放映されてお客さんが殺到し、なおかつ胡桃の管理が大変とのことで、やめてしまったそうだ。
なので、生の胡桃を食べるには、胡桃の木を探すしかない。そうはいっても他人の家の胡桃を勝手に食べるわけにいかないから、胡桃の木を持つ知り合いがいないと口に入らないという、貴重なものなのだ。
えみぃ達は小さい頃よく食べたから、ありがたみや希少性は感じられないし、実家の面々はもともと余り好きじゃないから、胡桃の実はほとんど収穫されないまま、下の虫さんたちに差し上げているという、もったいない状況だった。
だけど、あまりにもお手入れをしなさすぎたのか、今年は木になった状態でかなり虫さんたちにやられてしまい、食べれられる実が少なかった。来年はちゃんと剪定してあげなきゃね。
普段食べているものはくるみの種にあたるもので、実の部分はしぶくて食べられない。緑色の実が口を開いたら取りどき。種を取り出し、石でたたいて硬い殻を割る。そうすると、渋皮に覆われた、脳みそみたいな形のものが出てくる。
乾燥させれば渋皮も食べれられるんだけど生では渋すぎるから、丁寧に剥く。卵の薄皮みたいに、つるーっと剥けるよ。
助さんは胡桃の実がなっているのをあまり見たことがないらしく、いちいちへぇ~と感心しながら見てた。
そしてお味は
助さん「おいしぃー」
生の胡桃は、ほんのり甘くてジューシーでミルキーな味。一番近いのは、固めに茹でた枝豆だと思うんだけど、みなさんのご意見はどうでしょうか。
生胡桃を堪能した後は、夏野菜の畑へ。トマト、ピーマン、軽井沢南蛮、バナナピーマンが、少しだけど収穫できる。ゴーヤ、ナスはもうだめね。
オクラはたくさんなったけど、収穫時期を逃して硬くしてしまい、結局一つも食べなかった。毎年こんなことの繰り返しだわ。もったいない。
一通りの収穫が終ったのが3時30分過ぎ。少し早かったけど、ここんところあまり寝てなくてお疲れモードだったんで、助さんを送って家に帰ることにした。
助さんの家は隣町で、家から1時間程のところにある。助さんの家の近くにある酒のスーパーが大好きなんで、おいしいワインでも買って、家で一杯やろうって魂胆だ。
車に乗って携帯を見ると、不在着信が2件入っていた。
1件は来年の赤峰さんの松本講演会の実行委員長で、もう1件はKくんだった。
Kくんは、稲刈りを手伝いに来てくれたOさんと一緒に、これから伊那にむけ出発すると聞いていたので、先に電話した。
その夜は、伊那にある「シオリさんの館」で松本講演会の実行委員の懇親会が予定されていた。赤峰さんは木曽で講演会をしていたんだけど、講演会終了後に打ち上げがあるかどうかも含め、13日の夜の予定を把握していなかった。
もしかして、何も予定がなかったら懇親会場である「シオリさんの館」に連れて来てしまおうと言うのだ。
Kくんの後電話した実行委員長も、その話だった。
冷静になって考えてみると、講演会の後の打ち上げや宿泊については、主催者がばっちり決めていて当然なんだけど、そのときはみんな、希望が先行してしまっていたのだ。
そんな電話を横で聞いていたオットが「行ってくればいいじゃん」と言う。
思わぬ言葉にびっくりしたけど、山のように溜まった仕事のことを思い出し、今回は無理だからと納得しようとした。
だけど次の瞬間、やっぱり行きたいーーーー!という気持ちでいっぱいになり、せっかくオットが許してくれたんだから行かなきゃ!仕事は月曜日死ぬ気で頑張ればなんとかなる、と自分に言い聞かせて不安を打ち消した。
そうと決まればえみぃの決断と行動は早い。
もうそろそろ出発すると言っていたKくんに電話をし、参加したいので出発を待ってくれるようにお願いした。
もう一人の参加者であるOさんにも電話して、少し待ってもらった。
この時点で携帯の電池が残り1個になってた(満タンは3個)。充電器は持ってないし、困ったなーと思ったけど、電池式の充電器をどこかで調達すればなんとかなる。
助さんをお家まで送り届け、お礼を言った後、えみぃは素早く後部座席に移動した。
オット「なんで後ろに乗る?」
えみぃ「いろいろ準備があるからさぁ。」
「時間がないから高速に乗る」というオット。
現在地と目的地、どちらも高速から離れているけど、それでも早いのかなぁと不思議に思ったんだけど、何か考えがあるんだろうと思っていた。
この時点でのえみぃのファッションは、奇跡的にも黒のジャージ、靴下だって新品だ。いつもの農作業だったら、とんでもなく汚れてシワシワのシャツにジャージとか、穴の開いた靴下なんてこともあるから、農作業ファッションとしては最高レベルの支度。
さらに、ピカピカのテニスシューズを車内で発見!
うん、これなら行ける、大丈夫だぞと自信を持った。お財布を確認して、あとは着替えの下着を調達しなきゃぁと思い、
えみぃ「しまむらに寄ってくれる?」
オット「あまり時間ねぇんだけど」
えみぃ「換えの下着ぐらい持って行かないといけないから」
オット「直接行くんかいっ!(驚)」
さすがのえみぃも、家に戻って支度をするだろうと、オットはそう思っていたみたい。
あらごめんなさーい。えみぃは直接行く気マンマンだったのよー。
どうりでオットったらあせってると思ったわ。現在地から直接行くのと、家を経由して行く距離を比べたら、倍ぐらいあるから。
家に戻るなら確かに高速を使ったほうが早いけど、集合場所に時間どおり着けるかはかなり微妙だった。
えみぃが大人の女性としてどうかってことは置いといて、目的地までの時間も距離も短縮されて落ち着きを取り戻したオットは、通り道にあるしまむらに向かった。
後部座席に、寒いときに羽織っているラルフのデニムシャツとオットのGパンを発見!
もしかしたらと思い、Gパンに足を通してみると、ぎりぎり履けた!オットのほうが細いと思っていたけど、やっぱり男と女って違うのね。でも、長さはぴったりみたいよ(笑)。
ってことで、幸運にも、シャツとGパンという防具を見つけて、えみぃのかっこよさがレベルアップした。
さらに、脱いだジャージによってクツロギウェアーまで持参できる。いいぞ。
あとは、携帯とお財布と日焼け止めを確認、バッグを持っていなかったのでお弁当を入れて行った無印良品の紙袋に着替えなどなどを入れ、しまむらで、激安の下着と靴下を調達して、いざ集合場所へ!
約束の時間丁度に到着。既にKくんとOさんは着いていた。
Oさんのフィットに乗り込み、Kくんの運転で、伊那に向かって出発!
携帯の電池は切れそうだし、オットのズボンはやっとこ履いたけど太ももがきつくてウェストが太いからずり落ちてくるし、足の血は止まってるし、洗顔も歯ブラシもない、そんな状態でまだ1回しか合ったことのない人の家にお泊りだし、戻ってからのお仕事を考えるとかなり不安だったけど、赤峰さんに逢える~というおおきな期待で口から心臓が飛び出しそうなほどワクワクしていたえみぃ。
ほんの2時間前までは、講演会には行かれないと思っていたんだけど、2件の着信履歴のおかげで思いがけず赤峰さんに逢いに行くことになって、こういうのをタナボタっていうんだろうなーって思った、今日この頃なのだ。
長くなったんで続く。
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オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)
★寅子・・・・・メス(13歳没)
★みぃちゃん・・メス(11歳没)