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あっちもこっちも桜が満開!これは実家のしだれ桜。
例年はGW中にやっと満開なんだけど、今年は早かった。
去年より1週間早いぞーってんで、水苗代を作らなきゃーってうれしいような、怖いような、いろんな気持ちがあいまって武者震ってたここ最近、みなさん田んぼの準備はもうされました?
てなわけで、結論から言うと、なんとか水苗代が完成した。準備から完成までの様子をダイジェストでお送りします。
さかのぼること一週間ちょっと。まずは塩水選から話はスタートするのだ。
塩水選ってなにー?という人は、去年の記事を見てね。→去年の記事
17日、去年と同じく小諸市の弁天様の湧き水に行って、お水を汲んだ。
家に戻るとオットは塩水作り。えみぃはナナナント、脱穀。
今頃脱穀?と思う人もいるかもしれない。そうなの。去年の秋からずーっと、藁につけたまま籾を保存していたの。
だって赤峰さんは「種籾にする分は手でこけ」って言ったから、脱穀のときに種籾用だけよけておいたの。そして秋のうちに手でやるつもりだったんだけど、忙しがっていてそのままにしちゃった。
だので、泥縄もいいとこなんだけど、塩水選の直前に脱穀となったわけだ。
軍手をして、藁をしごきながら籾を外すんだけど、これが大変。手はかゆいし、藁が軍手ゴシでも指に食い込むし、誇りっぽいし、腰は痛いし、でも苦しみに耐えて1時間。
軍手2枚に穴を開け、えみぃの手に水ぶくれを作ってなんとか終了。
そして塩水選。去年は濃度が薄かったので、今年はたっくさん塩を準備した。約10リットルに1kgの塩を溶かしたら、卵の頭が10円玉程度水面から出た!
よぉーし、濃度はばっちりだ!と意気込んで半分種籾を入れたら、、、ほとんど浮いちゃった(泣)。
泣きながら浮いた籾を取り、残りの種籾も入れた。
またいっぱい浮いたー。なんか、浮いたほうが多い。泣きそう。
しずんた子達を集めたら、なんとか量的にはOKだったけど、悲しくなった。去年はシイナ(育ちが不十分な稲)が多かったってことね。反省。
シイナは乾かして食べるんだけど、なんとなく量が心配だったんで一緒に漬け込むことに。
よく洗って塩を落とし、弁天様の湧き水に漬けた。
それから毎日湧き水を交換し、「元気に頑張れよー」「勉強しろよー」「歯、磨けよー」なんて声をかけつつお世話をした。
そして20日日曜日には、オットと2人でベットを供に作る。なんだかいやらしい響きだけど、種籾をまく台を作る作業だ。
いきなり大量の水を入れてしまってドロドロの足元で体力を奪われたのと、ベットを高く盛りすぎて水がまわらなかったという去年の教訓を活かし、今年はクレバーなスタートを切った。
1週間前にポチで耕し水を入れて数日置いたあと、前日に水を切っておいた。程よい硬さの土で作業がしやすい。さらに、循環農法のとおり、土を盛り上げるのではなく、溝を掘る程度でベットを区切る。
わりかしスムーズに作業が進んだけど、やっぱり泥との格闘は疲れるわ。しかも人力だし。
半日頑張って、なんとか終了。
循環農法によると、この状態で1日乾かして翌朝早朝に種まき、となっている。
1日乾かして火曜日の早朝がベストだったけど、いろいろあって水曜日になってしまった。
そして水曜の朝、6時集合。水苗代は早朝作るのがいいのだっ!
今年は自分家の分と、なずなの会員の大塚さん家の分も作るんで、大塚さんも遠くから来てくださった。
ありがとうございますー。
オットはヘボ用のため不参加。えみぃ、かぜっぴきのリョウコ&大塚さんという、女だらけでかつ病人2人という状況で作業開始。それでも去年は素人同然のえみぃ&オットだけだったから、農業経験が長い2人が参加しているから、まだマシかなーなんて思いながら田んぼに入って愕然とした。
1日余計に乾かしたことが凶と出た。
ベットに大きなひび割れがー。このままじゃマケナイじゃん!
仕方なく、水でちょっとぬらしてクワでぺたぺた叩いて穴をふさぐ。
これが思ったより大変な作業で、いきなり疲れてしまった。
なんとか補修が終わった頃、細かい土を用意していないことが判明。
リョウコ「種籾さえ持ってくりゃぁできると思ってるだから、いけねぇわ」
と、えみぃの準備不足を痛烈に批判するリョウコの一言でさらに疲れ。。でも、図星だからしょうがない。
畑に行って土をふるって用意した。
やっとこさ種籾まき。去年は厚く(たくさん)蒔きすぎたんで、今年はクンタン(籾を黒く焼いたもの)と混ぜてまいた。
ここで大事なことは、「ウキウキ楽しい気分でまく」こと。種まきは気持ちが大事なのだ。
だけど、かぜでイマイチ調子の悪いリョウコが、ゲホゲホ言いながらまいてる。大丈夫か。
さらにー、大塚さんが持ってきてくれたクンタンは、燃えていないものもまざっていて、種籾なんだか燃え残りの籾殻なんだか判別不能。
種籾はずいぶん余ってしまったし、シイナちゃん達は出番がなかった。
なんだか不安材料が多いんですけど、大丈夫なのかなー。
心配するえみぃをよそに、作業はズンズン進んでいよいよマルチがけ。
去年は大きな石が埋まっている上にベットを作っちゃったもんで、マルチをかける棒がささらなくてとても苦労した。今年は場所をずらしたから大丈夫!と思いきや、あっちもこっちも石だらけ。
なんだーここは石だらけなのかー。
病み上がりの2人は「ゲホゲホ」言いながら作業してた。
具合悪いのにすみませんー。
なんとか棒を差し終わり、マルチがけ。棒の上に透明のビニール(通称:白マルチ)を渡し、端っこをどろの中に入れてちっこいハウスを作る。マルチの端を足で押さえて、脇にある泥をクワで寄せる作業だ。畑だと楽チンなんだけど、今回は中途半端に固まった泥が重たくて、これまた大変な作業となった。
リョウコ「土が固くて、しんのだわー(疲れるわ)。こりゃぁ、女の仕事じゃねぇな」
といいつつも、
さすが経験豊富なお2人だけあって、華麗なクワさばき。去年のえみぃ&オットのすっとこどっこいぶりとは違い、スムーズにマルチをかけ終わった。
去年はオットと2人で苦労してかぶせたマルチが、翌日壊れるという惨事にみまわれたが、今年はそんなことにならないよう、さらに上から紐で押さえた。
水をまわして、水苗代完成ー!やっほっほー。
あぜに腰掛けて眺めると、いいじゃんいいじゃーん。去年は1本しかなかったけど、今年は4本もあってカッコイイ。いよいよ本業って感じ?
と喜んだのもトコノマ、みなさんは種籾をお風呂に入れて、ちょいと芽を出してからまくそうな。えみぃの種籾はぜんぜん芽が出てなかったけど、大丈夫なんだろうかーーーーー。
それに、だいぶ種籾があまっちゃったけど、田植えは足りるんだろうか?という心配も。
芽が出るまで寝られない日が続きそうな、今日この頃なのだ。
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オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)
★寅子・・・・・メス(13歳没)
★みぃちゃん・・メス(11歳没)