踏み出した一歩

芽が出たー！！！

すっごく心配していたのだけど、種まきした翌々日、あっさりすんなりと芽が出た。
やっぱ、えみぃの愛の力かな。

うれしくて、ありがたくて、やっほっほーいと踊り出したい気分の今日この頃、去年はまぐれだと言われたけど、今年は実力って思っても良いですよね？


てなわけで、トラクターが欲しくて先日農機フェアーに行った記事を書いた。
新車はあまりにも高いし、中古は古すぎて購入を躊躇して、今シーズンの購入は見送ろうかと思っていたのだけど、、、。























買っちゃった！



ISEKIのTM150っていうやつ。１５馬力。３年落ちの新古車。
なんでも、おじいさんが３年前に購入して８時間乗っただけで、畑に放置されていたのだとか。

苗代用の道具を買いに行った先で偶然発見！
お値段は先日見た中古に比べるとちょっとお高いけど、新車に比べると超安い。
でも、なんてったって超美品。

えみぃは見た瞬間に「買い！」と思った。
いつもは慎重なオットも、今回は二つ返事。

問題は支払いをどうするかだけだった。
最初はローンを考えたけど、アイリスを売ったお金とヘソクリをかき集めてみたらなんとかなりそう。

ってことで、現金を持ってお店へ。


お高いお買い物だから、事務所かなんかで商談となると思いきや、レジのお姉さんはおもむろに金額を打った。

おねえさん「○○万円になります」

現金の束を差し出すえみぃ。緊張感が走る。
おねえさんは束を受け取った。数えようとしてちょっと考え込んだ。

おねえさん「ちょっとお待ちいただけますか？」

そう言うと、札束を持ったまま事務所へ走って行った。

そうよね、やっぱ事務所で精算よね。えみぃも後をついて行ったほうがよかったのかしら、なんて考えていると、おねえさんは再び、札束を持ったまま戻ってきた。

「確かにありました」と言うと、レジに現金を入れ、レシートと領収書を打ち出して、収入印紙を貼って、

おねえさん「はい、こちらが領収になります」

って、レジから出した領収かよっ！と突っ込みたかったけど、腐るもんじゃないしまぁいいか。

えみぃがレジから離れると、次に待っていたおじさんが「あの人は何を買ったの？」と興味深々。
そりゃぁそうよね、レジで札束を出す人、そうはいないだろうから。


てなわけで、ゲットしたトラクターで早速田んぼを荒起こし！
なんだけど、納品時に一通りの操作方法を聞いたけど、レバーがいっぱいあってよくわかんない。

「とりあえずやってみよー派」のえみぃがまず運転。
操作があっているのかどうか？？？なんだけど、なんとなくできてるんじゃない？



一往復したところでオットにタッチ。
えみぃに比べて慎重派のオットは、ひとつひとつ確認しながら運転。
その模様を動画でご覧ください。



トラクターの中でも一番ちっこいタイプなので、思ったより不安定。大きな石があったりすると、ゴトゴト言う。
あと、パワステがついているので、ハンドルが超軽い。
なんか、ゴーカートを運転しているみたいな、そんな感じ。

だけど、ロータリー（土を起こす回転刃）の大きさはポチの３倍、いや４倍ぐらいあるだろうか。
馬力も３倍あると思う。だから、作業は早いし楽で百人力！

だけど大きい分危険もいっぱい。
トラクターは前が軽くて後ろが重い。だから急斜面を降りたり上ったりするときは気をつけないと、転倒の危険があるのだ。

急な斜面を降りるときは頭から、上るときはバックで運転するようにと言われた。
田んぼの出入りのところが急斜面なので、出るときはバックで出た。

が、出入り口は慎重に運転したんだけど、車道を走るときに油断してウィリーすること２回。怖かったー。
えみぃん家の畑のあたりは、道路もすごい急坂なのだ！坂を上るときはロータリーを低くしないと。


てなわけで、いよいよ新たな一歩を踏み出したえみぃ達。
これで、さらに石油資源に頼っちゃうわけで、ちょっと複雑な思いもあるけれど、限られた時間でお百姓仕事をするえみぃ達にとってはすごく頼りになる相棒だ。
急に気が大きくなって、「あともう２枚ぐらい畑借りるか？」なんつー話も飛び出して、やる気マンマン＆夢いっぱい。
トラクターを、資源を大切に使いながら、頑張っておいしい野菜ときれいなお花を作るぞっ！と決意を新たにした今日この頃なのだ。