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まだ寒い日が続いているけれど、このお方には春が来てしまった。
おとこのこ、こないかしら~。
我が家のサッシは下から3/4がすりガラスなんで、猫の視線だとお外が見えない。
だからって窓際に置いた椅子の背もたれからつま先立ちかいっ!
シカ~モ、廊下からジャンプして一瞬でこの姿勢。
恐るべし、猫のバランス感覚。
一方、見た目によらず寒がり音はノートパソコンの上が気に入ってしまい。。。
あったけー、マジ、ここきもちいぃ~。
るんが爪とぎをしてキーを飛ばしちゃうもんで(F5キーがおかしくなっちゃった(涙)、使わないけどさっ)、
ガードしようとピンクの鉄板(既製品)を置いた。
微妙に温まる鉄板が気持ち良いらしく、仕事を始めるとこの調子。
寝返りまでうちやがる。はぁ。
と、相変わらずニャンズには困ってるんだけど、なんでも許してしまう猫バカのえみぃ達。
皆さん家の猫ちゃんは、甘やかされてませんか?
ってなわけで、今日は近頃はまっている冷え取りのお話。
「冷えを取る夏」で冷え取りについてちょろっと書いたけど、先日冷え取り勉強会に行ってグレードアップ。
今は本格的な冷え取り生活に入っている。
前の記事を書いたときには理解が甘くて、若干違っていたところもあったのでもう一度ちゃんと書いておこうと思う。
「冷え」を超簡単に説明すると、「上半身より下半身の温度が低いこと」だ。
平熱が36度でも、足首より先は31度ぐらいしかないという人が多いそうだ。
これは、人が二足歩行であることが大きく関係しているけれど、現代人のライフスタイルがさらに追い打ちをかけている。
たとえば、冬場の暖房。
最近はファンヒーターやエアコンで暖房っていう家が多いよね。
温風は上に登りやすく、冷風は下に降りやすいんで、扇風機かなんかで空気をかき回さない限り、顔あたりの空気があたたかくて足元は冷たいってことになる。
畳にすわって炬燵なら少し違うけど、床+椅子の生活だと足元が温まらない。
昔の人は洗濯機も掃除機もなかったから、毎日の家事も重労働だったけど、体は温まったはず。
だけど今はスイッチオンで洗濯できるし、掃除機だってらくらくだよね。
さらに身につけるもの。
本当は下半身にたくさん着て、上半身は薄着でいいんだけど、逆の場合が多いよね。
他にもいろいろあるけど、とにかく上半身が温まり下半身が冷えやすい現代人なのだ。
そうすると、血液の循環が悪くなる。
血液の循環が悪くなるとどうしていけないかっていうことを、これまた超簡単に説明しちゃう。
人の体は、臓器も骨も筋肉も脂肪もぜ~んぶ細胞からできてる。
約60兆の細胞があるんだよ。
細胞はそれぞれの目的によっていろんな活動をする。活動をするには栄養と酸素が必要。
で、細胞に栄養と酸素を届けるのが血液の役目ってわけ。
さらに、細胞が活動することでできた老廃物を受け取り、それを腎臓に届けるという役目もある。
というわけで、血の巡りが悪くなると必要な栄養や酸素が届かず、内臓の機能が低下してしまう。
それがひどくなると、細胞そのものの形がかわってしまうことがある。これがガンだ。
逆に考えると、血の巡りが良くなればどんな病気でも治ってしまう=冷えを取れば健康になれるのだったらなのなのだ。
ってわけで、夏から重ね履きをしてきたけれど、実は冷えは取れていなかった。
根本的なところが間違っていたからだ。
冷え取りの極意は「頭寒足熱腹七分」。
これを実現するために、次の4点に取り組む。
1)半身浴で下半身を温める
2)あたたまった熱を逃がさないように、靴下を重ねて履く
3)食べ過ぎない
4)生活ではなく正活をする
1)半身浴で下半身を温める
38度~40度(気持ちよい温度)のお湯をはった浴槽に椅子を入れてこしかける。
みぞおちから下がお湯につかるぐらいが最適よ。
フタをして、フタの上にバスタオルをしき、腕を置く。
下半身だけを温めたいので、腕を出すのがポイントなのだ。
20分で体が温まるよ。汗が出てきたら、窓を開けて頭が涼しくなるようにする。
最低でも30分は入っていないとだめ。
えみぃは本を読んだり編み物をしたり、2時間入ってる。
2時間入った後頭と体を洗って、少し温度を上げたお湯に肩まで数分つかって出る。
こんな感じ。
1時間過ぎたころが分かれ目かな。そこを過ぎると快感になるよ。
2)靴下を重ねて履く
お風呂からあがったら、パンツよりもなによりも先に靴下を履く。
えみぃん家のお風呂は玄関脇だから、裸で玄関を歩くことになるんだけど、おかまいなしさっ。
居間に移動して腰をおろし、絹の5本指→ウールの5本指→絹の先丸→ウールの先丸と4枚履く。
ウールの4枚目を保護するために、最近はもう1枚綿を履いてる。
そしてパンツ→絹のズボン下→レッグウォーマー→ズボンを履く。
上半身はしばらくは長袖のTシャツ1枚。寒くなってきたらもう1枚羽織るけど、大丈夫だったら1枚で過ごしてるよ。
つい最近まで、首に巻きものをしてた。温かくていいんだけど、冷え取りの観点からは良くないみたい。
首と手首は出てたほうがいいらしいので、首のまきものをやめた。
下半身をいくら温めても、上半身が温まっては意味がないのだ。
下半身は重ねて、上半身は薄着にするのが大事。
3)食べ過ぎない
これがいっちばんの問題なのだけどね。。。
とにかくよく噛んで食べるということらしい。
よく噛むと、いつもより少ない量でも満腹になるから。
でも、「20回噛まなくちゃー」なんて考えながらだと、おいしくないよねぇ。
そこで、画期的な方法を教えていただいた。
両方の奥歯で噛む、ということだ。
右の奥歯でかみ始めたら、左の奥歯にも送ってから飲み込む。
やってみると、さほど苦痛ではないし、たくさん噛めるよ。
皆さんもお試しあれ。
それと、「私は小食だから大丈夫」という方も注意が必要なことがある。
甘いものをたくさん食べちゃだめってことだ。
これは砂糖だけじゃなくて、「糖分」を含むものは全部。
お菓子はもちろん、果物、市販のレトルト商品や漬物、総菜も含まれるよ。
合成甘味料もダメですからね~。
糖分は消化器系にとても負担をかける。
そして痛みやかゆみを強くしてしまう。
健康な人は少しぐらいなら摂っても大丈夫だけど、かゆい人、痛い人はやめたほうが良い。
4)生活でなくて正活をする
上記3点を守ることと、自分本位をやめて他人本位で生きることが大切とのこと。
現代医学では、心と体を切り離して考えているけれど、本当は一つのものなのだ。
性格によって、病気になる場所が変わってくる。
傲慢な人(人を見下す、人に見下されたくないと見栄をはる人)は肝臓を、冷酷な人(自分の都合を考えない、思いやりがない人)は心臓を、利己的な人(わが身の安心、安楽、安全だけを考える人)は消火器系を、強欲な人(お金やものを貯めたがる、自分の能力より高いところに行きたい人)は大腸を、びくびくおびえている人は腎臓を悪くするらしい。
まぁ、これらの感情はだれしも持っている。程度の差によってどこに出るかが違ってくるそうだけれど、気持ちから病気になることがあるってことだ。
これらの感情を持たないようにするには、自分本位ではなく、他人本位で生きることが大切。
誰しも「こうなりたい」っていう夢や希望はあるけれど、望みすぎると人がすることが気に入らなかったり、うまく行かないことに腹がたったりする。
生きていることに感謝をして、目の前にあることを一生懸命やっていれば、毎日平穏な気持ちでいられるし、おのずと目標に近づいていたりするってわけだ。
みんながそういう気持ちになれたら、世界も平和になるよね。
だけど、そんなふうに生きるのは難しい。
ってわけで、じつは4番が一番の目的だったりするのだけど、気持ちを変えるのは難しいので1~3番を実践して体を健康にしてあげることで、自然と4番も実践されるっていう、すばらしい仕組みなのだ。
このあたりはえみぃのへたっぴーな文章じゃなくて、冷え取りを考案された進藤義晴さんの本を読んだほうが良いと思うんで、最後に宣伝を入れときます。
先日の冷え取り勉強会では、たくさんのためになるお話を聞いてきたのだけど、一番おもしろかったのが受験勉強の話。
娘さんが中学2年生の夏休み前、とってもお勉強ができなくて、担任の先生から「このままでは高校に行かれない」と言われてしまったらしい。
娘さんのクラスは全体的にお勉強ができない人が多かったらしいけど、とくにだめだったらしい。
娘さんに聞いてみると、お勉強はできるようになりたいとのことだったので、半身浴をしながら勉強をすることと靴下を4枚履くってことを始めた。
すると、2学期の中間テストで100点アップ。周りはまぐれと思ったらしいよ。
だけど期末でさらに100点アップし、周りの友達もつられて重ね履き&半身浴を始めた。
そしたら、みんなどんどんお勉強ができるようになって、最終的には学年で一番!のクラスになったというのだ。
その学校では、いまでも伝説になっていて、半身浴受験勉強を実践している人がいるらしいよ。
ネットで調べると、「頭寒足熱で学力アップ」なんつっていろんなグッズが販売されているけれど、そんなものを買わなくても、ご家庭のお風呂でできるんで、受験生のいる方はぜひお試しを。
具合が悪いときはお風呂入っちゃいけないって言われるけど、半身浴だったら大丈夫。
入った直後寒気がするようだったら、肩にバスタオルかなんかを羽織って温かくする。
体温に近いお湯で、ゆっくり芯から温まるから、すぐタオルいらなくなるよ。
1時間以上入ると、かなりすっきりするはず。
そうそう、血行が良くなって臓器の動きが活発になると、体の中に溜まった毒が出始めるよ。
えみぃは2時間の半身浴を初めて2日目、両方の腿の脇にバーっと湿疹が出てかゆくなった。
これは「瞑眩反応(めんげんはんのう)」とか「好転反応」とか言われるもので、喜ばしいことなのだ。
毒が出きってしまえば症状は止まる。
鼻水、咳、吹き出物、鼻血、おう吐、下痢、これぜんぶ毒を外に出すためのもの。
だから、薬を飲んで症状を抑えちゃだめなんだよ。
出るものは全部出す、これが大事。
と、話がためになるほうにダッフンしたけど、2時間半身浴を一週間してみての感想は、なななんと!
「お酒がおいしく感じなくなった」
これ驚きでしょ!
冷えた体はお酒や甘いものを欲しがるけど、温まるといらなくなるってずーっと前から聞いていて、うそだーと思っていたけど、実感した。
一週間に一度の飲酒の日、おいしい料理をいただきながらビールを飲んだけどおいしくない。
いつもなら500mlのビールを2人で3本飲むのに、2本で終わり。
それから濃いお酒を飲み始めたけど、やっぱりおいしくない。
いつもならワイン1本かる~く飲んじゃうのに、半分で止まった。
えみぃの飲みっぷりを知っている人は、びっくりすると思う。
自分が一番びっくりだけど。
気のせいか、おなか周りがすっきりし始めているような。。。
ってわけで、このまま行けば春にはナイスバディ&肌もつるつるになるはずなんで、お楽しみに。
皆さんもぜひ、お試しください。
参考図書
進藤義晴著「万病を治す 冷え取り健康法」
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オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)
★寅子・・・・・メス(13歳没)
★みぃちゃん・・メス(11歳没)