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自給自足生活を目指して奮闘中のえみぃ&オットと、 2人を取り巻く人々のグレートな生活の様子を愉快に 綴ります。
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今、深夜12時をまわろうとしています。
徹夜じゃないのにこんな夜更けまで起きているなんて奇跡的。いつもは9時前にダウンしてしまうえみぃだけど、今日は来年1月に行われる赤峰さんの講演会の実行委員会があって、今帰宅したところ。

今回は、百姓塾(赤峰さんの農園で農作業について教えてくれるイベント)に行ってきた人の話を聞けて、とても刺激をもらった。赤峰さんの話を聞いたり、本を読んだりするのもいいけど、やっぱり農園に行きたいよねー。えみぃはまだ行けてない。シュン。

百姓塾に参加した人から「えみぃさんに○○を返していなくてごめん、と赤峰さんからことづかりました」なんて言われちゃって、赤峰さん、えみぃのことを覚えていてくれたーーーーーうれしーーーーー、と、眠れなくなっちゃったので麦茶ビールを飲みながらブログを書いている今日この頃、うれしいことあると、わくわくして寝れなくなりませんか?

てなわけで、記憶の糸がこんがらがる前に、この前参加した音楽祭のことを記録しておこうと思う。

街角コンサートin別所温泉 8/24 19:00~ 
別所温泉の中心からさらに山に入ったところにある、蕎麦屋「おおにし」さんが舞台のコンサートだ。
初めて行ったんだけど、すごく細い山道をくねくね登ったところに、ひっそりたたずんでいて、すごく雰囲気のあるお店だった。

bessho1.jpg

仕事をなんとか切り上げて、集合時間の17時にぎりぎり間に合ったー。でも、まだ他の人は来ていないみたい。
とりあえず、お店の中へ。

100年以上前の古民家をリフォームしたという店内は、レトロモダンで素敵ー。えみぃの好み。
店主の方にご挨拶して、今日の段取りをちょこっと打ち合わせ。だけど、満員になっても40名ぐらいのミニコンサートだから、あまり準備することもない。
演奏家及び他のスタッフは18時過ぎの到着になるらしい。うーーん。手持ち無沙汰だわ。

と思っていたら

店主「蕎麦、食べますか?」

コンサート中は食べられないし、終ってからだとばたばたしちゃうし、今ゆっくり食べればと言われた。
どうしよー、終ってからみんなで食べたいなぁと頭は思ったんだけど、お腹が食べたいと言ったので、いただくことにした。

bessho3.jpg

いただいたのは、蕎麦粉100%の更科。
これはかなりめずらしい&技術が要るものらしい。つやつや真っ白で、すごくきれい。
1人カウンターに座り、一口いただくと、なんじゃこりゃー。すんごいツルツルシコシコで、んまーい。
あっという間に完食。

それから、御蕎麦の打ち方やお店のリフォームの話などを聞いているうちに時が流れ、演奏家とスタッフが到着した。演奏家の皆さんは、2Fで音出し&調律を始めたんだけど、壁がないので全部聞こえる。これも、街角コンサートの醍醐味だ。

店主の把握していたチケット販売枚数は十数枚とのことだったけど、当日券を求める方がどんどんいらして、開演間際には40名を超えるお客様で店内がいっぱいになった!
そしていよいよコンサートがスタート。

今日の演奏家は、若いイケメン3人組みと聞いていたけど、4人だった。

bessho4.jpg

むかって左から紹介すると、

◆山内達哉さん(ヴァイオリン) 
ヴァイオリニストで作曲家で音楽プロデューサー。
「古来天職」という曲が、ケーブルテレビ放送大学のオープニング曲に使われているそうだ。
朴訥とした雰囲気の九州男児。

◆斉藤 いぶきさん(ギター)
まだ大学在学中とのことだけど、東京を中心に演奏活動中。今回は永井さんのツルの一声で、忙しい中、パンフレットにお名前もないのに参加。ありがとうございます。いまどきの若者のようでいて、細かな気遣いができる人。

◆永井由比さん(フルート)
短大やその他各所で講師として活躍するかたわら、積極的に演奏活動に参加。クラシック以外の活動では、NHK'06大河ドラマ「功名 が辻」、朝の連続ドラマ「純情キラリ」、NHKラジオドラマ等の挿入歌を担当しているそうだ。

◆桑原志音さん(バンドネオン)
バンドネオンという不思議な楽器を操る人。大学を出たばかりのフレッシュマンだけど、全国を演奏してまわっているという。バンドネオンという楽器への愛が演奏から、会話からほとばしる。ナイーブな美少年という感じ。

永井さんが最年長で30歳になったばかりという、超フレッシュ集団!みんな背が高くて、カッチョイイ。

オープニングは、映画「タイタニック」でジャックとローズが船の舞踏会で楽しく踊っているときに流れているアイリッシュ民謡。リズミカルな音に乗せて、メンバー紹介もされた。
それから、ヴァイオリンの音色がなんともなまめかしい、ダニーボーイ。山内さんのヴァイオリンは借りているもので、○○○○万円もするそうだ。ひえー。
それから、バンドネオンのギターミーア。バンドネオンはアコーディオンに似てるけど、ぜんぜんちがう。蛇腹の両側にボタンが60個ぐらいずつついてて、押しながら広げたり縮めたりするんだけど、演奏がすごく難しいらしい。割と小さい楽器なのに、大きな音が出るのもびっくり。
それからも、リベルタンゴ、フルートのカルメン、フルートの永井さんによる「かぜぶえ」と続いた。この曲は、NHK朝の連続ドラマ小説「あすか」の主題歌。ドラマを見てたんで、生で聴けたことに感動!

続いては、斉藤さんのギターによる「サンバースト」。この曲は、トヨタの車の宣伝でギタリストの村路佳織さんが演奏していた曲で、聞いたことがあった。続いてギターの「竹田の子守唄」クラシックギターって、すごく味があるのね。

曲の説明や楽器の説明をまじえながら、次々と繰り出される演奏にどんどん引き込まれるし、生の楽器の音ってすごい迫力。えみぃも何度も鳥肌がたったよー。
永井さんはおしゃべりも上手で、緊張しているお客さんをほぐそうとおもしろいことを言ったり、体操を促したり。最初は緊張して聞いていたお客さん達も、だんだんノリノリになってきた。

それからも、島歌、花、青葉城恋歌、赤とんぼと続き、千の風になってで盛り上がりがピークに。
声を出して歌っている方もいた。
最後は、フィギュアスケートの浅田真央ちゃんが踊っていた「チャールダッシュ」後半のたたみかけるようなヴァイオリンの演奏に、お客さん達の間から自然に拍手が沸き起こった!

そして、アンコールは青い山脈とふるさと。ふるさとは全員で大合唱。いやほんとに、永井さんに乗せられて、みんな音楽の授業みたいに、いやそれ以上に声を出していて、えみぃも久しぶりに大きな声で歌を歌って、すごく楽しかった。

その後は、演奏家の皆さんとスタッフ一同で、御蕎麦を食べながら歓談。
演奏しているときは、「プロの演奏家」っていう顔をしていた4人も、普通の若い青年に戻っていた。
だけど、音楽にかける気持ちとか、夢とか熱く語る横顔は、キラキラでまぶしかった。

あぁだけど、この4人はえみぃよりずーーーっと年下なんだわと思った瞬間、自分がすごくちっぽけなおばちゃんになってしまったような気がして、少しだけシュンとしてしまったのだった。

そして、彼らとのお付き合いはもう少し続く。



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わくわくして眠れない気持ち分かります~。いろいろと準備もあって、私も寝れずにいました(笑)。
お蕎麦屋さんでコンサートなんてすごくアットホームですね。プロの方の演奏がそんなに身近で聴けるなんていいですねー。
白いお蕎麦も食べてみたいです。
まっこ 2007/09/06(Thu)01:25:13 編集
しかも、1,000円よっ。。
プロの演奏を聴けて、普段1500円のお蕎麦を食べて、トータル1,000円という、すごいお得なチケットなのだっ。
おお西のご主人の「若い音楽家を育てたい」「上田に文化を」という気持ちから、毎年コンサートを支援していただいているそうです。
来年はぜひ、聴きにきてください。

>いろいろと準備もあって
そうだよねー。なんだかお天気が悪くて心配だけど、明日には台風が抜けるといいですね。
えみぃ 2007/09/06(Thu)06:52:40 編集
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