自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、
2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に
綴ります。
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えみぃです。
数日前からみぃちゃんの調子が良くありません。
ごはんを食べず、血がまじった胃液を吐いています。
毛艶がなくなり、メヤニもたくさん。
みぃちゃんはもともと肝臓に疾患があるようでずっと目ヤニは出ているのですが、調子が悪くなると血の混じったような目ヤニをぽろぽろ涙のように流します。
できるだけこまめに目ヤニをふき取り、朝晩湯たんぽベッドを作って様子を見ていましたが、昨日から少し食欲がでできて、手作りごはんをあげました。
ほんの一口ぐらいしか食べませんが、復調の兆しでうれしいです。
手作りごはんは、鶏胸肉と鶏レバーと生のキャベツをミキサーで流動状までつぶして甘酒をまぜたものです。
玄米があれば混ぜたいところなんですが、ここんとこサボっててありません。
オットが体調を崩したときもそうですが、なるべく対処療法はしないことにしています。
食べずに下半身を温めて、熱や頭痛などの症状が通り過ぎるのを待ちます。
良くなってほしいという気持ちを持たず、湯たんぽあてたり氷枕を作ったり、着替えを用意したり。ひたすら気持ち良く眠れるようにサポートをします。
時間がかかることもありますが、必ず良くなってきます。
本人はもちろん見ているこちらもつらいのですが、対処療法で症状を抑えるよりも、自力で治るほうが後がすっきりして、病気になった甲斐があるのです。
そして、オットや猫たちが体調を崩すとき、えみぃ自身の生活も省みるようにしています。
特に動物は、飼い主の体の毒を吸い取ってしまうことがあるからです。
今回のみぃちゃんの不調は、えみぃの食べ過ぎ飲みすぎが原因かもしれません。
気を付けないと。
今朝はお外で葉っぱを食べたり、お日様にあたったり。だいぶ回復してきて胸をなでおろした今日この頃。
皆さん、いかがお過ごしですか?
循環の稲作のポイントは、深水にできる田んぼと大きい苗を準備すること、30センチ間隔でびしっと田植えをすることだ。
循環の稲作の計はお田植えにありってぐらい、大事な作業。そして楽しい作業。
今年はどんなお田植えウィークになるかな~と思っていたら、
なななんと!3日で植え終わっちゃった。
今までで最短記録ですぞ。
そして、
西側から見た写真。
縦のラインがまっすぐに植わってる。
こちらは南からの写真。横の列もまっすぐ。
ななめも揃ってる~。
気持ちいい~~。
まっすぐだと気持ちいいだけじゃなくて、草取りが楽!なのだ。
今年もさくっと除草するぞ。
というわけで、お田植えの様子をダイジェストでお届けしちゃう。
10日の8時から、ミニスカ、リョウコ、えみぃの3人で基準線を植え始めた。
用意した苗は2万本。
本当は3万本用意するつもりだったけど、お田植えは例年4日~長いときは6日ぐらい続くから、そんなに一度に苗取る必要ないじゃんね、ってことになったのだ。
基準線は、その後のお田植えを左右する大事な線なので、大きい苗を使う。
赤いラインのところが、基準線。
1m80cm間隔で、30センチごとに印をつけた紐を張り、印のところに苗を植えて行く。
この紐の張り方で、縦のラインが揃うかどうかが決まる。
ここ5年ぐらい、紐張りはミニスカとえみぃがやっている。
リョウコは真ん中に入り、女3人で基準植え。
というか、そういえばここんところ男性陣はまったくノータッチ。
えみぃん家のお田植えは、女の仕事なのだったらなのなのだ。
基準線を植えるときに大切なことは、とにかく歩数を少なくするってこと。
これから稲を植える場所を歩くから、穴をなるべくあけないためだ。
初心者さんが入るとどうしてもあちこち穴が開いてしまうので、基準線を植えるときには3人でやるのがイイ。
お田植え体験を日曜にしたのは、そういうわけだ。
ミニスカがまず印に合わせて紐位置を決め、えみぃが引っ張って調整し「いいよ」の掛け声で植える。
一通り終わったら「はいよ」と声をかけて紐を移動し、張り直す。
ミニスカとえみぃは田植えをしたり、畔に上がって紐張ったり、一人二役。
すんごいハードなんだ、これが。
9時半、半分ぐらい植え終わったところで休憩。
えみぃはまだまだ行けるけど、ミニスカがちょっと辛そうだったので。
普段野良仕事をしない人にとってはそうとうキツイから、様子を見て休憩を入れる。
パラソルを広げた下でお茶飲んだり、お菓子食べたり。
するとオットから電話で、アイリスのお客さん(東京から来た女性)が体験したいと言う。
道の駅にお迎えに行き、突然のことで何も準備がなかったので、リョウコの野良着を着てもらって足元は地下足袋。
しかも、彼女の足のサイズは22.5センチだけど、24.5cmの地下足袋。
歩きにくそうだけど仕方ない。
えみぃん家の田んぼの中は小さい石がごろごろあって、足を切る恐れがあるので、裸足は危険なのだ。
えみぃとリョウコの間に入ってもらい、苗の握り方や植え方、歩き方をお伝えして基準植えがスタート。
基準を植えるときは、基準線をまたいで印を線の上から見て植えていく。
あー、写真とっておけばよかった。この説明じゃわかりにくいよね。
こうすることで、苗が印どおりに正確に植えられるし、足跡も紐の両側に沿ってつくから不用意に穴をあけずにすむのだ。
黄色が基準の紐、濃い緑が基準線、黄緑色がこれから植える苗の図。
基準の紐をまたがず、紐のどちらかで植えると、これから植える場所を踏んでしまう恐れがある。
わかるかなー。
これから植える場所に穴がある場合、土を寄せてから植える必要があり、田植えスピードが落ちる。
それに、寄せた土に植えた苗はぐらぐら動くから、根付きも悪い。
体験者さんに説明はしたけれど、田んぼの中を歩くのが不慣れな上に地下足袋がずれてしまい、、、。
そう、わかっていても思ったように歩けないのだ。
なので、えみぃがたくさん植えるべく、スピードアップ!
初めてさんが入ってちょっとペースダウンしたこともあり、お昼を回った頃基準が終了。
アイリス畑でお昼を食べよう♪と思ったら、オットから電話が。
アイリスが思ったより売れて在庫がないので、店番を変わって欲しいというのだ。
えー、お田植えの一番のお楽しみはワイワイ食べるお昼なのに。。。
というわけで、えみぃはアイリス屋の店番をしながら、一人でしょんぼりランチ。
1時ごろ田んぼに戻り、今度は棒を持ってお田植え。
基準線の苗の間に棒を置き、棒についた印のところに植えていく。
足は棒の中心の印の両脇に入れ、棒を前に送るときに片足を前に出し、苗を植えながらもう片方の足も前へ出す。そうすると、移動が少なくて良いし植えた苗を踏む恐れもない。
初心者さんにもやり方をお伝えしたところ、「基準を植えている間は『なんでこんなに間隔を開けてやるんだろう』って思っていたけど、これは素晴らしい植え方ですね」とすごーく納得された様子。
そう、やってみるまではわからないのだよ。明智君。
この一枠を植えるのに必要な苗は500本。
手元に一束だけ持って、あとは前に投げる。
田んぼの中に高低差があるので、深いところには大き目の苗を、浅いところには小さ目の苗を選んで。
苗があまり深く沈んでしまうと根付きが悪いから、分かれ目が水の上に出るように植えて行く。
苗の投げ方も、小刻みだと投げる回数が増えるし、大きく投げ過ぎると手が届かない。
そうそう、このお田植えでは一反で1万本の苗を使うんだけど、この本数を割り出したのは山梨県在住のなずなのお仲間、秋山さん。
どういう計算をしたのかわからないけど、すごいよねー。
本数がわかっているから、無駄に苗取りすることもなくて、すごく有り難い。
素晴らしいよね。
と、お田植えって意外と頭を使うものなのだ。
頭でイメージはあっても体がついていかないってこともあるので、体作りも大切。
なかなか奥が深いよー。
経験と訓練で思い通りのお田植えができるようになると、早く正確に植えられる。
早いと疲れない。
ってわけで、レベルが上がれば上がるほど楽しくなるのだ!
初心者さんは2時間ほどかけて一枠を植え終え、この日の体験は終了。
「とっても楽しかった!」と言っていただけて、良かったです。
リョウコとミニスカは4枠ずつ、えみぃは3枠を植えて初日終了。
ちなみに、全部で34枠なので、残りは21枠。
11日(日)。お田植え2日目。
信州なずなの会で体験会を設置したけど、参加者はなし。
ざんねーん。体験してほしかったのにな。
朝出がけにみぃちゃんのお世話したり、梅干し漬けたり。
溜まりにたまった洗濯をしていたら9時過ぎになっちゃった。
田んぼに行くと一人田植え中のリョウコさん。
「何枠目?」と聞くと「3枠終わった」という。
齢70才を超えても現役バリバリ。
えみぃも合流し、とりとめのない話をしながら、のんびりとお田植え。
お客さんが居ないとさみしいけど、気兼ねがないので思い切り楽しめたりする。
もくもくと、2枠終えたところでお昼休憩。
田んぼの畔にパラソルを広げ、のり弁をいただいた。
お客さんもいないし、めいっぱいお田植えしたかったから買ったお弁当で。
蓋をあけたリョウコが「おいしそう♪」と喜んでくれて良かった。
軽めのお昼だったんで、腹ごなしなしで田植え続行。
2枠終わったところで、ミニスカ登場。2時ごろかな?
そこからは3人で、またもくもくと。
残り10枠になったところで、準備した苗が終了してしまい、苗取りに。
目標は50束。
えみぃとリョウコは1時間で10束ペースだから、2時間あれば取り終わるかなと思ったけれど、1時間過ぎたところで「寒くなった」とリョウコが言うので、解散。
えみぃは居残りでもう1時間。
40束で終了。
12日(月)。3日目。
パソコン仕事を済ませ、9時に苗代に行くと既に苗取り中のリョウコ。
「じき終わるわ」
と言うので、えみぃは軽トラックを借りにオットのいる畑へ。
苗を運ぶには軽トラックが必須なのだ。
ちなみに、前日2万本の苗を運んだときは、荷台いっぱいだった。
50束だと、黒い網のカゴ2つで済む。
本田に移動して、ふたたびお田植え。
リョウコが「今朝苗取りしてたら、ご近所さんが寄ってきて「一反でも手植えなんてする気になんねぇわい」って言われたらしい。
普通の人はそう思うだろうね。
なんちゅうか、今年の苗代はすごく目立つところにあるらしくて、いろんな人から声をかけられる。
この田んぼにイセヒカリを植える予定なので、1本から50本近くまで分けつする稲を見たら、このあたりの人たちはびっくりするだろうなーってすごく楽しみ。
と、話がダッフンしたのでもとに戻すけれど、
さすがに三日目になると腰が痛いけど、終わりが近づいて心が軽くなる。
3枠ずつ終わったところで、お昼休憩。
終わりも見えたし、お蕎麦でも食べますか?と、近くにある「りこぼう」へ。
日替わりランチをいただいたんだけど、ボリューム満点でびっくり。
メニューは、ざるそば、お刺身(たぶん鯛)、ごはん、きゃらぶき、肉団子と厚揚げの汁もの。
写真撮っておけばよかった。
お腹いっぱいになり過ぎたので、ちょっと畑で野菜のお世話なんぞしてから田んぼへ。
最後の2枠は、腰は痛いしくたびれてるしで、ちょっとハイテンション。
バカ話でワッハッハーと大笑いしながら。
というわけで、今回は最小人数&最短でお田植えが終了した。
ミニスカ、リョウコ、えみぃの腕が年々上がってるっちゅーことだ。
嬉しい。
二反半が終わってやっほーい!と喜ぶのは昨日まで。
今日はパソコン仕事をしたり家事をしたり、体を休めた。
明日からはまた、残りの一反のお田植えに向けて苗取り。
一反は全部一人でやる予定、いったいどのぐらいでできるか楽しみで仕方ない、今日この頃なのだー。
お田植え終わったら、いよいよお蚕さんをお迎えするよ。
数日前からみぃちゃんの調子が良くありません。
ごはんを食べず、血がまじった胃液を吐いています。
毛艶がなくなり、メヤニもたくさん。
みぃちゃんはもともと肝臓に疾患があるようでずっと目ヤニは出ているのですが、調子が悪くなると血の混じったような目ヤニをぽろぽろ涙のように流します。
できるだけこまめに目ヤニをふき取り、朝晩湯たんぽベッドを作って様子を見ていましたが、昨日から少し食欲がでできて、手作りごはんをあげました。
ほんの一口ぐらいしか食べませんが、復調の兆しでうれしいです。
手作りごはんは、鶏胸肉と鶏レバーと生のキャベツをミキサーで流動状までつぶして甘酒をまぜたものです。
玄米があれば混ぜたいところなんですが、ここんとこサボっててありません。
オットが体調を崩したときもそうですが、なるべく対処療法はしないことにしています。
食べずに下半身を温めて、熱や頭痛などの症状が通り過ぎるのを待ちます。
良くなってほしいという気持ちを持たず、湯たんぽあてたり氷枕を作ったり、着替えを用意したり。ひたすら気持ち良く眠れるようにサポートをします。
時間がかかることもありますが、必ず良くなってきます。
本人はもちろん見ているこちらもつらいのですが、対処療法で症状を抑えるよりも、自力で治るほうが後がすっきりして、病気になった甲斐があるのです。
そして、オットや猫たちが体調を崩すとき、えみぃ自身の生活も省みるようにしています。
特に動物は、飼い主の体の毒を吸い取ってしまうことがあるからです。
今回のみぃちゃんの不調は、えみぃの食べ過ぎ飲みすぎが原因かもしれません。
気を付けないと。
今朝はお外で葉っぱを食べたり、お日様にあたったり。だいぶ回復してきて胸をなでおろした今日この頃。
皆さん、いかがお過ごしですか?
循環の稲作のポイントは、深水にできる田んぼと大きい苗を準備すること、30センチ間隔でびしっと田植えをすることだ。
循環の稲作の計はお田植えにありってぐらい、大事な作業。そして楽しい作業。
今年はどんなお田植えウィークになるかな~と思っていたら、
なななんと!3日で植え終わっちゃった。
今までで最短記録ですぞ。
そして、
西側から見た写真。
縦のラインがまっすぐに植わってる。
こちらは南からの写真。横の列もまっすぐ。
ななめも揃ってる~。
気持ちいい~~。
まっすぐだと気持ちいいだけじゃなくて、草取りが楽!なのだ。
今年もさくっと除草するぞ。
というわけで、お田植えの様子をダイジェストでお届けしちゃう。
10日の8時から、ミニスカ、リョウコ、えみぃの3人で基準線を植え始めた。
用意した苗は2万本。
本当は3万本用意するつもりだったけど、お田植えは例年4日~長いときは6日ぐらい続くから、そんなに一度に苗取る必要ないじゃんね、ってことになったのだ。
基準線は、その後のお田植えを左右する大事な線なので、大きい苗を使う。
赤いラインのところが、基準線。
1m80cm間隔で、30センチごとに印をつけた紐を張り、印のところに苗を植えて行く。
この紐の張り方で、縦のラインが揃うかどうかが決まる。
ここ5年ぐらい、紐張りはミニスカとえみぃがやっている。
リョウコは真ん中に入り、女3人で基準植え。
というか、そういえばここんところ男性陣はまったくノータッチ。
えみぃん家のお田植えは、女の仕事なのだったらなのなのだ。
基準線を植えるときに大切なことは、とにかく歩数を少なくするってこと。
これから稲を植える場所を歩くから、穴をなるべくあけないためだ。
初心者さんが入るとどうしてもあちこち穴が開いてしまうので、基準線を植えるときには3人でやるのがイイ。
お田植え体験を日曜にしたのは、そういうわけだ。
ミニスカがまず印に合わせて紐位置を決め、えみぃが引っ張って調整し「いいよ」の掛け声で植える。
一通り終わったら「はいよ」と声をかけて紐を移動し、張り直す。
ミニスカとえみぃは田植えをしたり、畔に上がって紐張ったり、一人二役。
すんごいハードなんだ、これが。
9時半、半分ぐらい植え終わったところで休憩。
えみぃはまだまだ行けるけど、ミニスカがちょっと辛そうだったので。
普段野良仕事をしない人にとってはそうとうキツイから、様子を見て休憩を入れる。
パラソルを広げた下でお茶飲んだり、お菓子食べたり。
するとオットから電話で、アイリスのお客さん(東京から来た女性)が体験したいと言う。
道の駅にお迎えに行き、突然のことで何も準備がなかったので、リョウコの野良着を着てもらって足元は地下足袋。
しかも、彼女の足のサイズは22.5センチだけど、24.5cmの地下足袋。
歩きにくそうだけど仕方ない。
えみぃん家の田んぼの中は小さい石がごろごろあって、足を切る恐れがあるので、裸足は危険なのだ。
えみぃとリョウコの間に入ってもらい、苗の握り方や植え方、歩き方をお伝えして基準植えがスタート。
基準を植えるときは、基準線をまたいで印を線の上から見て植えていく。
あー、写真とっておけばよかった。この説明じゃわかりにくいよね。
こうすることで、苗が印どおりに正確に植えられるし、足跡も紐の両側に沿ってつくから不用意に穴をあけずにすむのだ。
黄色が基準の紐、濃い緑が基準線、黄緑色がこれから植える苗の図。
基準の紐をまたがず、紐のどちらかで植えると、これから植える場所を踏んでしまう恐れがある。
わかるかなー。
これから植える場所に穴がある場合、土を寄せてから植える必要があり、田植えスピードが落ちる。
それに、寄せた土に植えた苗はぐらぐら動くから、根付きも悪い。
体験者さんに説明はしたけれど、田んぼの中を歩くのが不慣れな上に地下足袋がずれてしまい、、、。
そう、わかっていても思ったように歩けないのだ。
なので、えみぃがたくさん植えるべく、スピードアップ!
初めてさんが入ってちょっとペースダウンしたこともあり、お昼を回った頃基準が終了。
アイリス畑でお昼を食べよう♪と思ったら、オットから電話が。
アイリスが思ったより売れて在庫がないので、店番を変わって欲しいというのだ。
えー、お田植えの一番のお楽しみはワイワイ食べるお昼なのに。。。
というわけで、えみぃはアイリス屋の店番をしながら、一人でしょんぼりランチ。
1時ごろ田んぼに戻り、今度は棒を持ってお田植え。
基準線の苗の間に棒を置き、棒についた印のところに植えていく。
足は棒の中心の印の両脇に入れ、棒を前に送るときに片足を前に出し、苗を植えながらもう片方の足も前へ出す。そうすると、移動が少なくて良いし植えた苗を踏む恐れもない。
初心者さんにもやり方をお伝えしたところ、「基準を植えている間は『なんでこんなに間隔を開けてやるんだろう』って思っていたけど、これは素晴らしい植え方ですね」とすごーく納得された様子。
そう、やってみるまではわからないのだよ。明智君。
この一枠を植えるのに必要な苗は500本。
手元に一束だけ持って、あとは前に投げる。
田んぼの中に高低差があるので、深いところには大き目の苗を、浅いところには小さ目の苗を選んで。
苗があまり深く沈んでしまうと根付きが悪いから、分かれ目が水の上に出るように植えて行く。
苗の投げ方も、小刻みだと投げる回数が増えるし、大きく投げ過ぎると手が届かない。
そうそう、このお田植えでは一反で1万本の苗を使うんだけど、この本数を割り出したのは山梨県在住のなずなのお仲間、秋山さん。
どういう計算をしたのかわからないけど、すごいよねー。
本数がわかっているから、無駄に苗取りすることもなくて、すごく有り難い。
素晴らしいよね。
と、お田植えって意外と頭を使うものなのだ。
頭でイメージはあっても体がついていかないってこともあるので、体作りも大切。
なかなか奥が深いよー。
経験と訓練で思い通りのお田植えができるようになると、早く正確に植えられる。
早いと疲れない。
ってわけで、レベルが上がれば上がるほど楽しくなるのだ!
初心者さんは2時間ほどかけて一枠を植え終え、この日の体験は終了。
「とっても楽しかった!」と言っていただけて、良かったです。
リョウコとミニスカは4枠ずつ、えみぃは3枠を植えて初日終了。
ちなみに、全部で34枠なので、残りは21枠。
11日(日)。お田植え2日目。
信州なずなの会で体験会を設置したけど、参加者はなし。
ざんねーん。体験してほしかったのにな。
朝出がけにみぃちゃんのお世話したり、梅干し漬けたり。
溜まりにたまった洗濯をしていたら9時過ぎになっちゃった。
田んぼに行くと一人田植え中のリョウコさん。
「何枠目?」と聞くと「3枠終わった」という。
齢70才を超えても現役バリバリ。
えみぃも合流し、とりとめのない話をしながら、のんびりとお田植え。
お客さんが居ないとさみしいけど、気兼ねがないので思い切り楽しめたりする。
もくもくと、2枠終えたところでお昼休憩。
田んぼの畔にパラソルを広げ、のり弁をいただいた。
お客さんもいないし、めいっぱいお田植えしたかったから買ったお弁当で。
蓋をあけたリョウコが「おいしそう♪」と喜んでくれて良かった。
軽めのお昼だったんで、腹ごなしなしで田植え続行。
2枠終わったところで、ミニスカ登場。2時ごろかな?
そこからは3人で、またもくもくと。
残り10枠になったところで、準備した苗が終了してしまい、苗取りに。
目標は50束。
えみぃとリョウコは1時間で10束ペースだから、2時間あれば取り終わるかなと思ったけれど、1時間過ぎたところで「寒くなった」とリョウコが言うので、解散。
えみぃは居残りでもう1時間。
40束で終了。
12日(月)。3日目。
パソコン仕事を済ませ、9時に苗代に行くと既に苗取り中のリョウコ。
「じき終わるわ」
と言うので、えみぃは軽トラックを借りにオットのいる畑へ。
苗を運ぶには軽トラックが必須なのだ。
ちなみに、前日2万本の苗を運んだときは、荷台いっぱいだった。
50束だと、黒い網のカゴ2つで済む。
本田に移動して、ふたたびお田植え。
リョウコが「今朝苗取りしてたら、ご近所さんが寄ってきて「一反でも手植えなんてする気になんねぇわい」って言われたらしい。
普通の人はそう思うだろうね。
なんちゅうか、今年の苗代はすごく目立つところにあるらしくて、いろんな人から声をかけられる。
この田んぼにイセヒカリを植える予定なので、1本から50本近くまで分けつする稲を見たら、このあたりの人たちはびっくりするだろうなーってすごく楽しみ。
と、話がダッフンしたのでもとに戻すけれど、
さすがに三日目になると腰が痛いけど、終わりが近づいて心が軽くなる。
3枠ずつ終わったところで、お昼休憩。
終わりも見えたし、お蕎麦でも食べますか?と、近くにある「りこぼう」へ。
日替わりランチをいただいたんだけど、ボリューム満点でびっくり。
メニューは、ざるそば、お刺身(たぶん鯛)、ごはん、きゃらぶき、肉団子と厚揚げの汁もの。
写真撮っておけばよかった。
お腹いっぱいになり過ぎたので、ちょっと畑で野菜のお世話なんぞしてから田んぼへ。
最後の2枠は、腰は痛いしくたびれてるしで、ちょっとハイテンション。
バカ話でワッハッハーと大笑いしながら。
というわけで、今回は最小人数&最短でお田植えが終了した。
ミニスカ、リョウコ、えみぃの腕が年々上がってるっちゅーことだ。
嬉しい。
二反半が終わってやっほーい!と喜ぶのは昨日まで。
今日はパソコン仕事をしたり家事をしたり、体を休めた。
明日からはまた、残りの一反のお田植えに向けて苗取り。
一反は全部一人でやる予定、いったいどのぐらいでできるか楽しみで仕方ない、今日この頃なのだー。
お田植え終わったら、いよいよお蚕さんをお迎えするよ。
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カテゴリー
プロフィール
HN:
えみぃ
性別:
女性
職業:
農婦
趣味:
育猫、育苗
自己紹介:
えみぃ・・・・オーナー
オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
るん・・・・・メス(16歳)
チャーリー・・オス(14歳)
杏・・・・・・メス(9か月)
★寅子・・・・・メス(13歳没)
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オット・・・・えみぃのオット
音次郎・・・・オス(16歳)
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