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自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、 2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に 綴ります。
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相変わらず、いたずらが止まらないニャンズ。

夕方、お客さんに送る荷造りを始めると、すかさず入りこむ音。

nyan3.jpg

これ、ちょうどよいみたい(ハート)


ちゃんと水飲み場を作ってあるのに、人の茶碗のお茶をすするるん

nyan2.jpg

やっぱり「さんねんばんちゃ」よねー


そのたびイラッとして「こらー(怒)」っと追っ払い「許さん!」と思うけど、、、

nyan.jpg

こんなふうに並んでまるまってる姿を見ちゃうと、目じりがだらーんとゆるんじゃう今日この頃。
みなさん、大掃除進んでますか?(うちはさっぱり)


ってなわけで、オットを畑に送りだし、1人大掃除にとりかかろうかと思っていた先週末、1本の電話からドキドキ初体験をすることになった。

けいちゃん「えみぃさん、突然なんですけど、キジ要りますか?」


記事?今はとくに書いて欲しいことないなー。って、違う?

生地?そうそう、お洋服作ろうと思ってたくさん買ってあるんだけど、ぜんぜん手がつけられないから、いらないわ。でもなくて?

(きじ)ーーー☆◎△♨×!あの、田んぼとかによく居らっしゃる、綺麗な鳥さん!


実は以前けいちゃん家でお茶をいただいたときのこと、けいちゃんパパが猟をするっていうんで「きじを食べてみたいんですー」って話をしたことがある。

けいちゃんパパがそれを覚えていてくれて、キジを2羽もらったから、えみぃに1羽持っていったらどうだと言ってくださったらしいのだ。

えみぃ「えっと、それはまんまなのかしら?」

けいちゃん「はい、まんまです」


うーーーん、キジはいただいてみたい。
でも、まんまってことは、自分でさばかないといけないってことよね。
できるかしらー。。。と考えること数秒。

あっ!弟くんがさばけるかも、と思い出す。

えみぃ「いただきます。」


ってわけで、キジさんが我が家にやってくることになった。
あわてて弟くんに電話。

えみぃ「あのさー、キジってさばける?」

弟くん「やったことないけどなー、たぶんできると思うよ」

弟くんは以前、近所の小さいスーパーで、生きてる鯉をアチョーってやってさばいたりしてたのだったらなのなのだ。
さっそく弟くんを迎えにGO。
実家で出刃包丁も借りた。

自宅に戻ると、キジさんが玄関にいらっしゃった。
弟くんを迎えに出たえみぃとすれ違いで、けいちゃんが持ってきてくれたのだ。

スーパーのビニール袋に頭を突っ込んで、しっぽを出していらっしゃるキジくん。
まさに「頭隠して尻隠さず」だわ。

弟くん「頭ついてるなー。血抜きしなきゃいけねぇんじゃねぇ?」

詳しいさばき方を聞いてなかったんで、ネットで調べて見た。
手順はこうだ。

1)手首のスナップを効かせて羽をむしる
2)首を落とす(ひえ~)
3)そのう袋を傷つけないように取り外す
4)あとは部位ごとに取り出す

とにかくそのう袋に気をつければいいんだな、っていう感じ?
キジくんを連れて、庭に出た。

綺麗なオスのキジくんだった。
弟くんは「ごめんよ~」と声をかけながら、羽をむしり始めた。
まさに、手首のスナップを効かせて。
えみぃはただ、眺めるのみ。

20分ぐらいで、首と手先としっぽ以外の羽を抜き終わった。
羽を取っちゃうと、意外と小さいのね。
クリスマスなんかで売ってる丸鶏の2/3ぐらいかなー。

しっぽの羽は長くてきれいなので、丁寧に抜いて保管することにした。
そしていよいよ、首を。。。

弟くんは「全部有難くいただくからね」と言いながら、出刃包丁で、一気に。
残酷な行為なんだけど、命への感謝の気持ちを持ってすると、落ち着いて見ていられた。
そして、大切にいただこうという気持ちになるね。

首を取ったら、そのう袋を取りだす。
ピー子ちゃんの雛に餌をあげたことがあるから、そのう袋がどの辺についてるかは知ってた。
これだねーと2人で確認して、弟くんが取ろうとしたけど、奥のほうにつながっててよくわからない。

えみぃが包丁を握ってたら、やたらめたら包丁を入れてただろうけど、さすが恋の達人、じゃなくて鯉の達人だわね。慎重に部位を確認してる。

そのう袋の取り出しは断念し、胸肉ともも肉を外すことに。
これまた慎重に、肉や骨の形を確認しながら、出刃包丁を入れる。
肉に対して包丁が大きすぎ、やりにくいみたい。今後のため、よく切れるナイフを用意しよう。

胸肉、ささみ、もも肉を外し終わったら、心臓と肝臓(レバー)と砂肝を外した。
ここまで終わると、肉も食べられそうな内蔵もほとんどなくなった。
ガラをどうしよーかと悩んだけど、そのう袋を外す方法がわからなくて(つぶすとすごく臭くなるって書いてあったので)、首と一緒に埋葬することにした。

部位になると、市販の鶏肉とあまり変わらないのね。(でもさすがに写真は撮らなかったけど)
血もほとんど出なかった。

こうして弟くんのお陰で、なんとか解体が終わった。
労をねぎらい、おいしい紅茶で一服。

なんとなくキジの羽を持ち出したら、ニャンズが大興奮!

jibi3.jpg

ズタズタになるまで遊んだ。

農作業を終えたオットが帰宅。
玄関でキジの羽を見るなり、真っ青に。

今日はキジ鍋だよーと言うと、「こえ~」だって。

弟くんは食べないというので実家まで送り届け、戻るといよいよお料理。
キジはおいしいって聞いてたけど、やっぱりちょっとクサミがあるんじゃないの?と心配になり、しょう油ベースのキジ鍋にすることにした。

手羽の部分を昆布出汁と酒で煮込む。20分ほどで、すごく濃い出汁が出た。
すげー。さすがジビエ。
しょう油、塩、

胸肉ともも肉の半分をたたいて団子に、あとは切り身にした。
すごーく柔らかくて、おいしそうだ。
キジ肉は煮込みすぎるとぱさついておいしくないと書いてあったので、先に団子と野菜を煮込んで、お肉は食べる直前に投入することに。


jibi2.jpg


じゃじゃーん。キジ鍋の完成!!
ジビエだし、やっぱりワインよねー。

ドキドキしながら、まずはスープをいただく。

オット「おいしー(^^)」

鶏とは明らかに違う濃厚なスープ。
野菜が甘くておいしいこと。

そしてキジ団子。
ネギとキジ肉とショウガをたたいただけなんだけど、すっごく味わい深い。
確かにちょっとパサついてたけど、なかなかよー。
ぜんぜん臭くないね。
ワインによく合うわ~。

そしていよいよお肉へ。

jibi1.jpg


上のほうの赤みが強いのがもも肉で、下のピンク色が胸肉。
きれいなお肉でしょ?

鍋に投入して、ミディアムな感じまで火を通していただいた。
お味は、、、すっごい濃厚って感じ。
胸よりもものほうがおいしいかな。

味もさることながら、すっごく「命」をいただいているっていう感じがした。
いつもの鶏鍋に比べるとお肉の量はとても少ないんだけど、胸いっぱいお腹いっぱいで大満足。
エネルギーが高いんだろうね。

そしてお肉とお野菜が終わった後は、、、うどんを投入!
たぶんおそばのほうがおいしいんだろうけど、めんどーだったんで冷凍うどんを入れちった。
(もったいない?)

味が染み込んだうどんは、とてもおいしかった。
いやー、けいちゃんパパ、けいちゃん、弟くん、そして何よりキジくんに感謝。

そうそう、ニャンズには心臓と肝臓をあげた。
るんはお腹がすいていなかったのか、一口しか食べなかったけど、音は2人分をペロりンチョと食べたよ。
おいしかったんだろうね。

弟くんは豚ぐらいまでならさばけそうと言った。
なんだかお肉の自給にも踏み切れそうな気がした、今日この頃なのだ。


 

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プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(8歳)
るん・・・・・メス(8歳)
チャーリー・・オス(6歳)
寅子・・・・・メス(6歳)
みぃちゃん・・メス(4歳)
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